君は今どこに居て、何をしてるのかな...
最終更新:2012-12-04 20:28:45
490文字
会話率:0%
俺には彼女がいた。
いた――つまり、過去に、だ。
『溜息を吐くと幸せが逃げていく』、なんてよく聞くけれど。
彼女はよく俺に言っていた。
『私さ、ときどき、溜息吐く言い訳のために、煙草吸ってる時があるんだよね』
彼女は俺に言った。
『〝溜息
吐くたびに幸せが逃げていく呪い〟かけたから』
彼女はそうして、逝ってしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-19 20:44:58
16267文字
会話率:29%
寒い季節に心温まるような話を、と思って女の子視点で、小説を書いてみました。是非、皆さんもこの小説を休憩がてら読んでみてください。おそらく、ホッとするはずです。
最終更新:2012-11-13 03:26:22
1757文字
会話率:7%
普通の高校生花嵐は、ある日、天使と名乗る謎の生物と遭遇する。天使の名はリンネ。天使の卵・テンタマである彼女は、正式な天使になるための108の試練を受けるため、地上へやって来たのだと言う。何の因果か、リンネのパートナーとなり彼女のテンタマ試練
を手伝う羽目となった花嵐。
そんな二人による、ちょっと非日常なご近所ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-14 12:10:26
289091文字
会話率:42%
*「ツイてない日なんてそういうもんだ……」
自分に言い聞かせ、彼は自身をなんとか落ち着かせる。そんな日は、何をしたって上手くいかない。
だから僕は、溜息を吐いてつぶやく──
「神様どうか、僕に幸運を」
深夜の運河は暗闇に輝く宝石を散り
ばめて、あまたの人々を魅了する。
追うのは常、追われるのもまた……常──
※小説サイト「野いちご」「メクる」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-06-28 14:26:11
43399文字
会話率:46%
*「俺の后になって国を治めようぞ!」
おおよそ、男が男に対して言う言葉ではない。
「はぁ~」
目の前の青年に、彼は呆れて大きな溜息を吐き出すのだった。
※小説サイト「野いちご」にも掲載している作品です。
最終更新:2012-01-16 19:37:31
7388文字
会話率:58%
『自称平凡な男子高校生』貴蔵劫と、『忍の一族の末裔』鴉名令嗣が乗った列車が飛ばされた先の異空間は、様々な世界へと繋がる入り口の門・《那由他路》だった。そこで二人は《帽子屋》と名乗る男に出会い、銀灰色の空に三つの月が浮かぶ《銀世界》へと送り込
まれてしまう。赤黒い月の宵の聖獣・『黒蠍』との邂逅、短機関銃を携帯するクールな少女との出会い、強大な力を封印するため目を包帯で覆われた銀髪の令嬢の秘密――。混沌極まる世界、主人公が微笑をたたえて溜息を吐く【ミステリアス・ファンタジー】。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-03 22:03:40
63618文字
会話率:35%
九条通明は習字の授業中、退屈に任せてスポイトですずりに入った墨汁をブクブクとさせ遊んでいた。
早く授業終われ、と思いながら、手に持ったスポイトを教室の時計に向ける。当たり前だがそんなことを念じた所で時間の流れる早さは変わらない。
九条
通明はフゥと溜息をつく。
その瞬間、スポイトを持った手に力を入れてしまう。
ヤベッ、と思った時には手遅れだった。
スポイトの中の墨汁は勢いよく放たれ、中空をミサイルのように飛んでいく。
「キャッ」という短い悲鳴が聞こえる。
通明はそうっと目を開ける。
そこには鼻から黒い血、否、墨汁を垂らした鴨上貴恵が立っていた。
通明は、鴨上貴恵のことが好きだった。彼が絶望したのは言うまでもない。
九条通明のスポイトによる墨汁狙撃から二つの物語が、今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-06 20:00:00
15354文字
会話率:26%
……またかよ、アイツ。前回から日があんまり経ってないっていうのに。俺は胸の内でこっそりと溜息をついた。―――脱走を繰り返すアイツに、追いかける俺。幾度となく繰り返される日常のその裏側を、俺は本当はよく分かっている。主人公から見た友人と、国王
、王妃との関係。主人公をも含んだ複雑な関係の行きつく先は、まだ謎のまま。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-11-09 05:00:00
12456文字
会話率:39%
品行方正、文武両道、オマケに裁縫や料理の腕も達人級、紋代高校公式アンケート「お嫁さんに欲しい人」№1の称号を持つオフクロさんは今日も溜息を漏らす。これはとある高校生のどこにでもあるかもしれない日常の物語である。
最終更新:2011-08-07 22:43:13
83969文字
会話率:46%
神様の実験で猫にされてしまった瑞希は強面の赤い髪のお兄さんに拾われます。とりあえず、お兄さんの前だけなら人間の姿でいられるようになった訳ですがお兄さんが色んな意味で頑張ります。
「にゃ!!人間に戻った!!」
「…瑞希…これから戻る前にバスロ
ーブの準備はしておこうか…」
「?!さっちゃんのエッチ!変態!!」
「…(切実な溜息)」
こんな感じです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-07 13:06:50
11926文字
会話率:25%
「女の十手持ちで悪かったなぁ。だがよ、おいら、見逃しゃしねぇぜ!」
雨の振りそぼつ西亥堀河岸。女郎花に埋もれる娘の猟奇死体…………。
しかし、駒吉は、力なく小さな溜息を吐いて笑った後、自分から歩き始めた。
「やっぱり、なぁんにも、わかっち
ゃいない」
お静は思わず駒吉を追いかけた。
「でも、もう気が済んだだろう? あんたのことを慕ってる元半玉さんに会ってきたぜ。今じゃ押しも押されもしねぇ日本橋の芸者さんだそうだ。とっても感謝していたぜ。これを機会に千世に戻りな」
「おまえみたいな小娘が指図するんじゃないよ。わちきのことは、わちきで決めるさ」
駒吉がお静を鋭く睨んで顔を背けた。顎を少し上げて粋に遠い夜空を見上げたのは、最後の意地尽だったのかもしれない。
女岡っ引きの静。得意は捕物で命を落した母親ゆずりの百発百中簪投げ。病床の父親が推理し、正義感の強い娘が簪投げの秘技で悪を追い詰める。吾妻橋の文吉シリーズ姉妹編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-06 01:00:00
75211文字
会話率:43%
戸田さやかには好きな男の子がいるが、学校ではいつも素っ気ない態度で避けられてしまい溜息の日々。そんな彼女がある不思議な体験を通して、彼について少しだけ知ることが出来る。その数日の様子を彼女視点で描く物語。
最終更新:2011-07-15 13:23:03
12074文字
会話率:12%
みんなぼやきたいよね。
学校も会社も買い物に行ったって。
様々なシチュエーションでのぼやきを一話完結でお届けします。
以前、短編で投稿させて頂きましたが、短篇集とて作り直しました。
dNoVeLs様にも投稿させて頂いています。
最終更新:2011-06-07 15:25:27
5873文字
会話率:48%
夢を見る。
楽しい夢。
悲しい夢。
覚え無い夢。
夢を覗きます。
夢の中の当人にとって夢は現実で、日常。
不定期更新です。
最終更新:2011-05-29 23:27:08
26551文字
会話率:36%
ある大学生の、どうでもいい話。
最終更新:2011-04-26 17:37:03
643文字
会話率:0%
《習作》小さな頃から病気で、殆どの時をすごしてきた波野美奈(なみのみな)は、17歳にしてとうとう最後の時を迎えてしまう。しかし、気がつけば見知らぬ世界で幼女の姿になっていた。しかも私が魔王様?どうなっているんでしょう?《表現で気になる所。誤
字、脱字等ありましたら、指摘お願いします》 4/20追記、市太郎様の『魔王就任』と被りが多いと指摘されましたので、ご本人に連絡をし許可を取りました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-04-24 22:52:56
58011文字
会話率:36%
こちらは、『魔王様の溜息』の番外編シリーズとなります。気分しだいで書く事になるので完全不定期になります。【残酷な描写あり】は、そういう描写をするかもしれないと言う事で入れています。
最終更新:2011-04-12 19:00:00
2714文字
会話率:11%
宮廷魔導士・ナズナは溜息が尽きない。強大な力を隠し、御伽話レベルの魔術をコッソリと探しながら、同僚から隠れて仕事をする日々。さらなる面倒事を避けるため、面倒いながらもコソコソ生活していた。さらに面倒の原因の一端で、存在自体が面倒くさい、顔だ
けは無駄に良い面倒の権化につきまとわれる日々。そんな暮らしに溜息を吐きながらも、異世界で前を向いて生きる少女の日常譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-04-17 00:00:00
22960文字
会話率:38%
することもなく、自宅でうとうとしていると携帯がわめきだした。こんな時間にかけてくる相手なんて、鬱陶しいあいつらしかありえない。溜息を吐き捨て、携帯を手に取った。
最終更新:2011-04-09 23:01:37
3317文字
会話率:64%
『幼馴染の溜息』の小話です。
あまりにも書きすぎたので本編に載せるのにためらい、別にしました。
読まなくても支障はありません(笑)
※ただし、本編を読まないときっと解りません。シスコン兄ちゃんと仏頂面男がヤキモキしてるだけの話です。
最終更新:2011-04-07 14:52:07
8013文字
会話率:68%
王城内に勤めるフレアには幼馴染がいた。近衛隊副隊長になったばかりの彼はご令嬢方の婿候補として『超』優良物件。そんな彼との関係がバレてしまったばっかりに穏やかだったハズのフレアの日常が溜息の嵐に…
――どこがいいんだか、あんなヤツ。
心の中で
毒づきながら表面上は笑って流す、つもりのちょっと一騒動な日常のお話。
ノリと勢いで書き始めたのでご都合主義満載、ざっくり時代背景ですので、細かい方には向きませんwww折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-04-07 14:05:10
81819文字
会話率:55%
ティエンランシリーズ番外編。
時間軸は「海原の彼方」リウヒが宮に帰ってきた後。
おっさんは小娘に振り回されるといいよ。※TIINAMIより転載作品。
最終更新:2011-03-26 09:09:16
2555文字
会話率:33%