単刀直入に言おうか。 ―――『勇者暗殺計画』に協力してほしい」
大陸の覇者たるシグムント王国。
かの国にはここ数年、ある災害に悩まされていた。
それは水害でも干害でもなく、当然ながら人災でもないが天災と呼ぶには多少なり憚られ
た。
即ち―――『竜害』。竜による人畜無機物問わぬ多大な被害である。
その災いの原因たる『竜の王』を、勇者アレックスは見事討ち果たして見せた。
その命と引き換えに―――。
………つまりこれは、『そういうことになった』というお話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-17 16:00:00
23762文字
会話率:27%
たまらぬ、追放劇であった────
これは陛下が若かりし頃のお話。
玉座についておきながら、王弟と宰相に国政を任せ戦場を駆け回っていた時代。
身の程をわきまえず、追放を言い渡し、ぶっ飛ばされる勇者パーティ。
悲劇を通り越して喜劇の様子
を熱狂した様子で実況する聖女。
『今更もう遅い』どころか、『追放するのには百年早い』とさえ言える展開。
もはや、『今更もう遅い』や『役立たず』の出番などなく……。
そういうことになった。
※前書きと後書きは……わかるお方は勝手に理解なさると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-11 19:15:41
3970文字
会話率:57%
その婚約破棄を解決したのは、たまらぬ漢であった────
「真実の愛」などと、のたまい、ぶっ飛ばされる殿下。
その実況に熱中する悪役令嬢。
もはや、「ざまぁ」や「婚約破棄」のゴタゴタを置き去りにして……。
そいうことになった。
最終更新:2020-11-08 13:03:27
3640文字
会話率:56%
「ねえ、わたしと付き合ってほしいんだけど」
そう言ってくれた女性は、二年前の夏にぼくを振ったひとだった──
誰もが試験に追われる大学の夏。二年生だった白猪孝彦は、かつて同級生で、いまは一年後輩の藤枝紗季に告白される。しかし彼女にはかつ
て交際を申し出て、断られたはずだった。おまけに彼女は大変不本意そうで……
事情を問いただす間もなく一方的に「そういうことになった」白猪は、やがてとんでもない修羅場に巻き込まれることになる。
こじらせ男女の青春グラフィティ。ここに開幕。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-28 23:18:48
24504文字
会話率:30%
サッカー部の新築部室がついに完成した!
しかし男子と女子でひとつしか部室がなく、男子部と女子部で試合をして、勝った方が部室を使える。そういうことになった。
だが、試合を迎えるまでに女子部からの色仕掛けで、少ない男子部員がどんどん女子部の
マネージャーへと引き抜かれてゆく……。
そして、とうとう男子部はキャプテンただ一人になってしまった。それでも試合放棄はできない。彼はたった一人で女子部との試合に臨むことになった……。
コバルト短編で「もう一歩」でした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-02 22:00:00
9889文字
会話率:45%
四年前にキスケは神隠しに遭った。本人には自覚がないが、そういうことになった。四年経った今、再び神隠しが起きた。
最終更新:2007-11-18 21:38:16
6025文字
会話率:11%