ひとりの少女の罪と贖罪の物語です。
3年ほど前に書き上げていた未発表の作品を携帯小説としてアレンジしています。
当時は、あまりにも切なくやりきれない作品となってしまいましたので、作者のテンションが発表までいたりませんでした。
しかし、
この度、某サイトにて、切ない携帯小説を募集していると聞き及び、思い切って、応募してみることにしました。
※このサイトでは、時間差重複投稿を行なっております。
続きを一気に読みたいなと思われました読者様は、作者HPより、[埃まみれの本棚]→[Bee -本当に切ない恋物語-]に飛んでもらえるとありがたいです。
反響がありましたら、続編を執筆しようかと思っております。
応援よろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-06-22 22:01:12
43527文字
会話率:21%
――古びた記憶、毎秒書き換えられる記憶に埋もれていった何か。時折夢見るその何かを、私はいまだに思い出せない――
時は過ぎ、現在から百有余年。世界にはアヴァンザットというものが存在した。それは、現在の私たちにはあり得ない、いや、現在でも世
界の一部には存在するのかもしれない。
そのモノの過去の名は、奇術――または超能力、特殊能力――一部ではSPECとも呼ばれていた。
そんなものが、私たち人類の未来では溢れている。それこそ、百有余年のうちに増えた人口とともに、“誰も”がそれを、アヴァンザットを生まれ持っていた。これは、いわゆる人類の進化である。人類は、約百年の進化とともに人智を超えた能力を身に着けたのだ。それとともに、世界も世間も進化して。
そんな世界のとある場所―――薄暗く、埃だらけの廃校で突然ヤツコは目を覚ます。綺麗に整頓された世界の中で、こんなにも壊れた場所があるのか。
そう疑うくらい、不穏で、静かな脅威を孕んだ――たった一つの音もなく、月明かりしかささないそこにヤツコは眉間に皺を寄せた。
これから始まる、過去も未来も現在も存在も、記憶さえかけた“処刑場”での戦争を、感知して。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-06-13 17:53:24
7978文字
会話率:30%
他サイトで投稿したもの。
埃っぽい図書館の片隅で、ぽつんと収まる「私」
彼女は本か、はたまた少女なのか。
最終更新:2012-04-11 11:59:20
2479文字
会話率:12%
アルミ扉が聞いたその話。彼自身は空気でも確かにそこにいるのです。
最終更新:2012-04-02 00:10:46
5445文字
会話率:59%
鳴り響く火災警報器。埃っぽい多目的教室で読書に勤しんでいた由莉香。そこから起こるちょっとしたミステリー(?)
一つ前に投稿した作品があまりに推理っぽくなかったので、今度は少しでも推理っぽくなっていると良いなと思います。
最終更新:2012-02-26 17:00:53
2901文字
会話率:47%
仲のよい家族関係が変化していく。
母の入院、父の不審な行動。
「あたし」を主人公に家族の移り変わりを描いてみました。
突発的に考えた話なので、叩けば埃が出まくるかもしれませんが、軽い気持ちでお読みください。
最終更新:2012-02-14 05:19:44
4956文字
会話率:34%
いつも通り、朝散歩をする。
すると、ある廃れたガレージに着く。
その中には、埃を被ったバイクの姿。
主人公隼人と、そのバイクCBR1000RRとの旅物語。
最終更新:2011-11-23 14:21:08
4968文字
会話率:63%
父と少年は古本屋に入った。埃だらけの書棚から父は一冊の本をとりだした。目がギラギラと光っている。父はその本を買い求め、少年は漫画の本を一冊買ってもらった。父は店をでるなり息子にいった。「けっしておまえはこの本を読んではいけない」と。その本が
『ドグラマグラ』だった。父はその日からとりつかれたように本を読みだし、部屋から出てこなくなった。やがて気が狂った父は町をさまよい恐ろしい犯罪をおかすが、少年も父のいないあいだ。本を読みだした。いつしか少年は父親と同じように町をさまようようになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-20 02:19:13
261文字
会話率:0%
外では人達の怒号が鳴り響き 盾と矛が煌めく
血と汗と埃が舞う まひるの太陽を烟らす
すべての父は狼とのとっ組み合いに敗れ 膝から崩れ落ちる
ワタリ鴉は英雄たちの眼球と脳髄を挵り出す
大蛇は痛みに耐えかねて ぎりぎりと大地を締めつける
ひび
割れたその膣から 息子たちは勇み飛び出してくる
波濤の九人姉妹は憤怒に我を失い 恵みの穂を取り返しに来る
竜が翼を広げ 娘たちを攫っていく
カーテンを降ろし 蝋燭を温もりとしよう
暗がりは貪り 衣擦れは震え
叢を押し開き 戦きを味わう
痛みは兆し
窓を叩く雨音と風は 悦びに遠のく
滴りを掬い取り 至上の香りを肌膚に刷り込もう
月は砕け星々が降って来る
夜に凍え、昼に焼きつくされる
やがて世界は静寂に支配される
そしてふたりは沈みゆくだろう折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2011-02-23 12:47:38
311文字
会話率:0%
サボりたがりな雑誌記者・有巣太郎(26)が担当することになったのは、『夏を涼しく!ホラー特集』であった。助手の怪力新人記者・白雪媛彦(22)と共に、情報の寄せられた山奥の谷底にある西洋風の廃墟に向かう。ドアの先で彼らを待ち受けていたのは、張
り巡らされた蜘蛛の巣でも埃の山でもなく…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-12-01 06:04:03
2285文字
会話率:45%
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キーワード:
最終更新:2010-01-23 00:35:38
376文字
会話率:0%
想いを持つ人型のもの、人形。貴方の家には無いですか?押し入れの奥で、埃を被ってはいませんか?涙を流してはいませんか※駄文、時間が取れ次第書き直しますので気を悪くされた方ゴメンなさい
最終更新:2009-05-23 11:29:12
14787文字
会話率:37%
暗く埃っぽい酒場の片隅に、ボロ布を纏った少女が座っている。髪もぼっさぼっさで山姥のような風体だが、小奇麗すれば光るだろう容姿ではある。
最終更新:2009-01-27 06:49:47
6599文字
会話率:50%
今宵は少し埃っぽいカクテルをご用意しています。いかがでしょうか?ご賞味あれ。
最終更新:2007-12-19 17:58:08
3645文字
会話率:0%
秋晴れにつられて散歩にでたマリオの足が向かった先は、近所にある廃園になって久しい遊園地だった。廃墟になった園内に足を踏み入れたとき、砂埃をもうもうと高く舞い上げるほどの強い風が起こる。不思議な空間と化した遊園地の中でマリオが出逢ったものとは
・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-11-19 06:13:49
4913文字
会話率:34%
同じ音楽高校に通う全く関係の無い五人の少女が、些細な出会いをきっかけに、ある意味とんでもない事に巻き込まれてしまう。埃をかぶっていた真白の本に、一つの物語がようやく書かれていく。
最終更新:2005-02-04 17:56:18
14249文字
会話率:32%