魔王との壮絶な戦いから半世紀。人々は平和を謳歌し、かつての戦時の記憶は薄れていった。王都の片隅で魔道具店を営むドルチェビッチは、店の前で立ち尽くしていた。店内には、戦時中に開発された魔力通信機器が並ぶ。かつては戦況を伝える生命線だったそれ
らも、今や埃を被るだけだった。
「もう誰も必要としていないのね」
彼女は溜息をつく。魔力で遠隔地の映像を映し出す鏡は、最後の顧客が去ってから一度も光を放っていない。
その夜、稲妻が天を裂くように光った。轟音と共に、ドルチェビッチの店の前に一人の男が現れた。全裸の彼は、困惑した様子で周囲を見回している。
「あなた、どこから?」
◇
日本が誇る「ナーロッパ」×アメリカンなお下劣映画インスパイア!
→前人未到のナンセンス異世界転生もの!
「タイトルが転生なのに転移ってのっけからダメダメじゃねえか!」
なんてごたくは想定内!これはありえない!でも諦めない!書いてやるぜ異世界転生!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-08 20:41:50
8310文字
会話率:36%
オカルトマニアの高校生・立花洸大朗はある日のこと、自分の住む町・「十六夜町」で昔から噂されている都市伝説・「吸血鬼伝説」の真相を調べるために、吸血鬼がたまに出ると云われるいわくつきがある町はずれの古い洋館の調査に赴く。
その洋館の奥で洸
大朗は埃被った棺桶を見つける。開け方が分からず困り果てていたその時、棺桶の中から吸血鬼の少年・アクア・フルハイムが目を覚ます。
「すごい、吸血鬼は実在したんだ!」
しかし、アクアは100年もの間ずっと眠り続けていたため今の現代社会を知らなかったのだ!
見かねた洸大朗は、アクアに今の世界のことを教えつつ面倒を見ることにしたのだった。
だが、二人の知らない所で100年ぶりに目覚めたアクアを巡って各勢力が動き出していることをこの時はまだ知らない・・・。
「大炭寺麻由実の日常」と同じ世界線で送る、バトルあり、笑いあり、コメディありのローファンタジー開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-07 13:59:29
893文字
会話率:34%
ある日、自社で新たに発売する商品を試しに登山をしていると、血や土、埃にまみれた男性が倒れていた。その人を助けるべく奮闘するが、見た事もない化け物が襲ってきて絶対絶命!?「大丈夫ですか!?これ飲めますか!?」「ッ…に…げ…」「にげ?苦くないで
すよ、スポドリなんでむしろどっちかっていうと甘いですね」
天空に住まう龍の国の美形騎士と、いつの間にか登山スタイルで異世界トリップしていた女性の話。
「これは何だ?」
「魔法瓶ですよ。中身の温度を保たせる事ができるんです」
「凄いな、良かったら魔法陣を教えてくれないか?」
「魔法!?」
第一章は女性が嫌いで恋をした事がないダンスィーな龍騎士が無自覚に恋愛し、色々戸惑ったり頑張ったりするお話です。もふもふした神獣や可愛らしい精霊?などの力を借りつつ、二人で旅をしながら、龍の国へ行きます。
R15は保険です。
魔物を倒したりとかちょいちょい残酷な描写があります。
アルファポリスにも掲載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-01 00:28:44
430791文字
会話率:52%
16歳の十破豆(トパーズ)はシルバーの髪で、埃だらけの黄色いパーカーをいつも着て、銀行やFX口座をハッキングしてお金を奪い、生計を立てている本格的なハッカー。とある日、ある大きな建物の爆破があったニュースをテレビで耳にする。ふと関心を示した
十破豆は爆破犯を何とかハッキングによって探し当て、興味本位で本拠地に自ら潜り込んでみた。そこにいたのは犯人の勉(つとむ)27歳。サイコパスで潔癖症。2人は所持している同じ寂しさに共感しつつ次第に仲良くなっていき、ついには恋愛感情を抱くまでになってゆく。誕生日を祝ったり、買い物に行ったり、ゲームをしたり、耳かきをしたり、ラジオ体操をしてみたり、ステーキを食べに行ってみたり、ハッキングの仕方と爆弾の作り方を教え合ったり、料理をしてみたり、ゲーセンに行ってみたり、花火大会に行ったり、ゴロゴロしたりと、とろけるような甘い日々が続く中、勉にはある目標があった。ヤクザに武器を横流ししているとある刑事をこらしめるというものだ。その刑事と勉は過去にある因縁があった龍二という男。協力を誓った十破豆は、2人で何とかその刑事をやっつける目標を立て始める。一方警察と自衛隊も動きを掴んでいき、同時に動きを開始していた。劇場型犯罪化した2人の犯罪はうまくいくのかどうかを自系列をバラしてお送りする。甘い恋愛と、とろけるような犯罪が交差するBL.。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-25 22:59:37
81316文字
会話率:58%
在北欧神话当中,北欧维京人崇敬的称呼我为缠绕世界之蛇—
耶梦加德;在基督神话当中,基督徒们厌恶的称呼我
为古龙、古蛇——
撒旦;在希腊神话当中,诸神敬畏的称呼我为百首巨龙——
提丰;在昆仑神话当中,巫祝们狂热的称呼我为烛龙
-烛九阴....
..
玛雅神话、佛教神话、斯拉夫神话、凯尔特神话、纳瓦特尔神话、日本神话、亚述神话、埃及神话、芬兰神
话…...
在众多的神话传说当中,我以怪物之名穿梭往来,却
只想找寻折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-20 12:21:07
501304文字
会話率:0%
冴えない人間がループに入る物語
キーワード:
最終更新:2024-06-15 22:15:27
2190文字
会話率:19%
男は、埃まみれの屋根裏部屋で見つけた。それは、錆びついた鉄塊と、黄ばんだ紙切れ一枚。紙切れには、走り書きのような文字で「時空間転移装置」と書かれていた。男は、そのガラクタのような機械を前に、煙草に火をつけた。そして、深い溜息と共に、ボタンを
押した。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-06-10 00:45:17
1307文字
会話率:29%
この世界は神々の観察キッド。
四つの世界は扉で分かたれ、それぞれの文化、生態系でその生を全うしていた。
魔界、六国の一つ。雷国の黒極の地。
魔人と人間の混血にして絶大な力を持つ王族の末、
ロード・フォン・ディオスもまた、その生の一つ。
そ
んな高貴な少年は、自国の城の宝物庫を吹き飛ばし、荒し、目に付く財宝を懐に入れてゆく。
そして隠すように置かれた、質素な小さい箱。
奥にあったにもかかわらず、汚れもなく、埃も被っていない。
見た目とは裏腹に頑丈な作り。それに結界がいくつも張られている。
「これか……」
両手で箱を掴み、手に魔力を流す。
中のモノが壊れないよう、慎重に結界を破壊していく。
そして、ついに結界は破れ、お目当てのモノとご対面。
それは小指に入るか否か程の、小さな銀色の指輪。
この城で一番高価で、何にも代えがたい特別なモノ。
指輪を手にしたロードは笑みを浮かべる。
「一体、何を考えておられるのですか! ロード様っ!
厳しいでしょうが、今ならまだ、処罰だけで済むはずです!
さぁ! 王の元へ謝罪に参りましょう!」
騒ぎを聞きつけて、続々と兵士が集まる。
「悪いな。もうこんなクソみたいな生活は、うんざりなんだ、よっ!」
雷撃を放ち、城壁を破壊。
ロードは素早く宝物庫を後にする。
途中、強力な相手に抑えられたが、一瞬の隙を衝いて逃げる事ができた。
「俺は……この魔界とおさらばする……。
そして……必ず、なんとしてでもっ! ……探し、出す!」
少年は、固い決意を胸に、暗い森を駆ける。
それが、長く。険しい。世界を巡る、物語の始まり。
――――――――――――――――――――――――――――――――
この作品はロード・フォンディオスと並木朔桜。二人のW主人公。
そして、一人称と三人称の混じり物です。
戦闘描写などは、より緊迫感を出すため一人称
登場人物、会話が多い場合は三人称で進めています。
そして描写の些細な事、ほとんどが伏線。
のちのち、必ず本筋に繋がるように創られています。
二人の主人公はとある目的のため、協力関係に。
そして、突如現れた影の陰謀を阻止すべく、
四つの世界を救う旅に出る異世界冒険譚です。
現在、30万文字突破!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-27 00:00:00
754476文字
会話率:35%
人類の生活圏全体の地表は、アスファルトに似た質感の濃い銀色で覆われていた。
遥か未来の地球で、人々は植物を人体に有害と断じ、拒絶していた。むろん、それには理由がある。また遥か昔、ある日突如として植物たちが毒素を出し始めたのだ。嘔吐。高熱
。失明。脳の萎縮。あらゆる不調の原因が身の回りまた遠くの山々にある植物たちと気づくまで、多くの犠牲と怨嗟の声を生んだ。
ゆえにその原因が植物だと分かった時、当時の権力者たちは地表を覆い、閉じ込め、死滅させることを決定した。
地球温暖化が原因だったのか、人類の好き勝手な振る舞いを自然は咎めたのか。木や雑草、花などの自然界で生きる植物たちが突然、人類に反旗を翻したその理由までは解明できず、人類は罪の意識を抱いたが、蓋をすることを選ぶしかなかった。
野菜など人工的に育てられたものは人体に害を及ぼすことはなかった。よって、それ以外の地表、人類の生活圏をコンクリートで覆いつくし、他の地域は薬剤の散布、兵器による焼却、また環境変動の後押しにより地球が海と荒野の惑星になった頃には、植物の本来の役割である酸素の放出、大気汚染物質の吸収などは発展を遂げた科学技術で補えた。尤も、植物を餌とする動物や昆虫の死滅は避けられなかったが。
恒久的な平和が齎され、各家庭には毎月まとめて配給食が届けられた。あくせく働かずとも一応は暮らせる豊かな生活により人々が心に余裕を取り戻すと、これまで嫌悪されてきた植物も人工物ではあるが町に色を添えるようになった。青い芝生に青い葉の木々。それらは文字通り青色だが、かつて自然界に存在した植物たちを忘れ、埃塗れの文献から再現した人々の勘違いではなく、あくまで意図的であった。
紫の桜。虹色の花。元にない色で蘇らせるそれらは人類が植物に勝利したことの証。支配の象徴であった。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-05-13 11:00:00
6954文字
会話率:20%
かつて列車強盗を主戦場に、あらゆる悪事で大金を稼いだ大悪党、ザギール。果ては町を丸ごとその手に収め、支配者として振る舞っていた。
しかし、それに異を唱えた流れ者のガンマンが現れた。彼はザギールに決闘を申し入れ、ザギールは見せしめにせんと
それを受けた。無論、毒を盛る、決闘前夜に手下を差し向け怪我を負わせようとするなど小細工は欠かさなかった。
しかし、彼はそれを難なく押しのけ、決闘の時を迎えた。
距離を開け、向かい合う二人。見守る町人たち。風が砂埃を巻き上げ、静寂が広がる。しかし睨み合いはそう長くは続かなかった。風が止んだ瞬間、先に動いたのはザギール。ホルスターから銃を引き抜くと同時に、引き金に指をかけ、そして――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 15:00:00
739文字
会話率:16%
大学が夏休みに入ったのを機に、実家に帰ってきた俺は母親から自室の片付けを命じられ、しぶしぶ従った。電子ドラムを置きたいらしい。
エアコンがついてない、狭い和室。窓を全開にし、扇風機を強にするも局所的に俺の部屋だけを狙っているのではないか
というこの暑さの中、持っていた高校の卒業アルバムを投げ出し、俺は倒れ込んだ。
呼吸の度に埃が転がり、ため息でそれを遠くへ飛ばす。
その時であった。床の上に見覚えのない封筒があることに気づいた。
のそのそと動き、手に取り開けると、それはケースに入ったDVDであった。
観てね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-24 12:00:00
3272文字
会話率:23%
名前の通り平凡で平均的な生き方をしてきた山田花子。
スマホを見ながらだらだらしていたら、異世界召喚されてしまった。
ここまで来ても、ありきたりなファンタジー異世界だと思っていた花子。
とりあえず風呂に入ろうとしたら、浴槽の中に美人な少女がい
た。
彼女は自身をエクレアと名乗り、ぬめぬめした長い生物に変化した。なんと彼女は人間ではなくエクレアナマコだったのだ。プランクトンを追い求めていたらたどり着いたらしい彼女(?)に、山田花子は平凡がはじめて存在しないことに歓喜した。
かくして調子に乗った花子は、王様からもらう金をエクレアと協力して脅し、無事に(?)勇者として魔王討伐のための旅をはじめる。
道中、突然変異して人型になれた埃、花子に毎夜夜這いしてくるメスドラゴン、ヤンデレ王女様、はたまた訳ありおとこの娘まで!
まともな人間が花子しかいない異世界旅。
はたして無事に魔王を討伐することができるのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 20:19:56
7874文字
会話率:33%
わたしは魔王イーディス。
ある日、いつものように過ごしていたら1つの大きな気配が消えたことに気づいたの。
そして、それは魔王のわたしよりも強い『裏ボス』の邪神様だったみたい。
……どうしよう……って
何がどうなってるの???
最終更新:2024-04-25 07:30:00
4144文字
会話率:37%
主人公が禁煙した理由を思い出すお話。
最終更新:2024-04-05 12:56:09
3307文字
会話率:41%
今日、4月1日は世間で言う「エイプリルフール」。
そう、嘘をついていい日だ。
だから、幼馴染に嘘をついてみることにしたぜ。
……とはいえ、嘘告白とか明日死ぬとか嘘でもしたくないからなぁ。
どうしたもんか……。
ん?どうした?
……ふむ
ふむなるほど。
それは良いかも。
うん、助かった。ありがとな。
よーし、明日!決行だっ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-01 00:00:00
3302文字
会話率:51%
死んでしまった幼馴染を舞い散る埃を見て思い出す、そんな話です。
キーワード:
最終更新:2024-04-08 14:32:28
1195文字
会話率:31%
弁天町
弁天町には、交通博物館があった。
京都の広小路の蒸気機関車の博物館が一番よかった。
本「楽しかったわ」
これで、明治村の機関車は終わって、弁天町に戻ってみる。
なぜって、弁天町にはPOOLSがあるからねえ。
弁天町はいつでも行け
るのに、POOLSに行かない。
本子「みんな水着姿見られるのが恥ずかしいんよ」
僕「カップル多いな」
本子「まだ寒いなあ。でもここのプール内は暖かいわ」
僕「早速泳ごうか?」
本「何?クロール?」
僕「バタフライも泳げんねんで」
本「へー、習ったん?」
僕「大学の体育で習った」
本子「どう泳ぐの?」
僕「キックするねん両足で]
本「え?どういうこと?」
僕「つまり、両足を揃えて、水面を蹴るねん」
本「ところでさっきから、調子おかしいね」
僕「パソコンがいかれてるんだ。もっと、掃除しなきゃ」
本「パソコンぐらいちゃんと掃除しとき!」
二人は兎も角バタフライで泳いだ。
本「でもやっぱり、平泳ぎがいいわ。」
僕「なんで?」
本「楽やもん。髪の毛濡れへんし」
僕「そら、海で泳ぐときは、髪の毛にミネラルが入って来るから
いややな。」
本「カップル多いな」
僕「それさっき言うたで」
本「この後、歯科に行くんやで」
僕「歯とどない関係あるのん?」
本「泳いでると、虫歯が痛むねん」
僕「おふくろが入院した時、痛い痛い、って言うとったわ。
それ虫歯やったんよ」
本「プールもう飽きたわ。」
僕「レストラン行こうか?」
本「この辺、ええとこあるの?」
僕「中華料理どう?」
本「天津飯とか?」
僕「ええな。餃子2人前」
本「王将の方が美味いか?」
僕「食べるもんの話多いな」
本「オーストラリア人の友達で、ケヴィン・コスナーを若くしたようなのがいたが、かれも、『機械類は埃を嫌うから注意するように』って言ってたわ。」
僕「しかし、本当に弁天町は変わってしまったな。」
本「あんまり大阪いかへんわ」
僕「やっぱり、神戸の方が合うな」
本「LPレコード208枚売ったんやろ?」
僕「うん」
本「なんぼやった?」
僕「5千円」
本「え?ぼったくりやん!」
僕「いやあ、もうYoutubeで聞けるからええわ、と思うてん」
おわり折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-23 14:48:36
1406文字
会話率:77%
「そうだ、聞いてくれよ。うちの嫁さん、最低なんだ。生まれたのが双子だからって、全然家事をしなくなったんだよ。部屋の隅に埃溜まってるし、食事は総菜。今着てるこのシャツなんかもさ、俺がクリーニング出したんだぜ。やってらんないよ」
混んだ社食で
相席になった営業主任が、愚痴っている。その妻は、今は休んでいるが、頼りにしていた先輩だ。先輩からは、ワンオペ家事と育児で倒れそうという話をされている。どうしよう、と思った時、「それって、保険金殺人の話ですか?」場違いなほど明るい声が聞こえた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-14 12:00:00
5307文字
会話率:44%
仕事が終わった次の日の休日。
私は、久し振りにゲームをしたくなってゲームコーナー売り場に来ていた。
最近はネットでなんでも買うこと出来るせいか、以前のような賑わいを見せず日曜日だと言うのに閑散としている。
客がほんの僅かだ。
相変わら
ずやる気のない店員が「あざっしたー」とダルそうに言うだけ。
あーあ、ここもいずれ閉店になるのかな
「あった」
私が手に取ったのは、1999年代に発売されて以来人気のある乙女ゲーム。
それは、VR用にリニューアルされてグラフィックもより綺麗になったと話題になった。
「月の都の花嫁」
曽祖父世代は、家庭用より暗い店内のゲーセンが主流で父親世代はやっと手に持って遊べる(重たい)物が主流だと言っていた。
もっぱらやっていた自分の青春時代のゲームが待望の映画化となって観てみれば「クソが」と呟いていた。
あの落ち込んでる姿には同意したものだ
ひっそりと父さんの姿を思い浮かべたけど、すぐに思考を変える
所謂、私は学生の頃から「腐女子」をやっている。
本当の腐女子の友達から言わせてみたら
「甘い!アンタはまだコレクターかただのゲーマーだ!」って力説された記憶がある
クスッと懐かしさに笑みが溢れる。
確かに、と同意してしまった自分もいるけど、私は腐女子。
そこは譲れない(?)
社会人になって、現実が充実している時はゲームをしなくなって初代ゲーム器も2代目も
3代目も箱にしまってもう埃を被ってしまっている。
前は、発売日がとてもとても楽しみで何周もやって全クリして
友達と薄い本を描いたりして、グッズやコミケ周りしたり、新しいゲーム器も飛び付いて楽しかったなぁ....。
また懐かしさに浸りそうになるけど
よし!奮発してVR用を買って繋いでやろっと♪
「.....した〜」
と、やる気のない店員の声を聞いて、店を後にしそそくさと家に帰る
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-12 11:28:11
1947文字
会話率:9%
17世紀初め、九州の小藩で家老の息子が変死するという事件が起こった。太平の世となったとはいい条、まだまだ戦乱の埃は収まりきらぬ。藩と藩士達はそんな中どんな対処を迫られたのか、また、その犯人は。
最終更新:2024-03-04 15:26:44
21530文字
会話率:27%
2055年。『イージス・ユートピア』と呼ばれる世界最高峰のVRゲームで遊んでいた少女 ミサは初回ログイン時に『スタートアップ・サービス』というスキル、武器のいずれかをもらえる恩恵を半年が経過しても未だに受け取れずにいた。
ザルなことで有
名なクソ運営はなにも対処してくれず、途方に暮れたミサはあらゆるスキルや魔術に精通している『時空師』の噂を聞きつけ、彼に会うべく奔走していた。
やっとの思いで辿り着いたミサは、偶然にも彼が住んでいるといわれているホームを発見。
しかし屋内は埃だらけで空気は悪いし本は散らかり放題。そんな掃き溜めで彼女が見つけたのは───。
本に埋もれた、如何にも怪しい引きこもり?
まあなんやかんやあってミサはその引きこもり魔術師───クレスの相棒兼介護士として、自らのスタートアップ・サービスの謎を解き明かすために旅に出るのであった───。
って、こんな物語で本当に大丈夫なのか……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-27 14:18:45
9757文字
会話率:37%
流れる様な土下座である。自分でも惚れ惚れしちゃうよね。うん、ほんと、ごめんなさい。意識がなかったとはいえ、私をかばって追い出された上に酔っぱらいの介護、果ては服が吐瀉物まみれなんて、私だったら張り倒しているわ。…お兄さんに張り倒されたら、私
はワンパンで沈む自信がある。
「ガチムチ三十路に殴られたら死ぬ。怒りを忘れ静まって頂きたい所存。」
「そもそも怒っていませんから、落ち着いてください。」
「ええ、心の広さカスピ海かよ。最高of最高。」
そんなことしません。と笑うゼロックスさんに、ありがとうございます、ともう一度土下座してから立ち上がり埃を払う。プライド?かぁさんの腹の中だよ。そんなもんじゃ腹は膨れないからね。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
ゲロも愚痴も吐く大聖女(30)
・20年物の最愛の推しが死んで泥酔していたら、異世界転移して王様にポイ捨てされた。
元騎士団長(35)
・ポイ捨て庇おうとしたらクビになった上、一緒に捨てられた。完全に保護者。
※主人公のノリがオタクです。短編を纏めました。
今後、こちらに続きを書く予定。短編はそのままにしています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-26 21:27:48
439529文字
会話率:61%
流れる様な土下座である。自分でも惚れ惚れしちゃうよね。うん、ほんと、ごめんなさい。意識がなかったとはいえ、私をかばって追い出された上に酔っぱらいの介護、果ては服が吐瀉物まみれなんて、私だったら張り倒しているわ。…お兄さんに張り倒されたら、私
はワンパンで沈む自信がある。
「ガチムチ三十路に殴られたら死ぬ。怒りを忘れ静まって頂きたい所存。」
「そもそも怒っていませんから、落ち着いてください。」
「ええ、心の広さカスピ海かよ。最高of最高。」
そんなことしません。と笑うゼロックスさんに、ありがとうございます、ともう一度土下座してから立ち上がり埃を払う。プライド?かぁさんの腹の中だよ。そんなもんじゃ腹は膨れないからね。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
ゲロも愚痴も吐く大聖女(30)
・20年物の最愛の推しが死んで泥酔していたら、異世界転移して王様にポイ捨てされた。
元騎士団長(35)
・ポイ捨て庇おうとしたらクビになった上、一緒に捨てられた。完全に保護者。
※主人公のノリがオタクです。長編に移動するかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-23 14:24:51
12821文字
会話率:57%
【二言で分かるあらすじ】
・『売国奴』呼ばわりにぶちぎれて、本物の『売国奴』になったおじさんが、何故だか王様の次に偉い軍神貴族『剣聖』に任命される。
・それを羨み妨害してくる貴族・騎士共を、権威と自らの実力で、おじさんが一人残らずボコボコ
にする話。
【あらすじ】
ロードバイト・ウラヌスは総勢一万を超える大傭兵団の棟梁である。
彼は元騎士団員ながら反政府勢力に身を売った『反逆者』であり、王国全土から『売国奴』として蔑まれながら、騎士団相手に血みどろの戦いをする日々をなんだかんだ楽しんでいた。
そんなある日、ウラヌス傭兵団の本拠地に一人の女騎士が現れる。
そして、自らをアストン王国騎士団団長と名乗るその騎士が、何故だか『売国奴』である彼を、王国で三人しかいない軍神貴族に推薦すると言い始め、彼の生活は一変する。
砂埃だらけの小汚い住まいは、塵一つない宮殿へと変貌し、挙句の果てには、自らを僻地へと追いやった軍部最高指導官や、冤罪に冤罪を重ねてきた元号員議長まで自分にこびへつらってくる始末。
地位をひがんで襲い掛かってくる貴族や、あらぬ噂を信じ込んで命を狙ってくる元弟子たちも、一発殴れば、次の瞬間には大人しい忠犬へと早変わり。
やはり武力は全てを解決する。
そんなことを考え浮かれる彼だったが、ある陰謀へと巻き込まれていって...。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-08 12:05:15
1497文字
会話率:16%
男シンデレラ×王女様!
農業と交易で栄える王国・レヴオルロージュ。サンドール子爵の子リオンは、母亡き後に現れた継母とその娘達に使用人同然の扱いを受け、扱き使われて暮らしている。そして、家事や雑事に追われて灰や埃にまみれたリオンのことを
継母と義姉達は「灰かぶり」と呼んでからかっていた。
ある日、王宮で舞踏会が開かれるという知らせが届いた。魔法使いが用意してくれた衣装とガラスの靴を身に纏い王宮へ向かったリオンは、王女と共に踊って楽しい時間を過ごす。12時になれば魔法が解けてしまうと言われていたため鐘の音に慌てて帰宅しようとするが、その際にガラスの靴を落としてしまうのだった。
やがて、舞踏会からしばらく経った頃。リオンはガラスの靴を探しているうちに数多のガラスを収集するようになり、「硝子庭園」の主になっていた――。
落としてしまったガラスの靴を探す灰かぶりの令息と、拾ったガラスの靴の持ち主を探す王女の物語。
※R15は保険です。過激な描写はほとんどありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-04 00:00:00
142710文字
会話率:58%