寝ようと目を瞑ったファレン・クレオは、突如脳内に映像が流れ出した。
辺りは血で赤く染まり、数え切れないほどの死体があってその中には、ファレンの仲間もいた。
そして、全身血に染まり両手に剣を持つ男もいた。
変な想像をしてしまったと思うファ
レンだが、突如視界に浮かび上がった文字に目を見開いた。
その言葉とは、スキル《未来感知》。
このスキルで見たものは、必ず未来で起きるとされていて、ファレンは未来感知で見た少ない情報で、最悪な未来を回避しようと試行錯誤する。
だが、ファレンはその未来を回避すること事が出来なかった。
周りには死体が転がり、仲間も殺された。
何も変えられなかったと嘆くファレンの視界に、スキル《生命の代償》という文字が浮かび上がる。
そのスキルの内容を理解したファレンは、使用すると答え、謎の男に殺された。
ファレンは最悪な未来を変えることができるのか。
ファレンの時間をも移動する旅が、今、始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-01 15:09:12
3769文字
会話率:15%
異世界転生してのんびり生きてたら
乙女ゲー特有(?)の断罪イベントが目の前で始まって
野次馬してたら巻き込まれたけど
半分は自業自得だったけど、それでも俺は悪くねぇ!
最終更新:2022-06-05 15:38:18
14303文字
会話率:16%
幼馴染みの林道さゆり。こいつ鬱陶しくてウザくて……でも、こんな毎日が続くと思っ____りーくん!りーくん!何してるの?事情聴取?何したの?!ま、まさか!浮気!?
こんな奴だけど
それでも俺は……
最終更新:2022-05-29 08:27:31
24520文字
会話率:44%
負けられない戦いがある。
俺にとってこの一戦には、人生がかかっていると言っても過言ではない。
そしてそれは、相手にとっても同じことだろう。
だからあいつは、十中八九、俺に心理戦を仕掛けてくる。
それでも俺は、負けるわけにはいかない
……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-16 13:01:14
2829文字
会話率:17%
一つの出会いで人生が変わった。
木彫りの仁王像に宿った、底抜けに明るい女の子が変えてくれた。
それでも俺はやっぱり、自分のために生きている。
『お主はそれで良いのじゃ。自分のために生きて何が悪い!』
そういって笑ってくれる女の子
と一緒に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-08 21:01:06
5816文字
会話率:44%
俺ことテリー・ダマスカスは一仕事を終えたあとに、今まで一緒に闘ってきた幼馴染であり仲間であり元恋人であったアリスにこう言った。
「アリス、悪いが今日で君はこのパーティーから抜けて貰う。正直なところ、君の実力では今後も俺たちのパーティーで
やっていくことは難しいだろう。このままだと君は確実に大怪我するか、最悪だと死に至るかもしれない」
これは本心であり本音ではなかった。
それでも俺は今後の自分たちのためにも伝えるしかなかった。
「……うん、分かったよ。そうだよね。これ以上、足手まといの私がいたら皆の迷惑だもん。ごめんね、テリー。今までずっと嫌だったんだよね?」
アリスは俺に対して怒りもせずに、俺と僧侶のマイアを見て「お幸せにね」と薄っすらと涙を浮かべた笑みとともにパーティーから抜けた。
そして、これは2週間前にパーティーに入ってきた僧侶マイアに提案されたことだった。
アリスがこれからもっと危険な目に|遭《あ》う前に辞めさせるべきだと。
Aランク冒険者となり勇者パーティー候補となった【飛竜の牙】の中で、アリスだけがCランクを超えるほどレベルが上がらず、この国では珍しく魔法が使えない体質だったからだ。
それでも俺は一向に構わなかった。
俺が頑張ってアリスを守ればいいのだと。
そう、今の恋人であるマイアに提案される前までは……。
だが、このときの俺は知らなかった。
アリスを追放したことが俺の破滅に向かう大きな一歩だったことと、愛くるしかったマイアという女の本性が別にあったことに――。
これは自分勝手な理由で恋人と別れたことによって、後悔と絶望と懺悔する男の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-20 13:34:59
8340文字
会話率:27%
魔力が全ての世界。俺は魔力を持て余すほどの高魔力保持者であった。誰もが俺の事を天才と呼んだ。
だが月日は残酷だ。年を重ねる毎に俺は弱くなり、今では子供よりも魔力か低かった。
大好きな幼馴染達と組んだパーティー。
俺はお荷物だった。それでも俺
は精一杯がんばった。だけど……。
冗談半分でパーティーから追放を言い渡された。
「つ、追放はじょ、冗談よ!? ま、まって!」
「……もう関わらない。今までありがとう」
これはバーティー離脱から始まる、俺の反逆の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-05 12:48:43
84596文字
会話率:36%
「好きな作品ですか? 『AKIRA』や『攻殻機動隊』、『カウボーイビバップ』も好きですね。え……なろう系? あぁ~……そういう薄っぺらいのは、ちょっと……ねぇ?」
ゴリゴリの偏った趣向を持ち、"自称硬派な"作家を目指
すサラリーマンのマキタは、編集者のアイコに小説を持ち込んでは『異世界転生やチートの要素を入れろ』と"売れセン"を求められ、こっぴどく怒られる日々を送っていた。
ツラツラと言い訳を並べて作風を曲げないマキタに、ある日アイコは言い放つ。
――――本気で作家になりたいと思っていますか? アナタの人生、アナタが脇役になっていませんか? ――――
いつのまにか挑戦を恐れ、『作家になれるかもしれない日々』に満足していたマキタは痛い所を突かれ、アイコとケンカ別れしてしまう。
そしてその夜、奇しくもマキタは転生された――――それも異世界ではなく、"自分が書いた小説の世界へ"。
だが、その世界は自分が書いたはずの"硬派"な世界観とは、少しずつ変わっているではないか!
ハーレム、チート、エッチなドSのお姉さんに悪役令嬢!?
俺は……俺は……硬派な作家になりたいんだよ!!
【ネット小説大賞様から感想を頂きました。ありがとうございます】
2020年12月20日より、2話以降大幅に加筆修正しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-14 23:35:22
30349文字
会話率:65%
高校二年生(DK2)の俺——高橋優斗には、恋人がいる。友達にもクラスのヤツらにも内緒で、幼馴染しか知らない秘密の恋人が。バレたら批判されるどころか、日常生活を送ることもできなくなるかもしれない。強制的に別れさせられるかもしれない。それでも俺
は——「彼女」が好きで、気持ちを抑えられなかった。だから俺は、学校で、家で、こっそり出かけた映画館で、彼女と言葉を交わす。生徒として、血のつながらない息子として、恋人として。そしてLDKになった俺は、なんでもない日、俺たちにとって特別な日に————折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-01 18:35:24
10465文字
会話率:38%
自分の身分は弁えているが、それでも俺は君が好きだ!
俺の国では、産まれた時から位がついている。
最終更新:2021-09-18 03:00:00
2386文字
会話率:56%
『俺君剣聖、御年八十八歳。剣の道のみに生きた一生、偶然ながらも両手に花の人生をやり直す機会を得る……ホントだよ?』
ある日突然俺を襲ったハプニング。慌てふためく弟子は俺の想像を通り越し、全身全霊で俺の状況を楽しんで! 弟子たちが俺を見る
目が滅茶苦茶怪しい!
なんだよ俺こそ、お前達の師匠だぞ!
──「ぐぉば、フガフガ(ああ! 俺の入れ歯が、総入れ歯。いやいや入れ歯なんてこの際関係ない!)」
この歳となっても俺を師匠と師事してくれる素晴らしい弟子二人。この二人も充分に育った。二人は俺の宝物である。
それでも俺は剣の腕を極めんと、この弟子二人を侍らして全国を旅して回ることに十年。
世界は広かった。俺は世界に挑んだ。がが、俺が味わった世界各地の強豪との試合は俺が仕込んだ弟子らの一太刀が片付けた。
弟子の手に余り、俺が手出しをするほど強い強豪は、ここ数年出会っていない。
──果たして俺は最強だったか。今思えば、老人の懐古と懺悔である。
この物語はとある老人の回顧録、であるわけが無い。シルバー人材がどこ吹く風。年齢は不要とばかりに老骨に鞭打ちつつ、蝶よ花よと両手に可憐な可愛い弟子二人。今日も三人で世界を旅し渡り行く物語。
俺君剣聖八十八歳、俺が俺の人生に、もう一度輝ける日が来るのだろうか!? いや、咲かして見せる、この命、散らせるものなら散らして見ろ! とばかりに俺君、爆炎の剣聖。未だ現役、いざ尋常に勝負だ天下の|兵《つわもの》よ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-01 19:00:00
447769文字
会話率:29%
ラムリィ王国は魔法と書物に秀でた国である。
後者を担う王立トート図書館で、主人公のヘルメスは『司書見習い』を務めていた。
億を超える書物を抱える図書館には、毎日のように『精霊姫』と名高い王女・ジュノーがやってきている。そしてヘルメスとジュノ
ーは幼少の頃より図書館で共に本を読み、時に駄弁る身分差の幼馴染だった。
しかしそんな関係にも限界はある。
ジュノーが寮制の名門、王立シュレヴィ魔法学院に通うことになった。これを機にジュノーとの関係は途切れるだろうと思っていたヘルメスだが、国王や『司書』の計らいでジュノーと同じ学院に入学することになる。
邪神が遺した魔獣を倒すため、魔法騎士となる者たち。
彼らの中に交じった一般人であるヘルメスは、類まれなる才能を持っているはずの学院の生徒の中で上位成績者のクラス・A組に所属することになる。
同年代で並ぶ者がいないとすら言われるジュノーの隣を歩きたいと考えるヘルメスは、図書館で読み漁った膨大な知識を武器に戦う。
最先端の学説、古い逸話、マニアックな分野など……。
普通では持っていない知識を本を読むことで身に着けた彼は――――無自覚に最強級の魔法使いとなっているのだった。
「結局俺は、先人が編み出したものを読んだだけだ。読んで書いてある通りにするだけなら誰でもできる」
「――――だから、俺は月みたいなものだ。自分の光では輝けない、ちっぽけな存在なんだ」
「それでも俺は、ジュノーの隣にいたい。いつかその輝きを直視できるくらい、自分だって輝いていたい」
全ては、図書館で出会った瞬間から始まった。
勇者と呼ばれし初代国王に憧れて眩く輝く、愛おしい人の隣にいるために。
『司書見習い』はやがて、真なる魔法の物語を編む。
これは『司書見習い』と『精霊姫』の、図書館から始まったラブコメディだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-27 19:24:55
31503文字
会話率:54%
主人公(ユウマ)、目が覚めたら何故かリビングアーマーとなってしまっていた。
リビングアーマーになる前の記憶ははっきりと覚えてはいない。
ただある一つの記憶。
『世界を…私を…助けて…勇者様』
この言葉と大魔王との約束。魔物になって
しまっても挫けず、己の使命を果たす為、世界を旅する。
只、この世界は残酷で、只々、優しい世界なのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-20 00:34:12
32755文字
会話率:34%
翔!! 早く逃げて!
母親の声が響き渡る。弟の泣く声を聞くのが苦しく涙が出る。それでも俺は走るしかなかった
街は火で覆われ俺はあてもなくただ真っすぐ走り抜ける
ただただ走り続けるがどこまでい行っても人の死体ばかりだ。腕がないもの、内臓が飛
び出しているもの
俺を見るなり奴らはうめき声を上げて走って追ってくる
ゾンビはノロい?そんなの誰が決めた。映画の世界じゃない。これは現実だ
走り続けた。泣いていたことも忘れていた。
生きるのに必死の中、俺ら家族は父親の選択のミスで避難が遅れたことを恨みながら今日も俺だけが生きている。
家族は死んだ。友達は避難したやつらもいれば避難しなかったやつもいた。
何日も歩き続けた。誰もいない家に入り食べ物や飲み物を探した。
時にまた奴らに見つかりそして逃げる
繰り返し繰り返し歩き続けた.....。
そして俺は白いマントを羽織った兵士に見つけてもらい大きな壁に囲まれた街へと保護された折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-09 18:44:03
2228文字
会話率:79%
「わかっているのか。ここで私を倒せば世界がどうなるかっ?」
「わかっている。だけど・・・」
「それでも俺は大切な人を守りたいんだ---」
黄金の剣が迫ってくる。
「愚かな。それだけの力を持って、世界を守ることが理解できんのか」
黄金
の剣を持った誰かと戦っている誰かのギフトが発動する。
剣士の動きが鈍る。
鈍ってなお、人間離れした動きをしている。
「キサマのようなやつが勇者だから---」
「うるさい。目の前の大事な人すら守れないやつが世界を守れるものか---」
・・・などという戦いが繰り広げられている頃。
平凡な農家の、平凡な長男ノアは家族と共に崩れた家の下敷きになっていた。
どうしてこうなった?
空に入った亀裂からあふれ出た怪物達がノアの家を潰したからだ。
勇者が空の亀裂防ぐよりも、好きな女の子を優先したからだ。
そんなこと許せるものか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-28 21:34:26
26091文字
会話率:38%
庭の池で溺れ3日間生死をさ迷い前世の記憶が蘇った俺は驚愕した。
これまでの自分の性格の悪さに驚愕し、これからは良い子で生きようと思ったのも束の間、この世界が前世で遊んだギャルゲーの世界である事に気付いてしまった。
しかも、自分がそのゲーム
の悪役兼恋敵キャラ、オーランド=グリフィアであると…
ゲーム中にオーランドがエンディングまで生存するルートは存在しない……
運が悪ければ暗殺され、運よく18歳まで生きられても成人の儀で処刑される。
運がよくても処刑て……
それでも俺は諦めない!この世界では絶対に長生きしてみせる……!!
オーランドの人生をかけた主人公とヒロイン達との生存戦略が、今幕を開ける?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-24 15:40:01
156390文字
会話率:38%
最終学歴は中学。いじめられた末に不登校でそのまま引きこもりになった“鈴木 匠”。
そんな彼は、秋葉原の路地裏で殺され、そのまま魔法が発達した異世界に転生する。
前世の事など忘れ“異世界ライフ”を謳歌しようとする匠だったが、あまりにも
不幸な事に、彼は前世までと同様に、単なる“モブ”として転生していたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-03 20:07:16
31583文字
会話率:49%
地球は近代化が進み、色々な文明が発展していった。そんな地球はある日起こった大災害によって終わりを告げた。後にこの大災害をカタストロフィーと呼ぶようになった。
文明が崩壊した地球は人間以外の生き物『モンスター』が発生してしまった。人間よりも
遥かに大きく強いモンスターは人間にとって私たちの生存を脅やかす敵であった。
そこで人間はモンスターに対抗すべく、神の御加護を受け特殊な力『魔力』を授かった。
魔力量は生まれつき決まっており、5歳の時に自分の魔力量が分かる。ただし例外がある。それは『イクシード』と『ボイド』である。
イクシードは生まれつきの魔力量が決まっていない人のことを言う。元々定まっていないため魔力量は無限大である。だが、イクシードはかなり少ないのでとてもレアな人間。
その反面ボイドは生まれつき魔力を持たない人間のことつまり無能。畑仕事しかやることがない。あとは雑用とか。
そんな世界で生まれてきた主人公後にユウと名付けられる。そいつは魔力量がゼロで生まれてきたボイド。だが後にイクシードだったという事実が判明。主人公の無双劇が始まる…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-14 19:19:50
4037文字
会話率:54%
小説家を夢見て小説サイトに投稿していた、俺こと神崎要(かんざき かなめ)は夢を叶えることなく地球への巨大隕石の衝突により40台前半でその生涯を終えた。
しかし目が覚めるとそこは見た事もない世界が広がっていた。空を飛ぶドラゴン、街には耳の尖
ったエルフ、魔法という概念が存在し、剣を振るって魔物と戦う戦士達。
そんな中世ヨーロッパ夫婦異世界に俺はエル・ソリティアという名で裕福な貴族として第二の生を受けた。
前世の記憶を持っていた俺はもう一度固く心に誓った「小説家になろう」...と。
そして10歳になったある日、俺は父からPCを買い与えられる。父は言った「エル、将来ソリティア家を継ぐものとして見聞を広めなさい」と。
正確にはPCではなくこの世界にある魔法道具の1つでパソッコという情報通信の道具だ。
一家に一台、とまではいかないが冒険者へのクエストから各地のお役立ち情報までこの魔法道具一つで担っており生活必需品といっていい。近くのギルドはこのパソッコの登場によって閉店に追いやられている。世の中はどこも世知辛い。
そして俺はそのパソッコの中で一つのサイトを見つける。そのサイトとは皆が自由に小説を書き、観覧することができる。作者にも、読者にもなれる夢のようなサイト。「小説家になってみよう」だ。
俺は吸い込まれるようにそのサイトでユーザー投稿を行っていた。
この世界には俺と同じように前世の記憶を持っている人間が何人もいる。誤字脱字だけを指摘して去っていった大切な読者、それ貴方の妄想ですよねとばかりに評価1だけつけて去っていった大切な読者...
それでも俺は踏み出すのだ、もう一度、この異世界で、小説家になる為に!!
この物語は一人の男が異世界で戦いやクエスト等はそっちのけで小説家を目指す、スローライフ物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-08 06:10:00
6273文字
会話率:33%
その不思議な少年は、この真っ白な本のページを埋めなくてはならない、と言った。
どんな内容が相応しいかすら分からない。それでも俺は、俺に残されたこの命の全てを賭けて、この本に記載されるべき文字の組み合わせを見つけ出さなくてはならない。
その目
は恐ろしいほど苛烈であった。
『商人の日記』 著者不明折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-02 20:09:55
4770文字
会話率:18%