霧を吐き、人を溶かして食べる「紫奇霧人(しきむじん)」の出現により、東京23区は指定防衛区に指定されていた。
ある時、保護マンションに暮らす波江一家では双子の姉弟、聴具(さとも)と具視(ともみ)の10歳を祝う誕生日会が開かれていた。翌日
、弟の具視が目を覚ますと、マンションの住人は1人残らず霧に溶け消失していた。紫奇霧人を殺す「払霧師(ふつむし)」の男、也信(やしん)によって具視は救われるが、彼は重傷を負っていたため力尽きる。
祖母が暮らす地方の村に引っ越した具視は、霧を吸っても死ななかった”化け物”と呼ばれ、いじめに遭う。13歳になり、也信の弟也草(やぐさ)から払霧師を養成する払霧師大学入学への打診を受ける。
具視は払霧師になることを決意し、既に大学で学んでいる也草の居候先に転がり込んだ。払霧師は守護影(人の影にすむ生き物)から力を借り、霧をはじく光を具現化し戦う。入学試験では、守護影審査で自分の守護影を見つける必要があった。
審査20回目にして、具視は自分の守護影を呼び出すことに成功した。しかし、それはオオカミでもトラでもなく……生前の記憶がない聴具だった――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-16 11:35:35
136514文字
会話率:46%
名字で仕事が決められた国、束(たばね)。使用人の使有之助(つかい・ありのすけ)と母は、傲慢な主人宝屋の日常的な暴力に苦しんでいた。ある日、突然声を出せず足も動かせなくなった母は、宝屋から見放され路地裏に捨てられた。
有之助と兄の信之助(
しんのすけ)は母とともに使用人協会に逃げ込み身を置く。信之助は新しい主人を探すため協会の会頭へ請願書を提出。ところが、安全と思われた協会は裏で病人の使用人を処刑しており、母が処刑されるのは時間の問題だった。逃げようと決意した有之助は新しい主人探しに奔走する信之助の帰りを待つ。しかし、信之助は会頭に裏切られ、有之助の目の前で切り捨てられる。弟と母を守るため刀を握った信之助は2人を逃がし命尽きた。
協会に追われた有之助は母を連れて隣町の商屋次男(しょうや・じお)という商人の青年を頼る。仕事の自由を訴える「名切り同盟」の頭である彼は、2人の新しい主人となる。
次男の元で働き始めた有之助を待ち受けていたのは、母の「生」と「死」という2択。母を生かす選択をした有之助は兄の無念を晴らすため、人々をしばりつける名前制度を断ち切るため、同盟への加入を次男に直談判する。そこで次男の専属使用人である豊(ゆたか)に勝ったら同盟に入れてくれるとの約束を取り付ける。それから豊との稽古が始まり、有之助は信之助から受け継いだ刀を手に鍛錬に励む。ようやく訪れた審査で豊に勝利した有之助は、同盟への加入を見事勝ち取った。
有之助が次男の持つ透明なガラス玉を赤色と答えたことで、事態は大きく動き始める。どんな病も直せる”幻の油”を探し求めていた商人の次男は、有之助がガラス玉の中に揺れる油が見える人間だと確信し、調合に必要な油を探す旅を計画する。有之助は母の病を治すため、調合リストに数えられる赤の油を探すため次男と旅立った――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-05 22:03:24
111530文字
会話率:53%
火の力をもつ10歳の男の子イザナ。村の意地悪な男によって地下室に閉じこめられ、家を暖める暖炉として使われる日々を送っていた。ある時、イザナは剣士のトウヤンに助けられ、初めて外の世界へ飛び出す。しかし、自然豊かだった四つの領地は、氷男によっ
て千年続く氷河期に閉ざされていた。
谷と北領地を囲う、高さ300メートルの巨大な氷の壁。氷男を倒すためには、この壁を越えた北領地へ行かなければならなかった。しかし、氷は普通の熱では解けず、力ずくで壊そうとしても再生する。普通の人間には歯がたたなかった。千年前に実在した水、雷、風、火の器。イザナはそのうちの1人、火の器として生まれ、唯一氷を解かせる存在だった。
氷を解かすため、イザナは剣士協会で雷の器サン、風の器レキと友達になり、刀や力の鍛錬を始めることになった。協会がある町に来てから、イザナの回りでおかしなことが立て続けに起こる。夢に出てきた白いお面の男、直径20センチの巨大なひょう、動物の凶暴化事件――。お面の男は、何回もイザナの前に現れ、殺すとささやいたり、湖の中にひきずり込んだりしたが、どれも幽霊のように実体のないものだった。イザナと仲間たちは知り合いの研究員を頼り、大博物館でお面の意味を調べ始める。地下の研究室にあったのは、氷男の死面(デスマスク)と棺。そこで、氷男がかつて大干ばつを救った水の器で、暴走し氷の器に変貌したのだと知る。古めかしい史料を見るうちに、お面の男と氷男の不思議な共通点が浮かび上がった。ここで初めて、お面の男が氷男であるという事実に結びつく。
イザナは氷の壁を解かすために立ち向かう。しかし、突然の地震による橋の崩落、谷での孤立……数々の難局が行く手を阻む。助け合い、町に戻ることができたのも束の間、最後の試練が訪れる。氷男の力によって、一夜にして町は氷にのみ込まれた。そこへお面の男が姿を現わし、イザナたちを殺すために襲い掛かる。男がこの世で一番恐れているもの――それは、自分の顔だった。博物館でその事実を突き止めていたイザナは、彼の前に死面を突き出す。お面の男は千年かけて忘れた自分の顔を思い出し、力を失い始める。そばで守ってくれていたトウヤンを失う危機に陥った時、内から込み上げる火の力によって氷男を倒し、巨大な氷の壁を解かすことができた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-21 10:38:47
138764文字
会話率:52%
冒険者のグレンは圧倒的なデバフの能力を持っている。
しかし、グレンはその力を制御できず、敵だけでなく味方にも、さらには自分にすらデバフをかけて弱体化させてしまう始末。
様々な冒険者パーティーからスカウトされては、自ら離脱したり追放されたりす
る日々を送っていた。
しかしグレンはある日、冒険者協会の地下で2体の召喚獣と出会う。
レイネとネミリ。
猫耳美少女な双子の召喚獣は、圧倒的な破壊の力を制御できず封印されていたのだった。
物は試しと、グレンは彼女たちにデバフをかけた状態でスライムと戦わせてみるのだが……
「お前ら、何でそんなに動けるんだ?」
「めちゃくちゃ動きづらいんだけど!?」
「ご主人様!私たちに何かしましたか!?」
グレンのデバフを受けながら動けるレイネとネミリ。
そして彼女たちの破壊力もまた、デバフのリミッターによって強制的に制御されていたのだった。
制御不能なデバフと制御不能な破壊力。
2つが合わさると“ちょうどいい”無双が生まれる。
破滅のデバフ冒険者と召喚獣が無双する物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-10 19:12:04
8189文字
会話率:40%
ある時、 世界に突如として異空間のダンジョンへ繋がる次元の亀裂、 「次元迷宮」という物が出現し始めた。
次元迷宮の出現に伴う空間の亀裂により人々は居住区域の浸食が危惧されていた。
しかしその次元迷宮が出現すると同時に世界中で特別な能力を持っ
た人間達が次々と現れ始めた。
彼らは常人とはかけ離れた肉体と能力を持ち合わせており、 ある時一人の能力者が次元迷宮の封鎖に成功した。
そして次第に人々は彼らを「攻略者」と呼ぶようになり、 世界中で次元迷宮を攻略できる攻略者を集めた攻略者協会という組織が完成した。
そんな世界で生まれ、 幼い頃に両親を亡くした一人の少女「清火」(きょうか)。
そして彼女も攻略者の一人に選ばれ、 戦う運命を歩んだ。
これは「死」と繋がりを持った一人の少女と世界の浸食の戦いを描いた物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-10 12:38:07
70020文字
会話率:46%
私、ステフィ・フェルスターの仕事は街の中央にある魔術協会の事務員。
いつもの様に出勤すると、私の席がなかった。
呆然とする私に上司であるジンドルフに尋ねると私は昇進し自分の直属の部下になったと言う。
このジンドルフと言う男は、結婚したい男
不動のNO.1。
銀色の長髪を後ろに縛り、黒のローブを纏ったその男は微笑むだけで女性を虜にするほど色気がある。
ジンドルフに会いたいが為に、用もないのに魔術協会に来る女性多数。
でも、皆は気づいて無いみたいだけど、あの男、なんか闇を秘めている気がする……
その感は残念ならが当たることになる。
何十年にも渡りストーカーしていた最高魔導師と捕まってしまった可哀想な部下のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-08 20:00:00
3703文字
会話率:29%
【一行でわかるあらすじ】
七賢人(魔女の上の存在)と魔女狩りをする悪の組織が戦うバトルファンタジー。
【深掘りしたあらすじ】
ルーシェ・スカーレットは魔女の娘として生まれた。母親と同じ魔女を夢みていたが、ある日に魔法講習の際、全く魔法が使え
ないことが判明して周囲の子供達から嘲笑われてしまう。悲劇はそれだけで終わらず、両親が何者かによって殺害されてしまい、ルーシェは一人で生きることを決意する。
そんな中、一匹の猫・テトがルーシェの元にやってきて魔法の才能に気付かされる。
莫大な魔力で敵を圧倒する中、魔法協会から七賢人になることを推薦される。
一方、魔女狩りの組織が動き出したと同時にルーシェは魔法魔術学園の潜入捜査をしながら組織の謎を探ることになる。
魔女狩りをする組織とルーシェ率いる魔女の攻防をかけた全面戦争が始まる。
最強の七賢人・ルーシェが颯爽とする王道魔法ファンタジー。
《幼少期編全12話+番外編2話構成》
《魔法魔術学園編20話以上》
日常とバトルが交差した展開になります。ギャグやシリアス展開も多々あります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-08 16:01:04
99540文字
会話率:50%
婚約破棄されて悪役令嬢的な糾弾をされている女の子を、サクッと助ける冤罪悪役令嬢救済協会の方からやって来る女主人公の話。
消防署の方からやって来る消火器売りには気をつけましょう、という話ではありません。
『ざまあ』『悪役令嬢』『婚約破棄』の
N番煎じに憧れを抱いて書きました。が、書いているうちに若干皆さまのものとは違うような気がしないでもない物語になってしまいました。無念折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-03 16:23:53
8475文字
会話率:44%
父が、日本新聞協会の「はがきエッセーコンテスト」に応募した作品です。もちろん、落選でした。データで残っていましたので披露します。タイムスタンプは2004年4月4日です。
最終更新:2022-05-02 03:17:15
359文字
会話率:0%
世界にダンジョンが出現して10年。ダンジョンは協会に管理され、探索を行うものはエクスプローラと呼ばれるようになっていた。
問題行動ばかりで評判の悪い神条ルミナは、所属していた協会を追放され、免許剥奪の危機に陥ってしまう。
それでも、まったく
反省しないルミナだったが、両親の説得により、改心し、真面目(?)にやろうと決意した。
そして、免許剥奪を回避したルミナは新人指導の依頼により、女に性転換してしまう!
「スカート? ミニは嫌だぞ。そっちのロングをよこせ!」
評判も性格も悪い、だけど、実力は最強の男と仲間達が繰り広げるTS物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-01 12:03:33
1029415文字
会話率:42%
魔を祓う力があると見いだされた田舎娘のシーラは、村に来た祓魔師の薦めで魔物や魔術などに関わる物事を解決するために作られた祓魔協会に入会した。しかし彼女は研修期間を終えても簡単な回復魔術しか覚えられず、早くも『落ちこぼれ祓魔師』とレッテルを貼
られてしまう。
自分の力のなさに絶望していた彼女だったが、ある日先輩の祓魔師であるイグナ・フォーレ共々辺境の支部への左遷されてしまう。
実はイグナは高名な祓魔師の孫だったが、シーラと同じくまともに依頼もこなせない『落ちこぼれ』としても有名だった。
そんな彼のお供なんて嫌だと思った彼女であったが、辺境であれば無能な落ちこぼれであっても出来る仕事があるに違いないと考えイグナと共に辺境へ旅立つ決意をしたのだが……。
「きゃーっ! あれはAランク魔物のフェンリルですよ! どうしてこんな辺境にいるんですかぁ!」「フェンリル? 犬だよあれは」「い、犬ぅ!? どう見ても魔物ですよ!?」「よし! モフるぞ!!」
平和なはずの辺境に異変が起こり始めていたことを彼と彼女はまだ知らない。
これは『落ちこぼれ』とレッテルを貼られた二人の祓魔師が、無自覚に世界を救っていく物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-25 18:06:20
2935文字
会話率:34%
結婚式当日、主人公直也は新妻梨花によって刺殺されてしまう。
気づいたところは地獄のような異世界。
しかし主人公は気がつく。妻は以前言っていたことがある。
「私の心が異世界とつながってしまったらしい」
「そして私はその世界と現実を行き来してい
るらしい」
という話を。
妻を探すのを手伝う、という協会との取引によって、彼らの手先として働くことになるのだが…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-23 05:55:33
151849文字
会話率:24%
配達人と魔術師。
その仕事内容は、手紙などの配達とその補佐兼護衛。
とあることから、問題児が集まる場所と言われている協会の協会ことツインに異動させられた秋月頼人は、入った瞬間に、今まで抱いていたイメージを覆されることとなる。
そして、そこで
二人の少女――柊ルイナと柊ルイシアと思わぬ再会をするも、次第に二人の秘密を知ることにもなり……
視点は主に魔術師側視点。
精霊たちの舞うツインで、四人(+α)とゆかいな仲間たちの物語。
【注意:不定期・水曜更新です】
【2016.05.24 ジャンル編成に伴い、ジャンルを変更しました。旧ジャンル:ファンタジー】
【2018.07.04 『アルファポリス』さんにて同時掲載開始】
【2019.04.03 『カクヨム』にて同時掲載開始】
【タグ補完:HJ大賞2018、OVL大賞5、ネット小説大賞七感想、ESN大賞】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-13 09:00:00
222570文字
会話率:42%
配達人の少年・クウリは、帰還の際、本部からあることを頼まれる。
その内容は、とある二人の人物を魔術師協会まで連れてくることだった。
だが、それが新たな出来事を引き起こすことになろうとは、この時、誰も知らなかった。
【『魔術師と配達人』
番外編・最初の物語】
【2016.05.24 ジャンル編成に伴い、ジャンルを変更しました。旧ジャンル:ファンタジー】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-13 09:00:00
3707文字
会話率:28%
幟を掲げ、鶯色の法被に白鉢巻を巻いた、さながら物産展の呼び込みのような格好の屈強な男たちが日夜、市中を駆け抜ける。彼らは葦原京観光協会青年部。
ワールドスポーツフェスティバル開催が目前に迫った古都、葦原京では、彼らによる夢南瓜の取り締
まりが厳格化されていた。
夢南瓜。摂取することで、至高の快楽を得られる天然の農作物。
協会は南瓜を乱売する東の山の村人を捕らえ、生殖機能を奪う。
それでも那智の春道ら南瓜の村人は、敢えて危険を侵し、人々に作物を供給する。全ては己の欲望の為。高天の宮に住まう美しい宮女の寵愛を求めて営業成績を競い合う。
今や観光協会において人気実力を兼ね備える犬若は、抱える闇を振り払うべく、日々、活動に従事する。己の人生を変えたあの事件から生きる理由を見失った男は、南瓜の村人のを襲撃し、幼馴染の那智の春道や碧小夜との心の溝を深めてゆく。そう、かつて犬若は南瓜の村人であった。
観光協会では有沢獅子が謹慎から復帰。幸村派と有沢派で内部分裂が起こる中、葦原教今昔祭の舞台で犬若と碧小夜が遭遇する。傍観する春道をおいて、有沢と葦原京屈指の変人、大山大和が入り乱れる。
夢南瓜を収入資源として独占しようと目論む議会の思惑も絡まり合い、其々が己の欲望を剥き出しにした争いが泥沼にハマったまま、葦原ワースポが開催。世界中の人々が歴史ある古都になだれ込んでくる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-18 20:00:00
269445文字
会話率:45%
世界に突如現れた恐ろしく、悍ましく、不快極まりない姿の獣達。世界を穢し、命を奪い、害をなす異形なる獣、人々はそれを異獣と名付けた。
異獣は強大であり、異能な力を有していた。それでも人々は抗い、異獣から得られる異石を使い強力な武器と防具を
作り、異界ハンター協会を設立した。六ツの全ての都市に協会はあり、人々を異獣の脅威から守っている。
故郷の村を異獣に滅ぼされたケンは、親友のヒュームと共にベテランハンターベンに弟子入りし、異獣ハンターとなる。
ハンターとしての日々を送る中、ある日空から赤い星が落ちてきた。赤い星にケンが触れるとなんと死んだはずの妹、リンダの姿へと変わった。そしてリンダを狙い敵対組織、そして恐るべき異獣が襲い来る。
赤い星の正体は何なのか?何故死んだ妹の姿になったのか?そして何故リンダを狙うのか?
自分と向き合い、それを確かめる為に、ケンは仲間達と共に世界を旅する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-08 22:27:58
310069文字
会話率:55%
人気作家が失踪した。先生は自作の異世界恋愛小説(書きかけ)の世界に囚われてしまったらしい。
そして、先生が本を出していた出版社の社員数名も、その世界に囚われ、現代の記憶をなくしたまま暮らしている、らしい。
突如現れた全国世界線保存協会なる謎
の機関から来た男にそう告げられた編集部は、すべての責任を押し付けられ、異世界に適合する人間の選抜を命じられる。
被害者と先生を助け出す方法は、現実世界の人間が異世界に自らもぐりこんで、先生の望む形で元の物語を完結に導くことらしい。
編集部に騙され異世界に送り込まれた出版社社員たちは、異世界で右往左往しながら先生のプロット通りに世界を導くために動き出す。
異世界にいた先生にコンタクトをとると、どうやら悪役令嬢を真実の愛に出会わせたいらしく?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-06 09:00:00
26193文字
会話率:34%
72歳の関総士郎は気が付くと若返って中世ファンタジーの世界に転生していた。
しかし、女神等のチュートリアルもなく腕に書かれていた「死ぬな、銃を作れ」の文字。
女神を崇める協会の美少女ササリアに助けられながら、なぜこの世界に自分が召喚されたの
か?を探りながら城塞都市テラクタで過ごしていく折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-05 19:47:23
158873文字
会話率:42%
生きとし生けるもの全てを灰燼に帰した“潰瘍”の発生から5年。しかし世界は魔導機関/魔導セルによるエネルギー革命を迎え、穏やかな統合に向かいつつあった。
潰瘍に起因する怪異を退治する白環の魔導士:ニシは、魔導機関を作る常盤興業の契約社員と怪異
駆除の2足のわらじを履きつつ、潰瘍で孤児になった5人の子供を育てていた。
そんな中、記憶喪失/経歴不明な少女=サナを預かることになる。
一方で、怪異にまつわる奇妙な事件が発生する。そして巨大な陰謀の一端が開かれることになった……。
WW3後に世界に光をもたらした魔導機関/魔導セルは、果たして人類の希望の光となるのか。善人の顔をしつつその真意を明かさない常盤興業。そして再度の世界覇権を目論む北アメリカ合衆国と新世界協会。陰謀と策略が渦巻くポストアポカリプス作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-26 09:00:00
73983文字
会話率:55%
時は西暦2061年、脳の視覚領域の神経を共有することによって、仮想の世界を現実のように体験できる技術、DVRにより、ゲーム業界は著しい発展を遂げていた。
そんな中、近代欧州風の世界観を持ち、銃と魔法とアーツギアと呼ばれる人型機動兵器が存
在する【ホプリスマギア】というPvP特化のハードコアゲームで、「蒼黒の死神」の通り名を持つ一人のプレイヤー、アモン・アスフィアがいた。
その中の人である、平凡な会社員、新川優斗は日々変わらない生活を送っていたが、「死神協会」の新米死神の手違いで、死んでしまう。協会側の責任ということで、チート級な条件で、別世界に転生させてもらえる話をアモンは断り、ホプリスマギアがある元の世界に戻ると聞かなかった。
たまたま死神協会管轄外の世界に、【ホプリスマギア】にそっくりな世界「フロンティアアーキア」が見つかり、転生させてもらえることになる。
非常に似た世界ではあったが、そこは二大大国が覇権を争う、準戦時体制の世界であった。
この世界でアモンは戦火の渦に巻き込まれていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-23 22:55:35
66757文字
会話率:49%
高校2年生の日向あさみは、ひょんなことからボディービル部を作る事を決意する。
親友の星野昴や1年生の有栖川祢子に声をかけるが、昴は柔道部で、祢子は地下アイドル活動が忙しくて良い返事が貰えない。
必死さが空回りするあさみを見た昴は、一緒にす
る事にしたが、部として成り立つには、あと3人を入れないといけない。次に、あさみの実家のスポーツジムの元会員で3年生の飛鳥に声を掛ける。即決でOKの返事を貰い、3人で祢子のアイドル活動を見に行く事になる。
そこで、飛鳥と同じクラスの若島津忍も舞台に立っている事を知る。だが、忍は2年半毎週末に行って来たステージ活動から卒業しようとしていた。祢子からその事を聞いた3人は、忍のラストステージを盛り上げるべく、真っ赤なビキニでバックダンサーとして盛り上げる事にする。
そして、忍の卒業ライブは大成功。後日、部員を集めていると聞いた忍も、まったく場違いな雰囲気だが参加を熱望する。残り一人、祢子も、プロダクションの社長からの要望で入部を決める。これで、女子ばかりのボディービル部が成立する。
ところが、忍の卒業ライブで踊る映像がネットで話題になった事で、ボディービル協会から、大会のゲスト出演のオファーが来る。
大会当日、多くのボディービルダーの前で踊る真っ赤なビキニの5人。盛大に盛り上がったが、露わな衣装で踊るのを見た校長が激怒。それを、あさみがボディービル部を作ると言い出す前からずっと見ていた「僕」が解決する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-21 16:07:27
39625文字
会話率:81%
五輪のご臨終……昨今の五輪にまつわる様々な風聞を元にした、ショートストーリー
無論、コメディのつもりです。他意はありません……が、ちょっとした未来予想図です。
20XX年、ついに初の2都市同時開催となる夏季五輪が上海とラスベガスで開催さ
れる。しかしその開催はIOCと、IOCから独立した新協会UPDOCによる、2都市分離開催であった。発端は2022年に開催された北京冬季五輪。様々な疑惑や疑念が提示された五輪終了後、中国政府とロシア政府はIOCからの分離独立を宣言。新たに「凡人民民主的奥林匹克委員会(UPDOC)」を立ち上げ、IOCと招致合戦に臨む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-16 17:43:47
3055文字
会話率:24%
ヒューゴー賞は、ワールドサイエンスフィクション大会で授与され、そのメンバーによって選ばれた、前年の最高のサイエンスフィクションまたはファンタジー作品と業績に対する毎年の文学賞です。 ヒューゴは、サイエンスフィクションエンスフィクション協会
最初の受賞
1953年
Webサイト
thehugoawards.org
賞はもともと7つのカテゴリーで与えられました。さDCで開催された第79回ワールドコン「DisconIII」で発表されました。2022年の賞は、9月4日にシカゴで開催された第80回ワールドコン「Chicon8」で発表されます。 、2022。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-14 09:01:49
760文字
会話率:0%