私ことマリアンヌ・フォン・クローデル公爵令嬢がイザベラと出会ったのは、学園の入学式当日。
その日、あの子はガチガチに緊張していた。
『イ、イジャ、イザベラでしゅ!へ、平民ですが、皆さんと一緒にお勉強頑張ります!』
彼女なりに精一杯挨拶
したつもりだろうが、その格好は酷いものだった。
でも…それが逆に、私の婚約者の庇護欲を誘ったみたいだった。
別のクラスにも関わらず、彼は事あるごとにこのクラスにやってきてはイザベラに声を掛ける。
あの時はムカッ腹が立ちましたの。
私のことがまるで目に入っていない婚約者にも、戸惑いつつも声を掛けられて満更では無さそうなイザベラにも。
だから、彼女を徹底的に虐めることにしたのだ。私自身のストレス発散のために!
ふふふふ、私の婚約者の心を奪おうとした罪!贖って頂きますわよー!
おーほほほほほ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-26 18:00:00
50038文字
会話率:45%
男にはいろいろな夢を持つ権利がある。逆に言えば、夢を持つことが男を男たらしめるのだと俺は常々思う。宇宙飛行士、国家スパイ、大金持ち、絶世の美女との戯れ。例にもれず、俺にも人生の糧としてきた夢がある。クラス中の女どもの唇の型を独自に作り、その
全てと口づけを交わすことである。ここで勘違いしてほしくないのは、俺はとんでもない変態でもなければ非一般的な思想をもつ犯罪予備軍でもないことだ。クラスでは常に成績首位をキープし、部活には入っていないが運動はできるし、付き合って早々2週間で別れたが彼女だってできたことがある。ただ一つ欠点として挙げるとすれば、精子が卵子に激突してどうにか尾びれの部分の情報だけで受精を成功させた様な顔立ちをしているのだ。生まれたい欲求が人より少し強いがためにこうなってしまったことは自分に非があるとしても、今までの周りからの扱いが解せなかった。このような境遇であれば誰だって、たとえそれがK-popのスターであっても、すべての女性を手中に収めるために俺と同じ夢を持ったであろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-01 16:58:20
509文字
会話率:0%
生まれて初めて、恋人に会いに行く。
もちろん経費で――である、そうじゃないと無理だ。リナリカ名義の口座には常にギリギリの額しか入っていないし、仮にリナリカが世界を闊歩する大富豪だったとしても、リアルで他人に会いに行くのは、ヴァーチャル技術
が発展した現代、よほどの物好きでもない限りしないことだ。
そんな現代にて、何の因果だろうか、リナリカは一世一代の大旅行をしている。リアルなハグの魅力を知るという、ただそれだけの目的のために。
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ヴァーチャル世界が発展した時代。主人公「リナリカ」がリアルなハグについて知るために、地球の裏側に暮らす恋人「タムロ」と初めて会いに行く話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-29 16:49:04
15851文字
会話率:42%
「私はフランソワが好きなの!」
お母さまの義理の弟にあたるフランソワへ密かに想いを寄せていた私。
この恋が叶わないのは分かってる。だってフランソワが好きなのはお母さまだから。
でも、せめてこの初恋を大切にしようと思っていた矢先に、私は
乙女ゲームのヒロインだから攻略対象と結ばれるべきだと言われる。
攻略対象を一人も攻略出来なかったら呪われてしまうんだって。
なんだそりゃーーー!?
しかもフランソワは攻略対象に入っていない!納得いかない。
例え振り向いて貰えなくても私はフランソワを諦めきれない。
冒険者を目指して日々努力する伯爵令嬢スザンヌ・マルタンが乙女ゲームの強制力に抗い、周囲の人たちの幸せのために頑張る物語です。
*『悪役令嬢は殺される運命だそうなので、それに従います。』の続編になります。(https://ncode.syosetu.com/n5676gk/)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-22 19:42:18
287073文字
会話率:33%
透園高校体育棟は四つの鍵を持って完全閉鎖される
内側から鍵が回らないようカバーがかけられており
内線に電源は入っていない
そう、私たちは閉じ込められた。
そして探偵クラブの万水雫の名を呼んだ。
重複投稿カクヨム、ノベリズム
最終更新:2020-10-17 16:00:00
11013文字
会話率:43%
異世界に転移された主人公・難波はムジュラマの森でオークに襲われてた所で中身の入っていない鎧(さまよう鎧)に助けられる。その後、さまよう鎧に導かれ、その鎧を装備した難波は一瞬で強力な力を得る。
それにより無事にオークを倒した難波は、その さま
よう鎧 にゴンゾと名前を付ける。
そして森を出ようと、ジャンプした難波だったが、
タイミング悪く飛び込んできたグリフィンに乗っているハシカンにぶつかる。
そのままグリフィンに乗せてもらい、森を抜ける
事になった難波は、、
。(基本的にギャグのつもりです。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-10 14:01:29
26932文字
会話率:18%
ローファンタジーではありますが、序盤はファンタジー要素すら少なく、中盤からサスペンス、アクション要素も含まれます。
毎週金曜日の更新を予定しています。
友人と共に旅行に来ている。準備は万全、相当に田舎で近年人の手が入っていないと聞く。
そ
のような場所に一度は行ってみたかった。ただし、その土地にはいくつか伝奇が存在する。どれもあまりよく覚えてはいない。つまり、大したものではないのだろう。とはいえ一人で行くのは心もとないので友人を誘ってみた。
今まで言われたとおりに生きてきた。何も自力でなせていないが、まずは衣食住、すべて仲間たちと乗り切りたいと、、きっと成せる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-09 23:03:44
6699文字
会話率:66%
ずっとずっと架空の森を動物という姿で開拓していって精神的にも人間的にも体力的にも成長していけるゲームをしていて何時くらいかなと思って上の方にある四角くて白と黒のゼブラ模様の時計を見上げてみるともう朝の4時になる少し前で夕方から始めたゲームを
10時間も休まずにトイレも行かずに飲み物さえも口に含むことなくゲームに集中し続けたのかと少し驚いた瞬間にカラダの中心あたりからグオオオオオという音が鳴って急にお腹がすいてきてヤバイくらいとてつもないくらいお腹がすいたので朝の4時というかなり早い時間だけどこのままでは耐えられそうにないから何かを食べようかなと思って冷蔵庫の扉を思いっきり力を込めて開けて奥の奥の奥の方まで首を突っ込んで上段から下段までしっかりとじっくりと見落としないくらいまで必死で見たけれど上段に3パックが一緒になっている納豆がふたつと中段の右の奥の方に木綿豆腐が2パックと小さめのボトルに入った少し高級そうな貰い物の醤油しかなくて1パックの木綿豆腐を皿にあけてそこに2パックの納豆を何も加えずに数十回かき混ぜたあとに豪快にのっけて醤油を一回ぐるりんとかけて箸で豪快にかっ込んで食べようと思ってはみたけれど慎重に心を落ち着かせてから考えてみるとそれは大豆製品に大豆製品をのっけて大豆製品をかけて食べていることになっていてそれはつまり大豆に大豆をのっけて大豆をかけて食べていることになり大豆だけでお腹を満たすという少し変な食べ物になるし大豆の栄養素しか取れていないことにもなって大事な栄養素は大豆では十分に取れないと思うのでそれだったらこの空腹も絶対に満たされずに元気のいい状態の自分には戻れないと思ったから他の食べ物を探そうとしたけど食べられるものが入っているかもしれない引き出し的なものは限られていてそこら辺にいっぱいある様々な棚の中には何も入っていないなという確信もあったので冷蔵庫の全身の中で中段よりも少し下のあたりにある冷凍室を覗いたが冷気というものすごく白くて煙のようにもくもくとしている気体が部屋に放たれてカラダを包み込んできてその白い冷気以外には全く何も入っていなくて何も入っていない空間をただただ凍らせているだけという無駄な電力消費が凄い冷凍室という冷たすぎる箱が虚しくて虚しくてその虚しさがカラダ全体へと染み渡っていきこのまま自分の心まで凍らされてしまいそうで怖くなり・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-29 04:00:00
200文字
会話率:0%
神奈川県の県立城壁高校に入学して何ヶ月が経った、主人公の藤原零(ふじわられい)は周りが部活を決めているのに自分だけ入っていないことに少し焦りながらも何部に入るか迷っていた、そして美少女からの熱い視線を受けながら主人公と美少女達の恋愛模様と成
長模様をお届けするラブコメです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-16 15:58:47
2672文字
会話率:86%
博士の自慢の【人工知能】ちゃんは、黒髪ロング。でも、本人はあんまり気に入っていないようです。
一人称のみ、短文形式のショートストーリー。五分程度の手軽な内容です。
最終更新:2020-05-29 11:13:54
1092文字
会話率:0%
エッセイというより要望です。感想になろうでオススメかつ検索上位に入っていない作品を書いていただきたいです。多かろうと少なかろうと、全部読みます。なかったら諦める。
最終更新:2020-05-20 18:00:52
879文字
会話率:0%
時は2045年。
私ことサリー・ルイスは、双子のリアと、ママとカリフォルニア州に住んでいる。大抵はリアと、友達のアルフレッドと仲良くしている。
平和な毎日はある日、途切れる。
まだ高校にも入っていないのに、高校の屋上に来いという送り主
不明の手紙とともに入っていたのは、ひとつの帽子。
それだけでも十分大変なのに、今度は帽子の精がやってきて、「私はサポート役なの」とか言いながらメッチャクチャ迷惑を掛ける妖精が現れて⁉
ドキドキワクワクの冒険とスクールラブをくみあわせた、前代未聞の物語!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-10 09:19:09
4828文字
会話率:60%
過去に体験した恐怖体験
いつも通っていた道にある脇道に入ったら、、、
人の手が入っていない脇道にはそれなりの理由があるんですね。
最終更新:2020-04-25 22:00:00
1986文字
会話率:40%
母親の入院する病院に見舞いに来た主人公は、屋上から飛び降りようとしている男性と鉢合わせする。自殺を止めようとして揉み合いになり、男性の代わりに屋上から転落してしまう。
気が付くと彼は異世界に転生しており、十二歳の少年の姿になっていた。
そ
の世界では、百年一度、魂の入っていない空っぽの肉体に、異界からの人間の魂を憑依させて蘇生させる憑依召喚という儀式が行なわれていた。
異界から魂を憑依させられた者は例外なくチート級の能力を持つ勇者となり、世界を救うという宿命を背負う。
しかし主人公が覚醒させたのは、勇者ではなく、魔法薬を調合する《薬師》という地味な職業だった。
勇者に成りそこねた主人公が背負った二つ名が、《無能勇者》。
主人公は人間と魔物が殺し合いをしている世界に疑問を感じており、ゆくゆくは争いのない平和な世界にしたいと願っている。
自らが調合した魔法薬で、人間と魔物双方の橋渡し役となり、平和な世界を築くために奔走していく。
個性的な仲間と共に冒険を繰り広げる、世界一無能な勇者の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-23 21:30:01
3711文字
会話率:32%
ある日、内高地·ギラサへ仕事で出掛けてる父親·ギャルソンから、ジェルの元へ大きな荷物が届いた。
箱の中には、いつものようにギャルソンの為に用意された服(なかなか奇抜な)や書物(うん。読めない)、菓子(まともか?)が入っていたのだが。なに
やら一番下に一回り小さな箱が入っていて、ジェルは慎重に箱を取り出してみた。
「これは、人形?」
中には、ジェルよりも多少小さな女の子の人形が入っていて、思わずつついてジェルは、そっと蓋をしめた。
つついた時に感じた弾力と指先に伝わる温かさは、まさに人間そのものであった。これはなにかの間違いだ!と思い、父親へ連絡するも電源が入っていないのか、電波が届かない奥地に行っているのか繋がらず……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-31 07:24:51
2091文字
会話率:36%
どうして僕は十二支に入っていないの!?
疑問に思った動物たちに、新メンバー募集のお知らせが!
※「ひだまり童話館」第20回企画「つるつるな話」参加作品
最終更新:2019-11-22 20:17:12
3934文字
会話率:45%
ウミネコ麦酒房には、客は少ないが、
悩みを相談しに来る客がちらほら訪れる。
小柄な年齢不詳の店主と、
黒髪長身の「中身の入っていない刀の鞘」を腰にさげた店員。
最近加わった店員見習い。
さあ、あなたも、おいしいビールはいかがですか?
最終更新:2019-11-15 22:04:21
17884文字
会話率:25%
特にやりたいと思えることも無く、退屈な日々を送っていた主人公・差詰(さしづめ)優(ゆう)。自他共に認めるネガティヴ思考の彼は、偶然にも、昔から仲の良かった友人である涼太と同じ会社に勤めていた。優は涼太の言動に振り回されながらも、それがあっ
てこそ自己を保つことができている。……つまるところ、自分の意思は涼太によって引き出されているのであった。
他者がらの刺激が無ければ、自ら動き出すことができない優。そんな彼に、ある日、一通のメールが届く。内容は、『アドレスを変更しました』というものだったが、肝心の送り主の名前が入っていない。優は『どちら様でしょうか?』と返信したが、返ってきたのは聞き覚えの無い人物の名前であった。
なんとなく「暇潰しに」という思いで知りもしないその人物とメールのやり取りを続けてみることにしたのだが、その出来事をきっかけに、受動的であった優の行動に変化が表れ始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-20 13:22:59
44044文字
会話率:46%
私立天ヶ峰学園。なんの変哲もないこの高校には、とある噂がいつもある。どこの教室にあるかもしれない掃除用具の入っていない古いロッカー。その中にある鏡に、恋の悩みを話せば、たちどころに解決に導いてくれると。それは善けれ悪しけれ。しかし代償は必ず
求められる。それは当人にしか分からない人生の一部。秘められる気持ちの真実。そうつまり――――――――内緒の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-19 14:40:07
5311文字
会話率:31%
小学校の時の事。
時間割の変わった授業の開始前。
その授業を始めるときに、
「先生、ランドセルに教科書が入ってません。」
と言った子がいました。
最終更新:2019-06-27 00:40:03
697文字
会話率:7%