【あらすじ】
1000年という長い歴史を持つ名門魔法学校、ヴァラール魔法学院。
最高峰の教育機関と名高いこの学院には、創立当初から数々の問題を起こす悪い魔女がいた。
彼女の名前はユフィーリア・エイクトベル。
学院の用務員として勤務
し、面白いことや楽しいことをこよなく愛し、悪戯や問題行動に勤しみ、星の数ほど存在する魔法を自在に操る大天才である。
記念すべき1000度目の入学式をぶち壊し、給料の7割減額を言い渡されても反省の兆しが見えない彼女は、次なる面白さを求めて神々にしか許されない大魔法『異世界召喚魔法』に挑戦する。
用務員の部下であるエドワード、ハルア、アイゼルネと協力して儀式を執り行うのだが……?
「……ここはどこだ?」
「ここ? お前にとっての異世界」
叔父夫婦から虐待を受けて育った異世界人、ショウを新たな用務員の部下に加えて、学院長にメイド服を着せたり、貴重な素材を無断で使ってメイド服を仕立てたり、食い逃げして捕まったり、学院を火事にしたり大暴れ!
悪戯しては怒られて、時に世界を騒然とさせる事件まで起こったり、ヴァラール魔法学院は今日も大波乱の予感。
「ユフィーリア、君って魔女は!!」
「悪い悪い」
魔法と笑いとちょっぴりシリアスなドタバタ魔法学院ラヴコメディー、開幕!
さて、今日の事件は一体何?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 01:24:54
3336022文字
会話率:49%
ドイツ、ベルリンはノイケルン区。
ケーニギンクローネ女学院に通うシシー・リーフェンシュタールは、才色兼備な全生徒の模範。
しかし、彼女にはもうひとつの裏の顔がある。
それは違法な「賭けチェス」に興じていること。
そして「リスクを負う」ことに
生を感じること。
底の見えない彼女の欲望は、大金のみならず、自らの身体、そして命までも賭けの対象として、生を貪る。
その先に待ち受けるものは、喝采か、破滅か。
堕ちていく、ひとりの少女のカタストロフィ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 21:45:47
362274文字
会話率:38%
俺の彼女は、誰にも見えない。
雨の日に出会った、傘をさした不思議な少女
──天海雨女(あまみ あめおんな)通称 雨(あめ)
雨と一緒に暮らし、雨と笑い合い、
雨と支え合う毎日。
……でもその日々の中で、水にまつわる不可解な事故が次々に
起こり始めた。
「お前、誰と話してんの?」
彼女は…
雨は本当に“いた”のか。
それとも──
雨が降るたび、雨のことを思い出す。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
雨女は俺の彼女だった。
それが、
呪いの始まりだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 08:59:16
9657文字
会話率:24%
住んでいたアパートの一室の地縛霊になった霧島キリコは、ある日突然、自我を取り戻した。
自身が死んだ居室に入居する生きた同居人たちも変わり替わりとなる中で、キリコは寂しくなり話し相手を望むようになった。月日は流れて、盲導犬ユーリを連れた
橘まりながキリコがいる居室に入居を決める。
キリコは同居人のまりなをユーリと一緒に見守っていた。そんな何気ない日常のある日、ユーリは自身の死期をキリコに告げた。
《わたしの身体を差し上げましょう》
ユーリは嫉妬深くまりなが新しい盲導犬を飼うことには否定的で、自分以外はダメだと雄叫びを上げる。ユーリの悲痛で束縛的な感情にキリコは二つ返事で抱き締める。
死ぬ前よりも生きた感情を死後に取り戻した地縛霊と寄り添う人生に幕を閉じることでご主人様を残したくない盲導犬が見えない彼女のために贈る物語が、ここにはあるのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-08 12:00:00
7291文字
会話率:32%
最期の時…
今まで怪奇現象にしか思ってなかった
キーワード:
最終更新:2024-08-22 19:41:58
216文字
会話率:60%
落ちこぼれ陰陽師の僕には彼女が居る、年がら年中肌を見せない防寒装備のお面を被った女の子が。
だが父はそれを妖怪と呼び、僕に彼女の討伐を命令する。
いったい彼女の本当の姿は何なのか、これはそんなヘッポコ陰陽師とヘンテコ妖怪が織りなす、一風変
わった青春の話だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-27 21:26:40
4288文字
会話率:50%
たまたま入った舞踏会で、タイプの女性と知り合う、初めて会った2人であったが、次第に打ち解けていきそれぞれの過去を知ることになる、そして互いの状況を理解すると、2人は雨の中をずぶ濡れでかけて行く、この先絶望しか見えない彼女とこの先幸せしか見え
ない彼の、その後はいかに、、、折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-06 23:33:16
6878文字
会話率:38%
月城湊(つきしろみなと)が住んでいるアパートに突如引っ越してきた、浅倉雪乃(あさくらゆきの)。
雪乃は学年一の美少女であり生徒会長。そんな完璧に見える彼女に料理ができないという弱点が発覚。
そんな、弱点が知られたからか、少しずつ学校では見え
ない彼女の“素”の部分を見せていく。
かかわるつもりのなかった、湊と“素”の部分を見せる雪乃。
果たして二人の恋の行方は────
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-17 22:46:54
15168文字
会話率:63%
祖先が蒼き狼の獣人族の王族の血を引く、グリムガル王国のカールトン公爵家令嬢アンリエッタ。
外見はまったく人間にしか見えない彼女は、蒼い髪と緑の瞳を持つ聡明な少女だった。
世間では行き遅れと揶揄される十六歳の春、婚約者であるリオナール公
国公子イブリースから一通の手紙が届く。
「我が最愛の人、アンリエッタ。
遠い戦場で俺はこの手紙を書いている。
戦況はまあまあだ。しかし、戻れるのは数年先になるだろう。
このままでは君に幸せを捧げることは難しいかもしれない。
子供を産む時期が遅くなる。公国には不利な話だ。
婚約の破棄を提案したい。
俺は敵国の皇女ラーミアを娶ろうと思う。
君より若い十二歳だ。どうか、新たな幸せを見つけて欲しい。
すまない」
この一通の手紙から、アンリエッタの人生は大きく動きだした――
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折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-05 14:54:32
126300文字
会話率:47%
柵木秀生(まさきしゅうせい)には昔から常人には見えないものが見えた。
幽霊、悪霊、妖し。
だけど見えるだけで、祓ったりできるわけがない。
見えるだけで自分ではどうしようもない理不尽な存在に見て見ぬ振りをして生きていた。
だけどそんなある日、
彼は、見えていないはずの才明寺希(さいみょうじまれ)が彼女の意図せず悪霊を祓う場面を目撃してしまう。
くっそ何番煎じのよくあるオカルト設定のよくある男女の話です。
最後までお付き合いくださると嬉しいです。
多分そんなに長くならないはず。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-06 01:27:01
146979文字
会話率:20%
この春、高校二年生になった奥村 和馬の悩みは、自身の醜すぎる容姿だった。
みんなに優しい委員長だろうと、正義感に満ちたクラスの人気者だろうと、修行に修行を重ねた僧侶だろうと、彼の顔を見た人間は総じて顔を歪めた。
ありもしない噂話を
広め、彼に理不尽な暴力を振るう人間さえいた。
それほどまでに彼はブサイクだったのだ。
しかし、そんな彼の呪われた日常は、一人の美しすぎる盲目の少女との出会いで一変することになる。
見えないから見える彼女に、コンプレックスの塊である奥村は次第に心を開いていく。
この物語は、目が見えない彼女と、とてつもなくブサイクな彼の、お互いを見つめ合う、卑屈で拗らせた青春ラブコメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-22 16:50:25
37158文字
会話率:37%
まさか自分の身に こんな事が起こるなんて 思ってもみなかった。
平凡に暮らしていた筈のこの僕に…
楽しくて 切なくて 感情がグチャグチャになってしまうほどの
満月が起こした 奇妙な奇跡…
満月の夜、ヒロキの元に訪れたのは大
きなタヌキの女の子だった。戸惑うヒロキだったが、次第に可愛い彼女に居心地の良さを感じていく。ヒロキにはタヌキにしか見えない彼女だったが、他の人間にはどうやら違うようだ。その謎は、ある満月の夜の殺傷事件が関係していた。
処女作「タヌキな彼女」を大幅に書き直しました。前作に無かったエピソードがたくさん入っています。
どうぞよろしくお願いします。^^
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-20 15:42:29
102939文字
会話率:24%
愉快で悲劇的な世界を斜めに見ている拗らせた彼と、『それ』しか見えない彼女の話。
最終更新:2021-08-14 14:06:59
46969文字
会話率:54%
人の内面を動物の姿として捉える魔眼を持った少年、ウォルフ。
家族にすら言えぬ秘密を抱え生きてきた彼の前に現れたのは、白銀の髪を持つ、シワシワの老婆に見える8才の少女、オトミー。
魔力を抑える眼鏡を掛けないでも、『人』として見える彼女に惹
かれた彼は、老婆にしか見えない彼女を溺愛していく。
そして、婚約者となった彼女に自分の秘密を告白した時、彼女からも、ある秘密を教えてもらうことになる。
魂で繋がる2人の少年少女。
天才の名を欲しいままにする彼らの『ほのぼの』や『てんやわんや』なお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-02 19:00:00
105096文字
会話率:30%
事故の為、人の顔を顔だと認識出来ない障害
「相貌失認」と、それに加え記憶力、理解力も普通の人の半分以下しかない主人公。
孤独と生きづらい毎日。
人の顔が見えない為に人との関係を拒んでいた。
そんな時彼女はある男性と出会う。
その男性は人の顔
が見えない彼女の中で、他の人とは明らかに違い、彼女は今まで拒み続けてきた
「人との関係」に手を伸ばす。
そんな彼の事さえ、すぐに忘れてしまう自分
それでも彼の見えない笑顔を見る為
彼の声で話しかけてもらう為に頑張るけれど…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-09 08:12:08
5861文字
会話率:27%
中学最後のバレンタインデー間近、タカシは人物を特定しないという条件で女子から手紙を受け取り、手紙だけのやり取りを始めた。
最終更新:2021-02-14 12:36:44
5218文字
会話率:30%
オープンチャットのお題で作ったものを軸にして生まれた物語です。
<お題>
・冒頭を「この世界には2種類の人間がいる」で始める。
<あらすじ>
2006年、8月。
病院から退院した僕は、普通の高校生としての夏休みを謳歌していた
。
ある日突然、頭に女の子の声がして驚愕する。
見えない彼女は自分がドナーだったことを話し始めるが、何故こんなことになったのか自分でも分からないと言う。
どうしたらいいか分からない僕は、姿も見えない彼女と一緒に生活することとなった。
天真爛漫な彼女に振り回されながらも、年上だと言う彼女に色々と勉強などを教えてもらう日々が続く。
ある日、彼女は僕の過去の過ちを正すため、幼馴染の梢と花火大会に誘うようせまるが…。
ひと夏に起きた、姿なき彼女が起こす、青春ラブストリー。
<主な登場人物>
・斎藤 哲也(さいとう てつや)
高校2年生。
持病のため、高校2年生の7月まで入院していた。
小学生から入退院を繰り返していたこともあり、友人は少ないが引っ込み思案なわけではない。
梢とは、小学生の頃まで付き合いがあった。
・サエキ アオイ
哲也の前に現れた姿なき女の子。
哲也の心臓のドナー。
彼女曰く、哲也より少し年上。
天真爛漫で、考えるより行動するタイプ。
自分が何故、哲也の前に現れたのか本人にも分からない。
・結城 梢(ゆうき こずえ)
哲也と同じクラスの女の子。
哲也とは小学生までは付き合いがあったが、中学生になる前に親の都合で転校する。
美術部に所属しており、大人しそうな外見だが意外に大胆な行動をとる。
・武田 健一(たけだ けんいち)
哲也と同じクラスで友人。
高校になってこの街に来た。
アウトドアもインドアも楽しめるノリの良い少年。
哲也とは音楽の趣味が合うことで意気投合して、友人関係になった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-15 18:26:58
53190文字
会話率:36%
容姿はそこそこ,成績もまあまあ,運動神経もボチボチなごく普通の中学二年生・武丸(たけまる)カナ。取り柄は文芸部に入っていて,文才がちょっとあるくらい。彼女は,自分にまるで自信がなかった。五月のある満月〈スーパームーン〉の夜までは……。
そん
なカナの元に,一人の魔女の女の子が現れる。カナと同い年くらいにしか見えない彼女の名前はミシェ。実年齢はなんと一四〇〇(せんよんひゃく)歳……⁉
ミシェのいる魔法界では,一〇〇年で一歳分年齢が上がるらしい。
彼女はずっと,魔法界から水晶玉でカナの様子を見ていて,「あなた,自分を変えたいんでしょ?」とカナに問う。「変わりたい」と答えたカナに,ミシェは「あなたを私の弟子にしてあげる」と言って,彼女に魔法が使えるようになるブレスレットと,自分の水晶玉と連絡が取り合えるコンパクトを授ける。
こうして女子中学生カナの,秘密のマジカルデイズが始まった……!
※この作品は,「エブリスタ」にも掲載中です。
https://estar.jp/novels/25511273折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-27 15:32:44
8959文字
会話率:49%
「あなたのとなりに女の子が居るわ」霊視占い師にそう言われた俺は、戯れに目に見えない彼女・しずかが存在する設定の一人芝居を一人暮らしのアパートで始めたのだが・・・「俺のとなりにしずかは居るか」他。
恋とはそもそも奇妙なもの。一風変わった恋も恋
です。少しだけ「普通」からはみ出した恋人たちの物語を、オムニバス形式で書き連ねます。それは美しくもあり、醜くもあり、切なくもあります。どう感じるかは読者の皆様におまかせいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-15 12:38:24
9731文字
会話率:24%
アシュレイ=エイズワースは、最近平民から養子になったばかりの公爵令嬢様。人よりずっと頭が良くて、見た目も満点、弱い人に優しくて、命知らずに人を助ける「善人」でした。
下町に暮らして居た頃のアシュレイは劇団で男の子として働いていて、その頃の
芸名はアッシュフォード、通称アッシュ。黒髪の人気舞台俳優アッシュにはファンもたくさんいて、公爵家に入ってからもたまに抜け出して演劇を続けます。
男の格好をしたら男にしか見えない彼女でしたが、女の格好をすればちゃんと美少女。屋敷の執事と恋に落ちたり、人生初の学校に通って友人ができたり、今まで恵まれなかった「家族」という存在をいいなと思うことも増えました。
しかし幸せだったアシュレイは、あるきっかけで自分が半神半人、神と人の間に生まれた存在であることを知ってしまうのです。今まで努力で得たと思っていた賢い頭も優れた身体能力も全てそのおかげだ、と言われたアシュレイは酷くプライドを傷つけられます。
それと同時に、自分が20歳くらいに成長しきると不老不死になってしまい、首を落とされなければ自然には死ねないのだと知らされ、自分のこれからについて苦悩するようになりました。
アシュレイと同じ半神半人で、5000年生きている今の太陽の神様と出会いこの世界の過去の話を聞き、驚いたり、見たこともないこの世界の昔の形「地球」について知り、アシュレイはどんどん神の話や昔の地球の話にのめり込んでいきます。
外交が得意な王子について他の国へ行き、そこで他の半神半人に出会ったり、身近な人が思わぬ正体を隠し持っていたり、とアシュレイの周りでは予期せぬ様々な事件が起こっていくことになりました。
これは親に愛されず、誰にとってでもいいから「大切なものになりたい」と願い、自分の命を軽視していたアシュレイが、人の愛情に触れて目に見えない大切なものを手に入れていくお話です。
そして、アシュレイだけでなく周りの友人や家族、悪人も良い人も、知り合いみんながそれぞれの人生を幸せに生きるために、それぞれ悩み必死に生きていく、人間たちの悲しくて怖くて楽しくて、嬉しい、幸せなお話です。
//気に入っていただけたら感想、評価、ブックマーク、どうかよろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-03 03:01:31
540058文字
会話率:62%