母の葬儀を終えた翌朝、姉は双子の弟妹にこう宣言しました。
「私たち三姉弟は道化師になって旅に出ます」
13年前に起きた事件が家族の運命を狂わせた。この時、姉は10歳、双子は母の腹の中。
父母亡きいま、朧げな記憶を頼りに真実を求める旅が
始まる。
でも玉乗りしたり、歌ったり踊ったり、笑いを届ける道化師になんでまた?
それは姉が考え抜いた計画の第一歩だったのです。
※ご挨拶※
初めて作った作品です。道化師という職業の存在を知って何かひらめいた気がして書き始めたら段々と話ができあがりました。この物語は第三部までで大まかな筋書きはできています。あとはこれを書き切れるのかどうか・・・がんばります。応援していただけたら嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-05 08:30:00
85235文字
会話率:38%
少女マチルダは聖女の力に目覚めるものの、孤児でみすぼらしい容姿から虐げられ、雑用ばかりさせられていた。それ故に執務をこなせず、教会から【怠惰(たいだ)聖女】と見なされ、追い出されてしまう。
そんな孤独な彼女に声をかけた、道化師プルート。彼
女の魔法に魅力を感じ、サーカス団に誘ってくれた。マチルダは【魔法使いマーズ】として、大道芸を彩っていく。
華麗なテクニックに、明るく優しい性格。マチルダは次第に、彼に惹かれていく。しかしプルートには、とある過去があって・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-04 18:34:54
2267文字
会話率:40%
あることをきっかけに、毎日記憶がリセットされる少女(朱音)
私のお見舞いに来る自分の兄であると言っている人(葵)
病室のドアのノック音に怯える兄
もう暫く来れないと言われ、何があっても探さないように言われる。
その夜ピエロのような格好をした
道化師ジャックが自分の病室に訪れる。
兄は魔女に連れて行かれたとジャックに告げられる。
ジャックと共に童話の世界を旅し、兄を助けられるのだろうか?
忘却に至った彼女の過去とは?そして彼女の運命は?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-04 00:01:36
132496文字
会話率:84%
6つのかけらを集めると願いが叶うという、名まえを失くした〈伝説の宝石〉をめぐり、亡沙漠の国の王子アルバートたちが、盗賊〈鹿の角団〉と繰りひろげる剣と魔法の王道ファンタジー。
盛夏、王都では建国記念100年祭が執りおこなわれようとしてい
た。
内海をわたり到着したアルバートたち、〈魔導院〉の若い魔法使いたち、〈鹿の角団〉の刺客たちが一同に介する城下街は、類をみない祝祭に興奮のつるぼと化していた。
首魁ハーマンシュタインのあやしい影が、難攻不落の宝物庫に眠る宝石のかけら〈光芒〉に忍び寄る――。
そして、時をおなじくして、謎のベールにつつまれた国王陛下に招聘されたアルバートは、ただ一人王宮にみちびかれ、謁見に臨む。熱狂と幻惑の夜、過ぎ去りし日の回想、自己との対話を経て、アルバートは胸のうちになにを悟るのか――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-03 23:16:20
561975文字
会話率:29%
とある酒場に【ナナシ】と呼ばれる道化師がいた。その道化師は明日の日銭を稼ぐため、今日も今日とて多くの人に演奏を届けていく。そんな道化師には素敵な相棒がいた。その名は【ミュウリン】であり、小柄な体形で枝分かれした巻角が特徴の少女だ。
少女
が歌手となり素敵な歌声を届けていくのは日銭を稼ぐためでもあるが、同時に趣味であった。なぜなら、二人とも人々が楽しそうに笑っている光景が好きだから。
しかし、歌声を届ける少女にはとある秘密があった。それが「魔族」という秘密だ。
数年前、魔族と他種族で結成された人類との間で大きな戦争があった。「人魔大戦」と呼ばれるこの世界の命運を決めるような大きな戦いだ。その戦いの結果は人類側に召喚された勇者に魔王が倒されたことによって戦いが終わったが、それが終ろうとも物語は終わりではない。むしろ、続いていくばかりだ。
敗戦した魔族は人類から隠れて生き延びるが、中には弔い合戦を企てようとする魔族もいる。その魔族を排除するための制度を敷いた人類によって、魔族が生き伸びる環境は増々難しくなる。
そんな環境の中、魔族の少女は魔族の象徴たる禍々しい角をそのままに人間社会に溶け込もうと頑張る。その相棒を支援し、より楽しく笑える日々にするのが道化師の役目であった。
そして、道化師は今日も今日とて相棒と一緒に歌越えを届けながら、人類と魔族が手を取り合い本当の意味で「平和」を紡ぐための旅をしていくのだった。
※「喜劇道」と書いて「ハッピーロード」と読みます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-03 22:29:53
329330文字
会話率:31%
【雨の日は無敵、晴れの日は不死身。対極バディの無双劇】
女神ヶ丘市は、特別政策指定都市に指定されて十年余りになる関東の都市。
日本の未来を託されて急激な発展を遂げた都市は、様々な思惑が絡み合い巨大な歪みと闇を孕んでしまった。
そこでは、
異能と呼ばれる常識はずれの能力を持つ者たちによる、あり得ない事件が多発。
街を脅かしていた。
──異能には異能を。
そのために、警察は特殊人材派遣会社ウィルと手を組んだ。
『雨男』は魔女との再会を望み、『晴れ女』は道化師の正体を追う。
派遣された二人はバディを組み、異能犯罪者を倒していく。
そして、図らずもこの都市に渦巻く陰謀の核心へと迫っていくのだった……。
★公開開始日:2024年5月22日(水)
★更新:毎週日曜日12:00と水曜日17:30 ※週2回更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-03 12:00:00
37235文字
会話率:37%
アパートで一人暮らしをする男子高校生の元へ、大きな荷物を持った美少女が現れた。これから24時間体制で、行動を共にすると言う。それは、会社の経営者である母親が雇った、ボディーガードだった。
現実と仮想空間を股に掛けて、脅迫状を送り付けた犯
人探しの、ハートフル・コメディー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-02 18:00:00
80039文字
会話率:58%
駅で線路に転落した少女を助けようとした少年は、自分が電車に轢かれて死んでしまう。しかし、目を覚ますと自分の姿が、助けた筈の少女になっていることに気が付いた。
死亡した少年は自殺をしようとした少女のために、この世にとどまり孤軍奮闘する。
※この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-20 18:00:00
85581文字
会話率:51%
柊と楓の双子の兄妹は、異世界へ通じるゲートを偶然手に入れる。しかし、その使用回数には制限があった。
残りの使用回数も少なくなったある日、兄の柊は異世界でエルフの少女に体を奪われてしまう。代わりにエルフの少女になってしまった柊は、自分の体
を取り戻すために楓と共に異世界を旅することになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-05 18:00:00
118326文字
会話率:47%
「僕もいつか、あの人みたいに皆を笑わせられるような人になれるかな?」
生まれつき奇病を患う少年、神々心奏。
彼が憧れたのは舞台の隅で笑っている役者、道化師だった。
自身の病を治し、幼馴染二人と共に『世界に通用するような演者となる』という夢を
果たすために、心奏は少しずつ未来に向けて歩み出す……。
※この作品はフィクションです。実在の人物・団体・出来事とは関係ありません。
また、場面によってはファンタジー要素がございます。苦手な方はお控えください。
※更新は不定期です。大量に更新される時期もあれば、過疎な時期もありますのでご注意ください。
感想コメント等お待ちしております。。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-01 00:00:00
144171文字
会話率:39%
ワレワレハ、パープル・ピープルダ。
最終更新:2024-06-30 07:00:00
306文字
会話率:0%
道ははるか、かなたまでつづく。
行脚——それこそ、人生。
最終更新:2023-03-27 07:00:00
247文字
会話率:0%
狼なれないおれは、真夜中の交渉人。
最終更新:2023-02-14 07:00:00
334文字
会話率:0%
ルーキス
かつて、世界を虜にした奇術師。
仮面を脱いだその者は、親友の薦めで話題のVRゲーム【オルトゥス】の世界へと足を踏み入れた。
その末路は、果たして……?
恐怖の陰謀? ありません
デスゲーム? ありません
異世界転移? あり
ません
これは不思議な魔術師と、愉快な仲間たちが齎す、優しいVR冒険劇ですから…(悪い人はいます)
「さあ、開幕だ。最高のショーにしようか」
何をしでかすか分からない奇術師と。
何をしでかしてもおかしくない仲間たちの物語。
・カクヨムでも同時掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-29 11:00:00
987136文字
会話率:36%
クロノス・オンラインというゲームがあった。
VRの成長により多くのゲームが生み出された中で数少ないMMORPG。
豊富なキャラメイクと現実と瓜二つなもう一つの現実。
その世界で名を輝かせるPKクラン『クレイジー・キラークラウン』
小数人であ
りながら、数多のプレイヤーを屠り続けた悪名高きクラン。
これは、そんな彼らの終焉から始まる物語。
首狩道化、道化師、首領と呼ばれた男が送るVR世界の御伽噺。
コンバートによって一新されたクロノス・オンライン…いや、アルテマ・オンラインで彼らがなす事とは。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-29 00:00:00
308620文字
会話率:42%
私は、常に道化を演じてきました。
ですが、それももう限界に近いのです。
幾ら巫山戯ても、心では笑えていない。
道化は悲しめないのです。神の罰でしょうか?
この世界は今日も動き続けます。残酷な事です。
やる事は当然有ります、ですが…
誰か、私
に、生きる意味をください。
⚠ 喫煙シーンが出てくる/文章を何度も変える可能性が有る折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-26 07:30:00
6976文字
会話率:13%
世界最強としての人生に飽きたから、何も知らない単純でバカな人格を自分に植え付けて、それが歩む新しい人生を裏で観察しようと思う。
最終更新:2024-06-25 17:01:35
2660文字
会話率:54%
この世界には勇者と呼ばれる人たちと、その勇者たちに「えぬぴーしー」呼ばれる私たち一般人がいるらしい。
最終更新:2020-10-30 16:11:58
8655文字
会話率:24%
父と娘、そして二人の間の秘密をテーマにした小説――ではなく、ドラマの脚本的な何かです。
最終更新:2019-04-01 23:09:01
2955文字
会話率:42%
無心で生きている毎日。
自然と無口になって、心の中に仕舞い込んだ言葉の数々。
仮面を被って、自分を偽って。
道化を演じ続ける日々の中で綴られる想い。
あなたは決して理解できないでしょう。
特殊な環境に身を置かれ、誰に開くこともなく
なってしまった心の戸。
もう自分自身さえも見失い、何もかもを見限った。
これは、そんな私が思い詰めたドス黒い闇。
そんな日々の感情を綴った断片的な物語。
私の最後を飾るかもしれない、遺言作だ――。
※
ここに嘘は何一つ存在しません。
これを読んでどう思うかは、あなた次第です。
※
最新話はツイッターにて『夜砂昏(@yasagure0423)』という名で日々更新中です。
それが止まったら私は死んだのだと思ってください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-24 20:00:00
362097文字
会話率:1%
一目でわかるあらすじ:異世界転移して不遇職っぽいけど頑張る話
ちょっと深めのあらすじ:異世界転移したが、不遇職っぽいものを引き当ててしまった主人公。機転を利かせ、頑張るうちに、スキル・職業が進化するも、周りには見下される。しかし、勇者となっ
た幼馴染と、ともに頑張っていく話。
残酷な描写あり・R15は保険です。出てこないかもしれません。
つたない文章でも大目に見てください。ビシバシ指導をお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-18 20:10:00
71905文字
会話率:49%
高校生である天上院時久はある事件を解決してからというのも、警察の協力者となっていた。そんな時久の同級生の皇由香奈に「演劇部の手伝いをしてほしい」と頼まれる。顔合わせのために演劇部の部室である多目的ホールへと向かった時久たちの目の前には――
部長の白鳥葵の死体がぶら下がっていた。事件の容疑者として幼馴染の新垣飛鷹が疑われしまい、時久は彼女の無実を証明するために推理することに。
これは役者になれるわけもなく踊り続けた道化にもなれなかった者の、亡き彼女へ向けた想いの結末。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-18 17:00:00
85005文字
会話率:53%
その時二人はであった。(※重複投稿しています)仲仁へび
キーワード:
最終更新:2024-06-02 15:00:00
980文字
会話率:37%
狂人の子供として生まれた私は、一般人でいる事ではなく道化として生きる事を選ぶ。(※重複投稿しています)
最終更新:2024-03-24 12:00:00
277文字
会話率:100%
たぶんお笑いをテーマにして執筆した過去作。(※重複投稿しています)2023.5.28簡易チェック
最終更新:2022-09-25 23:00:00
1854文字
会話率:0%
腕の痣がジンと痛む。
私は、いじめられっこだ。多分、これからもずっと。
ある日、泣きはらした目が人影を捉えた。
極彩色のパーマネントに、白塗りの顔。
そこにいたのは、道化師だった。
最終更新:2024-05-26 00:10:00
2611文字
会話率:30%
大陸の傍に浮かぶ島、そこには實族、匣族という特殊な種族の中枢たる貴族が暮らしていた。
それぞれ傀儡師、道化師と呼ばれる彼らは、大陸に蔓延る妖魔を討伐する力と役目を担っている。
島唯一の養成学校、蒐洲学院本部では将来有望な師の子どもたち
が日々訓練や任務に勤しんでいた。
そこに通う傀儡師のディノはある日、相棒の道化師、メドに契約を持ちかけたが、いつも通りすげなく断られてしまう。師にとっての契約は特別な意味があったが、メドはここ最近の学院の不穏な空気に当てられとても受ける気にはなれなかった。
というのも、毎日のように種族差別や虐めが横行していたことにより、弱者として扱われた道化師側の鬱憤が今にも爆発しそうなほどに肥大化していたのだ。図ったように起きた事件では道化師が傀儡師を襲い、ディノとメドがそれを止めて事なきを経たが、それをきっかけとして次々と問題が浮き彫りにされていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 23:10:00
113090文字
会話率:44%
印象に残らない顔、運動不足でヒョロヒョロと。パッとしているとは言い難い主人公、矢代祐樹。 おまけに気が小さく、そのくせお人よし。
そんな祐樹には生まれつき、人とは違う特殊な力があった。 自分の役には立たず、ただ他人のためにあるよ
うな力。
そんな「ある力」を持った祐樹が突拍子も無いことで異世界に行くことから、物語は始まる。
何者にもなれなかったはずの「こども」が、自分のアイデンティティを肯定し、「おとな」になるための話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 21:59:01
5783文字
会話率:34%