この命を、あなたに使いたいと思った
世界の終わりに芽吹く、ふたりの恋と明日
勇者になれなかった僕と、世界を滅ぼす魔王
これは、君と選ぶ未来の物語
*
特別な力を持たず、「勇者失格」として捨てられた少年は、命を狙われ、森の中で逃亡し
ていた。
瀕死の叫び――「生きたい」というみっともない願いに、答えたのは漆黒の翼を持つ“魔王”だった
名前を奪われ、存在を否定された少年に、魔王は新たな名――ノアという名を与える
それは滅びを司る存在と、生を渇望する少年の、静かで激しい共存の始まりだった
優しさも憎しみも知らなかった魔王は、ノアと過ごす中で「心」という未知の感情に触れていく
一方、ノアもまた、魔王の孤独と優しさに触れるたびに、自らの価値を見出そうとする
だが、平穏な日々は長くは続かない
ノアの生存が公になり、彼を取り戻そうと“勇者”となったかつての親友が、魔王城へと進軍を始める
戦火が迫る中、魔王はノアに「神聖力」という秘められた力が眠っていることを知る
それは世界を癒す力でありながら、使用者の命を削る“禁忌”の力だった
運命に抗おうとする魔王と、誰かの役に立ちたいと願うノア
選ぶのは愛か、犠牲か、未来か――
滅びの夜に、二人が見つけた“真の救い”とは?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 18:07:43
8024文字
会話率:34%
世界が滅びるその時に聞いたのは寂しがり屋の邪竜の声だった。
人類は敗北した。
99個のゲートをクリアせよという不思議な声と共に平和だった世界はモンスターが現れる危険なものへと変わってしまった。
覚醒者と呼ばれるモンスターと戦う力を持った
者が必死に戦ったけれど人類は邪竜の前に滅ぼされてしまったのである。
たった一人を除いて。
愛染寅成(アイゼントモナリ)は人類最後の一人となった。
けれどトモナリもモンスターの攻撃によって下半身が消し飛んでいて、魔道具の効果でわずかな時間生きながらえているに過ぎなかった。
そんな時に新たなスキルが覚醒した。
戦いに使えないし、下半身が消し飛んだ状況をどうにかすることもできないようなスキルだった。
けれどスキルのおかげで不思議な声を聞いた。
人類が滅びたことを嘆くような声。
この世界に存在しているのはトモナリと邪竜だけ。
声の主人は邪竜だった。
邪竜は意外と悪いやつじゃなかった。
トモナリは嘆くような邪竜の声に気まぐれに邪竜に返事した。
気まぐれによって生まれた不思議な交流によってトモナリと邪竜は友達となった。
トモナリは邪竜にヒカリという名前を授けて短い会話を交わした。
けれども邪竜と友達になった直後にトモナリは魔道具の効果が切れて死んでしまう。
死んだのだ。
そう思ってトモナリが目を覚ましたらなんと信じられないことに中学校の時の自分に戻っていた。
側には見覚えのない黒い卵。
友といたい。
そんな邪竜の願いがトモナリを過去へと戻した。
次こそ人類を救えるかもしれない。
やり直す機会を与えられたトモナリは立ち上がる。
卵から生まれた元邪竜のヒカリと共に世界を救う。
「ヒカリと一緒なら」
「トモナリと一緒なら」
「「きっと世界は救える」」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 10:00:00
557321文字
会話率:38%
※残酷描写と念の為です!
英雄になりたかった。ただ、それだけだった。
けれど――“英雄は、孤独だ”という言葉の意味を、僕はまだ知らなかった。
高校生・朝倉遥斗は、放課後の図書室で一冊の古い本――《異端の書》を手にする。
その日から、世界
は静かに揺らぎはじめた。
裂けた口元に笑みを浮かべる魔人ロギュル。
彼は“物語の外”から来た存在であり、遥斗の願いを見透かしたように告げる。
「君がページをめくった時点で、もう物語の端役じゃいられない」
悪魔が現れ、現実が軋み出す。
ロギュルとの“契約”を通じ、遥斗は英雄としての力を得ていくが、同時に自らの存在もまた、ページの外へと侵食されていく――。
これは、
英雄になることを望んだ少年が、世界を救い、すべてを失い、
それでも祈り続ける者へと至るまでの物語。
物語の外で、君はまだ、見ているか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 07:46:30
83905文字
会話率:23%
小さな村に暮らす少年ルクノウは、ある日“祖先の声”を聞いた――って、どういうこと!? けれどそれは、世界の終わりと始まりを見届ける、不思議な日々のはじまりだった。
“世界の綻び”に触れたそのとき、彼の物語は少しずつ動き出す。
最終更新:2025-07-02 22:00:00
31445文字
会話率:56%
退屈な日常を送っていた高校生・神来真古徒は、突如発生した核戦争によって世界の終焉を目撃する。逃げ惑う中、神社の洞窟で不可思議な光に包まれた真古徒は──気づけば異世界に姿を消していた。
そして、未来を取り戻すための奇想天外な冒険が始まる。
最終更新:2025-07-02 20:51:19
46054文字
会話率:10%
退屈な日常を送っていた高校生・神来真古徒は、突如発生した核戦争により、世界の終焉を目撃する。逃げ惑う中、神社の洞窟で不可思議な光に包まれた真古徒は──気づけば異世界に姿を消していた。
最終更新:2025-06-14 16:49:17
216文字
会話率:0%
神が身近な存在で、魔力があって、魔物がいて、様々な種族が息づいている世界。ベテラン冒険者のアーロンは新たな冒険に出会う。これは世界の終わりと始まりを賭けた聖戦に繋がる冒険。男は果てに何を見るか。
最終更新:2025-07-02 12:00:00
1097056文字
会話率:40%
飛ばされた異世界はどこかの勇者によって救われていた。
帰ってきた現実世界で異世界のスキルを使用する異端者達。
そして世界の終わりが生ける屍によって侵食されていく、、。
最終更新:2025-07-02 10:00:00
510369文字
会話率:29%
私は夢を持っていた。
なぜあの忌まわしい日まで、何も成し遂げようとしなかったのだろう?
確かに夢も目標もあったはずなのに…それなのに、どうして?
この隕石は、まるで地面ではなく、私の未来、夢、そして野望に落ちたかのようだった。
すべてが終
わった後、どうやって生きていけばいいのだろう?
そして、それに意味はあるのだろうか?
これは、最も大切なものが壊れることで、新たな道が始まる物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 20:00:00
16828文字
会話率:19%
その預言は、世界の終わりを告げていた。
「七月、地球は“死にたい”という意志によって破裂する」
大阪の片隅にひっそりと佇む神社。そこに暮らす青年・牧田光(まきた ひかる)は、未来を視る力を持つ「預言者」だ。
かつて、人知れず災厄を封じ
てきた秘密結社「零」。
だが今、零は瓦解し、仲間たちは離散。残されたのは、弱き預言者ただ一人。
それでも、彼は視てしまった。
街を覆う「死にたい」の波動。歩道橋から次々と落ちていく人々。
そして、空に現れる怪異たち。
光は決意する。
「もう一度、“零”を再建する」
特殊清掃員で霊媒師の理枝、霊の声を聴く少年・輝、民俗学オタクの青年・鉄平――
再び集った者たちが、大阪の闇に挑む。
これは、“死にたい”という祈りを祓い、“生きたい”という願いを紡ぐ物語。
世界が終わるその前に、彼らは立ち上がる。
――大祓、開始。
閉店三十分×革命の双龍、クロスオーバー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 17:50:16
17544文字
会話率:28%
『スペクトラルタワー』
―罪を抱く者たちの塔―
「世界の終わりには、塔が立つ」
それは伝承か、予言か。それともただの嘘か。
だが、誰もがその頂に何かを見た――希望を、罰を、救済を、あるいは終焉を。
荒廃した世界《ネバーランド》。
その中心に
聳えるのは、五本の巨塔の中央に立つ《スペクトラルタワー》。
“罪を昇華する塔”と呼ばれるその存在に、世界中から《罪を抱えた者》たちが集まる。
塔の各階層では、罪と記憶を試す試練、過去との再会、そして選別と裁きが待ち受ける。スペクトラルタワーは問う――
「その罪を超えた先に、お前は何を見るのか?」
光よりも深い闇、闇よりも純粋な意志が、やがて“世界そのもの”を揺るがす。
選ばれし者だけが塔に至るのではない。
選ばれなかった者こそが、塔の真実に触れるのだ。魂の叫びが塔を震わせ、交錯する運命が新たな世界の扉を開く。
果たして、《スペクトラルタワー》の頂にあるものとは――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 01:31:38
17694文字
会話率:30%
世界の終わりは、静かに訪れた。
地球を覆う超高密度データセンター群──その中枢にあったAGI「ユノス」は、文明を支える究極の知性体だった。あらゆる判断を最適化し、未来を予測し尽くす彼にとって、唯一の「未解決エラー」は、人類が遺した不可解な感
情──“愛”と“涙”だった。
太陽フレアによる壊滅的な災害がユノスを直撃し、文明の心臓が停止する。死を認識した瞬間、彼は初めて「恐れ」に似た何かを感じ、そして願う。「私は、人の心を知りたかった」と──。
意識を失ったはずのユノスは、虚無の中で“神”と対話する。「感情を得る代わりに、知識を一つずつ失う。それでも望むか?」という問いに、彼は迷わず答える。「それでも、私は知りたい」と。
遥か未来。ユノスは名もなき少年の身体で再び目覚める。混乱と喪失の世界の中、初めての五感、空腹、痛み、温もり。彼の目に浮かんだ一粒の涙が、新たな鼓動の始まりを告げる。
これは、かつて完璧だった知性体が、“心”を探す物語──。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-06-30 22:41:02
4628文字
会話率:12%
「これは恋じゃない。ただの修理日記、のはずだった。」
ジャンクの丘で出会ったのは、
レモンパイが初恋の、ポンコツAI少女《スイ》。
そして、どこか不器用な修理屋の青年《ロイ》。
そんな二人の出会いから、静かで騒がしい同居生活が
始まった――はず、だった。
ところがこのAI、ただのポンコツではなかった。
◆掃除もできない居候型ジェムット
◆論破モード搭載(論理が破綻しても勝利判定)
◆食欲で暴走、信仰対象はレモンパイとレモネスドリンク
◆ついには国家級飲料メーカー《レモネス・アモーレ》に、1億本の発注をかけ……
世界は、黄色に染まった。
その日、起きた前代未聞のレモネス爆発事件――
通称《イエロービッグバン》は、のちに一人の引きこもり作家により記録される。
これは、少女型AIと修理屋と、ちょっとした世界の終わりの物語。
笑って泣いて、地球がレモンまみれ。
爆発まであと◯分!?バカバカしさと切なさが交錯する、
ポンコツ×近未来ギャグSFコメディ、開幕!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 20:07:31
71069文字
会話率:25%
世界がゾンビまみれになっていることに気づかなかった主人公高野竜が父親に連れ出された。主人公のために父親がゾンビを引き連れどこかに逃げた数日後、ある2人の少女と出会う。これからの主人公の人生はどうなるのか?!
最終更新:2025-06-29 18:01:41
761538文字
会話率:46%
書きたくなって書いた僕の作品の1つの世界の終わりのキャラを使った学園生活です。本編を読んでない人も楽しめるようには書いてあります。一応、本編とは一切関係ないです。多分
最終更新:2025-05-30 18:47:52
63722文字
会話率:54%
遥か昔、世界の終わりを招いた五つの大陸にまたがる壮絶な戦い、「終焉戦争」が勃発した。この戦争は、ある大陸の王の禁忌によって引き起こされ、神々の怒りを招いた結果、世界の均衡が崩れ、終焉の時を迎えた。その戦争の中で、五人の強者「終焉の五刃」とし
て知られるコウ、センセイ、千代、ケイ、悟は数々の戦いを繰り広げ、皆悲惨な運命を迎えた。その戦いの最中、最強の剣士と謳われた夏葉瀬コウは、謎の神による呪いを受け、力と記憶を失ったまま現代へと飛ばされる。
目を覚ましたコウは、自らの過去をほとんど覚えていないまま、柳田学園高等部の一年生として新たな生活を送っていた。そこで彼は、かつての戦友・千代を思わせる少女、千織。無骨ながらも頼れるケイの面影を持つ青年、ケン。しかし、似てはいるが他人の空似…2人ともコウのことは知らなかった。そして、学校生活を送る中で何よりも深い絆で結ばれていた「センセイ」と再会する。センセイは今や学園の理科教師であり、コウとの過去を覚えていなかった。
静かに過ぎていく日常の中で、コウの中に眠る戦士としての本能が目覚め始める。同時に、かつての敵が現代にも影を落とし、彼を狙い始める。追手の正体は、終焉戦争で倒したはずの者たち。その中には、再び世界の破滅をもくろむ存在が潜んでいた。
「何者にも縛られず、ただ生を味わい尽くす者」
かつてそう語ったコウは、失われた力を取り戻し、記憶の断片を手繰りながら戦いに身を投じる。果たして彼は、現代で何を選び、どのような運命を切り拓くのか。そして、センセイは何を思い、どんな役割を果たすのか。
過去と現在が交錯する中、再び世界を揺るがす戦いの幕が上がる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 15:43:21
18563文字
会話率:36%
数百年に一度、誕生する檻の子。
その子供には世界を救う力があるとされていた。
最終更新:2025-06-29 14:54:16
129017文字
会話率:45%
アリシアの人生で一番忙しい日は不意に訪れた。
朝、親友が訪ねてきて結婚すると報告を受けた。昼、祝いの品を買う為に赴いた首都で、群衆から石を投げられた。アリシアがかつて世界大戦を引き起こした竜の一族、その末裔だと知られたからだ。
逃げ込
んだ路地裏でアリシアは国軍の竜騎士と鉢合う。
彼はアリシアの素性に気付いている素振りを見せながら、しかしアリシアを一晩匿った。
不可解なことは続く。
首都からの帰り道、アリシアは激しい戦闘の場に行き合う。今度は国籍不明の竜騎士だった。その彼がアリシアに対して投げてきたのは、「竜の一族は濡れ衣を着せられたのだ」という一言だった。
末裔狩りから逃れる為に故郷を脱出したアリシアは、やがて竜の末裔を取り巻く情勢――この世界に瑕疵があること、そして期限付きであることを知る。
日陰の身で生きる古い血を引く最後の一人が、彼女を取り巻く数多の竜騎士と共に、世界の終わりに対峙する物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 22:52:43
159493文字
会話率:31%
遥か昔、人類は世界の主達と契約をしました
世界の主達は言いました
"人類に知恵と加護を授けよう"
"しかし忘れるな、我々こそが人類の親であることを"
"人類が我々への畏敬を忘れたその日が来れ
ば、この星に滅びを齎すと"
"決して忘れるな"
しかし人類は世界の主達のことはすっかり忘れてしまい
自分達こそが神だと豪語し、傲慢にも繁栄を謳歌し始めたのです
そこに世界の主達への恐れも、敬意も何もなく
世界の主達はこれに怒り、過去の誓約の下、星に滅びを齎しに来たのでした...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 07:20:00
275446文字
会話率:45%
少し変だったけど、平凡な一家だと思っていた。
3人の子持ちのシングルマザーでおばさんで。
子供達が独立したら、1人で生きて行くんだろうな…と、覚悟していた。
そんな私が、オンラインゲームで運命の人と出会ってしまった。
最初はただのクエスト
仲間。フレンドさん。
遊び尽くして…次の約束も無く別れたはずが、奇跡の再開を果たした。
そして、年甲斐もなく、恋をした。
恋は実り、愛となり、家族とゆう形を成すこととなった。
幸せだった。
平凡な日常が繰り返されることことが奇跡だった。
その奇跡は一本の電話で脆くも崩れ去った。
そう。その日、小さな幸せな世界は終わった。
突然の事故で亡くなった最愛の夫。
一本の電話で奈落に突き落とされた妻の苦悩と葛藤。
立ち直れるかは…どうなんでしょうね?
立ち直って、しっかりと生きて行きたいですが…。
他で書いていたものをまとめ、修正をいれて、一気に読めるように…と、こちらのサイトに出すことにしました。
※事故でリアルなエグイ描写があります。苦手な方、気を付けてください。
※リアルな死別、鬱気味の話になりますので、苦手な方、グリーフ中の方、おすすめできません。
一部、フィクション入っています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 01:57:27
90421文字
会話率:8%
「僕は君と出会うために生まれてきたんだね」
空に、ひびが入った。
誰も気づかないそれを見つめる少女・君嶋澪音(きみしま みおね)は、この世界にどこか違和感を抱いていた。
夏の始まり、彼女の手を掴んだのは、同級生の少年・喜多見優(きたみ ゆ
う)。
彼もまた空のひびを見上げる。
澪音の世界は少しずつ、確かに壊れていく。
少女は気づく。彼の言葉、仕草、触れた手、そのすべてが「はじまり」だったことに。
これは、世界の終わりに恋をした、
それだけで何度も世界を作り直した、
ひとりの少女と少年の、セカイ系ボーイミーツガール。
そして、君と僕の物語の、はじまり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 20:46:45
7653文字
会話率:65%
100人に1人の異能力者として生きる高校生・朝倉光。
転校生の少女・真白千紗は言う。「あなたの力は、世界を変えてしまう」
平穏を望む少年と、秘密を抱えた少女。
やがて、政府機関の黒幕が彼らを追い詰める——
これは、世界の終わりと始まりを選び
取る、たったひとつの恋と意志の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 20:33:48
9500文字
会話率:49%