今日、部分的に拡がりつつある謎の病。感染した者は変異を遂げ、理性を失う。治す方法は患部である脳の破壊。つまり、患者の死のみ。さぁ奏でよう、滑稽な交響曲を。
最終更新:2008-06-27 22:14:27
3499文字
会話率:36%
──昔から、人々はこの世の外に『見えない世界』を夢想したものです。空の果て、海の彼方、地の奥底。殊に地の奥底は神話の時代から冥府があるとされたり何だりで、地下を取り上げただけでも──今こそ地球の地下構造は大分明らかになって来たと言いますが、
以前はそれこそ人間の想像力の思いのままの世界でした。……さて。そういう世界が今でもあるとすると。どこにあるかなど分かったものではありませんよ?それが、あなたの足下にあるかどうか、なども。……長くなりましたか。つまり、そんな『異界』に迷い込んでしまう。そういう話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-06-25 11:55:53
5512文字
会話率:21%
酸素は残りわずか。数時間後宇宙船内の酸素が無くなり中に居るものは生命活動を維持できなくなる。つまり、たった一人宇宙船内に取り残された「宇宙学校」パイロット、ナナカ・フランドルの命はこの地上から400キロメートル離れた地で終わろうとしていた。
地上に残されたスタッフは彼女の救命のため、二人の男に白羽の矢を立てた。目的の為ならば手段を悪魔に売る男「先生」と一番遅い男「坂井景」三時間以内に彼らは軌道上の彼女を助けなければならない。その為の手段は一つ。「ユニコーン・クレイブ」それが彼らの切り札。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2008-06-15 12:24:58
48060文字
会話率:50%
「それはつまり、英雄の意味探しの旅」冷徹少年、活発少女、喧噪青年に微笑み少女。そしてその他諸々で語られる、うんたらくんたら旅物語。こんなあらすじだけど、どうやらシリアスも混じってるそうですよ。
最終更新:2008-06-14 00:07:09
11106文字
会話率:36%
SFを根拠付けたらつまりません。でも……
最終更新:2008-06-09 02:34:26
350文字
会話率:0%
今日も遅刻。美香は毎度毎度デートの時間に遅刻するアツシに心底あきれていた。そして、毎度毎度その怒りは拳にあつまり、アツシの身体に叩きつけられる事に・・・・・・。今度遅刻したら、ほんと許さないからね!はたして美香の願いはかなうのだろうか?
最終更新:2008-05-27 14:39:30
8334文字
会話率:51%
「亡くなったら、空のお星様になるのよ」まさか、それは本当のことだったとは。婚約者に殺されたロザリーは、〈星渡し〉のジャスティンと出会う。身体をなくした魂は星になって完全に『死ぬ』、つまり〈星〉のない魂は永遠にさまようことになる。そしてジャス
ティンはその〈星〉を与える役目なのだという。しかしロザリーの〈星〉は……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-02-24 01:58:23
5372文字
会話率:43%
只今作者崩壊ちゅう、落ち着くまでちょっとまってください
最終更新:2007-12-04 19:10:44
737文字
会話率:32%
―ゲームに負ければ、死ぬ。僕は我が校で1人しかいない「プレイヤー」に選ばれてしまった。つまりは望んでもいないのに他人のために学校で行われる人殺しゲームに参加しなければいけなくなったのだ。−−−孤独と戦いながら、次第に見えてくる人間のエゴ。圧
倒的な恐怖。それでも全てと戦い続けた少年・少女の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-11-23 03:10:48
8296文字
会話率:23%
オレはチンピラのドブネズミ。ふとドヤで知り合ったアル中男から戸籍と免許証を買わないか、と持ちかけられた。免許証は使いでがある。まんざらじゃない。よし、買おうということになったが、その購入代金の工面で組織と面倒なことになった。つまり、ボコボコ
にやられて、ほうり捨てられた。気がつくと、病院ので包帯グルグル巻きにされていた。すると、なんてぇこったい、オレはそのアル中男と完全に間違えられている。アル中男の母親が現れて、献身的な介抱をしてくれる。徐々に回復するとともに、包帯除去が近づく。くっそー、どうすりゃいいんだ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-09-04 16:29:27
15629文字
会話率:9%
身体は伽藍。精神は空虚。つまりそれが、私の存在価値。何時しか生きてるのか死んでるのかもわからなくなって、ただ私に一つだけ許された、小さな頭の中の、夢幻なお話を想うようになった――
最終更新:2007-08-14 23:30:27
7542文字
会話率:45%
文系脳代表の上野英子《うえのひでこ》理系脳代表の野口《のぐち》そして中間脳代表の俺――岩瀬《いわせ》一見ばらばらに見える俺たち三人の中心には、いつも一匹の犬が居た。「もしもハチが――になったら……」何の気なしに呟いた一言で、まさかあんなこと
が起こるとは……ギャグコメディ『上野の犬』これはその土台、つまりは本編である!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-06-29 07:16:54
20921文字
会話率:33%
作者の体験談。男性とぶつかってから、とんでもないことになります。
最終更新:2007-06-08 00:27:46
3673文字
会話率:5%
季節は冬。ここは山に囲まれた市、境市。この街では、今年も奇妙な事件が起きていた。つまり、今までも。毎年冬になると、この町で誰かが消える。それは文字通り、いなくなるということ。そして今年も、冬がやってきた。誰が消える?どこで消える?消えた、そ
の先は?これは境の市の歴史を巡る都市伝説である。雪の降る季節、雪よりも早く誰かが消える。さぁ、次は誰の番だろう……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2006-12-27 12:48:10
227028文字
会話率:19%
ツンデレ短編小説です。ツンデレってなに?という問いに対する、一つの解答としての作品です。ツンの道を行き、デレを司る少女のお話。
最終更新:2006-09-29 23:39:14
2428文字
会話率:41%
世界の終わりが来た。「世界が滅ぶ」――つまりは、ぼくも、人類も全て死ぬということだ。絶望と混乱と恐怖の中、逃げ惑う人々の濁流に逆らい、一人だけこちらへ、階段を上がってくる女の子がいる。彼女はぼくに云った。「わたしを、地上に連れていって!」…
…こんなときに地上に行って、なんになるっていうんだ――?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2006-09-10 22:17:05
40399文字
会話率:21%
六月三十日の朝、東京都内にあるマンションの一室で岡島和義という男の白骨化した死体が見つかる。だが、岡島和義は前日の六月二十九日までは普通に生きていた。つまり、たった一日で死亡し、白骨化した事になる。更に不思議な事に、岡島和義は六月二十六日の
深夜に会っていた黒装束の占い師に「お前は三日後に死ぬ」と予言されていて、実際に三日後である六月二十九日の深夜に死亡していたのだ。東京都内ではこの二週間で、岡島和義と同じ様な死に方をした事件が三件起きていた。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2006-08-17 10:46:08
58169文字
会話率:79%
元陰陽師の血筋の土門碧海(つちかどあおみ)は、妖怪退治の仕事が来ず、困っていた。そんな中考え付いたのが、生活に困っている妖怪の子供を預かる仕事。つまりベビーシッター。妖怪の仮のパパである。でも、預かる妖怪の子供達は曲者ばかりで……。
最終更新:2006-02-11 18:16:45
4601文字
会話率:18%
盗賊のラルフと、そのラルフの部下のグランは、貧しい人々に盗んだ物をタダで与えていた。ラルフの大切にしている事は「強き者から盗み、弱き者に強き者から盗んだ物を与える」。この二人は、大盗賊になる事を夢見ていた。ラルフはある日、『龍の涙』に目をつ
ける。龍の涙の価値は、余裕で一生遊んで暮らせるぐらいだと言う。さらに、"名誉"という輝かしいものを得る事ができる。つまり、大盗賊になる事ができるのだ。二人は大盗賊になるために、龍の涙を狙う事にしたのだ。龍の涙……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2005-11-28 16:01:02
4537文字
会話率:33%
俺の名はフィスト、つまり拳だ。相方の名はワンド、こちらは杖。俺らはのんびり旅をしながら《幸せの四つ葉》という宝石を探している。…かつては孤高の牙と呼ばれた俺だが、ワンドを拾ってからは、すっかり丸くなっちまった。
最終更新:2005-06-12 18:48:57
9955文字
会話率:37%