高校2年生の主人公、唄(うた)は、普通の学園生活を送っていた。親友の智樹(ともき)や気になるクラスメイトの菜々美(ななみ)**との日々は、それなりに楽しく、平穏だった。しかし、そんな日常が突然崩れ始める。ある日、蓮の元に一通の古びた手紙が届
く。そこには「君が忘れている真実がある。すべてはこの日から始まった」という謎のメッセージが。
実は、唄には5年前の記憶が欠落している。その失われた記憶は、彼の中学時代に関わるものであり、それがどうやら蓮の周囲の人々と深く結びついているようだ。菜々美はなぜかそのことについて触れようとしないし、智樹もどこか秘密を抱えている様子。蓮は手紙の送り主や、自分の記憶に隠された「訳あり」の真実に迫っていく中で、徐々に自分の青春が普通でないことに気づいていく。
やがて蓮は、仲間たちの隠された「過去」を知る。それは、仲間たち全員が関わっているひとつの事件と、それに付随する「約束」だった。彼らはかつて、大切な友達を失い、その喪失感から逃れるために「真実」を封じ込めていた。しかし、真実を隠し続けることの重さが彼らの関係にひびを入れ始めていたのだ。
蓮は、過去の出来事と向き合うことで、記憶を取り戻し、仲間たちとの絆を取り戻すことができるのか?そして、彼らが失ったものを再び取り戻すことはできるのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-26 11:59:33
1416文字
会話率:35%
本当の闇が、訪れるとともにやってくるのは…
最終更新:2024-09-15 21:00:00
2069文字
会話率:0%
中学校に上がった頃、クラスの女子で手鏡の類を取り出す女子が増えたように思えた。
隣の席の彼女も然りで、休み時間になると鏡をのぞきこんでいるが、みんなと明らかに違うことがある。
それは、目にしている鏡が、大胆に割れてしまっていること……。
最終更新:2019-05-07 18:33:29
3961文字
会話率:2%
女は姿見の前に立ち、ひび割れた皮膚をじっと見つめた後、ゆっくりと目を閉じた。すると、お腹が膨れ上がり、赤ん坊が姿を現した。女が赤ん坊の頭を揉んだ瞬間、皮膚が剥がれ落ち……。一応残酷描写ありをつけておきます。ノベルアップ+にも投稿しています。
最終更新:2024-09-05 00:19:04
907文字
会話率:0%
あたしのなかから、すてきな歌がうまれてくるのはこんなとき。
最終更新:2024-09-03 07:00:00
348文字
会話率:0%
あたしの胸の水槽を干あがらせたりはしない。
最終更新:2023-10-28 07:11:52
519文字
会話率:0%
薄氷のうえを歩く覚悟と勇気。
それをもつおまえを誇りに思う。
最終更新:2023-01-08 07:00:00
434文字
会話率:0%
主人公の葉(よう)はどこにでもいる少し内気な田舎の高校生だ。しかしある日、夢の中でとある少女と出会い物語は再び動き出す。懐かしさとファンタジーに包まれる世界で繰り広げられる旅の記録。
『光の勇者』ー遠い遠い昔。世界は混沌と魔物に支
配されていた。空は血のように赤く染まり、地面はひび割れ草も腐っていく。人々は魔物から逃げる様に怯えて暮らすことしかできなかった。先の見えない絶望感と恐怖に打ちひしがれ天を仰ぎ人々は願った。
この地獄から救ってくれる光を。
そうすると突如として空から一筋の光が雲を掻き分けて差し込みその中から英雄が現れた。。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-02 17:29:08
41873文字
会話率:51%
「悲しいことは昨日まで♪ 今日はきっと良いことがあるわ♪」
目下、継母ブルチャスカとその娘アンジェルに、芋の皮剥きやら食器洗いをさせられている私、ユキファールム。
「こんなことも出来なければ、将来とっても困るわよ」
「そうよ、ユキファー
ルム。私達は貴女のことを思って仕込んでいるんだからね」
うぬぬ、2対1では流石に勝てない。
けれど彼女達は、意地が悪い訳じゃないの。
ただ家事をさせられるだけなの。
その様子を見て、執事アーントや侍女のバタフライは目を輝かせていた。 “素晴らしい教え方です” “本当に良いタイミングでした。姫様は私の言うことは聞かないのです。 「バタフライがやってよぉ」 と甘えてくるのです。可愛いくて駄目なのよ” とか言いながら、ブルチャスカの方を向いている。私が頑張っているところは、目に入らないのかしら?
まあいいや。この2人はもう高齢で、私から見たら祖父母に近い年齢だから、今さら文句も言わないわ。孫のように可愛がって貰ったもの。
それにしても、私に家事なんてさせてどうするつもりなんだろう。目玉焼きさえ焦がすし、味付けはいまいちだし、彩りも美味しそうじゃないし。まあ、何とか煮炊きは出来るようになったけど。
お掃除はハタキをかけて、箒で床を掃いて、水ぶきするのよね。
後はお洗濯。水仕事は指先が荒れるから苦手なの。ささくれとひび割れが酷いわ。洗ったものは重いし、干すのも大変だもの。
どうして私にさせるのかしら?
「お嬢様、私共はここでお別れです。ここから先はお一人で行って頂きます」
「私達はここで敵を迎えうちますから、お嬢様はこの先にある家で一人で隠れていてください。屋敷には生活用品が、庭には野菜も植えてありますから。庭にかかっている網は外しては駄目ですよ。動物避けですからね」
にこやかに笑っているアーントとバタフライだが、彼らが着ているのは鎧だった。
「なによ、その鎧は? 貴方達はもうお年寄りでしょう? 一緒に逃げましょうよ」
私は彼らも一緒に行こうと誘った。
けれど、首を振りここに残ると言う。
「姫様の幸福だけが私達の願いです。その幸せを壊さないで下さいませ」
「さあ、行くのです。必ず迎えに行きますから」
「あぁ………きっとよ、迎えに来てね」
私は真剣な様子の彼らに逆らえず、城裏のずっと奥山にある、二人の言う家屋を目指した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-19 20:08:46
10880文字
会話率:21%
〇短いあらすじ
モブ臭半端ない門番が、実は最強だったと気づかないまま活躍する。
勘違いが勘違いを呼ぶお話。
〇ちょっと長いあらすじ
「ようこそ、王都グレンディーアへ!」
王都グレンディーアで、門番の声がひびく。
この門番、あまりにもモ
ブ臭が半端なかった。
他人からは顔をろくに覚えてもらえず、そんな自分を変えようと王都に来ていたのだが、ぱっとしない日々を送っていた。
そんな門番は、とある厄介冒険者たちを注意する。
厄介冒険者たちを屯所に連れて行くのだが、彼らは貴族の子弟だった。
彼らに上司を脅されてしまい、門番は仕事をクビになる。
国を出て行くしかなかった門番を名残惜しむ者はなかった。
なぜなら彼はただの門番。
しかもモブ臭が半端ない。
けれど、誰も知らなかったのだ。
門番が王都の下水道で超凶悪モンスターを狩りつづけ、最強になっていたことに。
というか、本人すら自覚なかった。
そうとも知らない門番は、仕事探しの旅にでる。
可愛い弟子ができたり、人からは頼られたりと、身の丈に合わない(と思っている)出来事ばかりで門番は面食らう。
勘違いが勘違いが呼んでいき、門番は無自覚のまま活躍していく。
「俺、ただの門番なんだけどなあ……」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-13 18:10:00
409359文字
会話率:37%
「つまり――で――なる。ゆえに――だ。私の理論が正しければこれで、正しい、正しい正しい、ああ……」
とある研究所。博士は一人呟き続けていた。もう何回目になるだろうか、自身が掲げる理論の精査をしているのだ。しかし、それはやがて世に向けた呪
詛に変わり、ともすれば、博士の姿もまたそれ相応に見えてくる。伸びきった髪と髭。爪はひび割れ、肌には掻いた痕が残っている。その老体は、修復を諦めた廃寺のように見えた。
――無理だ。タイムマシンの開発など。
突然、博士は叫び声を上げ、嵐で揺れる木のように身を大きく揺らし、机の上にあるものを床に叩き落とした。
その心の声は、かつて自分を冷笑した人々のものと、内から湧き上がる自分のものが重なり混じり合っていた。
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最終更新:2024-08-10 11:00:00
2240文字
会話率:20%
どこか腑に落ちない、と首を傾げるように地面に立ち並ぶ木の杭。それらを結ぶ鉄線が背の高い茶色の雑草がひしめく平原とひび割れた道路を区切っている。
と、そこから一匹の灰色の犬が出てきた。耳と頬が垂れ下がり、道路をヒョコヒョコと歩いているが、
足を怪我しているわけではない。ただそうしたほうが同情を買えると思っていただけ。そして、それは正しかった。
今、一台のトラックが停まり、犬は開いたドアから助手席に乗り込んだ。吹いた風は雑草をさざめかせ、まるで映画のエンドロール。遠ざかるトラックの背に拍手を送っているかのようだった。
確かに、物語はこれで終わりだ。だが、それでは何の事かまるでわからない。ゆえに遡るべきである。彼らのためにも。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-04-27 11:00:00
4540文字
会話率:40%
……今の声は多分、ここに来る時に通った林のミミズク。今振ったライトの光から逃げたのはネズミ。遅れてゴキブリが二匹。一匹は身を翻し、こっちに向かってきたと思えば通路の端を走っていった。
ところどころ塗装が剥げ落ち、剥き出しのコンクリートの
壁。その色濃いひび割れをライトの光で追うと、天井に大きなシミ。ここは雨漏りするようだ。まあ、不思議なことではない。
窓の外は星明りだけ。真っ黒な林が見える。月が出ていない、不気味な夜だ。いや、こんなところに居れば、どんな夜だって不気味に思わずにはいられないだろう。
廃墟となった刑務所。その廊下をなんで、おれが歩いているのか。はははっ、収監されに来たんじゃない。おれは自分の意志でここに来た。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-19 11:00:00
3108文字
会話率:28%
アパートの部屋を出ると、軒先で美少女が雨宿りをしていた。
突然の雨が降った日、天羽響樹(あもうひびき)はそんな形で烏丸吉乃(からすまよしの)と出会った。
学校で一番、それも飛びぬけて美しく優秀な彼女に半ば無理矢理恩を着せた事が二人の始まり。
その後もなんとなく縁は続き、響樹と吉乃の間に交流は増えていくのだが、噂で聞く姿と実際に接してみた彼女とではどうも様子が違う。
吉乃は誰もが語る「穏やかな笑みを絶やさない完全無欠の美少女」などではなく、いじっぱりで負けず嫌いで、そしてとてもさみしがりな女の子だった。
響樹はそんな吉乃がどうしても放っておけなくなっていき、吉乃もまた響樹と過ごす日々を大切なものだと思うようになっていく。
素直になれない少年といじっぱりでさみしがりな少女が、少しずつお互いの心に踏み込んでいく、そんなお話。
※※本編完結済み※※
おまけを不定期で投稿予定。
カクヨムでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-10 00:49:46
529116文字
会話率:54%
十一歳の誕生日を迎えた華奈(はな)は、学校の帰り道で、すてきなペンダントを拾います。
それは突然光って温かくなる事があり、その度に華奈の望む事が起きていて「こんな不思議な力を持つ素敵な物を、落とした人はきっと探している」と元の場所へ戻しに行
きます。その時、手のひらサイズの、別の世界から来た少年と出会い、華奈は彼を家へ連れて帰りました。
ペンダントはシオンが課題のため、困っている人を助けたり『良いこと』をしたら生まれる『力』を貯めるためにあるのだと聞きます。自分が持っていたことで、知らないうちにその力を使ってしまったのだと知った華奈は「なんとか彼の力になりたい」と、協力を申し出ます。
そして華奈はシオンを筆箱の中に入れて、一緒に学校へ行くことに。
休み時間にはできるだけ人のいない所で外に出してあげる約束をして、何とかシオンが他の子達にバレないよう生活する中、二人は一つの大きな事件を解決しました。そして、華奈はシオンとの生活を通して、様々なことを学んでいきます。
週末。シオンと華奈は、良いことをするため近所の公園をめぐっていきます。大きな公園の入り口で休憩している時、ボールを追いかけてきた小さな男の子が道路に飛び出してしまい、華奈はそれをかばいトラックにはねられてしまいます。
その時、華奈がペンダントを持っていたので、男の子を助けたことが「良いこと」として、沢山の力がペンダントへ送られました。シオンが元の大きさに戻り、なおも増え続ける力にペンダントはひびが入り壊れてしまう。けれど、新しいペンダントがシオンの世界から送られてきて、それに力を移す事で力をコントロールすることができるようになり、華奈の怪我も無事治りました。そして課題をクリアしたのだと告げられ元の世界に戻ることになったシオンは、ヒビの入った物を華奈に渡し、元の世界へと帰っていきました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-30 00:03:49
41369文字
会話率:46%
突然人の顔がひび割れて見えるようになった青年の物語。
最終更新:2024-07-27 10:07:02
74098文字
会話率:45%
童話作家の夢叶わず、必死の大病を抱えた17歳の少女・咲野壱花(さきのいちか)。
日本で死ぬよりも憧れの北欧・フィンランドで死のうと考え単身渡った先で美しい刃・ザネリと出会う。
ここで出会ったのも何かの縁として、壱花の死への旅にザネ
リも同行することに。
人にもナイフにもなりきれない半端者と死に向かう少女が願いを叶えるべく過去からの刺客を蹴散らしながら伝説に名を残すのみのオーロラの名所「アザラシの岬」を目指す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-19 21:26:22
5195文字
会話率:16%
今はオルトン皇国の大商会の商会長であるジーナ・ハインズは、元はエルサス王国の伯爵令嬢ジョジーナ・ルドウィンだった。戦争で他国へ避難を強いられ、オルトン皇国で知り合った商人と結婚した。だが、伯爵令嬢時代に婚約者がいた。彼の名はフィリアス。順調
に愛を育んでいたが、レリアと言う義従妹が現れ、その関係にひびが入っていく。婚約解消は恙無く行われたはずだった。それから二十年の月日はそれぞれに辛い経験を重ねていく。フィリアスは幼い頃からジョジーナが好きだった。誤解を解くために戦争が終わっても彼女を捜す努力をしていた。ジョジーナと再会し彼女に結婚を申し込むが......。
重い部分もありますが、コメディの要素もあります。戦争の場面や襲撃される場面などもありますので、苦手な方はお気を付けください。
一応、ハッピーエンドにはなると思います。
全六話です。毎日、誤字を確認しながら投稿する予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-16 07:17:55
26035文字
会話率:30%
本作品は「カクヨム」にも宙色紅葉という名前で投稿しています。
また、概要欄では読み難いかと思い、同じ内容のあらすじと人物紹介をそれぞれエピソードとして投稿しております。
また、本作品は毎週木曜日に予約投稿されます。
全話の予約投稿が確定した
時点で活動報告に細かいスケジュールを貼りますので、よろしければご覧ください。
【あらすじ】
夏休みも後半。
金森響は赤崎の買い物に付き合ったり、バイトをしたり、全力でだらけたりと、暇なようで忙しい日々を過ごしていた。
そんな中、友人たちと訪れた花火大会でちょっとした心霊体験をしてしまう。
その場限りだと思っていた心霊体験が、後日、形を変えて金森を襲い、幻想世界へと引きずり込んでしまう。
「ひびきおねえさんは、もう、しんじゃってるの。わたしといっしょにてんごくにいくのよ?」
金森を成仏に巻き込もうとする子供の誤解を解き、無事に現実世界へと変えることはできるのか。
そして、幻想世界で出会ったJK好きのスケベな女性はいったい何者なのか。
夏休みは終わっても災難は終わらない。
半透明の守護者、夏休み後編&新学期編、スタート!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-26 18:00:00
119878文字
会話率:23%
「半透明の守護者 硝子と少女」の続きです。
本作は「カクヨム」でも、宙色紅葉という名前で連載しています。
毎週木曜日に、6000から8000字くらいの分量で小説が投稿されます。
皆で遠足で海に行く話です。
半透明な猫が再登場したり、守護者の
お友達が出てきたりします。
こちらは投稿途中なので、詳しい展開は控えますね。
物語の説明になると思うので、以下に人物紹介をのせます。
<登場人物>
金森響(かなもりひびき)
主人公。高校一年生。気が強く、少し面倒くさがりな性格。幽霊とも何ともつかない不思議な存在、マボロシを見る力があるが、能力自体は微妙で曖昧。
清川藍(きよかわあい)
高校一年生で金森響のクラスメート。小心者で泣き虫だが、のんびり屋で優しい性格をしている。偶にその無邪気さで、知らずに他者を攻撃している。マボロシを見る力は無い。
赤崎怜(あかざきれい)
高校一年生で、金森たちとは別クラス。強めの中二病患者で、闇に選ばれしナイトを自称している。容姿が優れているなど、無駄にスペックが高く、四人の内で一番、能力も強い。
守護者(しゅごしゃ)
マボロシ。清川に一切認識されていないにも関わらず、長年、清川を守り続けてきた。清川を自分の子のように大切にしており、清川に認識され、堂々と世話を焼いて関わり合う日々が幸せで仕方がない。
半透明の猫
前作から赤崎の周りに出現しては消えてしまう、不思議な猫。恐らくマボロシなのだが、金森にしか見えていない。
博士
守護者の知り合い。昔ちょっとした約束をしたのだが、果たせずにいる。大人っぽいが享楽的で、少し意地悪な、よく分からない性格の男の子。謎が多い。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-28 21:00:00
96655文字
会話率:30%
半透明の守護者シリーズの短編です。
本作品は「カクヨム」でも、宙色紅葉の名前で投稿しています。
時系列的には、「硝子と少女」と「幻想世界と海」の間くらいです。
【あらすじ】
とある昼休み、金森たちはいつものメンバーで昼食をとっていた。
自分のカラアゲを狙ってくる金森に対処しつつ、赤崎はスマホゲームをやっていた。
画面を見せると、清川も同じゲームをやっていたらしい。
清川のゲーム画面に映っていたマッチョに妙に興味を引かれたこともあり、金森はそのゲームをインストールするのだが、AIおまかせ派の金森に対し、赤崎は自己で戦略を練るタイプのようで、しょうもない争いが勃発する。
【人物紹介】
金森響(かなもりひびき)
本先の主人公。短気だが反撃型なので、攻撃されるまではそこまで怒りっぽくないが、赤崎にだけは少し攻撃的。べつに嫌いなわけではないもよう。不思議な存在、マボロシが見える。
清川藍(きよかわあい)
金森響の友人。気弱で優しく、泣き虫だが、わりと身内には自分の意見を言えるタイプ。イノセントな攻撃をしてくる。
赤崎怜(あかざきれい)
金森響の友人。強めの中二病患者。だが、容姿が整っており、運動神経も頭もいい。マボロシが見えるのだが、そういった力も一番強い。なんだか残念な男子高校生。
守護者
清川藍を守る守護者。とても優しい性格をしていて、実は結構強い。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-08 21:00:00
5641文字
会話率:27%
いたって健全な男子、明堂 響(めいどう ひびき)はある理由でメイドに憧れていた――主になりたいという方向で。
そんな折、最新作のフルダイブ型VRMMOのサービス開始が発表された。
自身で好きなスキルと装備を作れるその最新作のタイトルは
“Original Trajectory Online”。プレイヤーの総数は少ないが、スキルの効果と装備の方向性を申請して、ある程度調整された上で自分だけのビルドで冒険をしよう――といった趣旨のゲームである。
そんな自由奔放なゲームの世界で、ヒビキは戦闘メイドではなく正統派メイド(本人はそのつもり)としての研鑽と、理想のお嬢様を育てることに奔走する物語。
――ときには友人達と共に難敵から敗走し、ときには1人で強敵を蹂躙(お掃除)し、ときには至高の料理を振る舞ったり。
「自由で呑気で、ごく稀にかっこかわいい女装メイドの日常はここにございます。どうぞごゆっくりしていってくださいませ」
※この作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
※本作は「カクヨム」さんでも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-20 16:04:44
191976文字
会話率:52%
天然モテ女子の東堂、ガチレズの西宮、ストーカーの南雲、巻き込まれた通行人の北条。
4人の奇人変人たちが織り成す学園ドタバタ百合コメディ!
彼女たちの修羅場が無事丸く収まる日は来るのだろうか?
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・ギャグ要素強めの日常系です。
・ドロドロ系の修羅場では無いです。
・1年生編では四角関係にならないかも(?)
・R15は保険です。
・カクヨム様でも投稿してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-11 20:00:00
611909文字
会話率:52%
来栖学園に通う高校二年生、滝沢隼人(たきざわ はやと)はある日、恩師に「ほどよい馬鹿だから」という理由で生徒会に勧誘される。だが副会長である、日比谷蓮(ひびや れん)に「アナタの生徒会参加を認めていない」と言われてしまう。学園で起こる問題に
ぶつかりトラブルに首を突っ込んだりしながら好奇心のおもむくまま滝沢は学園生活を送っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 20:50:00
118936文字
会話率:51%
ソフィ=オルゾン、17歳
裕福な商社を営むオルゾン家の一人娘の恵まれた娘は
生まれつき、皮膚の奇病にかかっていた。
その異様な容姿は周囲に『化物譲』と呼ばれ、学園では友に石を投げられた。
優しく繊細な心と、『皮一枚しか治せない』微妙な光の力
を持つ彼女は、ある日自ら命を絶ちかけ思い出す。
自分がかつて日本に生まれ死んだアラカンのオカンだったことを!
「お父様、お母さま、わたくしサロンを開きたく存じます」
皮一枚のことに悩む人を、一人でも多くの人を癒したい。
ひび割れた顔を微笑みに変え
のっしのっしとソフィは進む。
りりりりりん
クレアのベルが鳴り響き
マーサ仕込みの礼をして
レイモンドのおいしいお菓子を食べながら
化け物嬢ソフィが、今日もお客様をお治しいたします。
※この小説はアルファポリスにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-09 12:15:42
229897文字
会話率:41%
主人公は国見響(くにみひびき)で、男子高校生。
妹やクラスメイトとの楽しい生活を送っていたある日、
世界にバグが起こった。
身長2.5m程度の女性「オトナ」の出現
クラスメイトの消滅
4次元へつながる神社の出現。
妹が「オトナ」になった
響は、妹をもとに戻すため、バグの正体を探る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 09:42:37
65147文字
会話率:39%
女性が少なく男性が多いという不均衡の世界で、真一郎(しんいちろう)は響(ひびき)の心を射止めることに成功する。しかし響は貴重な同性の友人である鈴音(すずね)のほうが大事なように見えて……? そんな、この世界ではある種贅沢な悩みを友人である成
大(せいだい)に日々相談する(愚痴る)真一郎だったが、あるとき成大と共に響に呼び出されて――。
※男女比ものですがこの話の中では(現状)一対一の関係です。ただしバックグラウンドに複数恋愛/複数人交際/逆ハーレム/女性のみ複婚可能などの要素があり、また暴行未遂の描写や(男女共に)同性愛の話題が出ますので、左記のいずれかの要素が受けつけない方は閲覧をお控えください。
※他投稿サイトにも掲載。
※全5話、完結まで予約投稿済。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 00:00:00
11905文字
会話率:46%
「運命の相手」が政府によって“通知”される社会。双子なのに夫夫(ふーふ)となった八田(はった)兄弟は、通知を受ける前からいちゃいちゃらぶらぶしていたのに、互いが「運命の相手」とわかってなんだか恥ずかしくなってしまった。これではいけないと一念
発起した弟の奏(かなで)は、学園行事の告白祭を利用して兄の響(ひびき)に思いを伝えようとする。
※他投稿サイトと重複掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-21 00:00:00
4839文字
会話率:48%