後に百年大戦と呼ばれることになる混沌の時代ーー
戦乱に揺れるアルセイシア王国北部ーーーー
上級貴族の令嬢であるひとりの美少女が農民叛乱によって城を追われ、強姦されようとしていた。
しかし、その直前に気を失った彼女が次に目を覚ました時には別の
地で奴隷に堕とされていた……。
すべてを失いながらも矜持は失わない没落令嬢の、邂逅と別離、愛と野望に満ちた華麗なる狂詩曲(ヌ・ブリヨン・ハプソディ)が今、開幕する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-21 21:00:00
129700文字
会話率:46%
「やあ、諸君。よく間に合ったよねえ。今度は、内閣のお祭りに参加することにしたよ。間に合うかな?惨事に。いい日和だな、旦那日和だな。字の濁音都合さ、惑ってる、矜持さん。』
最終更新:2024-10-11 09:24:17
6577文字
会話率:15%
――じゃあ君は……何のために刀を振るうの?
一年前、三年間仕えていた主に言われた最後の言葉。
その言葉を抱えながら主人公――風見隼人は平凡な学園生活を送っていた。
そんな彼の元に届いた一通の手紙。
差し出し人は彼の元主である次
期大和城城主――御門紅葉。
辞めても尚彼女の命令に背けない隼人は友好国の留学生――アリシア=オルレアンとの親善試合に臨む。
一時的に返された矜持無き愛刀。
勝負の最中に他人を斬ることを躊躇い。
勝負を終わらせるために相手の武器を壊したことで親善試合は決着。
『金輪際関わることのない相手』
そう思いアリシアを武舞台に置き去りに。
これで幕引きかと思われたがその翌日彼の一人暮らしの家に現れたのは何と昨日負かしたアリシア本人。
「不束かものですがよろしくお願いします」
武器についていた王家の紋章が入った装飾品を壊したことでしきたりにより強制婚約?!
外堀を完璧に埋められたことで逃れられない隼人は渋々承諾することとなった。
自分の人生に意味を見い出せなかった少年が自分の人生を変えられないと思い込んだ少女を救う恋愛物語。
悩み、苦しみ、決断した想いが二人を強く結びつける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-07 14:20:59
46556文字
会話率:50%
アーサーは国のため、ステラの国と彼女の両親、弟を殺し、滅ぼした。彼女が五歳のときだ。
侵略、略奪は世の常。敗戦国が辿る末路は往々にして悲惨だ。それが国を護る者の努めだと、皆が言う。
義は誰にあるのか。
罪は誰にあるのか。
ステラはときに虫を
食べ、泥水を啜って、そうやって生きながらえた。王族としての誇りも人間としての矜持さえも捨てた。アーサーを殺すことだけが生きる糧だった。
※人によってはバッドエンドにも捉えられると思いますので苦手な方は自衛してください。
もとは短編だった小説の長編版です。
ステラの背景をきちんと形にすることができて満足です。あくまで作者の自己満足で蛇足ですが、少しでも楽しんで頂けると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-17 23:25:06
16555文字
会話率:25%
アーサーは国のため、ステラの国と彼女の両親、弟を殺し、滅ぼした。彼女が五歳のときだ。
侵略、略奪は世の常。敗戦国が辿る末路は往々にして悲惨だ。それが国を護る者の努めだと、皆が言う。
義は誰にあるのか。
罪は誰にあるのか。
ステラはときに虫を
食べ、泥水を啜って、そうやって生きながらえた。王族としての誇りも人間としての矜持さえも捨てた。アーサーを殺すことだけが生きる糧だった。
※人によってはバッドエンドにも捉えられると思いますので苦手な方は自衛してください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-14 00:00:34
3829文字
会話率:14%
「アローラ!!今日という今日は君との婚約を破棄させてもらう!!」
やはりというべきかまさかと言うべきか
よくある婚約破棄ものです。
娼婦は出てきますがエロスはありません。
最終更新:2024-07-31 01:03:55
5338文字
会話率:25%
この玄界に希少かつ莫大な力を持つ魔導士、神の守り人(ディバインブレイバー)。その一人であるレイは同じ魔導士であるミルアと出会う。二人は様々な体験をし、色々な出来事に巻き込まれていく。神の守り人(ディバインブレイバー)でいる宿命や、莫大な力を
持つ者としての矜持などが彼らに突き付けられる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-24 21:48:45
2379文字
会話率:56%
古くからの名家、貴き血を継ぐローゼンベルグ家――その末子、一人娘として生まれたカトレア・ローゼンベルグは、幼い頃からの婚約者に婚約破棄され、遠方の別荘へと療養の名目で送られた。
その道中に惨めに死ぬはずだった未来を、突然現れた『バグ』によ
って回避して、ただの『カトレア』として生きていく話。
※悪役令嬢で婚約破棄物ですが、ざまぁもスッキリもありません。
※「いっとう愚かで惨めで哀れだった令嬢の果て」改稿版です。文章量が1.5倍くらいに増えています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-20 12:00:38
9681文字
会話率:36%
青年エリオット・マルティは憂鬱な気分で、自分の気持ちに反して澄みわたった青空を見上げていた。自らの不運を呪いたい心地になりながらも、それでも務めに邁進するのは、惰性か矜持か。
エリオットはまだ知らない──彼の退屈で憂鬱な日々が、ある日突
然一変することを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-19 03:23:47
4461文字
会話率:32%
サッカー部の佐藤と前田は、熱い情熱を燃やしてお互いを信じる相棒同士。
しかしある日、突如現れた不思議な先生の力によって、サッカー部は最初からチア部だったことになってしまう。
全員がチアガールになってしまったサッカー部。佐藤以外の部員の記
憶は奪われ、彼女たちは皆、生まれた時から女の子だった、という偽の記憶を植え付けられてしまう。
部員たちを元にもどすためには、『一か月男の自我を保たなければならない』と言われた佐藤。サッカー部としての矜持を守るために、みんなを元に戻そうと決意するが、すっかりかわいくなってしまった親友の前田の行動ひとつひとつにドキドキしてしまい……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-11 19:36:00
24464文字
会話率:56%
関ヶ原の戦いに破れ、京都六条河原で処刑のときを待つ石田治部少輔三成。
喉の乾きを覚え、白湯を求める三成に対し、警護の兵は白湯は無いが柿ならあるぞと勧めるも、三成は「柿は体に毒だから食わぬ」と固辞した。
今から処刑される身が体の心配など必要な
いだろうと笑われるも、三成は「武人たるもの最後まで諦めずに命は大切にするものだ」と答えた逸話は、彼の武人としての矜持を示す逸話として、多くの史書や小説によって後世に伝わるが、実は……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-08 15:32:20
3439文字
会話率:12%
「アイリッシュ=ハウンド男爵令嬢! 運命の番に出会った僕は、君との婚約を破棄する!」
運命の番。それは彼女が最も嫌悪するもの。
婚約破棄は嬉しいが、ここで黙って帰るのは彼女の矜持が許さない。
「──何が番よ。本能で相手を選ぶなんて、ただ
の獣じゃない」
ざまぁ多めですが、番アンチの話ではないつもりです。下ネタ注意(ヒロイン達は至って健全です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-06 14:37:54
16137文字
会話率:37%
私は婚約者をカネで買ったと言われている。 魅力も無ければ社交も下手な侯爵令嬢が、たったひとつ縋れる家の力にモノを言わせ、資金難に喘ぐ伯爵家から秀麗な嫡男を買い叩いたのだと。 だから其処にはひとかけらの愛も無く、逞しくも麗しい婚約者から良いだ
け蔑ろにされているにも関わらず、私は相手に執着し、札束で頬を張って縛り付けているのだ、と。 ―――知っているとも、恋をしているのは自分だけだと。 だが、私には私の矜持がある。 彼に相愛の相手が出来たと言うなら、幸せを祈って綺麗に開放して見せますとも!
…………と噂を鵜呑みにした思い込みが激しく自己評価がダダ低い令嬢と、大人のフリをし過ぎて自縄自縛の罠から出られなくなった朴念仁のぽんこつふたりがすったもんだするお話です。 ハッピーエンドです。 朴念仁が途中からおかしな方向に振り切れて行きますが、多分そっちが彼の本質です。 ヒロインが本当に嫌がることはしていない(筈)ですが、ベタベタしたがる男が苦手な方には先にお詫びしておきます。 申し訳ございません。 変な奴がヒーローです。
***** オープニングとエンディングに挟まれた前後編です。二日間に分けて投稿します。宜しくお願い致します *****
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 06:10:00
37125文字
会話率:38%
わたしは、ある日突然王都からやって来た見知らぬご令嬢に「あなたの夫を略奪したわ」と宣言され、屋敷を追い出されてしまった。奇しくもちょうどその日の朝、略奪された夫との子どもを授かったことを知ったばかり。初夜に寝台をともにした、わたしのことが大
嫌いな夫との子を……。
略奪レディに「死ねば?」とまで言われたサヤだが、宿った命を絶つつもりはなかった。それどころか、なにがなんでも産み、育てる覚悟をする。
※ハッピーエンド。タイトル通りの典型的な略奪物です。ゆるゆる設定はご容赦願います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 19:06:49
40939文字
会話率:15%
二度の世界大戦時にて。
軍は生物兵器の創造に着手するが、実験とされてしまった者たちによる抵抗により、計画は中止。その史実も、人々の歴史には残らなかった。
その際に生まれた抵抗の集いが、それぞれ四つの矜持に分派し、非公的組織——〈ソレッ
ト〉として、現代社会で暗躍している。
ある日その一派——『正義の天秤』を司る〈十字ソレット〉の一人であるソウガは、仲間たちと共に『捜索任務』を言い渡される。『現実の境界』を司る別の一派——〈四宝ソレット〉のファンショという青年が、任務中に行方不明になっていた。〈十字ソレット〉はファンショの捜索に出るのだったが、捜索場所は大戦時の実験場となった村——〈ソレット〉に所以たる『針子村』であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 23:53:04
201064文字
会話率:40%
統一戦争から200年。
平穏であった社会情勢は、徐々に荒れ始め、王都では「魔王」を名乗る者達が跋扈し始めた。
かつての本格の魔王の矜持を持たず、凶悪化する彼らへの対策として再編されたのが、魔王軍に匹敵する暴力機構、「火竜、魔王捜査局」
であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-08 16:03:03
50286文字
会話率:40%
エロスライム、それは数々の戦場を潜り抜けた熟練のスライムだ。
魔法生物でしかない彼らにも矜持はある。
エロスライムとしての誇りを胸に、彼は今日も冒険者を襲うのだった――。
※ガイドライン的にセーフだと思いますが、ダメだったら修正・削除しま
す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-10 11:20:44
2964文字
会話率:22%
生まれてから一度も夢を見たことがない――明日葉逸花のそんな矜持は、ある朝簡単に崩れ去った。今日から参加するオンラインサロンの勉強会。その参加者が皆殺しにされる夢を見てしまった。そして始まった山中のコテージでの勉強会。そこで起こった殺人に、逸
花はただただ困惑した。殺されたのは、逸花が夢で見ていない人物だったのだ。やがて殺人が続くうち、見知った人間が殺される夢を見ながら逸花は確信する。逸花の見ている夢は、やがて起こる未来から今、そして過去へと遡っている殺人の記録なのだと。
謎の連続殺人鬼、首なしライダー。犯人だと目される怪人の正体に迫るべく、逸花は夢の中――首なしライダーの記憶の中へとダイブする。だがそれは、信じがたい事実を逸花に示すのだった。
※この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-02 17:00:00
86672文字
会話率:29%
11人兄弟の五男ケイリルの話。『伽羅』とは日本特有の色の呼称。ほんとは駱駝色なんだろうけど、ちょっとねー。と言うわけではじまりはじまり。
最終更新:2024-02-11 14:21:58
6548文字
会話率:32%
「かわいそうなカヅキ。俺を捨てて手に入れたのは、罪人の称号なんてさ」
そう言って再会したのは、異世界の勇士・遊真。
三年前、和玉の姫神子だった私は、彼を無断で元の世界に還した罪で追放され、天魔という化け物が蔓延る山の守護に封じられた。
だ
からこそ、彼が目の前にいることが信じられなくて。
「三日だけでいい。カヅキの時間をちょうだい。それだけで、俺はこの国を守る理由ができるから」
戦に勝つために再召喚されたという遊真。
私たちはかつて夢見たような穏やかな時間を過ごしたけれど、三日目の朝、彼は何も言わずに戦地へと旅立ってしまう。
胸騒ぎがして山を降た私は、彼を追った先で敵国の将軍グエンに捕まり、遊真が死んだことを聞いた。
だけど、そんな私の前に、天魔を引き連れた遊真が現れて―――?
この世界は彼にとって優しくない。
それなら私だけは、この命と引き換えにしても、遊真に優しくありたい。
それが和玉の姫神子としての矜持だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-07 20:00:00
27967文字
会話率:37%
大倭皇国連邦。
あまたの星間国家がひしめく〈ホロカ=ウェル〉銀河系の一隅を占める小さな国。
その小国が、最大最強の国力を誇る〈USSR〉――超大国たる大銀河帝国からの挑戦を受け、己が矜持を護らんものと、敢然と立った。
聯合艦隊、遣支艦隊、護
衛艦隊、逓察艦隊――つごう四つの大艦隊に区分され、編成をされた戦闘航宙艦群は、虚空を血に染め、勝利をもとめて疾駆する。
種々様々な艦、あまたの戦場でつづく苦闘の果てに、明日は見えるか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-07 00:11:43
71800文字
会話率:17%
大倭皇国連邦。
あまたの星間国家がひしめく〈ホロカ=ウェル〉銀河系の一隅を占める小さな国。
その小国が、最大最強の国力を誇る〈USSR〉――超大国たる大銀河帝国からの挑戦を受け、己が矜持を護らんものと、敢然と立った。
聯合艦隊、遣支艦隊、護
衛艦隊、逓察艦隊――つごう四つの大艦隊に区分され、編成をされた戦闘航宙艦群は、虚空を血に染め、勝利をもとめて疾駆する。
種々様々な艦、あまたの戦場でつづく苦闘の果てに、明日は見えるか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-31 12:00:00
5356文字
会話率:36%
大倭皇国連邦。
あまたの星間国家がひしめく〈ホロカ=ウェル〉銀河系の一隅を占める小さな国。
その小国が、最大最強の国力を誇る〈USSR〉――超大国たる大銀河帝国からの挑戦を受け、己が矜持を護らんものと、敢然と立った。
聯合艦隊、遣支艦隊、護
衛艦隊、逓察艦隊――つごう四つの大艦隊に区分され、編成をされた戦闘航宙艦群は、虚空を血に染め、勝利をもとめて疾駆する。
種々様々な艦、あまたの戦場でつづく苦闘の果てに、明日は見えるか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-07 12:00:00
2792文字
会話率:4%