お盆過ぎのある平日。とある海水浴場の浜辺の一角に、二人の男が並んで座り、海を眺めていた。一人は初老、もう一人は青年。二人の男の間には会話が無く、沈黙がはびこっている。
親子にしては顔が似ていなく、友達にしては齢が離れすぎている二人。二人はど
んな関係なのか?それはだんだんと明かされていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-03 13:48:17
9123文字
会話率:57%
異世界に転生した、前世モヤシだった少年。
ここまではいいでしょう。無双とかハーレムとか夢が膨らむ物語、堂々の開幕!
……とはいかない。
前世の知識あるけど前世の記憶が欠如してたり、転生スタートが母親の胎内からでもう色々と前後不覚な状況過
ぎて
『わー!』
生まれてみれば世界最凶と呼ばれる迷宮に遭難中の出産だったという、トンデモ事実が判明したり、段々と前世の記憶を取り戻してみれば親父が前世自分を裏切った親友と瓜二つ……というか本人だったり、その両親が伝説級とか呼ばれる最強の冒険者らしいのにサラブレッドなはずの自分はと言えば……
『なんかこのハンデ、やばくね?』
という感じで。
『う。無双は?……ああ、大変系の異世界モノだコレ。』
キャラじゃない。キャラじゃないのに戦わなきゃ
『死む。』
まずはこの最悪迷宮から大脱出しなきゃな展開なのね。……という出オチ感満載から始まる異世界冒険活劇な英雄譚。
従来の異世界コンテンツはヤッパリ好きなので、なるべく全部取り入れたいと思いますが、ストーリーの流れ的にちと違うモノにしたいです。
異世界で手にする絆だけに焦点を当てません。家族や友人など、前世界で培ってきたはずの絆は早々に断ち切ってビバ!異世界謳歌!……ていう感じにはしたくないのです。
登場人物達にはチート手にしても大いに悩んで欲しいし、異世界であれ現実の世界であるなら苦労があって当たり前だと思うので。
こっ恥ずかしいですが、この小説はギャグ要素も血風要素も多分に含まれておりますが、親子、友人、隣人、ヒーローとは、善悪とは?……を含んだ広義における『愛』なるものをテーマにしたいと思ってます。(宗教的な感じにはしません。あくまで普通のヒトが追い詰められた時その価値観は?て感じです)
あと、この作品は【異世界とヒーローにアンチでもテーゼを】の改訂版となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-21 00:00:00
194748文字
会話率:7%
「降伏文書に署名するだけの簡単なお仕事です」
日本の女子高生・郁(カオル)のもとに現れた王国の外交官は、そう言ったはずなのに…… 王国は、22世紀の世界の3分の2を支配する『帝国』と対立し、帝国の傘下に入るかどうかで国論が二分されていた。よ
くわからぬまま女王にされてしまった郁は、激動の情勢に揉まれていく。そんなとき彼女は、ひとりの帝国軍士官の青年と出会う。郁と友達になった王国の高校生セリア、王国内を拠点にする反帝国組織の少女ラトカ。時代の荒波に巻き込まれていく彼女たちは、少しでもマシな未来を掴み取ることができるのか?
(完結済)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-29 15:00:00
223930文字
会話率:51%
女がコンビニへ行っている間に
マンションのスプリンクラーが誤作動し
女の真下の部屋が水浸しになる。
マンションのオーナーの話だとあそこの部屋は
色々直したいところがあったし諸々やるから
3ヶ月程度部屋を出てくれと言われるも、
その部屋に住
む男は友達も頼れる人もおらず
雨も降り始め、路頭に迷うことになる。
そんなところにコンビニ帰りの女が帰宅。
大体の事情を知った女は男を家に泊まることに。
女は巨大IT企業の代表取締役社長(23)だったのだ!
大手IT企業に勤める男と女。
そして同居生活。
【人は、一人で生まれて一人で死んでいく。】
二人の思いが変わっていく—折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-17 06:49:59
22413文字
会話率:28%
異世界転生じゃないお話です。現世であがいてしがみついて生きていくしかできない私たち共感してくれる友達がいれば生きていけそうです。
最終更新:2018-05-31 22:07:50
951文字
会話率:0%
家庭にも学校にもストレスしか感じていなかった女子高生、川上文(かわかみあや)のクラスには、少し変わった女子生徒がいた。しゃれっ気もまるでなく、しかも女子にも拘らず制服の下はスカートではなくスラックスを穿き、いつも一人で本を読んでいるか宿題を
しているかという状態だった。
そんな彼女のことが気になった文は、その彼女、山伏一実(やまふしひとみ)に対してあることをきっかけに思わず声を掛け、それによって二人は互いを『ヒトミ』『フミ』と呼び合う友人となり交流を深めることになり、ヒトミのことを知れば知るほど彼女が持つ独特の考え方と言うか<哲学>に文は惹かれていくのを感じたのだった。
さらに、神木野好栄(かみきのこのえ)、陽谷瑠美(ひかりたにるみ)らと次々に出会い、時には衝突しながらもお互いを認め合う仲へとなっていき、彼女らは成長していくことになったのである。
筆者より。
以前に投稿した「イチコの哲学」を基に、完全に独立し完結した物語として再構成したものです。登場人物は全くの別人として描いており他の物語とはリンクしませんが、ある意味では平行世界の一つかもしれません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-26 06:00:00
99502文字
会話率:35%
お友達も好きだし、美由紀さんも好きだけど、先生のこと、だーいすきっ!
あなたの側にいるその子も、きっとそう思ってる!
最終更新:2018-02-22 15:33:03
3816文字
会話率:61%
『ドーム』に守られた町。
そこで友達と暮らす『ぼく』に宿るおばあちゃんとの思い出。
そして歩む、これから。
最終更新:2017-11-21 23:36:27
17171文字
会話率:29%
父親が母親を殺した事件以後、鏡栄治は学校で苛めに遭い苦しんでいた。
百姓・宮田喜好の娘・美里と栄治は、驟雨の日に傘を貸したの縁で友達付き合いをしていた。
宮田喜好・美里親子と、鏡栄治は夜叉が池へ雨乞いに向かった。
クラスでいじ
めが蔓延っているのを察した社会科教諭・轟元一郎は、学級の浄化を画策する。
轟教諭は三人の卑劣な生徒たちの性根を叩き直すことに成功する。
鏡栄治は父親に会うことを拒絶していたが、美里の説得を受け入れて千葉刑務所で父親と
面会することになった。
そして、父と子は和解した。
Amazonkindleストアから、電子書籍・龍神を発売中。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-20 16:24:26
414文字
会話率:8%
夏休み、宿題をすっかり片付け、時間のたっぷりある少年。
海外ドラマに影響され、お祭りでレモネードスタンドを出そうとしますが……。
「カクヨム」と重複投稿しています(名義:@ns_ky_20151225)。
最終更新:2017-07-11 21:00:00
11057文字
会話率:43%
主人公の志乃は近所でも有名な仲良し親子だった。大学まで、実家から通っていたが、地元から離れたところに就職が決まった。初めての一人暮らしに慣れない仕事…仕事を辞めて地元に戻ろうとしていた時、友達の紹介である男性と知り合う。そこで、志乃はあるこ
とに気がつく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-19 16:31:55
662文字
会話率:9%
娘が話があると言う。
もう何年も話すこともない親子だった。
珍しいことがあるものだ。
どうやら結婚したいらしい。
相手はどんな奴だ。変な奴なら絶対に許さないぞ。
最終更新:2016-11-20 18:33:48
8586文字
会話率:21%
埼玉県にある高等学校「南涯高校」に通う桐島誠哉
彼は不良だった中学時代とは違い、平穏な毎日を送っていた
同じ学校で同じクラスの渡部歩
彼女も同じように、友達との毎日を楽しんでいた
そんな2人の恋愛物語
だが2人の間に立ち塞
がる壁は、いつも人と人との「縁」だった
※この物語はフィクションです 現実の世界とは一切リンクしていない事をご了承ください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-31 02:10:02
736808文字
会話率:71%
中学二年の冬。二人家族だった菊池彩の母親が急病で死んでしまう。
傷心の彩の隣にはいつも古くからの友達である睦心がいた。
睦心の家に引き取られることになった彩は母の遺留品からある疑念を感じ始める。
謎の包まれた母の過去を辿って真実を探す。
最終更新:2016-03-28 04:35:10
3434文字
会話率:4%
語られた江舞寺の歴史、それを知った青年たちは危険を冒して謎に迫る。
そして戦いを迫られる向日葵。修行の日々、集まる精鋭たち。
ついに出逢いし屈強なる二人の戦士。その裏で怒れる妖獣。戦いの行方は、どこへ向かうのだろうか。
最終更新:2016-02-28 19:32:16
10095文字
会話率:56%
とある時代のとある国。甘味と呼ばれる城下のあんみつ城に招かれた、亡き妻を月に住む天女と信じ、一人息子に対しては無責任なまでの放任主義の流浪の侍・秋村紅季(あきむらこうき)。その父についてやってきた十歳にしては小柄だが、中身は父より大人び
た少年・秋村紫季(あきむらしき)。
一度も友達を持ったことのなかった紫季が、初めて友達を持つこととなった。少年の名は常真竜胆(じょうまりんどう)。甘味屋“桜月”の息子だが、甘いものは苦手。好物はなめこの味噌汁。特技は槍術と料理。
紫季、竜胆と竜胆の二歳年下の妹・蓮華(れんげ)は、小柄で腕利きの城下唯一の道場主・仲沢成(なかざわせい)。成の義兄で紫季と竜胆の憧れのくずきり城侍・東條美邑(とうじょうよしむら)。成と長屋の隣同士に住むちょっと変わり者の絵師・蒼木陸(あおきりく)。仲沢道場の兄弟子で奉行所の双子の跡取り・平崎麻(ひらさきあさ)と平崎海(ひらさきかい)。さらには芝居小屋の大スター・小野田多多次朗(おのだだだじろう)。といった曲者揃いの城下の人々に日々学びながら、平穏な日を送っていたが・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-08 20:52:51
40701文字
会話率:61%
5年前に離婚してから娘に会っていない中年男と、「自分は死んだ方が良いんじゃないか?」と思い詰めている女子高生を巡る人間模様。若干ミステリー仕立て。基本的にはそれだけです。
今まで聞いてきた感想ですと、読んだ人それぞれ、感じ方が違うようで
す。
あなたはどんな気持ちで生きていますか?
まわりの人の心は見えていますか?
あなたはひとりぼっちじゃないですか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-31 17:00:00
92280文字
会話率:49%
周囲のインチキにうんざりした主人公『僕』は、学校へ行かずに自室で本ばかり読んでいた。そんな時、家の中から見知らぬ子供の声がし、様子を窺いに向かう。リビングにいたのは、僕の母とその友達、そして、声の主の少女だった。挙動不審の母に連れられ、廊下
に出た『僕』は、あの親子の複雑な家庭環境について、聴かされる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-25 22:14:18
11945文字
会話率:45%
電車の荷台には、人に夢を見させる猫が棲む。
この小説には、少年の夢、老人の夢、少女の夢の3つの物語があります。
少年は友達との旅、老人は妻との旅、そして少女は母親との旅を夢に見るのです。
あまり読んでいただく前から、中身をバラしてしまうのは
好きではないのでこれ以上は書きません。悪しからず。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-24 21:32:10
33623文字
会話率:42%
斉藤貴志(タカシ)は結婚八年目の妻、歩美(アユミ)、五歳の一人息子、拓馬(タクマ)の家族三人でアパート暮らしをしていた。
タカシは建築関係の営業マンとして一課長の管理職。アユミは歯科医でアシスタントとして働きタクマは保育園。
毎朝アユミを駅
まで送り、ほんの少しだが家事をし子供を朝だけ保育園まで送りタカシも仕事へ。この繰り返しの日常だが幸せを感じていたタカシ。
そして迎えた結婚八年目の夏。
三年前から妻の帰省にあわせて妻アユミの高校時代からの親友とその家族たちとキャンプをするようになっていた。
集合場所はアユミの親友の一人、カオルの両親が営む日本料理屋「きわみ」の座敷部屋。
もう三回目ということもあり全員が慣れた手つきでキャンプの出発準備をしているところにアユミの友達の一人であり唯一の独身女性のカズミが20代後半から30代前半の男性と共に部屋に入ってきた。
カズミは神妙な面持ちで話があるから聞いてほしいと・・・
カズミの話とは何なのか・・・男性は誰なのか・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-29 12:50:48
2291文字
会話率:27%