女子大生の羽根谷千秋(はねやちあき)は、気がつくと夜の新宿を彷徨っていた。しかも周りの人は彼女を認識していない。おまけに千秋は悪臭のする黒いモヤ――死者に追いかけられていた。
いい匂いにつられて千秋が逃げ込んだのは、新宿に似つかわしくない店
。その店主、凪(なぎ)はどうやら訳知り顔で、千秋は彼女に手助けを求めるが――。
心霊×ミステリー×しんみり×ほんのり恋愛な物語です。
どうぞ宜しくお願い致します!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 23:30:00
138328文字
会話率:36%
父を喪った瀧沢春佳は、母の涼子との二人暮らしとなったが、母の虐待を看過できなかった兄の冬夜に引き取られ、兄と暮らす事になる。
自分とはまったく出来の違う優秀な兄に憧れがあったはずなのに、春佳は冬夜に違和感を抱いていく。
これは、家族が抱える
秘密の話。
※ ラノベ向けではありません。暗くて重たい話です。
※ 読んでいて不快になる表現もあります(虐待関係)。
※ アルファポリス、エブリスタ、カクヨムにも転載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-18 06:30:00
147516文字
会話率:20%
彼が見つけるのは幽霊の弱点じゃない。その、涙の理由だった。
平凡な日常を愛する、ごく普通の高校生、相田和人。クラスのその他大勢でいることが、彼の信条であり、ささやかな幸福だった。
しかし、ある日を境に、彼の世界は〝ノイズ〟に満ちてしまう。
見えなくていいはずの、この世ならざる者たちの姿が、彼の目に映り始めたのだ。
そんな彼の前に現れたのは、学園一の完璧美少女と名高い、西園寺麗奈。才色兼備な彼女の正体は、部員一人の「オカルト研究会」を切り盛りする、残念な天才だった。
「君、見えてるわね?」――その一言から、彼の平穏は、完全に崩れ去った。
半ば強引にオカ研に入部させられた和人に与えられたのは、悪霊を祓う強力な力ではない。それは、この世に未練を残した魂の、最後の“声”を聞く、あまりにも優しく、そして、切ない力だった。
彼の武器は、力や魔法じゃない。ただ、話を聞くこと、それだけ。
対話を通じて、彼らの心のわだかまりを解き、涙と共に、安らかに天へと送る。彼が見つけるのは幽霊の弱点じゃない。その、涙の理由だった。
悩める野球部のエース、物静かな分析家、不思議な霊媒体質のイケメン…。個性的な仲間たちが、次々と彼の元に集まり、賑やかすぎる日常が幕を開ける。
これは、戦いの物語じゃない。魂と魂が触れ合う、優しくて、少しだけ、涙が出る物語。
さあ、あなたも、彼らの声なき声に、耳を澄ませてみませんか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 22:00:00
91854文字
会話率:20%
その音色は、涙と希望を奏でる——。
孤独な探偵と太陽の少女が解き明かす、心震える感動の謎解きミステリー。
深い霧に閉ざされた古き音楽院から、一人の天才ピアニストが忽然と姿を消した。
過去の傷を抱え、心を閉ざした40代の私立探偵・水上悟
は、捜索のためその地を訪れる。
そこで彼が出会ったのは、院長の姪で、太陽のように明るく天真爛漫な美少女・古城ひかり。
「私にできることなら何でもしたいんです!」
純粋な想いで捜査に協力しようとするひかりだが、そのおっちょこちょいな行動は、時に水上の推理をかき乱し、思わぬトラブルを引き起こしてしまう。
しかし、彼女の真っ直ぐな瞳と、型破りな視点こそが、膠着した謎を解きほぐす鍵となっていく——。
ピアニストが残した謎のメッセージ、秘密の日記に綴られた悲痛な旋律、そして音楽院に隠された悲しい過去。
全てのピースが繋がるとき、あなたは衝撃の真実と、そこに秘められた切ない愛に涙する。
なぜ彼女は消えたのか? そして、二人が辿り着く涙の結末とは?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-23 07:52:55
6102文字
会話率:32%
小学生とは思えぬ美しさと才能で注目を集める、五人組アイドルユニット《SPLASH☆SUGAR》。
この夏、彼女たちはとある海辺の町でのライブをきっかけに、ひとりひとりが不思議で恐ろしい「夏のホラー」に出会う。
それは、図書館に囁く亡霊の声。
夜の島をさまよう、死者の気配。
鏡の向こうで恋を求める幽霊。
何度も繰り返す、終わらない一日。
そして、SNSの奥に沈んだ、溺れる願い。
夏の水が呼び起こすのは、命の記憶と、少女の“初恋”――。
怖くて、苦しくて、でもそれ以上に甘くて切ない。
心と体が初めて触れ合う、忘れられない夏が、ここにある。
年齢なんて関係ない。
恋は、魂と魂のぶつかり合いだから。
五人の少女が出会う、それぞれの『スプラッシュ・サマー・キス♡』。
すべての夜が明けた時、彼女たちはもう――子どもじゃない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 20:00:00
55206文字
会話率:22%
前世で私は、不倫の果てに刺されて死んだ。
それでも――また『妻子持ち』を好きになってしまう。
再び与えられた人生。今度こそ普通に生きたいと願っていたのに、
私の『拗らせ恋愛体質』は、やっぱり治らなかった。
好きでもない人に抱かれて、
好きな人には、どうしても手が届かない。
……それでも私は、「愛されたい」と願ってしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 20:00:00
25133文字
会話率:27%
他者の心と語り合う法(のり)「心渡り」を持つ少年・鶴来と幼馴染の少女・沙夜。宵宮からの帰り道、最愛の彼女は野侍の襲撃に遭って命を落とし、鶴来もまた重傷を負うが呪者の若者に助けられる。同じ「心渡り」の法を有し、かつて朝廷の神子であったという彼
によると、沙夜の魂は呪者の奸計により「夢遥かの世界」に囚われたという……世界を揺るがす変動の中、自身の法を使い「夢遥かの世界」に挑む鶴来が見たのは、自分と同じく誰かを愛した為に夢に囚われた者たちだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 20:22:20
641756文字
会話率:41%
大学の夏合宿。
落ち込んでいた俺は、ゼミ仲間の女友達に誘われて山に登った。
くだらない話をして、バカみたいなことばかりして――
でも、そんな彼女のおかげで、俺はようやく前に進めた気がした。
――だけど、あの日の「…私じゃダメ?」
だけは、本気だったんだ。
眩しすぎて、まっすぐ見られなかった――ひと夏の青春。
※別のサイトで二次創作として書いたものを一次創作にしたものです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 18:40:00
6458文字
会話率:38%
政略結婚をすることになった冷徹御曹司と平凡な女の子のすれ違い結婚生活
最終更新:2025-07-15 03:30:39
799文字
会話率:12%
王妃セリーヌは、無能で欲深い若き国王のもと、国の行く末を案じながら献身的に尽くしていた。
だが、国王は国政を乱し、セリーヌの政策をことごとく妨害。民のためを思う彼女の努力は踏みにじられるばかりだった。
支えとなったのは、寡黙な宰相・カイル―
―ただ一人。
やがて、国王は愛妾のためにセリーヌに離婚を言い渡す。
王宮を追われたその後、国は混乱の只中へ。
そして静かに進んでいたのは、宰相が率いる革命の炎だった。
すべてが崩れ去ったあと、セリーヌが選ぶ道とは――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 21:31:20
1242文字
会話率:20%
獣人の村で暮らす狼獣人の少女・エルザは、森でゴブリンに襲われていた豪華な馬車を救った。命を救ったのは、気を失った人間の青年――後に王太子と判明する美しき男だった。
迫害される立場にある獣人であるがゆえに、エルザは彼を村に匿い手当てしたのち、
人知れず王都に送り届ける。だが後日、王太子は“別の令嬢”に救われたことにされ、その女と婚約してしまう。
自らの手で救ったはずの彼を思い、エルザは人間になる代償と引き換えに王都へ向かうが、待っていたのは冷たい罠と洗脳された王太子、そして魔女の正体を隠した婚約者だった。
命の期限と引き裂かれる想い。
それでも彼女が最後に見つけた、本当の恋とは――
真実の愛に目覚める、狼獣人少女の異種族恋愛ファンタジー!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 13:36:43
1592文字
会話率:38%
王立学園で行われた、伯爵令嬢オリビアへの婚約破棄宣言。
彼女の婚約者・アルベルトを寝取ったと信じて勝ち誇る悪役令嬢マリーは、
オリビアが泣き崩れる瞬間を見届けようとした――
だが、オリビアは爆笑しながらその場を去ってしまう。
不審に思った
マリーが後をつけると、オリビアは誰もいない体育倉庫で跳び箱に頬ずりしていた。
そしてその跳び箱から現れたのは、なんとこの国の王太子・ヨハネ殿下――!?
これは、舞台裏で進んでいた秘密の恋と、
それにまんまと利用された“悪役令嬢”の、笑えてちょっと切ない物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 11:00:38
1340文字
会話率:27%
鐘の音が響いた瞬間——私の運命は再び動き出した。
大学2年の真白さやは、ある日、通学路でひとりの高校生と目が合う。
「……やっと、見つけた」
彼の瞳に宿るのは、懐かしさと哀しみ。
前世で想い合いながらも、選ばれることのなかった二人。
女神のもとで虹色の鳥となった少女は、いま再び彼の前に現れる。
彼はすべてを思い出していた。けれど、彼女の記憶はまだ眠ったまま。
すれ違い、過去の後悔、胸の痛み。
それでも今度こそ、——もう二度と、君を離さない。
生まれ変わっても、私は——あなたを、愛してしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 21:00:00
35128文字
会話率:30%
クラスメイトの優香は、毎時間のように泣いている。はたしてその理由とは?
泣けない僕と、泣き虫な彼女――必然的に惹かれ合う二人。
これは、心の枯れた僕が『泣く力』を取り戻すまでの記録である。
最終更新:2025-07-14 11:00:00
11225文字
会話率:33%
心に傷を負った旅人の青年と、人間に裏切られた人魚姫の甘く切ない恋物語。
最終更新:2025-07-13 22:12:06
374359文字
会話率:26%
若き日に青年亡命貴族と婚約破棄をした貴族令嬢ゾフィー。それから十年後、元婚約者は大帝国の皇帝となり、没落した彼女は彼の愛妾として後宮に召し上げられた。
頑なだった彼女の心をとかしたのは、皇帝の真心と彼が「真実の愛」を捧げた女性の息子だった
。最愛の人に忍び寄る病の影を感じながらも、ゾフィーは家族の深い愛に包まれて幸せとは何かを知る。
そして、そんな彼女の元に愛する人たちからのプレゼントが届いた。聖誕祭に起こった優しい奇跡がみなの心を温めて、幸せな未来への道を照らす光となる。
切ない愛が胸を打つ珠玉のラブストーリー!
ドイツのクリスマス・マーケットをモデルにした世界を舞台に、海外旅行気分も味わえる物語。
毎日投稿・1話2000字以内・全13話
短編を読みやすいように分割し、書き足りなかった部分を加筆し、小見出しを修正しましたが、基本的なストーリーは同じです。
『スペイン風味の乙女ゲーム悪役令嬢に転生したら、強力チートで聖女にはなるし、婚約者には溺愛されるし!~それなのに、どうして婚約破棄は回避できないの?~』(全43話)
https://ncode.syosetu.com/n1135hf/
『恋愛指南役はイケオジ宮廷医~年齢差25歳!王女が焦がれた身分違いの恋はポートワイン味のキスで酔わされて~』(全25話)
https://ncode.syosetu.com/n3513hi/
の続編になります。
前二作を知らなくても楽しめますが、未読の場合はぜひそちらもお読みください!(更に楽しめること請け合いです!)
日置ワールドのテーマは「命を掛けて重すぎる愛を貫いちゃう十代のえっち猿脳な若者たちが、薔薇や銀河を背景にギリシャ神話みたいな姿で愛を語る(長っ!)」ですが、今回は「人間に対する暖かな視線を感じられる作風に、ハッピーエンドではないけれど何かしらの希望が感じられる読後感の良さに泣ける=ビターエンド」に挑戦した短編!
涙が止まらない執筆活動でしたので、泣きたくない方は要注意!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 06:10:00
25611文字
会話率:52%
占い師の弟子に「良縁の男性は三人で、そのうちの一人と幸せになる」と、不思議な予言をされた男爵令嬢クララ。でも、あまりに鈍感すぎて、せっかくの良縁にも全く気が付かない。
三人の男性たちの思いに翻弄されながらも、ようやく恋の自覚が芽生えた!
それなのに、運命の矯正力か、どうしても他の二人から離れられない。
そして、愛する彼との恋愛にも、様々な障害が付きまとう。クララは本当に、予言通りにに幸せになれるのか?
『鈍感男爵令嬢と三人の運命の恋人たち(ローランド・ルート)』の改稿再編成版。【第一章】【第二章】【最終章】を一つにまとめました。
読みやすく1話を2000~2500字程度に減らし、オリジナルの【第一章】部分を「ローランドの視点」中心に加筆&改訂しています。
午前6時に毎日投稿で全100話完結。(文字数には予約投稿分を含みます)
途中まで『鈍感男爵令嬢クララと運命の恋人 ~ 選ばれし者たちの愛の試練~』とパラレルワールドで、物語は進行していきます。
ほんの些細なことで、人の気持ちも人生も変わっていく。その微妙な運命のズレをお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-10 06:00:00
222100文字
会話率:49%
大公国の皇帝との婚約を破棄をした貴族令嬢ゾフィー。それから十年後、没落した実家を救うために、皇太子の世話役としてゾフィーは元婚約者の後宮に入ることに。
頑なだった彼女の心を解かしたのは、皇帝の真心と彼が「真実の愛」を捧げた女性の息子だった。
最愛の人に忍び寄る死の影を感じながらも、ゾフィーは家族の深い愛に包まれて、幸せとは何かを知ることに。
そして、そんな彼女の元に、愛する人たちからのプレゼントが届いた。聖誕祭に起こった優しい奇跡がみなの心を温めて、幸せな未来への道を照らしていく光となる。
切ない愛が胸を打つ珠玉のラブストーリー!ドイツのクリスマス・マーケットをモデルにした世界を舞台に、海外旅行気分も味わえる物語。
『スペイン風味の乙女ゲーム悪役令嬢に転生したら、強力チートで聖女にはなるし、婚約者には溺愛されるし!~それなのに、どうして婚約破棄は回避できないの?~』(全43話)
https://ncode.syosetu.com/n1135hf/
『恋愛指南役はイケオジ宮廷医~年齢差25歳!王女が焦がれた身分違いの恋はポートワイン味のキスで酔わされて~』(全25話)
https://ncode.syosetu.com/n3513hi/
の続編になります。
前二作を知らなくても楽しめますが、未読の場合はぜひそちらもお読みください!(更に楽しめること請け合いです!)
日置ワールドのテーマは「命を掛けて重すぎる愛を貫いちゃう十代のえっち猿脳な若者たちが、薔薇や銀河を背景にギリシャ神話みたいな姿で愛を語る(長っ!)」ですが、今回は「人間に対する暖かな視線を感じられる作風に、ハッピーエンドではないけれど何かしらの希望が感じられる読後感の良さ(泣ける!)」に挑戦した初の短編!
涙が止まらない執筆活動でしたので、泣きたくない方は要注意!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-19 06:08:47
19436文字
会話率:57%
主人公は、古書店で出会った彼と深く愛し合っていました。彼は時間に対し特別な思いを抱き、主人公に小さな砂時計を贈ります。二人の穏やかな日々は砂時計の砂のように過ぎていきましたが、ある雪の朝、彼が事故で亡くなってしまいます。
彼の死後、主人公の
時間は止まったかのように感じられ、彼が残した砂時計もまた、砂が落ちることなく静止していました。その砂時計は、二人の出会いから別れまで、そして失われた未来を象徴する唯一のものです。主人公は、もう動かない砂時計を見つめながら、彼の温もりや笑顔、共に語り合う未来が失われたことに苦しみ続けます。それでも、彼女は砂時計を握りしめ、冷たいガラスの感触を通して彼の存在を確かめ、永遠に色褪せない彼の面影を砂の向こうに探し続けるのでした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 20:05:29
1334文字
会話率:8%
ブラックな職場を辞め、生きる希望を失った栞が向かったのは、故郷の町はずれにある、寂れたお稲荷さん。幼い頃から、毎日のように通った、思い出の場所だった。
「死ぬ前に、もう一度だけ、穂高くんに会いたい」
しかし、神社はすでに取り壊され、ただ
の工事現場に変わっていた。
すべてを終わらせようとした、その瞬間――現れたのは、唯一の友達であり、初恋の人・穂高くん。
そして、栞は忽然とこの世界から姿を消す。まるで神隠しにあったように――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 17:40:00
10574文字
会話率:46%
あの日、君と出会って、世界がすこしだけ優しくなった。
写真を撮ることをやめた青年・結城蒼司(ゆうきそうじ)は、妹の遺したカメラを手に、地図アプリの偶然に導かれるように海辺の町を訪れる。
そこで出会ったのは、白いワンピースにスケッチブック
を抱えた少女・灯(ともり)。
「来年の春は、たぶん見られないから」
そう笑う彼女は、限られた時間を穏やかに、けれど確かに生きていた。
ふたりで過ごした短い夏の日々。
それは、誰にも知られない祈りのような、やさしくて、切ない時間だった。
「生きていて。……私のかわりに」
彼女が遺した手紙と、言葉と、最後の願い。
それを胸に、彼はもう一度、レンズを空に向ける。
君のいない世界で、君を想いながら生きていく。
これは、一度だけの恋と、永遠に残る記憶の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 16:10:46
21394文字
会話率:28%
昼と夜が決して交わらぬ世界。
太陽の名を持つ少年・ソルは、掟に従い光の民として育てられてきた。
一方、夜に祈りを捧げる巫女・ヨゾラは、星と語らいながらも誰とも心を通わせることなく、孤独に夜を守っていた。
そんなふたりが、境界の丘で出会っ
てしまった――
ほんの偶然のような、それでいて必然のような“ふれあい”。
昼と夜、光と闇。
世界が許さない恋のはじまり。
「出会ってはいけないって、わかってた。
それでも、君に会いたかった」
星の箱庭、封印の儀式、そして年に一度の“薄明の刻”。
空に祈ったたったひとつの想いが、ふたりを繋いでいく。
――これは、太陽と夜の狭間で恋をした、少年と巫女の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-10 05:37:59
11872文字
会話率:21%
[再掲載に当たっての注記]
タイトルに「*」のあります回には、新たに導入しました「イメージ画像」がございます。
「前書き」「後書き」は前掲載時のそのままになっておりますので、現状と一致しない状況が多々ございます。
◇2025年4月14
日:三人称部分を削除(作品末尾に残してあります)、全て一人称にて再編集、及び検索除外を解除致しました。
◇検索除外に伴い、お気に入り登録を非表示にしてくださいました貴重な読者様☆ またまたお手数お掛けしてしまいますが(汗)「表示」に設定変更いただけますと大変幸せです(^人^)
[前掲載時のあらすじ]
海の守り神を探す少年、守られた地より飛び出した少女。二人が出逢って歯車が動き出した。
サファイア・ラグーンなる謎の地を目指して旅立つ二人に、待ち受ける過去と未来とは?
地中海を巡る切ない純愛ファンタジー。
点在する沢山の伏線を拾い集め、解き明かされる秘密の先を是非見届けてください!
初期部の文章はまだまだ荒削りではございますが、どうにか乗り越えて二人の旅にお付き合いいただけたらと思います*
タイトルに(※)(★)のあります部章には挿絵がございます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 13:29:17
182783文字
会話率:40%
戦国──信長が世。その裏で蠢く闇を斬る、正義を背負った青年に訪れる永遠の別れ・・・。
【序】は2014年、SMD様主催の四月競演『別れ』の作品でした。
後ほど【壱】【弐】が上がりますが、そちらはその『闇』である八雲の悪に走った原因
と、彼の最期が描かれています。
時代に翻弄される三組の男女の想いの行く末、どうぞご堪能あれ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-06 20:16:20
46527文字
会話率:34%
時代は(以前連載していました当時の)2014年の日本、舞台は昔ながらの巡業サーカスです☆
空中ブランコの天才真面目な少女と、そのパートナーでツンデレのツンしかないイケメン青年を主人公とした、SFでもファンタジーでもない、けれど突拍子もな
い(?)ドタバタ・ハートフルストーリー♡
春から始まる一年間に、巻き起こる事件・事件・事件!!──とは!?
少女の片想いの行方と成長もどうぞお楽しみください*
Part:1〈春〉、2〈夏〉、Special:1〈秋〉、Part:3〈冬〉、Special:2〈春〉の計五作で完結致します。
二~四日に一度の更新を心掛けますが、一更新が千五百文字前後と短いですので、どうぞお気軽にお越しください<(_ _)>
各話に時々あります〈 〉内のアルファベットは、その話に挿し込まれたイラスト・キャラのイニシャルです。
作者自身が楽しく執筆する事を目標に、ドンドン進めていきました作品です。流れに乗った感覚を、ご一緒に楽しんでいただけましたら幸いです♪
今流行りのジャンルではございませんが、前回連載時には拙作の中でも人気の高い作品でした。二度ほど書籍化の打診も戴いております(照)。
※基本的に三十年程前から現代までの、国内巡業サーカスを手本として描写をしておりますが、そのままを描いている部分と、そうでない部分が混在します。あくまでもフィクションとしてお楽しみください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-10 20:26:16
258393文字
会話率:49%
俺の彼女は、誰にも見えない。
雨の日に出会った、傘をさした不思議な少女
──天海雨女(あまみ あめおんな)通称 雨(あめ)
雨と一緒に暮らし、雨と笑い合い、
雨と支え合う毎日。
……でもその日々の中で、水にまつわる不可解な事故が次々に
起こり始めた。
「お前、誰と話してんの?」
彼女は…
雨は本当に“いた”のか。
それとも──
雨が降るたび、雨のことを思い出す。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
雨女は俺の彼女だった。
それが、
呪いの始まりだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 08:59:16
9657文字
会話率:24%
『君にまた会えたら~』あらすじ
ある日、平凡な女子高生・**聖良(セイラ)**は、謎の光に包まれ、見知らぬ異世界へと導かれる。
目を覚ました先は、美しいがどこか不穏な雰囲気を漂わせる王国――。
不安と混乱の中、彼女を助けたのは、無愛想で
どこか影を抱えた騎士・リオセンス(リオン)。
やがてセイラは、王宮に保護され、優しい妃や冷たい王、そして二人の王子と出会う。
だが、この王宮には多くの思惑が渦巻いていた――
第一王子・ゼノは、自らの政略にセイラを巻き込もうと接近し、
第二王子・ルシアは、兄や騎士がセイラに惹かれていくことに激しい嫌悪と嫉妬を募らせていく。
心を通わせ始めるリオンとセイラ。
けれど、ゼノの葛藤、そしてルシアの「闇の覚醒」がすべてを狂わせ始める。
過去の因縁と“約束”が交錯し、偽りのセイラ、王宮の陰謀、そして別れと再会の運命が――
恋か、使命か。それぞれが選ぶ結末とは。
これは、ふたつの世界を越えて出会った魂たちが、運命に抗い、愛を見つける物語。
君に、また会えたら――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 01:14:08
56791文字
会話率:32%
唐突に思いついた短編です。
金持ちと平民が塀を隔てて会話するだけの小説。メッセージ性なんて一ミリも無く、ただ会話してるだけ。
偏見の塊を熱で溶かしたような内容です。
最終更新:2025-07-11 12:45:06
2087文字
会話率:65%
とても不思議な空間で、日に十分だけ語り合える。
そんな二人のお話。
最終更新:2025-07-10 18:00:00
1148文字
会話率:19%
切なさ寄りの、大人の恋愛小説。
傷ついた過去も、誰にも話せなかった想いも。
それでも夜は続き、ふと誰かと向き合う瞬間がある。
大人になるほど、大人になっても
終わらせられないものがあって、
気づけばまだ、夜の途中にいる。
これは、そんなふ
たりの静かな恋の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-10 10:02:17
16900文字
会話率:59%
彼は感傷的に話す。あるいは彼女が淡々と語りだす。友人は冷静にその話を聞いてる。
セラピーにもならないたわいもない2人のやりとり。とあるカフェでのお話。
そして、彼は一体何者なんだろう。
たまにR-15
最終更新:2022-02-13 20:01:26
23482文字
会話率:29%