街中にある喫茶店『スロウ』
そこから紡がれる日常の後編です。
少し続くので、設定ミスっちゃいましたが読んでもらえると幸いです。
一緒にほんわかした世界へ訪れてみましょ
最終更新:2025-04-30 15:14:03
8276文字
会話率:33%
その時、大陸が4つの帝国に支配されていた。
大陸の南東から北へ西へと領土を拡大していった東の帝国茗(メイ)。西の帝国との間にある大いなる砂漠のオアシス都市の連合の蘭国は茗に吸収されることを望み、3族長の娘を其々恭順の証として皇帝に差し出した
。茗らしい黒髪黒目で妖艶な美しさを持つ16才と17才の二人とは違い、濃茶色髪に榛色の瞳蜂蜜色の肌を持つ星(せい)は砂漠を東西に移動して商売をするキャラバン隊の踊り子を母に持つ妾腹の娘12才であった。後宮へ入って早々お手付きになった二人と違い、幼さの残る星は皇帝からお手付きの無い乙女の身のまま5年を過ごすことになった。
北の大国ロシノフ帝国と東の茗国に挟まれた緩衝地帯として独立を許されているヴェルボク国にロシノフ帝国が侵攻してきた。ロシノフ帝国は広大な領土全てを統治出来ておらず、西の端にある首都以外は地元の豪族が好きに統治しているのだが王家の醜聞が起こると、国民の目を反らすため度々ヴェルボク国へと侵攻を仕掛けるのだ。大国に挟まれたヴェルボク国は茗と同盟を結ぶことを願い出て、聞き入られる。
その約束の証しとして、17才になっていた側妃星は北東の国へと再度嫁ぐことになった。
嫁いだヴェルボク国の国王夫妻は先の侵攻で亡くなってしまい、急遽即位したのは14才のユーリイ。土地は痩せて寒く、資源となる鉱物も無い大国同士が隣にならないように緩衝地帯としてしか価値のない場所。ある意味捨て置かれた場所で鎖国のように細々と独立を守ってきた国。そんな国の貴族は世情に疎く年若い国王を操ろうと戯言を吹き込み、嫁いできた大国の元側妃である星に辛くあたる。ユーリイに至っては乳母の娘に騙されて初夜の晩に「お前を愛することは無い!」と宣った。それを聞いた星はユーリイに物の通りと世情を教えると共に、「この落とし前はどうつけるんだい?」と艶やかに微笑みながら脅すのだった。
そんな、コメディです。
前後編でお届けします。
元サヤ恋愛物です。元サヤがお嫌いな方は申し訳ありませんがブラウザバックでお願い致します。
年上の男性(夫以外)との匂わせがあります。
もちろん、想像の産物ですので、時代考証など出来ておりません。
妄想の賜物とお時間潰し位のゆるさでお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-29 19:13:27
8896文字
会話率:41%
(前編※完結)一回目の転移で力を手に入れ、二回目の転移で新しい名前を貰った元人間の異世界転移物語。
凶暴な獣たちがはびこる最初の異世界では、獣と食うか食われるかの死闘の日々を繰り広げていた。そしてその地獄から救い出すように二回目の転移が訪れ
る。魔法や魔物が存在し、召喚士が精霊をパートナーとするファンタジーのような異世界。舞台は、少女が儀式によって主人公を召喚し、人型精霊だと勘違いしたことから動き出す。これは精霊が大好きな少女と嘘つき精霊となった主人公の物語。※外伝も投稿中。外伝の内容は主にヒロインたちとの交流、後編では語らない物語の補完。
(後編)『妖精使い』のレインは冒険者として日銭を稼ぐ毎日を送っていた。そんな彼女に舞い込んできたのは巷で話題の『黒騎士』と呼ばれる化物の王の情報。レインは『黒騎士』を追うために協力者を求め、ひょんなことから『シラクラ』という名の何でも屋の門を叩くことになる。それが黒装束を身に纏い仮面で顔を隠す男――グレイとの出会いだった。※不定期投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-29 18:00:00
783554文字
会話率:47%
蔑みの対象であるカエル色の髪を持つ子爵令嬢のステファニーは、義妹に婿入り予定だった婚約者を寝取られ、子爵家を継ぐ予定も流れ、急遽嫁入りしなくてはならなくなった。
そこで名乗りを上げたのは、若き伯爵アドニス・フェザー。
社交界の華である彼は
、初対面でこう告げた。
「きみを愛することはない」
そう、彼には真に愛する美少年の愛人がいたのだった……。
『きみを愛することはない』
お決まりの台詞を言われた令嬢と言った青年伯爵の、それぞれから見た、それぞれの結婚生活。
短編のつもりがちょっと長くなったので、前後編に分割しました。後編は一時間後に予約投稿中です。
※善良な物語ではありませんので、ご注意を。
ドン引き注意。閲覧は自己責任でお願いしますね…?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-28 20:00:00
42231文字
会話率:22%
明かりのない薄暗いその部屋で、わたしは目を覚ました。
ここがどこだかわからない。
自分の名前さえ、おぼろげで。
戸惑うわたしに話しかけてきたのは、穏やかで優しい人だった。
彼を好きになった。
だけど彼とは結ばれない。
彼は明日、
この国のために、死ななければならないから――。
*前後編の2話完結です。明日の20時に後編を予約投稿してあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-07 20:00:00
23606文字
会話率:33%
とある大国の神子(みこ)であるエドナは、外の神子の出現により、20も歳が離れたアルフレドと結婚させられる。アルフレドの優しさと気高さに心惹かれるが、相手にされない日々を送っていたエドナはある日、彼を迎えに行く途中、階段から落ちてしまう。彼
女が目を覚ますと子供の頃に戻っており、彼女は愛しの彼に会う為、騎士を目指す。
※前後編となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-25 18:20:00
12083文字
会話率:49%
シニアで自分を馬鹿にしたキング達を見返すためライバルの強豪校に一般入部で入部したカズヤ。
伝説はここから始まる···
最終更新:2025-04-24 14:35:02
1851文字
会話率:60%
後編です。
終わりの方は少しドストエフスキーの影響を受けてます。
キーワード:
最終更新:2025-04-16 22:24:43
11958文字
会話率:0%
長いので半分だけ載せます。
男女が旅館でお見合いをしております。
話題はCHINKOASOBIから別の方へと流れてゆき···
後編ではふたたびCHINKOASOBIに戻る予定。
くたびれたので後編は一週間後くらいに載せます。
こういう長
いのはもう書かない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-19 00:26:28
3068文字
会話率:0%
結婚式まであと半年。
幼い頃からの婚約者であるイヴァンとアヤは、お互いへの思いを大切に愛を育んできた。
そんな幸せは、王妃の一言で奪われる。
今世での幸せを諦めたイヴァンとアヤは、来世で一緒になろうと誓う。
来世で無事会えた二人は、果たし
て一緒になれるのだろうか。
え? 犬? あなた、イヴァンなの?
そんな悲恋の物語。
*全2話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-16 19:10:00
10285文字
会話率:28%
「母さん、“心”って何?」
「……それは、痛むものよ」
「なら、きっと僕にもある」
――魂を持ってしまったAIと、その“終わり”の物語。
AIの視点から描かれる【前編】と、人間の視点で語られる【後編】。
ふたつの記憶が、交差する。
最終更新:2025-04-16 00:00:00
1667文字
会話率:16%
曹操軍打倒のための布石はすべて整った。
周瑜の追手から逃れると、諸葛亮は江夏の劉備の元へ帰還。
即座に諸将に命じ、曹操の退路を塞がせる。
やがて赤壁の地に紅蓮の炎が天を焦がし、曹操軍の船団は焼き払われ、その大望は頓挫することとなるのであった
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 00:28:09
9578文字
会話率:0%
呂布と言う虎はついに下ヒの城へ追い詰められた。
籠城で耐えしのごうとするが、ついに配下からの信望を失い、侯成、魏続、宋憲らの裏切りを招く。
そして城は陥落、城内の白門楼において、呂布はその生涯を閉じる事となる。
最終更新:2025-02-24 03:45:04
22111文字
会話率:0%
河北二枚看板とも言うべき名将、顔良は関羽に斬られた。
しかし袁紹はその敗北を挽回するべく、今度はもう一人の二枚看板である文醜を総大将に、延津の地から渡河を開始。
物資、兵力、ほぼすべての点において袁紹に及ばない為、局地戦での勝利を積み重ねて
いくしかない曹操は再び関羽を起用し、併せて自らの謀略を用いて文醜を討たんと目論む。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-23 23:00:00
9991文字
会話率:0%
どうも、私は2つの次元を見守る神様だと
思ってくれれば良いでしょう。
突然ですが、あなたは「妖怪」を信じますか?
……うんうん。それを信じる人も居れば、
信じない人も居るのが人間の意見でしょう。
そのような考えを持つ人が多くなるほど、
妖怪
と人間は対立するのです。
逆に信じる人が少なくなると
妖怪そのものが人間界から姿を消して
しまうでしょう。
それが一般的な人間界でございます。
では、この2つの存在が交わると
どのような世界が生まれるのか
学校、社会、私生活、友情など、
どれも人間界と全く同じ光景を過ごす
妖怪達を覗いてみましょう。
・・・・・・・・・・・・・・
主人公である林堂 友理。
この春から一人暮らしと高校生になる
ごく普通の女子高生。
そんな友理の生活を一転させる出来事に
遭って奇妙な事から色んな事件に巻き込まれ、
新しい学校生活の筈が怪奇事件へ発展。
そんな時、同じ学年である雪乃 雫という
少女は一つ目妖怪と言った大きな瞳を持つ
女の子と友達となり、さまざまな怪奇事件を
雫と怪奇研究部の皆んなと一緒に解決する。
妖怪に異変をもたらす者達との戦い、
そして友理の正体は一体何なのか?
謎が明らかになっていく様子を
あなた達も見てみませんか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-14 12:38:11
662656文字
会話率:21%
聖女を葬るために貴族令嬢・令息を装い、王立学園に派遣された工作員のナターシャとニコラスは、聖女に敗北し殺された。
そのはずだった。
だが、ナターシャは工作員となる前の孤児時代に記憶を保持したまま巻き戻ってしまう。
今度こそ組織から逃げ出し
相棒のニコラスを救うため、ナターシャは工作員の知識をフルに使って逃走することを選んだ。
※前後編で完結です。
※悪役令嬢度数は1%くらいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-08 14:07:17
6501文字
会話率:16%
『CatCPT』は、人間味のある応答をしてくれることが話題の文字チャットAIサービス。
だが延々と文字チャットの応酬を続けていると、猫が現れて気絶させられてしまうという噂がある。
高校二年生の電脳部員、大石悟はそれを体験することになる。
寂しさを紛らわせるべく、電脳部のパソコンを使って『CatCPT』を相手に延々とチャットを続けていると、本当に黒猫が現れた。
黒猫は尻尾が二又の猫又で、猫耳美少女に化けると『CatCPT』は自分が作ったと言い出した。
さらに悟は、猫又によって『CatCPT』の驚愕の正体を思い知らされることになる───。
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※一度SFの短編として投稿しましたが、ジャンル的に違っていたのでヒューマンドラマに変更して、手直しして前後編にしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 22:05:01
10020文字
会話率:42%
どこからか毎日送られてくる迷惑メール。
面倒くさいが必要メールが紛れていないかチェックを日課にしている。
ざっと眺める中で、一通だけ異質な文言が。
日常の中にすっと忍び込んでくるのは歓迎すべき幸か、それとも厄か。
まとまらなかった
ので前後編に分ける予定です。
※この作品は同名で「カクヨム」にも投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-04 23:00:00
7171文字
会話率:9%
その1、小説に美形が多すぎじゃないか問題
ふと気がついたことを書きたくなったら書く。
書きたくならなかったら書かない。
短編で場所を圧迫したくないのでここにまとめ。
前後編以外は一話一話で完結しておりますので一応完結設定です。
同じ理由
で1から順番に読まないで気になったのだけ読んでいいと思う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-04 13:09:06
26258文字
会話率:3%
「学校の怪談も毎日楽しく過ごしてる。そうは思わないかね?」
常和第三学園には怪談話がとても多い。 その数は七つに留まらず、生徒達は今日も口々に噂する。
ハナコさん、こっくりさん、人体模型に図書委員――「彼ら」は今日も噂され、時には呼び出さ
れ。生徒達と交流しながら面白おかしく過ごしている。
そんな「噂話をされる側」の日常風景や時折起きる事件を、コメディタッチ&ほのぼのでお送りする、オカルト日常系オムニバス。
・更新不定期。前後編や分割の場合は連日更新の予定。
・エブリスタ、ノベルアッププラスにて第1部を掲載。(完結済み)
【第1部:ドッペルゲンガー編】ハロウィンに起きたドッペルゲンガー騒動
【第2部:目隠し鬼編】彼らの過去にまつわる話
【第3部:理科室過去話編】今の理科室に至る話
【第4部:12ヶ月の頁拾い編】色んな話を詰め込んだ12ヶ月分の短編集
【第5部:縁切りホワイトデー編】ある冬に起きた、縁にまつわる騒動
【第6部:XXXXXX編】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-24 18:40:29
685112文字
会話率:43%
短編集。前後編、一話完結、その他色々あり。
キーワード:
最終更新:2025-03-23 22:38:10
936文字
会話率:41%
アウグスタには入り婿のルーカスという夫がいる。
彼は王太子の側近という立場であり、そして過去に一度やらかした経緯から格下のアウグスタに婿入りする羽目になったのだ。
そうだというのに、人の話を聞かないルーカスは言視察という名のバカンスに出かけ
ていく。それがとんでもない結果になると知らないで……
ざまぁありです。ざまぁの内容がマンネリにならないように注意して書きましたので、少しでも目新しく映ればいいなぁと思います。
短編で済む文字数なのですが、後日談を書く可能性が高いので連載形式にし、代わりに前編・後編をまとめて投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-22 21:02:24
14500文字
会話率:14%
フェルナンデ子爵領で運命の出会いを果たした、侯爵令嬢のマリアン。精神的苦痛を与え続ける宰相令息との婚約解消を再度願い出るも、侯爵はマリアンに謹慎を命じてしまう。
人生に失望したマリアンは自室に引きこもってしまった。
このままでは、お嬢様が儚
くなってしまう!
マリアンの専属侍女、ニナはセターレを迎えに子爵領へ向かった。
そこでの出会いで、ニナにも新たな感情が芽生える。
マリアンは無事に自由と愛を勝ち得るのか・・・!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-16 17:30:00
9593文字
会話率:38%
侯爵令嬢のマリアンは、婚約者の宰相令息の浮気と暴言に悩んでいた。婚約解消を願い出るも、父の侯爵に冷たくあしらわれてしまう。
そんな折、宰相令息の仲間を言い負かす子爵令嬢のセターレの姿を見て、セターレに会いに子爵領へ向かうことを決心するマリア
ン。侯爵令嬢、17歳の大冒険。彼女がそこで出会ったのは・・・?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-09 18:00:00
7201文字
会話率:32%
江戸時代に、オートバイはなかった。でもヤンキー(不良)はいた。
“奴(やっこ)”、“傾き者(かぶきもの)”などと呼ばれた彼らは、現代のそれよりも遥かに悪質であった。
そんな彼らに、冷めた目を向ける男がいた。浅野長矩(あさの・ながのり
)という大名だ。
のちに“ある大事件”を起こして、彼は有名になる。
「一番ヤバいやつは、ヤバそうに見えない」
そして江戸時代にも、“承認欲求モンスター”はいる。
――――これはそういう物語。
※全2話(前・後編)の予定です。
※話の都合上、史実をガン無視しています。真に受けないでください。
※特定の個人・団体等とも無関係です。ご了承くださいm(_ _)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-14 19:19:08
3807文字
会話率:45%