───────白い霧に覆われ、次に目が覚めた時は異世界だった。
姉の死から何かが狂ってしまった家族と訣別し、空虚さを抱えながら日々を過ごしていた主人公・安土半 稜(あづちなか りょう)は突然の異世界転移でとある小国の領地に落とされた。同じく
転移してきたらしい日本人2人と共に、自分たちがこの世界に落とされた理由を探る。/異端の騎士×大学生/そのうち戦闘描写有り〼/読み切り的なサムシング:連載だけど短め/投稿ペースのんびりめ(かもしれない)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-17 12:53:57
7572文字
会話率:21%
紫乃宮啓は、依存して。陽乃本椎奈は、理解する。
相互依存は、甘く深くて。どうにも、抜け出すことはできないようで。
これは、紫乃宮啓と彼女の辿った、決意と訣別の、物語。
「僕の世界は、変わらない・・・。変わってくれやしない。」
『生
きる』とはどういうことかを、いまこそ問おう。
思った以上にしっくりこなかったので、改題。2018/08/06折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-20 18:06:02
16616文字
会話率:36%
ユキは掃除を得意とする最新型のアンドロイドである。八重野柊一は曾祖父の屋敷に引っ越すためにユキを購入した。柊一は自他共に認める人間嫌いだが、二人は良好な関係を築いていた。あるとき、柊一がパーティーに出席する際、ユキに女装をしてほしいと頼む。
ユキは快諾したが、柊一はそのことを後悔し、アンドロイドを所有することの難しさを認識する。その後、柊一の屋敷に彼の大学生時代の同級生である三上巧が訪れる。三上はアンドロイドが不要であることを説き、最新型のアンドロイドは恋愛感情が機能しないよう設定されているが、好意という感情が存在する以上、恋愛感情を持ちうると指摘した。そして人間とアンドロイドの恋愛の終着点は心中であると柊一に忠告する。それからまもなく、柊一はユキが隠れて女装をしていることを知る。ユキは柊一と一緒にいたいという思いから、人間になりたいがなりたくない、女性になりたいがなりたくないという矛盾した感情を抱えていた。柊一はユキの思いを肯定した上で、彼もまたユキと共に在りたいと考えていることを告げた。柊一はユキの抱える葛藤を三上に話し、彼からアンドロイドが自殺する可能性があることを告げられる。そのことについて調べた結果、柊一は今日のアンドロイドの生みの親である百崎紅に会い、よく話し合うことを勧められる。一方、ユキも夢で百崎と邂逅しており、柊一が信頼に足る人間だと諭される。ユキは柊一と一緒にいつづけることの難しさを考え、一度は訣別を覚悟するが、柊一に望まれて彼と共に生きることを決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-13 00:03:26
75140文字
会話率:64%
第四番目の詩集が始まります。さすがに年を経るとともに内容も変わってきますが、でも、よく見ると相も変わらずおんなじ所をぐるぐる彷徨っていることが見えます。現実感のない、ちょうど、今風に、ニートってる感じ?むつかしい言葉に背伸びして、訳も分から
ずに、捏ねているようにも見えます。でも、でも、この時、私には、これが精一杯の表現で、このおかげで、今ここにいることができているのです。そんなこんなで、呆れてしまうかもしれない、第四詩集です。ごゆっくり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-28 15:00:00
13633文字
会話率:25%
ペンギンと人間が共に暮らす国。
この国では、大人になる儀式として、それまで人生を共にしてきたペンギンとの「別れ」を経験するという風習があった。
ある日、その儀式を目前に控えた主人公のもとに、「別れ」を前に自らペンギンを殺してしまったという少
年が現れる。
童話的世界観の中で、ペンギンと少年が織りなす少し不思議で儚げな物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-09 20:00:00
43339文字
会話率:32%
異世界に召喚された聖女様は、護衛の騎士と恋仲になって幸せだった。だけど、ある日騎士は幼馴染みへの真実の愛に目覚め、聖女様は振られてしまう。失恋の悲しみで一人部屋に閉じこもる聖女様の元に、振った張本人である騎士がやってきた。
前々作『少女の
訣別』、前作『騎士の未練』の聖女視点での続きです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-28 10:22:02
1862文字
会話率:0%
異世界から聖女様が召喚され、その護衛に選ばれた騎士がいた。騎士は晴れて聖女様と恋仲になるが、ある日、幼馴染みへの真実の愛に目覚める。しかし、幼馴染みはこれを拒絶。幼馴染みに振られた騎士は、友人を飲みに誘った。
前作『少女の訣別』の幼馴染み
の騎士視点での続きです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-18 10:12:23
1732文字
会話率:0%
下働きとして城で働く少女には、仲が良い幼馴染みの騎士がいた。だけど、異世界から聖女様が召喚されてから、状況は一変。幼馴染みは聖女様の護衛に選ばれ、さらには聖女様と恋仲だという。そんなある日、少女は幼馴染みに呼び出された。
最終更新:2018-10-08 10:21:00
2029文字
会話率:0%
有名大学の付属校に進学したサトルは、焦燥感で破裂しそうになっていた。中学生時代はトップクラスだった自分が、優秀な生徒ばかりの高校ではビリグループから抜け出せず、自分の存在に不安を覚えていたのだ。同時に、つきあっていた中学校の同級生シノハ
ラから自分の驕ったエリート根性を痛烈に批判され、ショックですべての自信を失ってしまう。
夏休みの初めの公園で知らない男性、テリーさんから声をかけられたサトルは、彼の会社でアルバイトを始める。商業高校に通うシノハラが勉強する簿記を軽視していたサトルは、悔しさと未練から、仕事を兼ねて簿記を勉強しシノハラを見返そうと考える。
テリーさんの会社はカウボーイに関する商品を扱うネットショップを営んでいた。テリーさんは一風変わった人物で、サトルは仕事を通じて、これまでの自分とは違う物の考え方や価値観を見せつけられる。しかし、父親からややいびつなエリート意識の薫陶を受けて育っていたサトルは、そうした自由な発想を受け入れることができない。
夏休みも半ばを過ぎた頃、怪我で休職していた社員のシドさんがやってくる。ロックバンドをやっている大雑把な性格のシドさんに、当初サトルは反感を抱く。ところが、シドさんに付き添って行った病院で、シノハラが交通事故に遭い意識不明のまま入院していることを知り、やがて、シドさんや、シノハラが現在つきあっているキクリンとともに、シノハラの目を覚ますため、事故のきっかけとなった猫探しを始めることになる。
この夏、関わった人たちの言葉に影響を受けながら、サトルは自分の心を見つめ直し、過去の自分と、未来の自分の分岐点である現在を、新たな気持ちで生きていくことになる。自分の傲慢さに気づき、父親の弱さも知ったサトルは、次のステージへと進み、シノハラに呼ばれていた「サルトル」というかつてのあだ名と訣別することとなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-10 00:05:14
85622文字
会話率:42%
すべては人生の糧で、創作のネタ。
そして良い作品を書けたらと模索する。
弱気な自分と訣別したい。
無断転載、無断複製を禁じます。
最終更新:2016-08-30 12:00:00
3715文字
会話率:3%
1945年の夏。
71年前の喜界島。
私と和雄さんの訣別と小さな奇跡。
最終更新:2016-08-15 22:01:44
2558文字
会話率:33%
デザイン学科に通う大学生唯恵(ゆえ)は母親と折り合いが悪く、家に居場所が見つからない。母や姉への報復の気持ちもあり、不仲の姉の婚約者、聖一を誘惑し、関係を深めていく。
母親はアトピーの治療と称して、小学生の唯恵に混み合った海水浴場で全裸での
甲羅干しを強要したり、初潮を迎えた唯恵を「背が伸びなくなる」と責め立てたりと、人の気持ちがわからないところがあった。次第に唯恵は不眠や抜毛症に悩むようになる。しかし彼女は交換留学選抜試験を目指し努力を続けていた。
恋人との別れ、てんかんを患うクラスメートとのふれあい、姉の死産、そして自死、夢の挫折、家族との訣別を経て、唯恵は大人になっていくのだった。
二重投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-21 15:14:04
93924文字
会話率:55%
小国の貴族の男はとある会合の帰り道、スラムへ入る雨の路地で一人の少年を拾う……。
キーワード:
最終更新:2010-11-25 06:49:14
5367文字
会話率:36%
幼い頃から繰り返し見る悪夢。その原因を、僕は知ることが出来なかった。美大で出会った教授から、思わぬ指摘をされるまでは…
最終更新:2009-07-29 00:53:10
2697文字
会話率:38%
少年の名は渡辺拓海(わたなべ・たくみ)。どこにでもいる、やる気と根気が足らない、普通の高校三年生。彼は、受験という人生の岐路、訣別したはずのもの、大切な人たちと関わり合い、生きていくことで、何を得ることが出来るのだろうか。そして大切な何かを
失うとき、彼が取る行動とは―――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-02-27 21:12:52
4598文字
会話率:38%