獣人とエルフが仲良く暮らす島国、ハトゥール。
その新しい王となったハーフである猫耳の少女ミミは、大臣たちの傀儡となる生活から脱出し、行方不明となった先代の王である父を探しに犬耳の少年執事ロロと冒険に向かう。
目標はしゃれこうべ山の鼻先
に住まうロータスドラゴンの心臓を入手し、武器をランクアップさせること。安全な王室から魔物のうようよする外界に出たミミとロロは戸惑うけれども、精一杯戦うのだった。
その昔、神によってバベルの塔が崩され、純血種の人間たちは獣人、エルフ、その他のモンスターたちに種族が分けられた。純血種による魔導文明が滅び、スチームパンクが主流になった世界でミミは様々な出会いを繰り返し成長していく。大人たちの陰謀に巻き込まれながらもミミは自分の存在意義を、そして何ができるかを学んでいき、そして本当に大切な何かを知るのだった。
戦うべきは隣国の王オズワルド。彼は魔導文明への回帰を望み、かつての純血種と近しい存在になることを望んでいた。先代の王と因縁を持つ彼とミミは国家の存亡をかけて戦う。
魔法とスチームパンクが入り混じり、獣人への差別が横行する世界で、獣人とエルフのハーフであるミミは何を見出すのか。
新時代の王道ハイファンタジーが幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-31 01:49:50
59061文字
会話率:37%
隣国に一年間の留学をしていた私は、そこでとんでもない騒動に巻き込まれてしまう。隣国の王太子殿下の婚約者である令嬢が起こした婚約破棄騒動とその彼女にプロポーズする兄。そして、彼女がこの世界は悪役令嬢が主役の世界だと何故か私に教えてくる。悪役令
嬢?芝居か何かの役ですか、そうですか。そんなものはどうでもいいのです。私にかまわず隅で好きに演じていてください。ただし、誰にも迷惑をかけないように!複雑な事情を持つ王家に生まれた主人公が自称悪役令嬢達に振り回されながらも、まわりに支えられながらまっすぐに生きる、そんな物語。 ※ご都合主義なゆるゆるファンタジー世界が舞台です。色の名前は原色大辞典というサイトを参考にしています。 ※アルファポリス様にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-30 00:07:14
88831文字
会話率:55%
剣の国の王子キリトは隣国の王女に恋をしていた。一世一代の恋である。
「俺と結婚して欲しい」
彼女と自分の国は友好国である。
キリトの国カミディオンは小国であったが、今や大国と称される程大きくなった。
エルマは魔法大国レグリスの第二王
女。昨年社交界デビューを果たしたのだが、とても綺麗だとあっという間に注目の的になった。
国と国の結びつきをより強くするためにも、そして自分と結婚すれば王太子妃になれるとキリトは熱心に口説いた。
「あなたに苦労はさせない、愛しているんだ」
そんな言葉を受けてエルマは躊躇いつつも、口を開く。
「あなたって本当に馬鹿ね」
可愛らしい顔から飛び出たのは似つかわしくない毒舌だった。
ハピエン、両想い、溺愛系が大好きです。
ご都合主義な物語が多いですが、ご了承くださいm(__)m
R15は念の為です。
カクヨムさん、アルファポリスさんでも投稿しています(^^)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-27 19:14:24
27858文字
会話率:25%
華やかな王宮から遠ざけられたお姫様のお話。
本来の目的を忘れ去られた塔にて、細々と暮らしていた。
ある日隣国での招待状が来て、義妹の嫌がらせにもめげず、参加するが…
※途中で残酷描写あり。
ご都合主義で、ハッピーエンド大好きです。
初投
稿作品となりますので、よろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-28 15:25:31
82626文字
会話率:36%
地味で控えめな公爵令嬢のエレオノーラ。彼女の婚約者は年若く美しいヴィルヘルム王太子である。それが不釣り合いに感じた隣国の王女はエレオノーラからヴィルヘルムを奪おうと思い立つが、エレオノーラの意外な正体が明らかになると──?
※あっきコタロ
ウさんに美麗イラストを描いていただきました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-27 15:15:17
5798文字
会話率:42%
~ガチクズ悪役令嬢のマリアさんが「聖女マリア」へと登り詰める奇跡の物語~
【1行あらすじ】
これは性格ガチクズの侯爵令嬢マリアが、他人を陥れようとしては失敗して、どころか逆に幸せにしてしまう姿をざまぁと眺めてほのぼの楽しむお話です。
【
あらすじ】
マリアは莫大な資産を持つ名門セレシア侯爵家の一人娘。
しかしその性格ときたら、どこに出しても恥ずかしくないガチクズな悪役令嬢でした。
庶民や貧乏人を見下すのは当たり前。
短気ですぐキレて、ワガママで自己中でガチクズで、他人の足を引っ張って不幸になるのを見るのが大好きです。
今日も今日とて他人の足を引っ張るために、マリアは侯爵家のお金&お父さまの権力を湯水のようにつぎ込みます。
時には自ら徹夜をするなど、他人の足を引っ張るためならマリアが努力を怠ることはありません。
しかしマリアがどれだけクズムーブをかましても、「風が吹けば桶屋が儲かる」のごとく、なぜかマリアの意に反して周りはみんな幸せになっていきます。
理不尽にいびり倒したはずの専属メイドは、隣国の王妃に。
陥れたはずのにっくきライバル令嬢は、巨大帝国の皇太子妃に。
芸術留学の夢を叩き潰したはずのクラスメイトは、大陸中に名を知られる天才デザイナーに。
「どうしてこうなった……?」
マリアは今日も首をかしげました。
これはそんな女神に愛されすぎた悪役令嬢マリア=セレシアが、なぜか聖女に祭り上げられてしまう世にも奇妙な物語……
(*)カクヨム併載です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-24 20:04:17
94348文字
会話率:40%
「取り巻きを使って私の愛するローラに嫌がらせをした罪は重い! 婚約破棄だ!」
婚約者であり、王太子のガーディアスに婚約破棄された公爵令嬢──セイディは、彼と隣の令嬢の虚言に唖然とした。
今までガーディアスや国のためにさんざん頑張ってきたの
に、婚約破棄の末、やってもいない罪を着せられるなんて。
(こんなこと、あって良いはずがありませんわ)
しかし、セイディの反論は虚しく、ガーディアスは実力行使に出る。
そのとき、捕らわれそうになったセイディを助けてくれたのは、隣国の王太子──ユリウス。
セイディが密かに恋心を抱いていた相手だった。
「以前言っただろう? “いずれ、セイディ嬢を悲しませる奴らを徹底的に潰して、貴方を救ってみせるからね“って」
これは婚約破棄されたセイディが、密かに恋心を抱いていたユリウスに、実は重たく愛されていたことを知る、そんな物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-15 19:07:04
11378文字
会話率:44%
『悪女』と名高い公爵令嬢ベアトリーチェ・ホルラインは、聖女であるリリアと自身の婚約者である皇太子に騙され、処刑された。
しかし、目が覚めると──聖女・リリアになっていた!?
自分が処刑されてから一か月後の世界では、処刑された自分
の代わりにリリアが皇太子の婚約者になろうとしていた。
絶対に思い通りにはさせない。
主人公・ベアトリーチェは聖女・リリアの体を借りて皇太子に復讐を誓う。
しかし、当日再会してしまったのは、かつての親友・ゼンだった。
リリアの姿になったベアトリーチェにゼンは気づかず、少し心を痛めるベアトリーチェだが、バルコニーで出くわした際に少しだけわがままを言い、リリアとして最後の彼とのわずかな時間を過ごす。
そこでベアトリーチェは衝撃の事実を知ることとなる。
これは、聖女となった悪女が復讐を決め、そして隣国の王弟殿下に溺愛され幸せな未来を掴むまでの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-13 21:12:20
14444文字
会話率:35%
《これは10年にも満たない時間の幸せだった時の物語》
王女ルチルはある日突然10才以上も年上の隣国の王太子ディアマンテとの政略結婚を告げられる。
他国に嫁いだルチルに待ち構えていたものは…
最終更新:2023-07-08 15:00:00
59832文字
会話率:38%
聖女アガサは今まで治癒魔法で庶民の病気を治したり、結界を張って魔界の敵を侵入させないようにしたり貢献が大きいにも関わらず不遇な扱いを受けていた。
それが最終的には婚約者のナサニエル王子に偽聖女呼ばわりされただけでなく、婚約破棄や追放までさ
れたのだ。
しかし隣国の王子様がアガサを必要としているとの話を聞き隣国にきたことで彼女の人生が変わる。
得意の治癒魔法で庶民の病気を治すと隣国のアラン王子、庶民に救世主として崇められると彼女は優遇されるようになる。
しかしその頃、アガサを追放したナサニエル王子のいる国全体が病気で蔓延し崩壊しそうになっているので改めて婚約者になって欲しいと手紙が届く。
しかしもうすでに遅かった…聖女アガサはアラン王子と婚約していたからだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-02 17:02:50
2997文字
会話率:63%
時は中世、場所はユーラシアのどこか。
大国メガロヴルグ王国の王太子、エセルバートの花嫁選びの舞踏会。
そこで初めて会った、隣国の王太女エレオノーラは弟王子の婚約者だった。
似たもの同士の二人は、激しく反発しあうが…
意地悪王太子と小悪魔王
太女の恋愛ファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-15 09:00:00
73740文字
会話率:21%
記憶喪失中で、母は病気で他界と、夜会でのカーストも低い少女は、スノウ・クロック国の端にあるディーレ町で、薬屋をやっているマーガレット・アル・リリア。……まぁ色々あって今は隣の国の完璧王子、イエラド・ウル・カクの膝の上にいるわけだが。茹でダコ
の様になっている少女の顔をニコニコして見ている王子…………………いやなんでこうなった!?という話は最後の方で。(なお少女の待女マリア・レオナドールと王子の従者トア・スピンは彼等を影で見ながらキスをしている。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-05 07:20:14
45036文字
会話率:65%
私は今、この国を捨て隣国ガルドの王弟に嫁ぐために国を出ようとしている。
そう、この国の者にしてみれば私は自国の王太子を捨て、隣国の王弟に乗り換えた悪者。
でも私は、どんなにこの国の者に恨まれても、そうするしかないのだ。
………愛するラインハ
ルト様、そしてこの国の者達を守るためにはこの道しか………。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-02 08:00:42
4586文字
会話率:12%
八年間の幽閉、五年前から虐待、二ヶ月前に養母が死去、三ヶ月間虫が主食。
ほぼ絶望状態だった侯爵令嬢エリエノールは、ある日隣国で魔法学園生活を始めることになる。
異世界者曰く〝悪役令嬢〟の婚約者の王太子と結ばれる小説の〝主人公〟がエリエノ
ールらしいが、そんな展開まっぴらごめん。
ただ平穏に生きられればそれで良い。傷だらけの自分なんて、誰かと恋仲にはなれない。
やたらと絡んでくる王太子は迷惑な存在でしかない、はずだった。
虐待の日々で負った傷に苦しみながらも、人との関わりを通していろんな感情を知って、少しずつ救われていく。
異世界の小説の存在その他不穏なものに振り回されながら頑張る少女、エリエノールの物語。
※タイトル戻しました。第一部完結後にまた『虫食い姫のコドクな魔術』に変えます…! 2024年中に連載再開します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-01 06:14:25
283688文字
会話率:38%
ホワイトデー。貴女に贈り物をしても許される日。
兄様の婚約者である貴女に、出会った日から惚れています。
今年のラブレターも、貴女の心には届きませんか。
『虫食い姫は隣国の王太子殿下から逃れたい。』のホワイトデー題材スピンオフ。公爵令
嬢レティシアに懸想する、第二王子テディのお話。
*魔法のiらんどにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-14 07:00:00
3966文字
会話率:15%
朝と昼、幼馴染の男の子ふたりにチョコレートを渡します。最後に夜に、愛しの婚約者様へ。
わたくしたちは仲睦まじい婚約者でした。けれどふたりとも、恋を知りませんでした。
貴方が取り繕わずに素顔を見せられる相手に出会えたなら。貴方が恋をしたな
ら。
わたくしは身を引きましょう。……でも今はまだ、貴方の隣にいさせてください。
『虫食い姫は隣国の王太子殿下から逃れたい。』のレティシア視点のスピンオフ。レティシアやサイードの、中等部三年生のときのバレンタインのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-15 07:26:26
3166文字
会話率:50%
公爵令嬢ウェンディは、亡くなった本物の公爵令嬢ウェンディの替え玉であった。
平民であるにもかかわらず、婚約者候補に名を連ねていたことに立腹した王太子は身分を詐称し王族を騙した罪でウェンディを追放すると宣告する。
王太子の婚約者になるために送
り込まれたウェンディは、役に立たなければ殺されることになっていた。
恐れおののくウェンディ。
するとそこに、本日帰国予定の隣国の王太子が現れて、追放するなら私がもらおうとかっさらていくのだった。
これは公爵令嬢に成りすました教育虐待を受けていた元孤児を隣国の王太子が助けるお話。
※全5話、本日12時最終話予約投稿済折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-25 12:00:00
10359文字
会話率:35%
【完結:27日21時最終話予約投稿済み】
保護者を失い仕送りが途絶えた子爵令嬢アリス・パーセルは学費を母の遺品で支払い、寮費を学園と寮で働きながら賄っていた。
ある日泥だらけの子犬を拾い、ミルクとハムを与えて助けてあげた。
翌朝目覚めると
、子犬は消え、見知らぬ男の子が一人!
その男の子は、隣国の王子様キース・アシュクロフト。彼はこの国に、花嫁探しに来ており、自分を助けたアリスこそ探していた花嫁であるというのだった。
※設定は大雑把です。
執筆期間(本編(アリス編)全5話:2022年9月30日~2022年10月3日:本編(キース編)全10話:2022年10月20日~2022年10月26日:(C)柚祈 礼憲)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-27 21:00:00
39127文字
会話率:20%
公爵令嬢レイラは、舞踏会の序盤、長年婚約者であった第一王子から婚約破棄を言い放たれ、その直後に隣国の王太子ガブリエルに求婚される。
ガブリエルの言う利害の一致に納得し、レイラは、第一王子との関係を断つ目的で新たな婚約を受け入れ、隣国へ行くこ
とを決意する。
二人の間には、恋や愛などというものはない……筈だった。
※「第一王子に婚約破棄されたら、隣国の王太子に求婚されました〜私は何番目の妻ですか〜」の続編です。前作をお読みいただいた方が分かりやすいです。
※連載ではありますが、短編集となっております。基本的に一話完結型のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-24 20:18:32
72091文字
会話率:28%
「私は、公爵令嬢レイラとの婚約を破棄する!」
舞踏会の序盤、公衆の面前で、レイラは第一王子に婚約破棄を言い放たれた。一応理由を聞いてみたが、想像通りイマイチ釈然としない。
これまで国が決めた政略結婚のため我慢してきたが、最早全てがどうでも良
くなったレイラはあっさり婚約破棄を受け入れ、優雅に一礼して大広間を去ろうとする。
しかし、レイラを呼び止める者がいた。
「レイラ嬢、貴方に結婚を申し込みたい。急で申し訳ないが、どうか私の妻になってもらえないだろうか」
これは、婚約破棄された直後に求婚された公爵令嬢の決断の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-22 20:22:50
7374文字
会話率:22%
02/14 第四章-9を加筆修正しました。
表の顔は図書館に引きこもる変わり者の王女。裏の顔は小説家。
二つの顔を持つアンナは、ある日隣国の王子と結婚することになる。
しかし、連れて来られたのは、宮殿とは名ばかりの小さな家。王子の部屋は固
く閉ざされ、こちらからの問いにはドア下の窓から紙を滑らせて答えるという、想像の斜め上をいく状況だった。
せめて顔だけでも見せてほしいと思うアンナだった。しかし、返事の紙をよくよく読んだ時、彼の重大な秘密に気がついてしまう。
(※ この物語はフィクションです。実際の人物・団体・事件とは関係ありません)
(※ この作品は個人サイト「ゆめものがたり」とエブリスタでも公開しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-20 14:00:00
216336文字
会話率:44%
レピュナ王国とアーバス王国は犬猿の仲だった。二国の争いは小競り合いは長く続き、お互いの国の大貴族同士は仲がいいのだが、どうしても王家に拭い去れない確執があるという。両国の貴族たちは総力戦になるのではといつも肝を冷やしていた。
さて、レピ
ュナには三つの大貴族があった。その中でもレイノーツ家は平和で温厚で、とても信頼されていた。
レイノーツ家の長女セーナ・レイノーツに仕えるアイリーン・フェザーノートはある日双子を拾う。寒い冬に捨てられた二人が可哀そうになり、アイリーンは二人を世話することになる。
が、しかし
隣国にしかいない目と髪の色、隣国の王妃とよく似た顔立ちの双子姉弟……もしやこの子たち隣の王家では?
なんとか二人を守るため!お姉ちゃんを男装させ、弟を女装させる!!
「二人とも、私がメイドにしてあげます!!!」
いつかは隣の王になって、うちの国と仲良くしようね……それまでは性別誤魔化し労働労働ォ!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-12 15:31:38
3915文字
会話率:24%
第二王子ダイアンスは、幼い頃から母に、「ミス・ルトゥ」を大事にするよう教えられてきた。
ミス・ルトゥは幸福に導く存在として、邪険に扱ってはいけないとする教訓があり、彼は婚約者である隣国の第三王女、ヴィスカーナを己のミス・ルトゥとして、大切に
接し過ごしていく。
しかし学園に入学した彼は、男爵令嬢であるアルバミリスと出会い、次第に彼女へ惹かれていく。
学園生活も後半になれば、ダイアンスの心は移ろい、ヴィスカーナを邪魔な存在として考えるようになっていった。
そんな中、隣国ではヴィスカーナの母、王妃が病に倒れ、帰らぬ人となってしまう。
この出来事はダイアンスが裏で糸を引いていて、ヴィスカーナが隣国へ帰国せざるを得ないよう、画策されたものだった。
抵抗しながらも祖国の決定には逆らえず、学園卒業を待たずに帰国するヴィスカーナ。
邪魔者が居なくなり、喜々として王城にアルバミリスを呼び出すと、ダイアンスは彼女から書類を突きつけられる。
それはダイアンスが派遣した医者が、隣国の王妃殺害に関与した証拠書類だった。
「もう我慢するのはやめだ。……次は誰にも渡さない」
※創作上の病気の話が出てきます。あくまで創作上ですので、物語としてお考え頂ければ幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-07 14:32:29
18892文字
会話率:25%
やあやあ、皆のもの、この話は俺こと、隣国の王太子が主人公だ。
側近はアイザックと言えば分かるかな。
分からないなら俺の事は「オウタイーシ・リンゴーク」とでも呼んでくれ。
俺には幼い頃からの婚約者がいた。名はヴァレリア。
だが幼稚な俺はと
ある出来事から婚約解消されてしまったんだ。
自業自得なんだがな。
その後必死に頼み込んで再び婚約してもらったんだが……。
立ちはだかる強敵(当者比)を目の前にして何だか空回りしているような……
好きなのは俺だけか?
俺は婚約者からの愛を勝ち取れるのか!?
「まぁ、頑張って下さい殿下」
側近にさえ鼻で笑われた。いつか仕返ししてやる。絶対にだ!!
そんな俺を応援してくれたら嬉しいぞ。
※「大好きな貴方、婚約を解消しましょう」の主に【side 隣国の公爵】に出てきた王太子が主人公です。
※前作とは雰囲気が異なります。
※作者の脳内異世界のお話です。設定はゆるめです。
※アルファポリスにも掲載していますが、一部内容を変更しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-03 19:39:42
68980文字
会話率:33%
年の差のある夫に嫁がされ、捨て置かれていたエレオノーラ。
ある日、夫がどこへ行くのか尾行したところ、馬車の事故にあい、記憶喪失に。
記憶喪失のまま、隣国の王宮に引き取られることになったものの、だんだんと記憶が戻り、夫がいたことを思い出す。
幼かった少女が成長し、見向きもしてくれなかった夫に復讐したいと近づくが・・・?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-02 07:00:00
247380文字
会話率:40%