「先輩って何者ですか?」
「見てのとおり、ごくありふれた異世界帰りの高校生だよ」
「イタい妄想はけっこうです。真面目にお願いします」
「お前らだって退魔士なんて言っちゃってるし」
「私たちは本物ですからっ」
「そんなデタラメな霊力なんてあり
えないのー。おまけに彼女さんも美人なのー」
「それ関係ないよな。とにかく俺たち普通の生徒だから。妖魔とかサッパリだから」
「まるで動じないのも怪しいですね」
「もうただの言い掛かりじゃねーか。おたがい夢見がちってことでよくね?」
「先輩と一緒にしないでー」「さあ白状なさいっ!」
「その鉄パイプ、俺に向けるのやめようよ」
これは現代日本に跳梁する怪異に立ち向かう退魔士少女たちを、異世界帰りの高校生がゆる〜く手伝うというお話です。手に汗握る血と涙のバトルも、数奇な運命を呪う壮絶な展開もありません。数話読んで退屈でしたらその先も同じですので、作者の益々の健勝を祈りつつ別作品へ移動しましょう。全二十話の予定です。
この作品は「異世界転移すればそこは玉座への階段だったりするし(完結済)」https://ncode.syosetu.com/n1009el/の続編でもあり、if編でもありますが、前作を先にお読みいただく必要はありません(震え声)。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-02 12:15:16
88888文字
会話率:47%
※累計100万PV ありがとうございます!
※第17章にて完結しました。第18章以降は番外編です。
ほんの偶然から創造の女神によって異世界転移させられた俺、アラタ。
そこは異形の怪物がひしめく魔王城の玉座の間だった。
いきなりここ? あり
きたりに森の外れとかにして欲しかった!
呆然とする俺に殺到する魔王軍の精鋭。容赦なく切り裂かれ、焼かれ、潰される。
激痛と絶望の中で終了と思いきや、なぜか幼女と一緒に魔王城を脱出。ヘタレの飛竜に乗って。
この可愛い子、誰? 金色の瞳なんて初めて見たよ。パパって呼ばないで、俺ちがうし。
そして目覚めるチートな異能。これって、魔法じゃないよな?
なんだか生活にやたら便利だけど、ぜったい魔法じゃないから!
思いがけずスタート地点で魔王を倒してしまった少年の、幼女連れマイペース異世界生活です。
痛いのは最初だけ。あなたの心に優しいユルめの物語です。
ブクマ&評価&レビューありがとうございます。感想もお気軽にどうぞです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-23 21:43:42
1200874文字
会話率:29%
魔王城の玉座に腰かける大魔王。その瞳は、何故か愁いを帯びていた。一人謁見の間で後悔する彼の身に、一体何が起こったというのだろうか――。
最終更新:2020-12-17 00:08:59
963文字
会話率:0%
大国滅亡直前に反乱が鎮圧された。王族で唯一処刑されなかった姫君一人が行方不明となり、発見されず10年が経ってしまった。長きに渡って広大な領土と多くの人民を支配した王家の末裔の帰還を、貴族達は信じてやまなかった。
ある日、姫君に残された玉座を
守るために結成された憲兵団に、新たな若い騎士達が入団した。後輩育成を任された23歳のクロードは、キースという18歳の新人騎士と組むことになった。話はよく聞く一方、言葉は愚か声も発さないキースに困っていたクロードだったが…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-11 11:48:09
2670文字
会話率:28%
たまらぬ、追放劇であった────
これは陛下が若かりし頃のお話。
玉座についておきながら、王弟と宰相に国政を任せ戦場を駆け回っていた時代。
身の程をわきまえず、追放を言い渡し、ぶっ飛ばされる勇者パーティ。
悲劇を通り越して喜劇の様子
を熱狂した様子で実況する聖女。
『今更もう遅い』どころか、『追放するのには百年早い』とさえ言える展開。
もはや、『今更もう遅い』や『役立たず』の出番などなく……。
そういうことになった。
※前書きと後書きは……わかるお方は勝手に理解なさると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-11 19:15:41
3970文字
会話率:57%
主人公のアマトはいつもの日課で近所の森に出かけると、最恐最厄の存在として恐れられたドラゴンと出会ってしまう。
偶然にもそのタイミングでドラゴンの卵が孵化し、殺されかけたが〝生かされた〟。
目覚めたアマトはドラゴンに言い渡される。
『アマト……お主には我とツガイになってもらう』
命を拾い、ドラゴンの夫として、そして父親として振る舞うことになってしまったアマトは言い訳を考えながら自分の村へ戻ると〝10年〟の月日が流れていて──バドラギ王国によって滅ぼされた故郷がそこにはあった。
バドラギ王国の玉座に腰掛けるは勇者。ドラゴンにも浅からぬ因縁があり、アマトとドラゴンは復讐に燃える。
「俺に魔王になれってか……! やってやるよ、上等だぁ!」
──ここから少年とドラゴンの、復讐の旅が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-10 00:00:00
163641文字
会話率:38%
<第一部あらすじ>
俺、篠崎悠葉《しのざきゆうは》は、小さいころから霊が見えた。
といっても本当に見えるだけだ。話ができたり、ましてや誰かにけしかけて特定の人間を呪ったりなんてできやしない。
でも、そのせいで周囲から疎まれ続ける日々を
送っていた。
そんな俺にも光が差した! 新人アイドルの白風瑠奈《しろかぜるな》ちゃんに街頭で出会った時から、灰色だった俺の日常が急に色付き始めたのだ!
彼女の成長・躍進を追うこと幾星霜……ついに、ルナちゃんの初ライブが一か月後に決定した!
無事にチケットも手に入れ、あとはライブ当日を待つのみ……だったのに。
気付けば見慣れぬ玉座の前!
取り囲む大勢の兵士たち!
眼前でふんぞり返るえっらそーな女王に胡散臭い笑顔のイケメン魔術師!
なぁーにが『我らの世界を救うべく国々を周れ。それが帰還の唯一の手段でもある』だ!
しかもそれには最短でも一年かかるときた!
ふざけんな! 来月にはルナちゃんの初ライブがあるんだよ!
……わかったよ。やってやるよ。
絶対ライブ前に元の世界に帰ってやる!
―――――――――――――――――
<第三部あらすじ>
敬愛するルナちゃんの初ライブを無事終え、俺を異世界に拉致召喚しくさった魔術師サンファが残した、過去の召喚被害者、李俊杰《リージュンジエ》との禍根もどうにか退けたのも束の間。
サンファは姿を消し、第三の神位魔術師ジフ・ハーシュノイズが言うには、異世界の神様たちが何やら地球で暗躍しているとか……
ディアナ、アイリス、ルナちゃんの三人が夢の共演を果たすライブツアーが後に控えているというのに、余計な不安要素を放っておくわけにはいかない!
全てを終わらせるために。
そして何より、一抹の不安さえなく、エーテルリンクでのライブツアーを開演するために。
俺たちは、神に挑む。
2019/7/1 第一部 完
2019/7/5 第二部開始に伴ってタイトルを変更しました。
2019/12/28 第二部 完
2020/1/3 第三部開始
2020/11/8 完結折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-08 15:32:14
723505文字
会話率:33%
魔王の玉座を守る暗黒騎士団、サンソンとムネリン。
ちょっとした出来心から、2人は驚きの転機を迎えてしまう。
コメディ風味の短編です。
最終更新:2020-11-07 21:05:21
6089文字
会話率:24%
宮廷錬金術師として国に仕えていたアレインは、ある日突然玉座の間に呼び出される。
そこで国のため、世界のために行っていた不死の研究が、邪悪であるという極めて感情的な理由で追放を言い渡されてしまう。
アレインは、不死の軍団を作り上げ、圧倒的な
武力で平和を実現するために帝国へと渡り研究に没頭する事になる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-20 18:23:22
3717文字
会話率:26%
空が少しづつ闇に包まれていく中で、反逆軍によって玉座の上で討たれたフォリス王国国王『シャルトレイラ・フォリス・クァーレント』は自らが殺されることを察し、友であり、そして自らの騎士でもある『ハフィリエルト・フォリス・ルトラス』に自分勝手であり
、周りのことなど考えない王子、王女とは違い、自分のことよりも国のことや周りの人のことを考えて行動する愛娘であり、フォリス王国第二王女の『シャルトレイラ・フォリス・ティーナ』を国外、できるのであれば『ラリカルト』という地へ逃してほしい、との手紙が伝書鳩でルトラスの元に届く。
ルトラスは、自分の力不足による悔しさに唇を噛みながらも、ティーナ王女を連れて、『ラリカルト』へと向かう。
クァーレント国王によって召集された人、ルトラスらが行った先々で出会う人などの色々な人、そして問題という名の壁にぶつかりながらも、王命、そして王の遺言を叶える為にルトラス、ティーナ達が獅子奮闘する物語。
9月21日から連載を始めました。ストックがあまり無いので、毎週月曜日の週一投稿をします。
一週間待たせてしまいますが、ブックマーク登録等をして待っていただけると幸いです。
他にも評価、感想等もどしどしお待ちしています。
ぜひ読んでいってください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-05 18:06:20
10831文字
会話率:23%
魔王は待っていた。
数百年に1人生まれてくる勇者の存在を。
魔王は別に世界征服に興味があるわけでもない。
現在ある魔王の国家を大きくしようと人間の国
を攻めるつもりもない。
特にすることもなく玉座に座っているがなにか強い野心があるわけで
もない。
しようとすれば世界征服も出来るかもしれない。
けれど、そうすることにより人の国家にごくまれに現れる勇者は二度と生まれなくなるだろう。
魔王の支配する世界として世界は彼にとって退屈な物になってしまうだろう。
魔王は勇者と戦うのが好きなのだ。
勇者が仲間を引き連れこの玉座の前に現れたとき、ただならぬ興奮が生まれるのだ。
今まで幾度と無く勇者は現れた。
その戦いで一度たりとも負けたことはなかった。
ギリギリの戦いは何度かはあったが、それでもすべての勇者に勝利してきた。
その戦い一つ一つが魔王にとって至福の時間であったのは言うまでもない。
早く勇者と死闘を行いたい。
負けるつもりはもちろん無い。
血の湧き上がるような戦い
命のギリギリの駆け引き
想像するだけで魔王の口元が少しにやけている。
29年前、魔王は勇者が生まれたのを感じた。
200年ぶりの勇者の誕生にその夜は興奮し、眠ることすら出来なかった。
またあの死闘が行える。
それから毎日、玉座にて、勇者が現れるのをまった。
だが、29年たった今もまだ勇者は現れることはない。
「なにをしている・・・」
今までの勇者でこんなに時間がかかる勇者はいなかった。
早いものなど10年くらいでこの玉座の前に現れた。
勇者の気配は未だ健在だ。
どこかで死んでしまったわけでもない。
生まれた土地から移動している様子もない。
「なにをしている・・・」
早く死闘を繰り広げたい魔王は苛立ちを覚えた。
魔王はふと、何かを思いついたような顔をした。
すると魔王は玉座から立ち上がり、何度も勇者と戦いを繰り広げたこの広い部屋を後にする。
その姿は闇に包まれ、その闇の中から1人の人間の男が現れる。
その男は歩き続ける。
やがて、その男は魔王の城を出ると、勇者の気配のする方角へと歩き出した。
今、痺れを切らした魔王が動き出したのだ。
人の姿となり、勇者の元へ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-01 04:59:46
25659文字
会話率:16%
いせかーい、異世界の事でした。
ある所に王子様とお姫様が住んでおりました。
ふたりは18歳になったら結婚する約束をしておりました。
……それは、結婚を一年後に控えたある日の事でした。
領外視察を終えた王子様とお姫様が部屋
で話をしていると、国王が部屋に飛び込み、有無を言わさずお姫様を連れ去ってしまいます。
そして、国王はお姫様を玉座の間に連れてくると、いま流行りの、こんな台詞を吐きました。
「……姫よ。突然だが、王子との婚約を破棄させてもらう!!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-18 16:15:43
9307文字
会話率:61%
魔王城の玉座で魔王が待ち構えていると、そこに現れたのは死んだ目をした勇者であった。魔王と勇者の激しい攻防の末、消耗しあう二人であったが、勇者が倒れ勝敗が喫しようとしたその時。流れ込んできた援軍は勇者を助ける訳ではなく、魔王と勇者を同時に葬
り去ろうとしていた。かろうじて魔王が転移魔法を起動し、勇者とともに流れ込んだところは、辺鄙なところにある片田舎であった。そこから始まるよくある(?)魔王と勇者の話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-17 20:31:11
11701文字
会話率:64%
最強と呼ばれた魔王が世界の全てを手中にした次の日、その玉座に魔王はいなくこの世界から消え去ってしまった。それから、1000年後、大きな衰退も進歩もなく安定を続けていた世界に最強の魔王は降り立ったのだ……姿を少女なものとして。
見た目は
かわいらしいが、中身は歴戦の魔王、その最強の能力を持ってして、学園に入学するのだが、魔王の活躍はもちろん学園だけにとどまらず、全世界に影響を及ぼすことになっていくのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-14 21:32:02
177892文字
会話率:40%
平凡な女子高生、水原明子はある日友人を庇い事故に合う。友人を身を呈して守った明子は死亡した。
一瞬の出来事で、自分が死んだ事すら曖昧な記憶の中、明子は目が覚める。
そこは真っ白な部屋。
目の前には玉座に座る一人の美しい少女が
居た。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-09 23:56:39
1544文字
会話率:74%
エヴァは聖女である。
すべては魔王討伐の為、世界平和の為。勇者、戦士、聖騎士、魔法使い、そして聖女。五人で旅をして、ようやくたどり着いた魔王城の最奥、玉座の間。そこで待ち受ける魔王との最終決戦。
「さあ、終わらせよう!」
「ちょっと、……今
日は無理」
「は?」
世界平和なんて、恋の前では後回し、ついでくらいがちょうどいい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-05 12:00:00
12376文字
会話率:44%
何故か記憶を失い、骨の体になって玉座に座っていた『彼』。
これは、そんな『彼』と、『彼』に振り回される『彼女』の、日常を描いたお話。
「ねぇねぇ、何かオレにケンカ売ってきたから潰したんだけど問題あった?」
「一応それは人類最強の私でも勝てな
い強さの魔獣なんだがな…………」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-29 12:00:00
11946文字
会話率:18%
【ファミ通文庫様より書籍化決定しました 8月28日頃発売予定です】
ブラック企業の中間管理職――御神聖は、通り魔に殺されて異世界に召喚される。次に聖が目を覚ましたのは玉座だった。
目の前の角の生えた美少女が言う。
「喜びなさい
! お前は魔王に選ばれました!」
聖が詳しく話を聞くと、なんと少女は魔族で、彼女たちは人間との戦争で大敗し、今、滅亡の危機にあるという。
聖の役目はその魔族を救済することらしい。
だが、どう見ても戦況は最悪。食糧は枯渇、戦力は消耗し、残る人材はクセの強い女魔族が七人とわずかな雑魚モンスターだけ。
聖は思った。
「なんて素晴らしい世界なんでしょう! ここは天国だ!」
だって、また働けるのだ! これ以上の喜びはない!
今、ナチュラルボーン社畜の狂気の改革が始まる!
※主人公はヤベー奴です。倫理的に正しい物語ではないので、良識的な方がお読みになった場合、気分を害する可能性があります。ご注意ください。
※この作品は「カクヨム」様にも掲載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-28 08:00:00
165514文字
会話率:38%
二十一世紀。世間はAI——オートマチックインテリジェンスに興味津々だ。今日とて下らない案件で会議の予定が入っている。AIに権利を?寝言は寝て言え。流石にスリープモードのやり方はわかるよな?部屋を暗くすると良いらしいぞ。
「monoga
tary.com」でも投稿中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-23 23:05:46
1682文字
会話率:43%
その日、帝国は生まれ変わった。万民に姿を晒さぬ玉座の鷹、鷹王が絶対の信を置く六人の暗殺者による、帝国再平定の物語。
最終更新:2020-08-03 12:27:27
9124文字
会話率:64%
ルービアス大陸に4人の偉大な王がいた
精霊と初めて言葉をかわしたエルフの精霊女王
新たな酒を作り出したドワーフの賢王
数多の部族を統合し食料改革をした獣人の農業王
わずか8歳で玉座に就いた普人の謀略女王
この物語は、そんな4人の
偉大な王とは一切関係ない中級冒険者の話
カクヨムにも投稿中
https://kakuyomu.jp/works/1177354054892259378折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-28 00:00:00
364218文字
会話率:31%