月の輝く夜、とある施設の解剖台が並ぶ霊安室のような部屋で、記憶喪失の赤毛の全裸の少女は、全裸の金髪の美少女(但し内臓がお腹から覗いている)に目覚めさせられる。金髪美少女によると、彼女たちは人工的に造られた研究用の生物的な「ムラージュ」と呼ば
れる存在らしい。二人は友達となってそれぞれケイとディーと名乗り、解剖され続けながらも、施設からの脱出を図る。
また、日本海側のX県にある無許可のグループホーム「楓荘」に、無免許医かつ所長の楓、17歳の介護士兼看護師の少女・根津美子、そして長さ1メートル、周囲80センチもある知性あるソーセージが暮らしていた。ソーセージは以前楓に拾われた後楓荘に住込み、介護ロボットというふれこみで入所者の話し相手をしているが、それ以前の記憶がない。だが何故か豊富な医学知識を持ち、様々な医療場面で役立っていた。
交差する二つのストーリーの果てに待つものは……。
第21回日本ホラー小説大賞最終選考候補落選作。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-10 13:32:40
128008文字
会話率:36%
しがない一兵士である男は軍を無許可離隊した後、永久の夜の中にある“星空舞踏会”で一人の少女と出会う。
(全五章)
最終更新:2018-03-08 20:13:44
21231文字
会話率:46%
とある国に絶対に先頭を歩く男がいた。祭り、軍隊の行進、公私に関わらず無許可で先頭を歩いていた。ある日、王国生誕1000周年の記念パレードを催すが、またしても先頭にいたのはその男だった。そして、無許可で先頭を行くその無粋な男に、国王は怒りの
頂点に達し…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-05 19:00:29
1014文字
会話率:33%
私の中には物語が眠っている。自分の記憶の中に存在していた物語を広めるため、お城の文官として働いている私は、自身が書き綴った物語を王宮図書館に無許可で置かせてもらっていた。
お城で文官として働き始めてから2年。まだ誰にもばれていない。
今日も
こっそりと本を追加しようと王宮図書館へと向かえば、そこには人影が。
いつもはかび臭いからと人があまり寄り付かない図書室、だけど偶然そこで鉢合わせしたのは、騎士たちから氷の騎士と恐れられる第1騎士隊副隊長のシリル・リエーヴェル様だった。しかもリエーヴェル副隊長の手にはロジーナの書いた本が。
あ、あのリエーヴェル副隊長…、白雪姫面白いですか?
前世の記憶(おとぎ話だけ)を持っているハールック子爵家の末娘ロジーナと、ある物語を探す氷の騎士様とのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-18 09:00:00
130927文字
会話率:37%
織田秀孝。日本史(正確には信長公記)のすみっこに名を刻んでる地味かつ夭折してしまった美貌の少年に現代っ子が転生した。時は戦国。日本の戦士階級たる侍たちが地方割拠し、自らの持てる力をもって周辺諸国と争いを繰り広げている英雄的な時代である。絶え
間ない内戦と無許可の海賊行為(中世的には許可があったらOK)が頻発する、近隣にあったら飛んで逃げたいヘル・オブ・サムライ・ステーツ(地獄の侍諸国)でもあるけれども、これは戦国というヒロイックかつ地獄なステーツを駆け抜ける、とある男の娘の名誉と献身の人生の記録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-26 23:13:23
148291文字
会話率:31%
息が切れる。
しかし立ち止まってはならない。息子の小さな手も離すわけにはいかない。
“奴ら”に見付かってはならない。無許可の出国は厳罰だ。拿捕されれば極刑は免れないだろう。
リスクと引き替えにしてでも、あの場所を『昨日』にしなければな
らない。
親子二人、国境を目指す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-31 23:41:24
1167文字
会話率:13%
無許可でカウンセリングを行っているという喫茶店の女性店員を注意する為に、訪れた市役所職員。ところが、その女性店員は何故か少しも喋らないのだった… ※自サイトからの転載です。
最終更新:2015-02-03 20:57:20
3432文字
会話率:28%
本年は干支でいう未の年でございます。その関連というわけではありませんが、大江健三郎氏の『人間の羊』なる短編小説の題を無許可でパロり、「人間の猫」なる短編をものしました。読了するのに時間を要さない尺で書きましたので、雑文ながら楽しんでいただけ
ると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-23 22:19:20
4592文字
会話率:71%
無許可の被写体、墓石、人の不幸、事故現場、戦地、そこに横たわる惨めな屍体……俺には、それらを撮ってはいけない理由が分からない。だって現に君は、死ぬことによって息を吹き返している。――とある写真家が禁忌に触れるとき、彼は二人の高校生と出会う。
最終更新:2014-08-14 17:42:44
63943文字
会話率:30%
好きな子を見守っているだけで、決してス◎ーカーではない。そんなことをしていると、全く思わぬトコロに結婚フラグが立ったけれど、知らぬは本人たちのみ。
最終更新:2014-06-30 23:01:34
4242文字
会話率:62%
妹がテロで死んだ日、僕の平穏な世界も死んだ。
元軍人、現在カメラマンの勇介は、ある日、会社の辞令によって、レジスタンスの取材を命じられる。それも、政府からの許可のない、無許可取材。摘発されれば、豚箱行き。断ることもできずに取材を進める
勇介だったが――。
一部グロ注意。銃とかバカスカ撃っちゃってます。
にわか乙な自己満足的小説。いろいろおかしい点が見えるでしょうが、どうかスルーお願いします。あまりにひどい場合は、教えていただけるとうれしいです。
読みにくくてごめんなさい。ぼちぼち改行等校正を行っていきますm(__)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-06 13:00:00
214520文字
会話率:62%
俺はある意味で地雷を踏んだ。フリーダムな生活が待っていたはずの俺の人生は幕を閉じた。_と言うか無許可でいいの?!
最終更新:2012-11-18 01:55:20
4809文字
会話率:18%