時は1950年。
第一次世界大戦にあった「もう一つの可能性」が実現した世界線。1950年4月7日、合同演習をする為航行中、大和型戦艦三隻が同時に左舷に転覆した。
大和型三隻は沈没した……、と思われた。
だが、目覚めた先には我々が居た世界と
は違った。
大海原が広がり、陸軍などはなく、見たことのない数多の国の海軍が支配者する世界だった。
祖国へ帰るため、大海原が広がる異世界を旅する大和型三隻の異世界航海譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-23 21:46:33
84812文字
会話率:34%
全ての戦いを終えたミスターT。そんな彼に息抜きを勧めるデュリシラ。
新進気鋭のゲーム企業が開発したVRMMO・海王の艦隊。世界大戦で活躍した艦船群、それを操船する艦長へとダイヴする非常に珍しい作品だった。
既にレプリカながらも本物
の戦艦大和を操艦した実績がある彼らだが、仮想現実での艦船群の操艦も一塩のようだ。彼自身も当時の艦船には興味があったため、彼女の誘いに乗る事になる。
普段は非現実の世界に身を置く彼らが久方振りに娯楽に興じるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-13 15:06:09
146943文字
会話率:28%
1945年、大日本帝国は沖縄を占拠され、戦艦大和を失った。
これをうけて、大本営は作戦「に号作戦」を立てた。
これは、すべての残存艦艇を集結させ、本土攻撃をしにきたアメリカ軍を撃滅し、
起死回生を図るというもの。
この小説には、利根や伊勢、
天城やキ83、連山、烈風、震電、流星など、
思うように活躍できなかった数々の艦艇や機体が出てきます!
きちんと調査し、編成とかもしっかりと考えた架空戦記を、どうぞお楽しみください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-30 12:10:00
17908文字
会話率:19%
1943年、大日本帝国はアメリカとソ連という軍事大国に挟まれ、その圧迫を受けつつあった。
太平洋の反対側に位置するアメリカ合衆国では、両洋艦隊法に基づく海軍の大拡張計画が実行されていた。
すべての計画艦が竣工すれば、その総計は約13
0万トンにもなる。
そしてソビエト連邦は、ヨーロッパから東アジアに一隻の巨艦を回航する。
ソヴィエツキー・ソユーズ。
ソビエト連邦が初めて就役させた超弩級戦艦である。
1940年7月に第二次欧州大戦が終結して3年。
収まっていたかに見えた戦火は、いま再び、極東の地で燃え上がろうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-25 06:00:00
311275文字
会話率:20%
一九四四年三月、アメリカ軍はついに太平洋での反攻作戦を開始した。
だが、それを迎え撃つべき日本は、未だマリアナの防備を完成させるには至っていなかった。
ソロモン・ニューギニアの確保とラバウルの無力化を目的とした「カートホイール作戦」に
対し、ラバウルの第十一航空艦隊は最後に残された戦力を集中してその北上を押し止めようと苦闘を重ねる。
そして連合艦隊は「捷号作戦」を策定して、マリアナへの侵攻を一日でも遅らせるべく、トラックへと艦隊を進出させる。
そこには、第三次ソロモン海戦の傷を癒やし、大規模な改装を終えた戦艦大和の姿もあった。
一方、アメリカ太平洋艦隊はハルゼー大将を指揮官とする第三艦隊を編成、史上最大の艦隊を以て、ついに中部太平洋への侵攻作戦を発動した。
日本海軍もまた「捷一号作戦」を発動して、中部太平洋でアメリカ艦隊を迎え撃とうとする。
太平洋の覇権を巡る日米の決戦は、ここにその第一幕が切って落とされたのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-12 12:20:07
200291文字
会話率:28%
戦艦大和以下、水上砲戦部隊の活躍によって勝利を収めた第三次ソロモン海戦。
その後も、日本海軍はルンガ沖海戦などでの勝利を続ける。
そして、第三次ソロモン海戦から二ヶ月後の一九四三年一月、日本海軍は南太平洋全域での通商破壊作戦「い号作戦
」を発令。
これによって、南太平洋のアメリカ軍はさらなる窮地に陥った。
ガダルカナルに残る三万名の海兵隊将兵を救うため、南太平洋方面軍司令ウィリアム・F・ハルゼー提督は再度のガダルカナル突入作戦を決意する。
迎撃するは、第三次ソロモン海戦での殊勲艦夕立を始めとする日本海軍の精鋭水雷戦隊。
今再び、鉄底海峡で死闘の幕が上がる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-02 10:13:16
123650文字
会話率:36%
1945年4月6日、時は第二次世界大戦末期。
世界では枢軸国が迫り来る連合軍に各地で劣勢に追い込まれていた。
かつては連戦連勝で世界にその名を轟かせた大日本帝国陸海軍も、今や米軍の圧倒的な物量を前に押し込まれ、敗色が濃厚となっていた。
最
後の望みを一撃講和とし、大規模な特攻作戦が行われようとしていた。
だがこの日、出撃した多くの将兵達が遭遇したのは、米空母機動艦隊でも、迫り来る大量の米軍艦載機でもなかった。
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戦争末期日本が国ごと異世界に転移する物語です。
満足に戦うことの出来なかった末期日本の兵器達が、異世界で活躍する光景を想像して書いてみました。外交や内政など、知識の至らない部分もあると思いますが、出来るだけ不自然の無く書けるよう頑張ります。
※初投稿作品です。
誤字脱字や文法などのミスや間違いがあるかと思いますが、お手柔らかに観ていただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-14 13:02:12
58254文字
会話率:38%
1914年、全ての戦争を終わらせるための戦争の火蓋が切られた、その戦争には約7000万の人が従軍し、戦火を交えた。
1918年、その戦争は約1000万の人を殺し、約2000万の人を傷つけた、これで世界は平和になると、すべてが終わると思ってい
たが、終わらせるための戦争は、世界の在り方を永遠に変えてしまった。
1939年、再び世界は地獄へと姿を変えた、しかしそこに悪意はない、誰も戦争などしたくはなかった、しかし自身の愛する国を守るため、約1億1000万の人が戦った。
1945年、やっと全ては終わった、約7000万の人の命を奪って、もう一度言うがそこに悪意はなかった、自国を守るため、手段を選んではいられなかったのだ。
さて、ここまで人間は二度の世界大戦を行い多くの人間が死んできた、しかしそれ以外にも重要なものを失ってきたのだ、それが『兵器』である。
ある時は陸の上を駆け巡り、ある時は大海原を優雅に進み、またある時は大空を飛び回った兵器、それは人間たちが自国の安念を願い当時の技術を生粋させて作成された、人々の自国を思う愛の結晶なのだ。
そんな兵器たちを怖がらないでほしい、嫌わないでほしい、兵器があったから戦争が起こったのではない、戦争が起こったから兵器はできたのだ、その兵器たちは、自分を作ってくれた人間を守るため、愛する祖国を守るため人に使われた。
ある時は活躍し、ある時は象徴とされ、ある時は捨て駒にされた。
戦争は決して良い事と呼べるものではなく、嫌悪されるべき悪なのかもしれない、しかしその戦争全てが悪ではないと知っておいてもらいたい、戦争をした人々の中には、ただただ自国の平和を思って、苦渋の決断をした人もいるのだ。
そんな自国を守るために行われた戦争、そしてその戦争に勝つために作られた兵器を知らない、教わらない、知ろうとしない今の私達こそが、一番愚かなのかもしれない……。
『戦争』それは国の力を奪い人の命を奪う、それでも人々は愛国心とそれぞれの信念をもって戦う、戦いに勝とうとも敗れようとも、その戦いの果てに見えるのは希望の光なのかもしれない、その光を求めて人間たちは争い続ける折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-15 23:12:26
950949文字
会話率:47%
姫路駅前で散歩してたら思想がやばい奴がいた
キーワード:
最終更新:2024-07-01 06:45:51
652文字
会話率:90%
――某日。東郷平八郎、率いる大日本帝国海軍は、日本海にて世界最強のバルチック艦隊と衝突――敗北した。元帥の東郷をはじめ、大将以上の軍人は殆どが戦死、艦隊の大半が沈没させられ、日本中に衝撃が走る。その中、海軍を任されたのは、当時、大将候補であ
り、中将だった近藤 蒼だった。混乱する国内、迫るロシアの魔の手、そして、時を超え“霊明”という時代から来たという少女。少女の知識を頼りに、史実より四十年近く早く、戦艦“大和”を開発する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-07 18:14:14
12215文字
会話率:25%
戦艦大和の艦長の主人公、神代楓。ある日米軍との合同訓練に参加する為に航行中主人公と大和は異世界に行ってしまう。主人公と大和に待ち受ける運命は!?※この作品はフィクションであり現実の国家 兵器 人物 地域とか一切関係ありません。
最終更新:2024-01-22 16:51:11
2843文字
会話率:71%
ということで、戦艦<ヤマト>を撃沈せよのセルフツッコミである蛇足です。
最終更新:2024-01-17 09:23:15
46104文字
会話率:12%
第二次世界大戦で枢軸国側が勝ってしまった世界線。その世界では大ドイツを指導するアドルフ・ヒトラーはインド征服の野望を持っていた。
陸からは機甲師団が、空からはジェット戦闘機部隊が、そして海からは大海艦隊が、アリアン人の約束の地とされたイ
ンド亜大陸へと襲い掛かる。
それに対抗するのは、独立間もないインド軍。しかしそれはあまりにも細い剣であった。
インドは欧州のようにヒトラー・ドイツに屈してしまうのか?
しかし、そこへ救いの手が差し伸べられる。合衆国に勝利し、大東亜共栄圏を成立させた大日本帝国であった。
さらに不思議な事に、ヒトラーは帝国海軍の超ド級戦艦<ヤマト>撃沈に拘りを見せ…。
池田 和美の書く、今更ながらの火葬(仮想ですら無い)戦記、はじまりはじまり折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-17 06:09:08
386588文字
会話率:29%
ときに西暦1853年、江戸湾に黒船が来航したが、征夷大将軍徳川家定は余裕綽々としていた。江戸城に幕閣を集め、「大和に迎撃させよ!」と命令した……。
短編全3話、リメイクです。
最終更新:2024-01-11 18:00:00
6366文字
会話率:14%
黒船襲来。しかし江戸幕府は戦艦大和を持っていた。
最終更新:2022-06-27 18:00:00
3574文字
会話率:14%
太平洋上でマグロ漁をしていた漁師は、洋上から一隻の大きな船が近づいて来るのに気づいた。それはかつて日本海軍の誇る超弩級戦艦・大和と瓜二つだった。
大和に酷似したその船は、針路を日本に取り航行を続けた。
そしてその船から、日本政府に或る要求が
出された。
「本船の横須賀入港を許可していただきたい。本船には貴国に返還するものが搭載されている」と。
はたして大和に酷似した船の正体とは…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-10 22:14:14
8136文字
会話率:42%
軍艦と女性しか愛せない変人片山瑞希はある日突然死んでしまう。しかも死んだ原因は神様で実験に手伝って欲しいと言われる。その対価として瑞希は戦艦大和の力を手に入れ異世界で気ままに生きていく
この作品はフィクションです、実際の団体、人物とは関係あ
りません、また、実際の戦艦大和とも関係ありません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-24 03:00:00
212650文字
会話率:52%
サバゲ好き以外どこにでもいるようなサラリーマンの主人公は、
ある日気づけば見知らぬ森の中にいた。
その手にはLiSMと呼ばれるip〇d似の端末を持たされていた。
これはアサルトライフルや戦闘機に戦車や空母、果ては缶コーヒーまで召喚できてし
まうチート端末だった。
森を出た主人公は見る風景、人、町をみて中近世のような異世界に転移させられと悟った。
そしてこちらの世界に来てから幾日か経った時、
主人公を転移させた張本人のコンダート王国女王に会い、
この国がデスニア帝国という強大な隣国に陸・海・空から同時に攻められ敗戦色濃厚ということを知る。
主人公は、自分が召喚されたのはLiSMで召喚した現代兵器を使ってこの国を救って欲しいからだと知り、
圧倒的不利なこの状況を現代兵器を駆使して立ち向かっていく!
そして軍事のみならず、社会インフラなどを現代と引けを取らない状態まで成長させ、
超大国となったコンダート王国はデスニア帝国に逆襲を始める
そしてせっかく異世界来たのでついでにハーレム(軍団)も作っちゃいます笑!
Twitterやってます→https://twitter.com/wyvern34765592
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-26 21:26:41
927800文字
会話率:39%
ある少年は現実世界(リアル世界)における原因不明の死で異世界に転生する。しかし異世界で少年はすべての記憶をなくしていた。そこに現れたのは戦艦大和の魂だった。この異世界は事故、退役、撃破で死んだとみなされた兵器の魂が行き着く先だった。
こ
の異世界の兵器の魂は例外なく女の子の外見で、男の子の姿である少年は正体不明だった。
翌日、異世界での支配者を決める大統領選出戦が開始され、大統領選に敗れたロシア県の主将タイフーンは異世界とリアル世界の両世界の統治者になるべく、「双頭の鷲」計画を立てる。
少年はこの陰謀に巻き込まれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-15 21:24:40
138957文字
会話率:70%
女性が前線で戦い、または高い地位にいるのが普通であり常識である世界における日本は、余りにも不当なハル・ノートを拒絶し、遂に欧米と戦争状態に突入した。既に大陸で戦線を抱えていた日本であるが初戦における作戦計画と精強なる海軍力を持ってアジアから
欧米の勢力圏を排除しつつあった。しかし、アメリカ軍は奇抜な策によって日本本土の爆撃を成功させる。珊瑚海海戦における躓きを経験し焦る日本海軍は、大胆にもアメリカの太平洋における一大拠点、ハワイへの足掛かりとしてミッドウェーを目指した。濃い霧の中を進む空母赤城の甲板に一人の少年が現れたのを切っ掛けに、二度目の世界大戦は大きく進路を変えて行くことになる.......。
※こちらは過去に執筆していた『俺と彼女らの戦闘記』をベースに大幅にシナリオ変更をした修正作品です。未熟であった事も重なり、現在投稿されている分を持って上記の作品は打ち切りとさせて頂きます。ご容赦ください。
※素人作品になりますので、ある程度のナーフ、作中における所謂ご都合主義、計画や試作で終わった兵器(震電等)も登場予定です。苦手な方はどうかご了承お願い致します。
※登場兵器はなるべく史実に忠実とさせて頂きますが、当方の判断により若干の変更を加えたりします。
※単位は日本で日常的に使われる物としますが、船舶に限定してノットを採用させて頂きます。また、単位は全てカタカナ(メートル、キロ、ノット)表記とし、紛らわしい物は全て時速や距離と表記致します。また、米軍が用いていたインチ、ポンド等も使用させて頂きます。キロ換算等は作中で記載する予定です。
※毎週水、木曜のどちらかを目安に投稿しますが、いずれも投稿がなかった場合は次週までお待ちいただけると幸いです。遅筆の為ご理解下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-08 22:00:00
144414文字
会話率:28%
優秀だったがワーカホリックで自分の人生は失敗だったと落ち込む大賢者は、女神の計らいで辺境伯の三男坊として転生する。
しかし、スローライフを目指すあまり、無能を装ったがために暗黒の森へと捨てられてしまう。次々と魔物に襲われる大賢者だったが、前
世の知恵を生かし、魔物を食べて生き残る。
こうして大賢者は魔物の力を次々と獲得しながら強くなり、最後には暗黒の森の王者、暗黒龍に挑み、手下に従えることに成功した。しかし、この暗黒龍、人化すると人懐っこい銀髪の少女になる。そして、ポーチから出したのはなんとiPhone。そして、世界の管理者の龍も紹介され、明かされる世界の真実に大賢者もビックリ。なんと、この世界はコンピューターによって作られた世界だった。
そして、生まれ故郷がスタンピードに襲われる。大賢者は自分を捨てた父から家督を奪い、次男に継がせ、押し寄せる魔物を倒す。
しかし、ここで世界の元管理者に捕まり窮地に陥る。それを救ったのが管理者の龍。
ところが、月面で祝勝会中に再度元管理者に襲撃されてしまう。何とか宇宙を渡り、一か八かの大気圏突入をこなし、地球に帰還し、この世界を創出しているコンピューターのある星、海王星へと渡り、元管理者との闘いの勝利を確信する。
だが、元管理者は想定外の行動に出ていた。コンピューターを破壊して地球を壊そうと試みていたのだ。
大賢者達はたまたま近くにいた戦艦大和を使って元管理者撃墜の準備を進めたが、それは暗黒流の少女も殺すことを意味していた。地球を取るか少女を取るか、悩む大賢者だったが、泣く泣く撃破する。亡くなって初めて少女の大切さを知り、絶望に突き落とされる大賢者。
そこに、最後の手段を提案する管理者の龍。それは女神に直訴することだった。少女を生き返らせるため大賢者は東京にいる女神へ直談判に行き、試練を超えて少女を取り戻し、プロポーズをして結ばれる。
最後は夢だった妻子とともに暮らすスローライフを獲得し、自分らしい生き方に目覚める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-30 11:00:37
132077文字
会話率:39%
※この物語はフィクションとである。
日本海軍最強の戦艦大和と一人の青年の戦記
最終更新:2022-11-12 10:16:12
40049文字
会話率:2%
戦艦大和は本当に最強だったのか?
それは果たして嘘か誠なのか
それを知る旅
史上最強と言われた無敵の戦艦大和
敵はいないはずだった。だが、皮肉にも真珠湾攻撃で、大日本帝国海軍が世界に見せつけた、航空部隊による攻撃はそれまでの常識を、遥かに
逸脱するものだった。大艦巨砲主義に凝り固まり、戦艦による艦隊決戦こそ、海戦の王者であったのも今は昔。航空母艦を用いた機動部隊の活躍は、世界的にもショックが大きかっただろう。善戦全勝の日本海軍も、アメリカ相手の戦争を長引かせるつもりはなかった。開戦時の連合艦隊司令長官山本五十六は真珠湾攻撃を失敗だと評価している。理由は2つ。1つは、外務省職員の不手際による、宣戦布告の遅れで真珠湾攻撃が奇襲となってしまった事。もう1つは、アメリカ海軍太平洋艦隊の空母を1隻も撃破出来なかった事、この2つの理由から真珠湾攻撃は、失敗だと評価している。大和が連合艦隊の旗艦になったのは、真珠湾攻撃の直後である。くしくもロシア海軍バルティック艦隊を撃破した、世界最強の日本海軍がまた戦争を初めた。山本長官は、早期講和の道を模索する。何故なら、アメリカ相手の戦争は負ける事を長官は誰よりも知っているからである。日本海軍幹部もアメリカ相手の長期戦は厳しい。陸軍に至っては、支那で中国と長引く戦争の泥試合をしていた。フリート・イン・ビーイング。現存艦隊という加藤友三郎大将の考案した考え方を、山本長官は大和こそ、それに相応しい。艦艇としてのスペックは、超一流。世界最強と言われたアメリカ海軍のアイオワ級よりも強い。日本海軍伝統の艦隊決戦に持ち込めれば、日本は負けない。何とかして五分五分に持って行ければ御の字という戦いだった。大和の姉妹艦である武蔵も、大和同様のスペックを持った艦艇であった。しかし、零戦を越える空母艦載機を造り出す事が出来なかった日本海軍は、ついに禁断の攻撃に踏み切る事になる。特攻の父といわれた大西瀧二郎中将は、特攻を統率の外道と酷評している。大和は、そんな時になってもまだ、トラック諸島と柱島泊地を行ったり来たりばかりしている。ホテル大和。いつしか戦いを忘れた海軍首脳部の、豪華絢爛な食事は国民が飢えても、まだ営業を続けた。己らの最後が、想像を絶するモノとは知らずに。航空機の支援があっても沖縄で何が出来たか…大和の最後は日本人が忘れてはいけない時代の転換点となる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-07 12:40:36
73117文字
会話率:1%
宇宙歴228年。地球連合からの惑星連合皇国の航宙船に対する衝突が原因で第二次宇宙戦争が勃発。地球連合航宙軍第56高速艦隊所属のマグサ・ウエスギ航宙大佐は自身が艦長を努める重巡【浅間】とともに戦争に参加するも敵の奇襲を受けて木星の人工大陸に不
時着してしまう。浅間は大破。航路に存在しない人工大陸をわざわざ通る航宙船もない。通信もできない状態のなか人工大陸の地下で眠りにつく一隻の戦艦を発見する。その船は第一次宇宙戦争で地球連合を救った幻の航宙戦艦大和であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-24 10:00:00
10149文字
会話率:53%
軍神山本五十六はニューギニア戦線視察で戦死した・・ハズだったのだが・・
最終更新:2022-07-25 13:00:00
31446文字
会話率:10%
異世界へと旅立ったヤマダタロウ。次は何処か??
最終更新:2019-01-15 12:18:22
43543文字
会話率:20%