ある異世界、そこは新魔法資源『エリキシル』により時代が変わろうとしていた。
魔法が万人に行使できる様になり、魔法機械が生み出されていく。
やがて世界は女神を信奉する『女神の教会』が樹立した政府により統治され、治安を守る聖騎士達が教皇の
元に作られた。彼等は魔法機械の最高峰、巨大機械兵器『魔導外殻』を操り、並み居る魔竜、魔王、邪神を打倒していったのだ。
そんな最中、一人の貴族の娘が運命の歯車へと巻き込まれる。
アルマ・レヴァン・フロイライン。彼女の父ダグラス・ヴィン・フロイラインはかつて世界中に存在する謎の古代文明の主『アクナキの民』を研究する考古学者だった、だが彼はある時重症を負い、その志半ばで亡くなってしまう。その後に女神の教会は古代文明の調査に禁止令を出し、フロイライン家が積み上げてきた実績や古代文明の品々全てが剥奪されたのだ。それは女神の教会が何らかの形で、ダグラスの死に関わっているは明白だった。
それから五年後、父の形見の手帳に残された最後のページに記された、ある遺跡へとアルマは向かう。そこには父の死より五年後にその遺跡へと再び赴く内容が示唆されていたのだ。
そしてアルマは唯一フロイライン家に残ったメイド長のアリシアと共に、朧げな可能性を頼りに旅へと赴くのだった。
だがそれは、アルマの運命、アリシアの過去、それらを繋げる事変へと繋がる事は、彼女達はまだ知らない。
少女は運命に手を掛ける、そしてマスラオは蘇る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-28 18:59:06
9992文字
会話率:48%
『聖母』と呼ばれ、国中の民から慕われる元『聖女』セレスティア。
彼女の元には、国王や貴族の横暴に苦しむ平民達が毎日のようにやってきては様々な訴えを持ち込んでいた。
二つ名の通り慈悲深くその訴えを受け止めるセレスティア。
しかし彼女はその裏で
、訴えを利用して貴族達の権力を削ぎ、教会内での地位を高めていた。
彼女の護衛であり、かつその謀略の手先であるラナから見れば、彼女は『聖母』などではなく『毒婦』。
一歩間違えれば破滅間違いなしな行いをしているセレスティアを『この女』と内心で呼んでいるラナだが、しかし彼女から離れられない理由もあった。
女教皇として上りつめるのか、それとも破滅して落ちるところまで堕ちるのか。
どちらにせよ、最後まで付き合おうとするほどに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-25 06:00:00
5179文字
会話率:29%
憑依した先で霊能力者になってしまったアゼリア。前世に何があったのか、そして本物のアゼリアと自分の身に何があったのかを知るために幽霊であり協力者でもあるソレルと共に密かに情報屋を営んでいた──はずなのに!!!!
いつの間にか個性的
で厄介な人物達に付きまとわれることに!!さらにアゼリアが教皇に!?
果たしてアゼリアはどうなってしまうのか──!?
アゼリアと愉快な仲間たち(?)のちょっぴりダークで楽しい異世界ファンタジー!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 02:34:16
6106文字
会話率:49%
モンスターによって汚染された被災地の清掃が、俺の仕事だった。
ある日、教皇庁から被災地に一人の女性騎士が派遣されてきた。
復興を手伝いたいと言う彼女に、俺は試す目的で汚物の前で告げた。
「シャベルがもうないみたいだ。あんたは手でこれを片付け
てくれ」
彼女は――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 18:10:00
10033文字
会話率:54%
俺はこの国の王太子である。婚約者は聖女だ。平民生まれながら、その存在は聖女の名に相応しく清廉潔白、その信仰心は一点の曇りもない。……そして、俺とは全く気が合わない。ある日、突然、教皇がやって来た。「王太子殿下! 真の聖女様をお連れしましたぞ
! つきましては、偽の聖女との婚約を破棄し、真の聖女様と婚約を結び直していただきましょう!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 12:00:00
11970文字
会話率:39%
古代地中海において覇を唱えたローマ。
そしてその古代ローマ滅亡以降、ローマを自称する国家群。
それら国家に関わってくるキリスト教。
……をざっくりと纏めながら書いてみました。
最終更新:2024-04-22 06:00:00
8776文字
会話率:0%
乙女ゲームの世界の12歳の少女ユリエラに憑依転生してしまった如月夏樹は教皇キルエルに助けられ、様々な攻略キャラを進められてしまう!!
しかし如月夏樹が見初めた相手は攻略キャラのお爺さん!?ルートから外れまくりな彼女の行く末は!?攻略キャラ達
からの様々な策略を潜り抜け、真実の愛に辿り着けるのか!!目指せハッピーエンド!!
(この物語はファンタジーロマンスです。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-16 02:22:57
69395文字
会話率:45%
断罪の最中に前世の記憶が蘇ったベルベット。
ここは乙女ゲームの世界で自分がまさに悪役令嬢の立場で、ヒロインは王子ルートを攻略し、無事に断罪まで来た所だと分かった。ベルベットは大人しく断罪を受け入れ国外追放に。
──……だが、追放先で攻略対象
者である教皇のロジェを拾い、更にはもう一人の対象者である騎士団長のジェフリーまでがことある事にベルベットの元を訪れてくるようになる。
ゲームからは完全に外れたはずなのに、悪役令嬢と言うフラグが今だに存在している気がして仕方がないベルベットは、平穏な第二の人生の為に何とかロジェとジェフリーと関わりを持たないように逃げまくるベルベット。
しかし、その行動が裏目に出てロジェとジェフリーの執着が増していく。
そんな折、何者かがヒロインである聖女を使いベルベットの命を狙っていることが分かる。そして、このゲームには隠された裏設定がある事も分かり……
独占欲の強い二人に振り回されるベルベットの結末はいかに?
※完全に作者の趣味です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-14 18:40:14
79154文字
会話率:45%
まだ私が小さい時。
異能は今ほど知られてなくて、世界が二つあるなんてほとんどの人は知らなかった。
あの時は、どうしてみんなが傷を負っても死なずにいるのか知らなかった。どうしてそんなに強いのか知らなかった。
何より私はみんなが何のために
戦っていたのか、わかってなかったんだと思う。
でも私の知らないところで、復讐のため、誓いのため、愛情のため、狂気のため、みんなは必死に戦っていた。
これは、そんなみんなと一緒に、私の恩人が世界を変える物語。
◯◯◯
第一章 罪人に送る地獄の業火
鬼は記憶喪失の蛇と共に、罪人と女神を探しにいきました。
彼らを地獄に送るために。
第二章 泡沫と消える絶食の誓い
狩人は妖精に禁忌を祈りました。鬼は目をそらし、魔女は諌め、女教皇は慰めて。
その誓いは幻を越えられない。
第三章 女王の愛は星よりも重く
星団は女王が報われることを望み、恋人は女神を望んだ。
そして女王はただ、愛するだけでよかったのに。
第四章 女神の答えは恋人の剣
勇者は女神と剣を抱え自らの出生を求める旅に出る。
復讐と絶望は罪人の天国であり、女神は女神でなく、女神が女神であった。
第五章 雷雲は最後の審判を告げる
人々は審判を畏れ、逃げ惑う。
誰もが彼を忌み嫌うのなら、間違っているのは世界の方なのだと、彼女はそう呟いた。
断章 どうか私を慰めて、と
ずっとこんな日が続くと、小さな魔女は思っていたけれど。
第六章 その身に血を刻む
私の血霧を欲するか。ならばくれてやろう。
宿命の一切を貴様に託すのが罪滅ぼしというのなら。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-13 07:16:16
529377文字
会話率:43%
神様の不注意で雷に打たれた神田実美は、エメシア・ブロンティとして異世界に転生した。
魔物に侵略され、荒れた国の救世主――『救国の聖女』として……。
「っっっ神様の、バカーーーー!!!」
彼女は超が付くほどのコミュ障だった。
見られるのも、話しかけられるのも苦手。
おまけにビビり。
魔物を見て気絶。
急に話しかけられて気絶。
叫びまくりの気絶しまくり。
その上この世界はやけに顔の良い人が多い。
そして、やたらと問題を持ち込んでくる。
まさにイケメンと問題がアンハッピーセット状態。
起きているだけで削れていくメンタル。
どう考えても『救国の聖女』などできる訳がない。
けれども、この世界で生きていくには聖女をやるしかなくて……。
これは巻き込まれ体質の聖女が、テンパって変な行動をしながらも、国を救っていく物語……かもしれない。
※ギャグ調で進んでいく物語ですので、序盤の恋愛要素は少し薄目かもです(;・∀・)
※カクヨム様でも連載しております(カクヨムコン参加中作品です!)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-21 18:04:16
167871文字
会話率:27%
教皇ホセは激怒した。必ず、かの邪知暴虐の者達を除かなければならぬと決意した──かはさておき。彼は人々から自身に寄せられる誹謗中傷に思い悩んでいた。これでは今日もわたしの髪は薄くなるばかりだと……。そう考えた彼はある享楽にふける──。
頭か
らっぽで読める話だと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-11 11:16:43
5598文字
会話率:54%
神に力を与えられた英雄が闇との闘いに打ち勝ち、興された神聖帝国アーカンシェル。世界の陸地の大半を占める大陸を支配下に置き、英雄の子孫が代々身に宿す神聖力により、千年近くもの間、神を信奉する民や国土を守り続けてきた。
長い歴史のうちには衰
退した闇が力を取り戻し、度々世界が危機に見舞われることもあったが、神は聖女を地上に遣わして自らを信ずる民を護らせたと言われている。
帝国には神聖力を受け継ぐ皇室の他に、傍系皇族たる四大公爵家が存在し、その直系もまた神聖力を有している。その筆頭公爵家には、帝国の白薔薇と讃えられる令嬢ロザリアがいた。
ロザリアは、七歳の時に魔物から救ってくれた義理の叔父レオンに恋をした。大好きだった童話を自分とレオンに重ね、いつか結ばれることをずっと夢見てきた。
だが、十五歳になった時に国教神聖教会の教皇から聖女と認定されたことにより、勅命で帝国唯一の皇子と無理やり婚約させられる。異教徒の妃所生の皇子は、無能で傲慢なために立太子が危ぶまれていた。聖女を伴侶とすることで、皇嗣と認めさせようという皇帝の政治的判断からの婚約である。
同時に近衛騎士だったレオンは神聖教会所属の聖騎士団に移籍し、ロザリアは寂しい思いを抱きながら、皇子の傍若無人な振る舞いに耐え続けた。周囲の協力を得て皇子を失脚させることに成功し、悪夢の婚約から何とか逃れることができたのは二年後だった。
そうして、ようやく初恋のレオンへ想いを告げることができたものの、簡単には受け入れてもらえない。それでも希望を捨てることなく、ロザリアは恋を叶えるべく改めて意志を固める。
一方で、皇族の堕落とともに闇の力が深まり始め、聖なる結界が弱まり、広い大陸の方々で魔物の出現が増えて来ていた。ロザリアは聖女としての役割を果たすべく、大陸各地にある聖樹を浄化し癒すために、聖騎士団長となったレオンの護衛で巡礼の旅に出る―― 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-29 21:00:00
306828文字
会話率:48%
教皇庁特任司祭ミカ(見た目は天使、中身はチンピラ)は、ある修道院に派遣される。目的は、そこで起こる『奇蹟』を調査すること……というのは表向き、真の狙いは上納金! 奇蹟の噂が広まるほどに、巡礼も寄進も増えたはず!
強請って脅して巻き上げる!べ
く、修道院に乗り込んだミカだが、何かを隠している院長、過去を捨てた修道士、野心あふれる貴族に、ついには王家の秘密まで……?
ちょい待って、一体何がどうなってんの?
ていうか――何で俺が〇されるんだよ!?
くそったれ、陰謀だか奇蹟だか知らねえが、教皇特使サマを舐めんなよ?
覚悟しろ! 教皇勅書で、横っ面引っ叩いてやるからな!
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-25 15:10:41
295824文字
会話率:42%
Chat OPTが紡ぐゲーム世界のオジサン革命家に異世界転移した小学生。そして、妖精教皇(9歳)に転生した合理主義者のサラリーマン。Chat OPTが紡ぐゲームのファンタジー異世界(エイトリア国)を舞台に、革命軍と教皇軍、2つの勢力がからみ
合う。盗賊の襲撃、無限タブレット、そしてランドセル…。 果たしていかなる物語が繰り広げられるのか?! 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-11 17:47:49
17725文字
会話率:45%
大陸の中南部に位置するダーナ教国。新教皇に選出されたヴェスタールは、即位の儀式の最中、墜落死を遂げる。自殺を最大級の禁忌とするダーナ教においては、他殺以外は認められない一方で、殺人の証拠を見つけられず枢機卿たちは事態を収拾できずにいた。そこ
で一人の若き学僧に、白羽の矢が立ったのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-04 21:13:18
963文字
会話率:43%
世界の危機に際し、教会は状況の打開を図る為に伝説の勇者召喚の儀式を執り行った。
しかし、そこに現れたのは二人のセーラー服の美少女であった……
というのは、よくある(?)事だが、問題があちらこちらにあった。
教会は勇者召喚が成功すると思ってい
なかったし、なんなら代理の偽勇者まで用意していたし、教皇は人気のない腹黒汚職教皇だし、各国の貴族もまとまりがない。
そもそも、世界の危機とか言っても人余りを解決する棄民政策、侵略戦争が上手くいっていないだけというなんとも世知辛い状況だったのだ。
だが、問題があったのは何も召喚をする側だけではなかった。
召喚された少女、津宮涼花(つみやりょうか)はもっと問題だらけだった。
汚い異世界に召喚された汚い美少女が率いる汚い聖戦軍は魔王へ挑むため旅立つが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-29 18:00:00
118478文字
会話率:40%
治癒力を使い過ぎて意識を失った聖女ユレニアは、長い眠りから覚めて驚いた。
なぜなら、彼女の両隣には裸の美青年が寝ていたから……!
しかも、自分の顔も体も別人になっている。どうやら、帝国の皇女ルドヴィカと体が入れ替わってしまったようだ。
皇女
が住む宮殿から逃げて、元々いた教皇庁に戻ろうとするが、ユレニアは皇女の近衛騎士にかつて出会ったことがある初恋の相手・アデウスを見つけた。
ユレニアは無事に元の生活に戻れるのか。そして、アデウスとの恋の行方は−−?
※全年齢&全22話の中編小説です(約8万字弱)
※複数サイトに投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-17 20:00:00
78833文字
会話率:32%
王子殿下に唆されて割と最低なドッキリを仕掛けるアホの子聖女と、それに振り回される可哀想な教皇様のお話。
御都合主義のさらっと読めるSS。
けれどドッキリの内容が内容なので許してくださる方向け。一応ドッキリの後ちゃんと反省はします。
教
皇様と聖女はもうちょっとちゃんと気持ちを口にして欲しいお話。
アルファポリス様でも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-08 14:59:37
2311文字
会話率:47%
ローマ教皇が23年12月18日にキリスト教カトリック教会の教皇フランシスコは司祭が同性カップルに祝福を与えることを許可すると発表しました。
一見すると「良かったね」と思うのかもしれませんが、事はそんなに単純ではないと思っています。
一体何がそんなに問題なのか宗教学的に見ていきたいと思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-24 17:11:18
2651文字
会話率:2%
アイスブルーの髪と金の瞳を持つアレッシアには、心に決めた男性ドゥランがいる。だが、ある日、氷龍と会話できることが分かり、龍騎士団に誘拐に近い形で王都に連れて行かれて「氷龍の聖女」と呼ばれるようになる。王と教皇の権力争いに巻き込まれながらもド
ゥランとの愛を貫くために、アレッシアは強くなっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-23 19:00:00
74206文字
会話率:55%