長い間、人に可愛がられ、念が宿った人形を引き取った。今まで散々囃されて来たからこその矜恃。
其れを裏切られたら、傷付くよね。
新しい子がいる。
僕が引き取ったんだ。良い買い手が居れば売り渡すけど。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
心霊番組で人形が出る度に思うんですよ。
散々可愛がられてやってきたのに、ある時『化け物』呼ばわりされて、笑いものにされるのは、辛いだろうなと。
でもまぁ、私も怖がる側なのですが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-22 17:42:56
1089文字
会話率:32%
サルディナは、伯爵家の長女として生まれ、王太子の婚約者となったが、王太子は他の女性に心を移す。
彼女はその女性を虐げ、暗殺を謀ったとして身分を剥奪され、膨大な魔力も制御され辺境へと追放された。
そこは魔物が多く出没するダンジョンがあり、そこ
から魔物が溢れ出ないよう、定期的に討伐隊が派遣される。
彼女の罰は、ここで魔物の討伐にあたること。期間は無期限。
その監視役に選ばれた騎士団長、ルディウス・ビューローは、憂鬱だった。
我が儘放題の温室育ちの令嬢のお守りなど、自分に勤まるわけがない。
しかし、やってきた令嬢は、噂とはまるで違う人物だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 00:15:43
7753文字
会話率:48%
ひだまりのねこの日常系エッセイなのです。
今年最後のエッセイは、お疲れのみなさまへのメッセージ。
どうかみなさまよいお年を~(*´▽`*)
最終更新:2021-12-30 15:40:27
2179文字
会話率:4%
侯爵家の次男であるカルロスは、昔自分が重い病に伏せっていた時に長い間寄り添い、支えてくれたエヴァリーと、将来の結婚の約束をしていた。
しかし、カルロスは、自分が病から回復し、代わりにエヴァリーが病に倒れ、美しかった彼女が醜くなってしまった
姿を目にすると、美貌で名高い侯爵家長女のルイーズに心を移す。
エヴァリーの見舞いに訪れることもなくなったカルロスに、ようやく会いに来たエヴァリーは、カルロスに冷たく告げられる。
僕のことは忘れて欲しい、僕の前にはもう姿を見せないで欲しい、と。
カルロスの言葉にエヴァリーは涙を流すが、彼女の涙に、カルロスは大きな後悔をすることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-14 09:53:55
7493文字
会話率:18%