生を受けて千年の間に初めて欲しいと思ったのは、たった一人の人間の男だった。
国が一つしかない異世界には異形の主達が存在しており、東西南北の四方から静かに世界を見守っていた。
西の沼の主である紅螢は人魚に似た異形の姿をしており、美しい沼
地で静かに暮らしていた。
平和だが少し孤独を感じていた紅螢の生活は、一人の人間の男によりかつてないほどの輝きに満ちた生活へと変化した。
*
前作『刹那』と同じ世界での話で時間軸は前作の3、400年前です。単品で読めるよう書いたつもりですが、多少話が繋がっているので前作含めて読んでいただけると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-11 16:13:48
9942文字
会話率:51%
とあるサイトで仕事終わりに夜な夜なゲームの配信をしていたワーストは、ある朝目覚めると見た事もない草原に放り出されていた!
そこから始まるワーストの異世界生活!
さてさて、ワーストは無事に生き残ることができるのであろうか!!
最終更新:2018-07-26 22:00:00
10621文字
会話率:42%
人の寄り付かぬ土地。そこは空気が腐り猛毒の泥が湧き出る沼地。そんな場所に1人の魔女が住んでいた。名をグレゴール。別名猛毒の魔女。彼女の吐く息は猛毒の霧となり、触れる手は毒蛇の口付け。 そんな彼女はある日、赤子を拾う。実験台と称しグレゴール
は赤子を育てるがーー次第に別な感情が芽生えてしまう。だが、彼女が赤子に触れる事は叶わない。その毒の体は触れる生命を冷たくしてしまうのだから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-19 20:06:39
4299文字
会話率:40%
民のために沼地に住む呪術師・エミリアの討伐へ向かうユージンとヴァネッサ。エミリアが操るゾンビに苦戦するユージンはその場で死を覚悟し、ついヴァネッサに告白してしまう。ヴァネッサも最期を感じてユージンにある告白をするが、その「告白」が思わぬトラ
ブルを巻き起こしてしまうー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-01 17:02:06
4400文字
会話率:50%
人里離れた沼地に隠棲する年老いた魔女のもとを、かつて魔女が拾い育てた息子が訪ねてくる。三十を過ぎ、人間の王国で軍人として栄達を果たした男は、胸に一つの野心を抱いていた。それには母親である魔女の協力が不可欠であった……。
この作品はtwit
ter発 #魔女集会で会いましょう に則った掌編です。
pixiv(琵琶湖くじら),twitter(琵琶湖くじら / 古井京魚堂)でも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-17 18:11:09
2356文字
会話率:73%
テロが多発、地上は他国によって制圧されてしまった。それが原因で俺は、名前を忘れてしまったようだ。名前を聞かれたら、一応セブンとだけ名乗っておこうか……。
最終更新:2017-07-24 19:00:00
2101文字
会話率:53%
父を亡くした子「私」
最終更新:2017-01-28 19:18:50
502文字
会話率:0%
三途の川から生還した神崎課長。
しかし現実の世界では不正が発覚、そして転落のスパイラルに。
経済マフィアがその命を狙いに来る。
またあの部屋に戻されてしまう。
それからが地獄の始まりだった。
最終更新:2016-12-24 20:08:28
11893文字
会話率:17%
男子高校生である沼地一太郎は比較的他人から不幸だと思われる生活を送っていた。何故か母の面倒をほぼほぼ見ないといけないし、口臭がきつすぎる悪友に毎日付きまとわれるし、そのせいでクラスメートに疎まれるし…でとにかくこういった具合に今の生活に満
足などしていなかったそんなある日、一太郎の脳内に謎の声が響き始める。その声はしきりに「見つけた」と言っており、何が何やら分からぬうちに一太郎はなんと死んでしまう。そして、明らかに人のサイズではない小さな妖精?二人に天界に連れてかれ、そこで自称この世で三番目に偉いと言う神様メダと出会う。彼女は一太郎にあるお願いを聞いてもらうためにここに連れてきたと言うのだが、そのお願いがなんと「異世界に行って、神様を殺してきて欲しい」というぶっ飛んだものであった…
序章は地球での話です。それがじれったく思う方は一章から読むとよいかもしれません。
※すみません、やっぱこっちで続けます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-06 07:03:28
64253文字
会話率:46%
沼地一太郎は目を覚ますとそこは天界で、そこでこの世で三番目に偉い神様メダと会う。彼女からはとんでもない発言ばかりが飛び出し、一太郎はここ数時間前の記憶を失ってること、その間に何者かに一太郎の肉体を乗っ取られたこと、そして死んでしまったこと
などどれも信じられないことばかりである。そんな中、メダは一太郎にある条件付きで異世界へ行ってほしいと言う。一太郎がその条件を聞くとそれは驚くべきことにこの世で二番目に偉い神様且つメダの姉であるギャラクシーを殺して、この世を救済してほしいとのことだった。なぜそこまでする必要があるのかは分からないが、一太郎はとりあえずメダと契約し、神様を殺すことを誓う。
そうしていざ異世界へ行ったはいいものの、基本一人一つしか持てないスキルと呼ばれる得意技がなんと単なる「ものすごい跳躍力」であった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-05 19:08:47
7388文字
会話率:37%
忘れられた物語は沼地で微睡む羅魔蛇と共に
立ち籠める毒霧が作る静寂と
凍える十八の瞳が宵を斬り裂き
無言で語るは呪いの詠
其を一度聞いてしまえば此の毒を飲み干さずにはいられないだろう
最終更新:2016-11-05 20:00:00
1363文字
会話率:25%
ある世界に、お空の国と夜の国がありました。
お空の国は王子様が生まれ、夜の国ではお姫様が生まれました。
お空の王子様が3歳の誕生日のお祝いをしていた時、沼地に住んでいる笑いの魔女がお空の王子様と結婚したいとやってきました。
3歳の王子様は、
夜の国のお姫様と結婚したいと言いました。
笑いの魔女は怒ってお姫様と結婚出来ないように、王子様を姫に変えてさらに両腕に呪いをかけました。
「わたしと結婚したくなったら元に戻してやるよ…ウーヒヒヒ!…アーハハハ!」
そう言って、沼地の奥へと帰っていった笑いの魔女。
さてさて、どうしましょー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-08 22:04:00
24168文字
会話率:42%
苛立ちから旅立つ日に。
最終更新:2016-05-25 01:00:00
656文字
会話率:0%
かつて五十年前に旅の英雄たちが闇姫を倒したことで破滅を免れた大陸西部のルザの村。身寄りをなくし占い師のおばあさんと暮らす一人の女の子はふとしたことからその真相を知る。外伝5『狭間の沼地にて』の後日談にして全2部から成る予定の『アルデガン』シ
リーズの物語が終わった後のエピソードを、童話風の語り口で書き2013年mixi上にて発表したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-09 00:22:21
14950文字
会話率:28%
「封魔の城塞アルデガン」本編から6年の後、外伝1で闇の森を舞台にリアとの一夜の出会いを演じた上古の姫が、ついにルザの村を訪れたことで起きた数夜の出来事を描いたものです。
某SNSにて2008年に発表したものですが、ここでは執筆順ではなく出
来事の時系列に沿って再掲させていただく方針ですので、どうぞご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-09 21:16:52
45846文字
会話率:21%
とある世界の沼地で
一人の少女が歩いていた
その少女はどこへ行き、どこへ帰るのだろうか
最終更新:2016-04-29 11:05:56
1345文字
会話率:28%
人は一生の内、運命の相手との出会いは三度あるという噂を聞いたことはありませんか? それはある日突然やって来るかもしれないし、そうでないかもしれない。しかし確実にそういった出会いというものは訪れるのだろう。それに気付くか否かはその人本人の運
命次第……ここにも一人、友人のとある一言が切っ掛けでまさにその運命に左右されようとする男が居た……らしいよ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-21 01:28:24
3137文字
会話率:32%
眉目秀麗、成績優秀、文武両道のパーフェクト。
唯我独尊を地でいく女子高生綾瀬川杏華。
そんな彼女か送る生活はハチャメチャでもうめっちゃくちゃ
ある日不思議な男のことであってさらにその破天荒ぶりは増すばかり
しかもその男、魔法使いだったりす
るのだからさあ大変
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-26 23:00:00
7853文字
会話率:39%
神の加護が満ち、魔法という神秘の力が発展したとある異世界『ソーサリー』。
数々の国家と様々な人種、ファンタジーお馴染みのドラゴンなどが普通に存在する世界。
その世界の中心には『死の世界』と呼ばれるほどの異常な環境の場所がある。
空は漆黒
の雷雲に覆われ、大地は毒々しい紫の沼地が点在する生命の欠片も存在しないような荒野。
超高位の災害級死霊系の魔物が徘徊し、疫病の元が蔓延するその場所はこの世界のあらゆる国々から嫌われている危険地帯である。
そして、その危険地帯の中心にはポツンと一軒の家が建っている。その家の主人は変わり者であり、人との交流を絶つために辺鄙な場所に住んでいるらしい。
これはそんな場所に住む変わり者の主人と、側に付き従い主人に忠誠を誓う死霊の使用人の物語である…………かもしれない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-30 22:09:15
5550文字
会話率:56%
西に進んではならぬ。この村はそうして生きてきた。そんなまやかしを信じて、世代は続いてきた。
最終更新:2015-04-06 06:14:11
980文字
会話率:50%
「平凡」を沼地に捨てませんか?
最終更新:2015-02-21 06:00:00
2319文字
会話率:16%
毒の沼地に囲まれた漆黒の魔王城。
そこに魔王はいなかった──
同人誌「賃貸魔王城」の外伝エピソードです。
イベントにて無料配布していたものと同じです。
外伝ですが、単発でお読みいただけるようにしております。
最終更新:2014-12-07 19:50:54
6492文字
会話率:57%