ラーダ王国の武器商、カロネード商会の跡取りとして生まれ育ったエリザベスは、ひょんな事から軍人としての道を歩む事を決意する。
しかし女性が故に、軍隊への入隊志願を受け付けて貰えず、終いには家を継ぐ気が無いと判断され、彼女の父からも勘当を言い渡
されてしまう。
エリザベスは最後の手段として、実家から大砲を盗み出し、隣国であるオーランド連邦の紛争地帯に乗り込み、実戦で戦果を挙げ、地方領主様に砲兵士官へと取り立てて貰うという、無謀極まり無い作戦を決行する。
近世末期の異世界。世界の中心で産業革命の産声が上がる頃、そこから少し外れた北方大陸においても、砲兵令嬢(カノンレディ)の砲声が今まさに轟かんとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 07:36:30
476842文字
会話率:54%
江戸時代末期、幕末の日本。
人々を恐怖に陥れていた『妖怪』という未知の存在は、科学によって正体を暴かれ『細菌』や『ウイルス』などに姿を変えつつある。
しかし発展途上の科学は、まだ『妖怪』を完全に消し去ることはできていない。
そんな時代
の変革期に、妖怪退治をしながら旅をする鬼祓い巫女と、彼女と行動を共にする少年がいた。
甘味が大好きな寂しがり巫女と、オランダ医学を学ぶ少年の、ちょこっとノスタルジックな、別れと出会いのゆるふわ2人旅。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-09 22:19:38
14725文字
会話率:58%
天才外科医である壮太とその婚約者である美琴。
ある日、美琴が余命一年の末期癌であるとわかった壮太は二人で異世界転生し再び出会えることに賭けたのだった。
最終更新:2024-11-08 12:29:56
103486文字
会話率:64%
平安時代末期は、戦いと混乱の時代であった。
――“平安”って何だっけ?
そんな時代に、熊谷直実(次郎)は生きていた。寿永三年(1184)二月、彼は源氏軍の一員として、六甲山地の山道を進んでいく。
そして彼は手勢を引き連れ、山を降り
た。抜け駆けである。
敵地:一ノ谷に乗り込んだ次郎が、その目で見たものとは――
※公式企画「秋の歴史2024 分水嶺」参加作品です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-07 23:59:23
1256文字
会話率:35%
第二次世界大戦末期に開発された「震電」は、試験飛行で評価試験中に雲の上つまり、高度10000m近くに突入したさいに眩い光に目の前が包まれ、気が付いたら第二次世界大戦初期の多元宇宙に来てしまった震電この先震電はどうなってしまうのか?!
※多元
宇宙はマルチバースという意味です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-05 17:10:45
3037文字
会話率:68%
三国志知識なんぞないという方、特に女性にも楽しんで貰える作品を目指しました。大胆な創作設定で描く、過去にない恋愛憎ドラマ三国志。
本作は、この後始まる長編への序章的作品です。
切なく耽美な大人の世界観で綴ります。……
【あらすじ】
中国後
漢末期の混乱期。細作一族・韋虞(いぐ)氏の郷で、性奴隷とされていた孤児少年、狛(はく)は、細作にさらわれてきたらしき美麗少年、遙(よう)と出会う。
性別不明の謎めいた遙から、あるとき狛に投げられた衝撃の言葉。それにより、人生に諦めかけていた狛は、己の未来を自ら大きく変えていく。
そして成長した狛を待ち受けていたものは、驚きの事実であった。……
この後迎える三国時代の激流に、人生を巻き込まれることになる少年・狛の、出立期物語。
【用語解説】
◆細作(しのび):秘密や内情を密かに探るしのび。諜報、破壊、暗殺などの闇仕事を行うプロ。
◆字(あざな):姓名とは別に持つ、通常呼び合う時に使用する名前。他人が相手を本名(諱:いみな)で呼ぶのは禁忌(タブー)。
◆漢王朝:秦王朝後に劉邦が創立した、中国初の長期統一王朝。前漢と後漢に分かれる。
◆泰山(たいざん):兗州泰山郡(山東省中部)にある泰山山脈の主峰。死者の霊が集まる場所として信仰される。
◆垓下(がいか):現在の安徽省宿州市霊壁県。「霊壁奇石」は中国四大奇石の一つ。
◆五斗米道(ごとべいどう):後漢末に起こった初期道教の宗教結社。
◆漢中(かんちゅう):益州(四川省方面)の南鄭(陝西省漢中市)を中心とした一帯。漢王朝発祥の地。
◆荊州(けいしゅう):七郡を擁する広大な州(湖北・湖南両省を中心とした一帯)。
◆中原(ちゅうげん):黄河の中・下流域にある平原。中原の覇者は天下に君臨できる。
◆新野(しんや):荊州南陽郡(河南省南陽市)に属する県。
◆刺史(しし):州の監督官。やがて権限を強めた『牧』へと移行。
◆牧(ぼく):州の長官。行政・軍事全てにおいて、州の最高権限を持つ官。
◆三国鼎立:中国が三つの勢力(魏・呉・蜀)に別れ、鼎の足のように互いに対立する状態。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-04 11:40:21
36736文字
会話率:21%
大財閥〈篠沢(しのざわ)グループ〉本社・篠沢商事に勤める25歳の桐島貢(きりしまみつぐ)。
彼は秋のある夜、上司の代理で出席した会社のパーティーで、会長令嬢で高校2年生の篠沢絢乃(しのざわあやの)に一目惚れ。
その三ヶ月後、会長・篠沢源
一が末期ガンでこの世を去る。
葬儀の日、父の遺言により会長の後継者となった絢乃を支えるべく、秘書室へ転属する旨を彼女に伝える。
絢乃は無事、会長に就任。会長付秘書として働くことになった貢はある日、会社帰りの愛車の中で絢乃に衝動的にキスをしてしまい――!?
草食系男子の年上秘書×キュートな10代の大企業総帥による、年の差オフィスラブストーリーのヒーローサイド。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-30 13:34:24
147518文字
会話率:46%
6月某日、梅雨なのによく晴れたある日――。一人のウェディングドレス姿の花嫁が、新宿の結婚式場で式を挙げようとしていた。
彼女の名前は篠沢(しのざわ)絢乃(あやの)。19歳の若さで大財閥〈篠沢グループ〉の会長を務めている。そして、彼女が結婚す
る相手は桐島(きりしま)貢(みつぐ)。絢乃より8歳年上で、会長付秘書を務めている青年で、彼女の初恋の相手でもある。
彼女は控室で、桐島との出会いから結婚に至るまでの経緯を思い返していた。
二人の出会いは20ヶ月前の秋。財閥の前会長だった絢乃の父、源一の誕生日パーティーの席でだった。この時すでに体調に異常をきたしていた絢乃の父のことを心配し、病院での受診を提案したのが当時総務課の平社員だった桐島なのだ。
彼のおかげで、父が末期ガンで闘病ののち逝去するまでの3ヶ月間を有意義に過ごすことができたと、絢乃は感謝していた。
父亡きあと、遺言で会長に就任することになった絢乃は、葬儀の日に送迎を担当した桐島に「自分に会長が務まるのか」と弱音を吐く。そんな彼女を支えるべく、桐島は「自分が秘書になります」と宣言。会長選任の取締役会でひと悶着あったものの、絢乃の母で篠沢家当主の加奈子が会長代行を務めることで承認を得、無事に絢乃が会長に就任した。
会長に就任したあとの絢乃はまだ現役の高校生だったこともあり、慌ただしい二足のワラジ生活を送っていた。桐島はそんな彼女を献身的に支え、送迎まで買って出る。
絢乃はいつしか、彼の存在に安心感を抱くようになるけれど、それが何という感情からくるものなのか分からなかった。
友人の中川(なかがわ)里歩(りほ)の指摘で、絢乃は初めて知った。それが恋なのだと――。
そして、絢乃は桐島の兄・悠(ひさし)の登場により、桐島もまた、自分に対して特別な想いを抱いていることを知り――。
高校卒業後、会長職に専念することにした絢乃は、恋人となった桐島との結婚願望を抱くけれど、彼はなかなかプロポーズしてくれず――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-26 14:46:45
248586文字
会話率:51%
大財閥〈篠沢(しのざわ)グループ〉本社・篠沢商事に勤める25歳の桐島貢(きりしまみつぐ)。
彼は秋のある夜、上司の代理で出席した会社のパーティーで、会長令嬢で高校2年生の篠沢絢乃(しのざわあやの)に一目惚れ。実は所属する部署でパワハラに悩ま
されていた彼は、会社を辞めようと考えていたのだが、絢乃との出会いを機に会社に残ることを決める。
その三ヶ月後、会長・篠沢源一が末期ガンでこの世を去る。
葬儀の日、未亡人の加奈子と絢乃を車で火葬場まで送迎する仕事を任された彼は、火葬場の待合室で、父の遺言により会長の後継者となった絢乃を支えるべく、秘書室へ転属する旨を彼女に伝える。
絢乃は無事、会長に就任。会長付秘書として働くことになった貢はある日の会社帰り、助手席で眠っていた絢乃に衝動的にキスをしてしまう。
これで解雇される、彼女にも嫌われる……と絶望感に苛まれる貢だったが、彼女もまた、貢に恋をしていたことが分かり、二人は晴れてカップルに。
彼女と交際するようになり、貢の心境にも変化が。銀行マンの次男として育った自分と、名家の令嬢として育った彼女との間に格差を感じるようになり、「彼女の相手として自分はふさわしいのか?」と苦悩するようになる。
そして、絢乃と出会ってちょうど1年後に彼女の同伴者として出席した大きなパーティーで、貢は青年実業家でセレブの御曹司でもある有崎昇(ありさきのぼる)から、自分の心にある不安を煽られ、完全に自信を失ってしまう。
失望した絢乃から、一度は二人の恋愛関係に引導を渡されてしまうが、兄の悠(ひさし)から怒涛のような説教を食らい、自分は父親に対しても失礼なことを考えていたのだと猛省した貢は、「僕はカッコよくも強くもないですが、こんな僕でもいいんですか?」と、ありのままの自分を絢乃に受け止めてもらうべく、彼女に電話で伝える。
めでたく彼女との関係を修復することに成功した貢は、ベタながらクリスマスイヴに彼女に指輪を贈りプロポーズ。彼女は快諾し、翌年の6月に貢が篠沢家に婿入りする形で二人はゴールインする。
この作品は、『トップシークレット☆ ~お嬢さま会長は新米秘書に初恋をささげる~』のヒーロー・桐島くんを主人公に据えた関連作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-24 15:40:17
99178文字
会話率:41%
重い病に冒された主人公は、
病院を抜け出して街に出る。
最期の時
少しでも笑っていられるように……
最終更新:2024-10-25 21:08:42
500文字
会話率:14%
江戸時代末期の日本。幕末の動乱が続く中、列強が日本を開国させようと圧力をかけている。主人公は現代の歴史研究者・松田涼介。彼は重要な幕末の出来事が別の方向に進むことで、現在の日本が全く異なる姿になっていることを知り、歴史を修正するために過去へ
タイムトラベルする。
松田は、1867年の「大政奉還」を防ぐために動く。彼が焦点を当てるのは、坂本龍馬の運命。龍馬が暗殺されたその日に戻り、彼を助けることで、歴史を変えようと試みる。だが、運命の「分水嶺」となるのは龍馬一人ではなく、さらに大きな力が背後にあることに気づく。彼は歴史を変えられるのか、それとも運命は修正されることを拒むのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-21 12:30:00
62264文字
会話率:37%
第二次世界大戦末期に突如として現れた機械兵が各国に進行を初め、防衛戦
にてするしかなくなった。その間に日本は戦争からの離脱し、各国との機械兵同盟戦線を構築することになった。そして主人公河井純一は新米兵士として機械兵に志願するのであった。
最終更新:2024-10-19 17:28:39
2766文字
会話率:0%
泰山のモモの木に刻まれた一篇の詩句は、五胡十六国末期、南燕を滅ぼした王、慕容超と、南燕に殉じた士人、韓范を歌ったものとされている。
キーワード:
最終更新:2024-10-15 21:32:44
18826文字
会話率:0%
遠い昔の中国。後漢末期。ある者は強大な力に対抗するために。ある者は故郷を追われて、復習するため。ある者は帝を救うという大義名分を立て・・・。
そんな戦乱の最中のほんの短い穏やかな時に生まれ、戦場に置いてかれ救われるという数奇な幼少期を送っ
た阿斗。
彼が織り成す三國志のif物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-14 22:53:30
36084文字
会話率:86%
太平洋戦争の末期、絶望的戦局の中。各地で特攻を含めた戦いに臨む日本帝国陸海軍艦艇、部隊のうち、幾つかの艦艇や部隊、航空機が突如として見知らぬ異世界に転移させられた。異世界で圧倒的な武力を持ち、彼らは、異世界の情勢を引っ掻き回して行く。
最終更新:2024-10-14 18:30:06
472966文字
会話率:32%
1945年4月6日、時は第二次世界大戦末期。
世界では枢軸国が迫り来る連合軍に各地で劣勢に追い込まれていた。
かつては連戦連勝で世界にその名を轟かせた大日本帝国陸海軍も、今や米軍の圧倒的な物量を前に押し込まれ、敗色が濃厚となっていた。
最
後の望みを一撃講和とし、大規模な特攻作戦が行われようとしていた。
だがこの日、出撃した多くの将兵達が遭遇したのは、米空母機動艦隊でも、迫り来る大量の米軍艦載機でもなかった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
戦争末期日本が国ごと異世界に転移する物語です。
満足に戦うことの出来なかった末期日本の兵器達が、異世界で活躍する光景を想像して書いてみました。外交や内政など、知識の至らない部分もあると思いますが、出来るだけ不自然の無く書けるよう頑張ります。
※初投稿作品です。
誤字脱字や文法などのミスや間違いがあるかと思いますが、お手柔らかに観ていただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-14 13:02:12
58254文字
会話率:38%
日本の東の洋上に、昂国《こうこく》はある。
そこでは、真《シン》と呼ばれる者が、人を従え、導いてきた。その中で、真の中の真と讃えられる者が三人いる。深代《みだい》・戦代《せんだい》・還代《げんだい》と、それぞれの時代で彼らは、この国の
行く末を決める重大な決断を下してきた。
中でも戦代末期、四国が争う時代に生まれたオウ・青《せい》の生涯は、長く激烈な闘いの連続であった。
これはそのオウ・青と、彼と深い因縁を持つ人物、サイト・成《せい》の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-13 20:42:33
360748文字
会話率:30%
日本の東の洋上に、昂国はある。
そこでは、真と呼ばれる者が、人を従え、導いてきた。真の統べる国は幾つも興り、深代・戦代・還代と、争いを繰り返してきた。
戦代末期、四国が争う時代において、拡大を続ける綜統国に対し、東の瑗環国も平穏で
はいられなかった。
そんな中で瑗真となったショウ・源は、後世では文化人として知られ、その治世への評価は一様ではない。とはいえ、内外ともに問題を抱え、それでも闘い続けた事は事実である。
そんな彼を支え続けたものは何であったのか。以下に続くのは、十輝輪の一人の知られざる物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-23 22:54:19
144178文字
会話率:32%
沢山の患者が病室の窓に群がり、病院の前の公園で行われているフィスティバル会場を見ていた。
しいな ここみ様主催企画「麺類短編料理企画」参加作品です。
1日遅れました、ごめんなさい。
m(_ _)m
最終更新:2024-10-09 13:00:00
1280文字
会話率:0%
焼きそば食べたいなぁー、末期癌で臨終間近な男の焼きそばの思い出。
しいな ここみ様主催企画「麺類短編料理企画」参加作品です。
最終更新:2024-10-07 13:00:00
1705文字
会話率:45%
愛する男の頼みを断れない女。
最終更新:2020-03-13 14:00:00
2107文字
会話率:50%
大東亜戦争末期の1945年、連合軍の上陸を想定した本土決戦が備えられていた日本で静岡県の相良油田を守備するために旅団規模の独立部隊が創設され相良油田に配備された。
しかし彼らは忽然と姿を消してしまった。彼らは油田施設ごと戦国の世にタイムスリ
ップしてしまったのである。
戦国日本軍のリメイク折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 19:45:27
101361文字
会話率:70%
剣と魔法のファンタジー世界。魔法は特別なものではなく、訓練次第で誰しもが使えるもの。ただし武力と直結するため、支配階級によってその訓練方法は秘匿されている世界。空を飛ぶドラゴンや毒を吐く多頭の蛇などもおらず、国と国、人と人が利益を求めて争い
戦う世界。
そんな地球とは似ているけど、ちょっとだけファンタジー要素が入った世界の中世末期から近世に生きた、少しだけ変わった男のお話。
習作です。架空世界の歴史小説のような体裁で、作者自身が読みたいものを投稿してみることにしました。背景の説明が冗長になりストーリーの進みが遅いかもしれませんが、読んでいただいた方に面白いと思っていただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 12:52:26
113955文字
会話率:48%
三国志と呼ばれる場所と時代、風邪で死にかけたら東の海の向こうの未来の知識を得てしまった少女。名前はまだない。歴史にも残ってないからいつ死ぬかもわからない。
それなのに祖父が曹操と夏候惇であり、あと四年で二人はこの世を去ることはわかってしまう
。他にも母清河公主が浮気で父夏侯楙を処刑させようとしたり、歳の近い親戚の夏侯玄、夏侯徴兄妹が時代のせいで殺害されたり。次の皇帝曹丕は叔父で、次の王朝を始める司馬家ともお知り合いになってしまった。
後漢末期も末期のこのご時世、放っておいたら周りは不幸にしかならない。
歴史に残ることのなかった子女か、そもそも生まれてさえいないのか。わからなくても知ってしまったら放っておけない。
病弱すぎて抱えられてばかりだけど、不幸な未来は変えましょう。
*以下にご注意ください
・史実寄りですが物語の性質上、現実とは異なる場合があります
・主人公は史実に存在せず、生没年不詳の登場人物の年齢は類推です
・解釈違いの可能性がございます
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-03 00:00:00
427805文字
会話率:34%
魔法兵であった『ロビン・クリストファー』は、大戦末期の戦いでカノン平原の英雄と呼ばれるようになる。しかしその代わりに左目と親友を失い、戦後は鬱屈とした日々を送っていた。
介護していた養母は寿命で死去し、今後の見通しも立っていない時、葬式
会場を訪れた幼馴染に誘われ、ロビンは若者達がエリート魔法使いを目指す『ゲオルギウス学園』の教師となる。
問題児ばかりのクラスを担任させられ苦労するも、軍人時代の知識や経験を活かし、ロビンは少しずつ生徒達からの信頼を勝ち得ていく。
だが教師としての新しい日々を過ごすロビンの前に、学園に渦巻く陰謀が姿を現し始める。
これは全てを失った男が、新たな人生を歩み出すまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-01 15:49:11
130565文字
会話率:35%