ひだまりのねこの日常系エッセイなのです。
今年最後のエッセイは、お疲れのみなさまへのメッセージ。
どうかみなさまよいお年を~(*´▽`*)
最終更新:2021-12-30 15:40:27
2179文字
会話率:4%
「アレクサンドラ・ロナガン公爵令嬢! 君との婚約を破棄させてもらう!」
かつて婚約者であったアイナル王子にそう断罪され、北の豪雪地帯に追放された公爵令嬢アレクサンドラは、実は妾腹で、十歳で公爵家に召し出されるまではバリバリの山育ち。幸運な
ことに生まれ育った北の山に「追放」という名目で戻ることができて二年。名うての猟師だった祖父から叩き込まれた狩猟の知恵と技術を使い、今日も元気に獲物を追いかけていた日のことだった。自分を裏切り、ここに追放したはずの元婚約者・アイナルが目の前に転がり込む、否、転がり落ちてくる。
アレクサンドラは知っていた。自分が追放されたその後、アイナル王子は「真実の愛」を教えてくれたはずの伯爵令嬢家に裏切られ、国を乗っ取られてしまったことを。頭も性格も悪く、処刑する価値もないと判断されたヘッポコ王子は着の身着のままでここ北の原野に追放され、死ぬ覚悟も定まらずに冬になるまで彷徨っていたのだ。
過去に自分がした仕打ちも忘れ、アレクサンドラに「助けてくれ」と懇願してくるアイナル元王子。無論アレクサンドラは助ける気などなかったが、アイナル元王子は幽閉されている妹のエヴァリーナの解放と引き換えに、春になって雪が解けたら徒歩で王都に帰り、伯爵家に処刑されるつもりだと宣言した。
自分にとっても実の妹同然だったエヴァリーナのため、アレクサンドラは「自分の食い扶持は自分で稼ぐ」「命令には絶対服従」を条件に、今までやられた仕打ちの復讐を兼ね、春までこのヘッポコ元王子を生きながらえさせることを承服する。
だがアイナル元王子は理解していなかった。この冬山では「自分の食い扶持を自分で稼ぐ」ことが如何なる意味を持つことなのか。そしてこの山では、アイナルのような頭も体も弱い人間は生存そのものが許されないという事実を。果たしてアイナル元王子は風雪に揉まれて成長し、春まで生き残ることができるのか。
バリバリ山育ちで口が悪い狩猟大好き公爵令嬢と、能なし、甲斐性なし、根性なしの三バカヘッポコ元王子のデコボコ山暮らし譚。反響のあった短編小説の連載化です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-19 12:04:06
39666文字
会話率:36%
「アレクサンドラ・ロナガン公爵令嬢! 君との婚約を破棄させてもらう!」
かつて婚約者であったアイナル王子にそう断罪され、北の豪雪地帯に追放された公爵令嬢アレクサンドラ・ロナガンは、実は妾腹で、十歳で公爵家に召し出されるまではバリバリの山育
ち。幸運なことに生まれ育った北の山に「追放」という名目で戻ることができて二年。名うての猟師だった祖父から叩き込まれた狩猟の知恵と技術を使い、今日も元気に獲物を追いかけていた日のことだった。自分を裏切り、ここに追放したはずの元婚約者・アイナルが彼女の目の前に現れる。
アレクサンドラは知っていた。アイナル王子は「真実の愛」を教えてくれたはずの伯爵令嬢家に裏切られ、国を乗っ取られてしまったことを。頭も性格も悪く、処刑する価値もないと判断されたヘッポコ王子は着の身着のままでここ北の原野に追放され、死ぬ覚悟も定まらずに冬になるまで彷徨っていたのだ。
過去に自分がした仕打ちも忘れ、アレクサンドラに「助けてくれ」と懇願してくるアイナル王子。無論アレクサンドラは助ける気などなかったが、あまりにしつこい王子の態度に「自分の食い扶持は自分で稼ぐ」「命令には絶対従う」ことを条件に渋々了承する。
だがアイナル元王子は理解していなかった。この冬山では「自分の食い扶持を自分で稼ぐ」ことが如何なる意味を持つことなのか。そしてこの山では、アイナルのような弱い人間は生存そのものが許されないという事実を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-20 12:03:01
13807文字
会話率:28%
あなたは、こんな経験ありませんか?
電車で座っている時に、前に社会的に弱い人がいる。
ただ、私は疲れ果ててる、勉強や、仕事、人間関係によって。
確かに、弱い人に席を譲りなさいって教わるけれど、この場合、どちらが弱者になるんだろう。
そ
う考えたことは?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-07 08:17:24
605文字
会話率:7%
弱い人間は嫌い――ヘレナの町の冒険者ギルドに所属する魔導士ローザは、権力者になるという成り上がりを夢見ながらも、パーティーの荷物持ちであるレキを、使えないからという理由で虐げる日々を送っていた。
しかしある時、Sランクへの昇級がかかった依頼
で呆気なく致命傷を負ったローザは、治療士であるリヒトに死に戻りの呪法で救ってもらうも驚愕の事実を告げられる。
『このままだと君は死ぬ。レキと君を狙って、いろんな連中が襲ってくる。逃げるんだ、レキを連れて』。
見下していたものと見下されたもの。互いに嫌悪を抱く2人の命を懸けた逃亡の行く末に待つものは、希望か絶望か。
1話3000字前後。90話程度を予定しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-21 23:08:00
158034文字
会話率:43%
人斬り 柚月一華。
動乱の時代を生きぬいた彼が、消えることのない罪と傷を抱えながらも、新たな一歩を踏み出す。
すべてはこの国を、「弱い人が安心して暮らせる、いい国」にするために。
新たな役目は、お小姓様。
陸軍二十一番隊所属宰相付小姓隊士
。宰相 雪原麟太郎は、敵方の人斬りだった柚月を、自身の小姓に据えた。
「学びなさい。自分で判断し、決断し、行動するために。」
道を失い、迷う柚月に力強く言う。
「道は切り開きなさい。自分自身の力で。」
小姓としての初仕事は、新調した紋付きの立派な着物を着ての登城。
そこで再会した人物は―。
一つよに咲く華となれ。
※「一よさく華 -幕開け- 」(同作者)のダイジェストを含みます。
長編の「幕開け」編、読むのめんどくせぇなぁって方は、ぜひこちらからお楽しみ下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-18 10:18:58
20530文字
会話率:31%
“自分で強い女だから”と言う女性ほど、弱い人はいないよ。
僕の彼女は、物凄く強い女性ひとだと僕は想っていた。
最終更新:2021-06-07 03:00:00
2244文字
会話率:21%
何気ない君の言葉で傷つく僕は弱い人間ですか?
僕の彼女は、たまに僕を傷つける事を言う。
最終更新:2021-04-16 03:00:00
1211文字
会話率:0%
水の村。
年に1回、1週間だけ行われる水祭りの日。
そこで会った君に言われた、
「弱い人には興味ないの」
君を叩きのめす為に、そして君を助ける為に、俺はただ、強さを求めた。
最終更新:2021-05-17 08:00:00
8857文字
会話率:41%
大好きな彼女に告白するもあえなく撃沈する。
彼女は自分より弱い人とは付き合えないという。
だったら強くなるしかない。
俺はこの学園での生活の全てを彼女と付き合うことに賭けてやる。
最終更新:2021-05-06 15:00:00
19088文字
会話率:33%
世界を焼く火が空から降り注ぐ時代。
火の影響を受け生まれた体の弱い人間を人々は「藁」と呼んで蔑んだ。
荒廃した世界を旅する少年は、ある時立ち寄った村で一人の藁の少女と出会う。
今までとは違う、生きた目をした藁の少女。
淀んだ眼の
少年。
二人が出会った時、世界の時間が動き出した。
※ 以前投稿した『不死の男と短命少女』のリメイク作品になります。
※ この作品はノベルデイズにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-19 13:08:32
30819文字
会話率:28%
「こんな世界に意味はない」といっている自分はこんな世界に意味すら見出せない無意味な人間で、「こんな世界は理不尽だ」といっている自分は多少の理不尽をはね返せないほど弱く、多少の理不尽さえ許せないほど心の狭い人間だ。全ては周りに回って自分に返っ
てきて、自分がどれだけ無力かを教えてくれているかのようだけど、それで必要以上に卑屈になるのもどうかと思うし、開き直って神視点になるのもどうかと思うんだけどまぁ、弱気にせよ強気にせよそんな自分のことを見つめないやつはもっとどうかと思うんだよ。ようは何を言いたいかって言えば、「僕は他人が嫌いだし、それに輪をかけて自分のことが大嫌いだ」ってことだけど、嫌いな部分も含めて悪くないって思うんだって、そういう自分の甘さが最も嫌いだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-17 17:26:58
6666文字
会話率:0%
誰にも望まれていない。
弱い人間の、僕の、ただの思い上がり。
だと思ってください。
キーワード:
最終更新:2021-02-28 18:57:21
582文字
会話率:0%
天上に住む神々が地上に降り、冒険者に加護を与えて【アステル】と呼ばれるパーティーを組む世界。
ウィンは刃の神ザンギルが率いる【アステル】の一員であった。しかしウィンの持つスキル、他者のステータスオープンは外れスキルと馬鹿にされ続ける。
それでもみんなの役に立ちたかったウィンは数多くの下級スキルを覚え、ステータスオープンで得た情報で助言を行っていた。
だがザンギルをはじめとするメンバーたちは、【アステル】ランキングさえ上がればいいと言う考えの持ち主ばかり。近隣への被害など考えない作戦ばかり立案決行するので、ウィンは村人たちの避難誘導などを行って影ながらフォローをしていた。
そんなウィンに投げかけられる言葉は「戦闘に参加しない卑怯者」。ついにはザンギルから「人数合わせでいれていただけだ」とクビを宣言されてしまう。
一人冒険者を続けるウィンは、同じくハズレ扱いをされていた女神ミスラと出会う。
ミスラの加護は【好奇心】。二人が【アステル】を組んだ時、ウィンのスキル他者のステータスオープンは、なんでもステータスオープンへと覚醒。他者の能力だけでなく保有スキル、弱点属性、さらに人物説明まで見られるようになったのだ。
しかもステータスオープンできる対象は道具やスキルにまで広がり、ウィンは世界で唯一の合体スキル使いとなる。
一方ウィンの抜けたザンギルたちは、敵の能力が見抜けずクエスト失敗を重ねた上、他者への損害がひどすぎるとランキングポイントをはく奪されてしまう。
今さら戻って来いと言われても、【アステル】のランキング争いの陰で泣く弱い人達を助けると決めたので、もう戻る気なんてさらさら無い。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-19 20:22:26
115573文字
会話率:46%
「オレと一夜を共にしてくれれば、お前を助けてやる。 絶対に後悔はさせないぜ?」
……☆リリ様ファンクラブ(ハーレム)が1人増加しました☆……
最強グレイト・ドラゴンであるオレは、スケベだが、女の子がかわいそうな目に合うのは許せない。こう見
えて紳士なんだぜ?
そんなオレ、害獣扱いから竜族を救うために一念発起!……景気づけに好みのロリちゃんをナンパしてたら討伐され、魔法の誤動作により、なんと、か弱い人間の幼女に復活! おい、責任者出てこい!
……ドラゴンのチート能力を引き継いだレベルMAX最強幼女だけどね。
しばらく欲望に忠実に生きるか……。 さっそく、気まぐれで助けた獣人族の奴隷少女に惚れられ、下僕にすることに。
「JCが至高……だがロリババアもいける!」こだわりのロリコン……リリは、ドラゴンのチート能力で、公国にはびこる犯罪者たちを成敗し、女の子を助けまくる!
いつのまにか、オレのハーレム兼ファンクラブが出来ていた。ああ、もう楽しすぎて復讐とか竜族を救うとかどうでもいい!
世界最強イケメンロリコン幼女(元ドラゴン)と下僕少女の、痛快爽快無自覚世直しハーレム物語。
世界をキレイにしたのは最強幼女でした。
※数話ごとに舞台が変わりますので、途中からでもお楽しみいただけます。
※基本的に隔日更新します!
※アルファポリス等、他のサイトにも投稿予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-29 11:52:52
121897文字
会話率:38%
……無意味なもの、って。そんなもの、あると思いますか?……うん、まあ、そうですよね。でも、私は信じていたいんですよ。この世界のどんなものにも、ほんの少しでもいいから意味はあるって。……だって、私たちが一緒にいる意味も、付き合っている意味も
ないのなら、この世界は面白くなさすぎませんか?心が軽くなるから信じる、きっと、それでいいんですよ。……私のような、弱い人間にとっては、ね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-02 14:00:00
5436文字
会話率:37%
幸子は世話好きでいつもニコニコしている。
「いいことがあったわけでもないのにバカみたい」とあざ笑うものもいたが、気立てがよく勘の鋭い彼女は、いじめられることも特になく、クラスではか弱い人気者のポジションにいた。
そんな彼女にもある悩みが
あって……。
福祉ネタは厄要素マシマシだからいやだという人はブラウザバック推奨です。(ちょっと自分でも何言っているかわからない……)
ぜひご一読ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-29 09:43:16
4509文字
会話率:39%
意味深なタイトルですが、サスペンス物ではありませんので、あしからず。
私の体験談に幾分の脚色と誇張を施しまして、読み物に仕立てたものであります。
この『小説家になろう』に投稿されている作者様の中には、同じ様な体験を為された方もおられるのでは
ないでしょうか?
気軽に、小噺か落語を読む感覚で覗いて戴けたなら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-24 11:33:00
3845文字
会話率:18%
筋が通っていないことが嫌いであり、いつしか現代社会に嫌気がさし、不良と呼ばれるようになっていた龍は、孤独であった。
仲間などおらず、自分に向かってくるものはすべて暴力でねじ伏せる10代を過ごしていた。
不良10人に囲まれようが、1人で返り討
ちにする。龍は強者であった。
ある日、俺に話しかける男がいた。
「お前は弱い。」
俺は男をにらむ。
「弱い人間が力だけ強くても意味がない。力が強いものは弱い人間を守れる。弱いものを守ってこその強者だ。」
俺は男をにらみ続ける。
「任侠って知っているか。」
「・・・ヤクザのことだろ。」
「違う!任侠は弱きを助け、悪を許さぬ者のこととだ。くそチンピラ共と一緒にするな。」
男が吠える。俺はめんどくさい男だなと思った。
「俺についてこい。お前に最高の世界を見せてやる。お前は任侠を極められる男だ。」
・・・めんどくさい男だが、俺は男の言葉に惹かれていた。そして自然と言葉が出ていた。
「・・・ちょっとだけ。試しになら。」
「よく言った!最高の世界を見せてやる!」
それが親父と俺の出会いだった。16歳の時だった。
そして物語は10年後へと進む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-28 14:50:46
42295文字
会話率:75%
夏の祭典後、帰り道で熱中症に倒れたコスプレイヤーカナメは気が付くと異世界の国に召喚されていた。
救国の四勇者として召喚された他の青年達と違い例外中の例外5人目の勇者として招かれたカナメは召喚の際に謎の声を聞いた
【他の奴らじゃ駄目なんだ
。君じゃなければ。気に入らない。ご都合主義者の思い描くストーリーが。だから異物を混ぜて引っ掻き回すのさ。奴らに思い知らせてやってほしい。幸運をカナメ。いや・・・教授】
圧倒的に弱い人間が強くなるには狡くならなければならなかった。そして、彼の物語は始まった折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-14 22:55:54
1030文字
会話率:22%
俺は普通の高校生活を送るはずだった。入学式、新たなクラスメイト達と親睦を深める時間もなく……勇者召還とやらで異世界に召喚された。しかし俺に与えられたのは【スキル作成】という意味不明のスキルのみ。
三雲焔、魔法適性なし、天職【異人】
ただ1人
、勇者ではなかった。そして俺はなるべくして、とでもいうかのように加虐趣味の王女の玩具にされる。あの平和な日常では決して味わうことの無い拷問による苦痛。
その果てに、俺は復讐を……する気力すら残っていなかった。
だが、俺は生きていた。
やはり、復讐をすんなり諦めるような意思の弱い人間だったから、俺は勇者に選ばれなかったのだろう。
本物の勇者はいた。勇者召喚は、立派な勇者を召喚していた。
俺のような弱者の希望になる彼らが眩しかった。
勇者ではなかった。だが、俺は勇者に助けられたことで、その輝きに触れたことで……近づきたいと思った。
なんとか、彼らの力になることは出来ないだろうか?
ああ、王国を滅ぼせるほどの力が欲しい。
それならば、彼らが窮地に陥った時に、あの王国から解放することが出来るだろう。
そうすれば、彼らに助けて貰った恩を少しは返すことができるかもしれない。
そして俺は魔王の国で力を求めた。
だが、望む力を手に入れた時、再び世界の広さを知り、己の無自覚な、時間という罪を知る。
そして再び俺は無力だということを思い知らされる。
だが、這い上がる。
強さを! 犯した罪を! 時間を!
全てを拾い上げて、俺は俺になる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-07 21:55:11
96912文字
会話率:33%
新型コロナが流行している中、いまだに他人事のように危機感が芽生えず、予防や対策を怠っている人に向けた。メッセージを詩にしました。
自分は移っても大丈夫だからいいと、移された人のことを思いやらない人、ウイルス対策に非協力的な人に伝われば幸い
です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-31 12:43:22
661文字
会話率:0%