病に罹った母を救う為、旅立つ息子。願いを叶える宝を求め流離い続ける。いつしか想いが錆びつくとも知らずに
最終更新:2024-12-19 22:50:25
761文字
会話率:22%
高校二年生の笠貫恋乃丞は、ひたすら存在感が薄い凡庸な外観の青年。
死んだ魚の様な目つきで周囲をぼーっと眺めているだけで、クラスの中ではいつもひとりで浮いている。
一方、幼稚園から高校までずっと一緒のクラスで過ごしてきた最上級の美少女、桜庭陽
香は常にその周囲にひとの輪が出来る華やかな存在。
このふたり、幼い頃は一緒によく遊んだ仲で、小学校時代もお互いに助け合う親友同士だった。
しかし中学二年の頃、陽香に告白してきた上級生をストーカーと勘違いした恋乃丞が叩きのめしてしまった時から、ふたりの間には目に見えない溝が生じてしまった。
そして現在、高校二年生に進級したふたりは今回も同じクラスになったものの、お互いに言葉を交わすことも無く、赤の他人として振る舞い続けている。
陽香の初恋を台無しにしてしまったという悔恨を抱き続け、今に至る恋乃丞。
心の内に居座り続ける懺悔の思いを掻き消すかの如く、彼は古式殺闘術『我天月心流』の修練にひたすら励み続け、いつしか学内最強の暗殺拳士として成長を遂げていた。
★R15と残酷描写は念の為につけてます。
★本業微妙に忙しかったり、PBWのマスター業やライター業で時間取れなかったりで、かなり不定期な更新になるかと思いますが、良かったらお付き合い下さいませ。末永く読んで頂ける物語を目指します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-18 20:49:05
157539文字
会話率:27%
北太平洋上に浮かぶ諸島国家、ニューパシフィックス。その海上の楽園とも呼ばれる極東の地で、暗殺者、警察、マフィア、魔法使い――様々な思惑と陰謀が交錯する。《歪んだ》舞台はいつしか《崩落》へ。
2010年頃に連載していた3部作小説の2部目をフ
ルリメイクしたものになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-18 19:54:03
242051文字
会話率:39%
金欠すぎて腹を空かしていた大学一年生の俺は、ある日誘われた家庭教師のバイトを始めてみることにした。
曰く、そこら辺のバイトよりも断然給料が高くて、おまけに資格もいらないし審査も不要で今すぐ働けるらしい。
最初の依頼は、今まで何人も
の教師を泣かせてきた「訳アリ」の生徒からだった。
少々緊張しつつも依頼主の家に向かったところ――少女が男に襲われているところに遭遇した。
俺はこれから家庭教師になる者として少女を助けた。
そうして無事にバイトが始まると思ったのだが、出会ったときから何故か少女の様子がおかしい。
「先生。……わ、私と死ぬまで、永遠に、一緒にいてくださいね……っ」
彼女と会うのは週二回の授業のみ。それなのに、どうして俺は闇のような愛を注がれているんだ?
いつしか俺の教え子は三人にまで増えた。
いや、それはそれで稼ぎになるからいいんだけど……どう考えても全員病んでるよな?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-18 12:00:00
38106文字
会話率:44%
魔法王国グランロッシュの公爵令嬢、アルメリア・アングラードは妾の子という事から常日頃から冷たく扱われていた。
貴族は魔力を持っているというのが普通であるというのに、アルメリアにはごくわずかな魔力しか無く、父親からも正式な娘とはみなされておら
ず、最も辛く当たってくるのは姉のヴェロニカだ。
だがある日アルメリアはふとした事で前世の記憶を思い出した。
それがきっかけてでアルメリアは前世を思い出してしまい、姉に対する思いが180度代わって愛おしく思うようになり、尽くしていくようになる。
しかしその行動は徐々に暴走してしてゆき、自らの思いとは裏腹に姉はいつしか悪女と呼ばれるようになってしまった、何故だ。
これは、ほんのちょっとした行き違いから、何故か姉に対して復讐するかのような行動にばかりなってしまう、ちょっと変わった、ざまぁな物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-18 07:48:56
34446文字
会話率:36%
最上久遠は召喚獣の犬といつものように配信していた。
短剣と召喚獣でダンジョンを攻略する女の子。
誰もがそう思っていた。
ある日、配信を切り忘れた事に気づかず日本の最高到達記録を軽く超える階層のボスをワンパンしたり、ダンジョンの中に
優雅な部屋を作ったり。
さらに男だと言う事がバレてしまった!
開き直って召喚獣と視聴者を戦わせたりしているうちにいつしか『魔王』と呼ばれるようになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-15 20:48:09
77345文字
会話率:32%
喧嘩が収まり笑顔に出来るから人形劇が好きだった神風神威。
しかし、両親の大喧嘩の時に人形劇で笑顔に出来ず人前でするのをやめてしまった。
友達はいるが見せる事無く、屋上で一人ひっそりと人形劇をするのが日課となっていた。
学年のマドン
ナ神宮寺星羅。
神宮寺財閥の一人娘である彼女は優秀な人間として小さい頃から強制され教育され、いつしか心を壊していた。
小さな安らぎを求めて屋上へ向かいそこで──。
周りの人を寄せ付け友達の多い神威と周りから高嶺の花として見られる孤高の星羅。
屋上での人形劇が正反対の二人を巡り合わせ、運命の糸はより強固なモノになっていく。
偶然と言う運命の赤い糸に導かれる人形使いと操り人形の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-01 08:23:30
15566文字
会話率:39%
大学で一番の美人である荒神凪沙に罰ゲームで告白する事に。
しかしそれは愛の告白では無く、身体の関係を持って欲しいと言う最低なお願いだった。
断ってくれる事を期待していたが、答えはなんとあっさりとしたOKだった。
言い訳もキャンセルも
できず、ホテルに来てしまいーー
凪沙は身体の関係を持つのが好きであり、お金さえ払えば誰とでもしてくれる。
但し、1度寝た男とは2度とやらないと言うポリシーがあった。
たわわで可愛い凪沙と一線を越えようとした瞬間、僕の中で何かが切れた。
気がついたら彼女の首を絞めていた。
そして知る誰もが知らない狂った彼女の本性。
関わりたくないと思っていたのに、傷だらけの彼女と翌日も会ってしまう。
何故か好かれてしまい、大学でも取り憑かれてしまった。
ズルズルと日々を過ごしていると、いつしか気持ちに変化が現れる。
大学に広まる噂の変化、取り巻く環境の変化、お互いの心境の変化。
恋愛対象として実妹を見ている極度のシスコンと尻軽で『中身』が視えるサイコパスの寄り添い方。
心境の変化に自覚した時、2人は何を思うかーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-18 12:29:15
10929文字
会話率:49%
勇者が魔王を倒したあとの世界。
勇者である俺、ルイ・ワイルダーは、平和になった世界を、美女とともに旅していた。
「てめえをこのパーティから追放する!」
魔王を倒し、調子に乗った勇者は、有能なパーティメンバーを次から次へと追放していく
!
いつしか、俺のことを、誰もが「悪役勇者」と呼ぶようになった。
だが、俺がこんなことをするには、理由があったのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-13 18:01:14
10191文字
会話率:30%
アルテミラは小さい頃、自分を救ってくれ狐族の獣人を長年探していた。
昔、助けられた事件を一人探してもその狐の存在は最初から存在しなかったかのように記録に記されてはいなかった。
アルテミラはいつしかその存在は幻覚だったのではと思い始めていると
き、学園の校外学習という名の魔物退治を森でしているとき怪我をしている銀色のキツネを拾った。
なぜか、そのキツネに運命的なものを感じて本能で番の契約を持ち掛けてしまい・・・
これはあまねく世界を二人が問題に会いながらも気ままにイチャイチャしながら気ままに過ごすそんな物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-13 16:44:33
3346文字
会話率:35%
ここは魔法が使える世界。
魔法が日常に溶け込み、人間以外にも高等生物が存在する不思議な世界。
それぞれの生き物が共存し、平和に暮らしている世界にも厄災の影があった。
その厄災は圧倒的な力で世界を破壊する。
それでもなお、逞しく生きていく
人間たち。
それは、その厄災に立ち向かう英雄たちの勇気に支えられてのものだった。
そんな中、両親の影響を受けた主人公ヒッカは、魔導士を目指し、日々鍛錬を積む毎日を送っていた。
代わり映えは無いが平和な日々。その日々に忍び寄る暗い影。
とある生物との邂逅がヒッカの日常を変える。
そして静かに回りだした運命の歯車によって、いつしか大きな戦いの渦に巻き込まれていく。
厄災との戦いの狭間に「確かにいた」とされる英雄たちの戦いとは?
主人公ヒッカの冒険の旅が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-13 08:27:05
354606文字
会話率:57%
小説『インフィニティ』。
かつて地球は人類にとって楽園だった。 しかし、欲と争いがこの楽園を破壊し、新たな戦場を求めて海へと殺到した。 こうして「ゴミの島」ムー島が誕生した。
ムー島は戦争によって形成された人工島で、あらゆる種類の廃棄物
でできている。 人々はこの島を使って資源を奪い合った。 化学の力を借りてゴミを燃やし、その熱から水と二酸化炭素を抽出して石油を生産したのだ。 石油は勝者に与えられる神秘的な権利を象徴している。
戦いは熾烈を極め、ムー大陸は日を追うごとに拡大し、姿を変えていった。 勝者たちは貪欲に、かつては美しかった土地の風景を武力欲の象徴へと変えていった。 やがて彼らの手によって、ムー大陸は平凡な島から壮大な大陸へと成長した。 自分たちの影響力を誇示するために、さらなる戦争が繰り広げられ、太陽の光を超越した壮大な存在へと変貌した。
こうして惑星は太陽となり、大陸は太陽の反対側に移動した。 ムー大陸を照らす太陽は地球となった。
同時に、地球はその背後に消えた。 いつしか人々は、太陽は地球のようなもので、地球は神話に過ぎないと考えるようになった。 この果てしなく続く新しい大陸に惹かれ、人々は力強く生きていたが、やがて虚無と絶望に支配され始めた。
ムー大陸の空は届くことのない暖かい太陽で輝いているが、目の前の光景は耐え難いほど冷たい。 この大陸の中心で、人々はかつての地球で失ったものを思い出していた。 争いから生まれたこの新大陸は、彼らが真に求める幸福からはほど遠い。
やがて、彼らが互いに溶け合うことができれば、平和な時代が訪れるだろう。 しかし、その頃には帰るべき地球はない。 人々は果てしない大陸に取り残され、失ったものを思い出すたびに、深い悲しみが胸にこみ上げてきた。
新大陸、果てしない空。 戦争が終わった後、残されたのは破壊の歴史と目に見えない孤独の影だけだった。 彼らは、自分たちが選んだ戦いの方向と、その先に待っているものを真剣に考え直さなければならなかった。 果てしなく続く大陸で、彼らは新たな運命を切り開き、かつての地球を考え直さなければならなかった。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-12-12 11:01:03
873文字
会話率:0%
『僕』はこの異世界に転生した。
生前の僕はこことは違う世界でブラック企業に勤める社畜だった。
その唯一の心の安らぎはBL鑑賞だったのだ。
異世界の王国バラハランドの王太子として転生した僕はその権力でやりたい放題生きることに決めた!
そう僕
の目的は僕の理想の『BL騎士団』を作る事である!
僕の命令で動く騎士団にはいつしか強い絆が生まれて⋯⋯。
「お、ちゅーせい! そこだ! いけ!」
この物語は僕『ジェラルド・バラハランド』の欲望にまみれた忠誠の記録である。
◇◆◇◆ ◇◆◇◆ ◇◆◇◆ ◇◆◇◆
補足。
この作品は鮎咲亜沙の別作品のキャラである『オシロン先生』という漫画家が作中内で書いている漫画作品という設定です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-11 20:30:00
7512文字
会話率:50%
婚約破棄される予行演習を老執事と百回繰り返したサブリナお嬢様。
そんな姿を影からのぞき見るヤンデレ婚約者クリストファー。
人をサブリナかサブリナ以外かで分けるクズ王子が、可愛い婚約者と一緒に、いつしか国を救っていたお話。
最終更新:2024-12-11 12:04:57
51708文字
会話率:46%
『戦狂(いくさぐるい)のキキ』
吾輩は鬼である。
鬼を斬る鬼である。
名前はまだない。
生まれ変わり、神から送られた鬼の居る乱世の時代――それは少女の望んだ世界。
齢七歳の時、十数の鬼を殺し、そうして、少女の本当の「生」
が始まる。
鬼殺しの少女――少女は「鬼気持ち」と呼ばれ、いつしか名前は鬼気となり、そして、鬼鬼(キキ)となった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-11 04:16:40
345330文字
会話率:47%
国王の庶子として生まれたセシル。
彼女の母マルグリットは王妃に疎まれ、彼女は魔法使いとして最前線に立たされていた。
人質として幽閉された母のために戦うしかない日々。
敵と味方に死をもたらす彼女はいつしか死姫と呼ばれるようになっていた
。
そんな境遇が続いたある日。戦場で彼女は1人の剣士と出会う。
どこにもでいるような傭兵のように見えた彼は圧倒的な力で敵を切り払い、その戦いを圧勝に導く。
この出会いが彼女の運命を変える。
天才的な魔法の資質を持つ姫と、最強の白狼と謳われた剣士が、ともに運命を切り開く物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-09 07:40:00
66952文字
会話率:30%
いつしか人類は、自身の進化を止め、他を進化させる事で自身らを上の存在へと昇華しようと考えた。その結果、地球は大陸を失い、海が全てをしはした。それから時代は流れて早数百年余、世代をいくつか変えた新人類は、旧人類の残した遺産に乗って、青一色に染
まった星で生活を送っていた。
日の本海域内移動式居住艦、通称<県艦>と呼ばれる艦船の一つ、県艦<レイモク>に搭乗する少年カモシカは、己の夢を叶える為、県艦とそこで生活する人々を守る職業<警備隊>に所属していた。警備隊の仕事はいくつかあるが、とりわけカモシカが心打たれたのは、海中から人々の命を奪いにやって来る生命体<ミヅチ>との戦闘だった。自身の夢を叶える為、海中からやって来るミヅチと命を削り合い、カモシカは今日を生きる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-09 04:43:47
117931文字
会話率:40%
オリビエ・エバンス伯爵は、二十一歳になった今でも結婚どころか婚約する兆しすらない。
言い寄る女性をことごとくかわし、持ち込まれる縁談もすべて蹴り続け、ついたあだ名が「失恋伯爵」。
文字通り、思いを寄せる女性すべてを失恋させてしまう。
子爵令嬢のシルヴィアは、異国出身の母から美貌と呪いを引き継いでいる。
望まぬ相手をも魅了するその呪いは周囲との軋轢を生み、「魔性の女」と呼ばれ、いつしか外に出ることすらできなくなってしまった。
このままでは人生詰んでいると、一計を案じる。
それは、魅了の呪いも通じなさそうな「失恋伯爵」に、手ひどくふられてみようというもので……。
【他サイトにも公開あり】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-07 18:00:00
40168文字
会話率:31%
社畜OLとして働く彼氏いない歴二十年の桜子は、現実逃避をするかの如く、数年前から不動の人気No. 1を誇っている電脳ゲーム『ユーワールド』に足を踏み入れる。
このゲームはプレイヤーの潜在能力を最大限引き出してくれるが、一度アバターを作成する
とやり直しがきかない。
彼女の願いとは裏腹にイケメンになったが、思いがけないことに『勇者のように振る舞う』ことで、恵まれた能力を得られる。
この能力を活かし、仮想通貨がやり取りされているユーワールドでお金を稼ぐことにした桜子。社畜生活脱却のため、やむなく男の勇者を演じていく。
そんな中、第一印象が最悪だった彼女と行動をしていくことに……。
いつしか一緒にいるのが当たり前になってきて――――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-07 12:17:37
153357文字
会話率:26%
開業してどれくらい同じ季節を繰り返しただろう。
この仕事の肩にのしかかる重みに潰されそうになりながら、必死に日々を過ごしす。
いつしか、この仕事に対して少し戸惑いを感じ始めていた。
そんな中でも、新しい日常が始まってゆく。
「開業
編」の続きです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-06 18:50:22
26365文字
会話率:14%
あらすじはありません
キーワード:
最終更新:2024-12-06 05:09:46
205文字
会話率:0%
昔々、ある森に立派な虹がかかりました。
その虹は逆さまで、珍しい虹がかかったその森は
いつしか「逆さ虹の森」と呼ばれるようになりました。
最終更新:2019-01-08 03:12:51
3001文字
会話率:1%
『過去を乗り越え、未来を目指す物語――』
魔王シスルと勇者シトラスの戦いが相打ちに終わってから300年。
なんと魔王と勇者の二人は人界に暮らす双子、アザミとシトラの兄妹として転生してしまっていた――!?
しかし300年後の世界は魔界が
優勢。人界に転生してしまった双子はお互いの理念のために一応停戦し、共闘することを誓う。だがいつしかそれだけ、ただ協力するだけの関係だったはずの双子の間に不思議な感情が芽生えてきて......!?
魔王と勇者の双子が聖剣魔術学園という学校で出会う個性豊かな仲間たちと時に笑い、時に争いながら自分たちの居場所を守る物語。過去の因縁に決着を着け、より良い未来を選び取る物語。
兄と妹のイチャイチャ、学園もの、異世界戦闘もの、魔術ものが好きな人は必見!
聖剣魔術学園、王都で巻き起こる魔界との争いに双子と仲間たちが挑む、異世界学園ストーリ。
【現在連載中 双星と聖剣魔術学園〜王都祭編〜のあらすじ】
王都祭《フェスタ》、それは3年に一度開催される王都のお祭りだった。エナとの戦いでボロボロになった今年は開催を危ぶまれていたのだが、それでもトーチの強い思いで王都祭《フェスタ》を開催することが決まる。そしてなぜか、その実行委員長にアザミが選ばれた。
アザミの元に、実行委員に集まる女の子たち。その中色々ありながらも開催される王都祭《フェスタ》。
本番当日もエイドの婚約者が王都にやって来たり、アザミと一緒に祭りを回りたいシトラが暗躍したりとハチャメチャな王都祭《フェスタ》になって......!?
だがアザミは予感していた。きっとこの先大きな戦いが起こると。その嵐の前の静けさとなった王都祭《フェスタ》―――。ハーレム、ギャグ展開と前章のようなシリアスな戦闘シーンなど一切ない第9章王都祭《フェスタ》編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-05 21:45:52
6453313文字
会話率:44%