デザイン学科に通う大学生唯恵(ゆえ)は母親と折り合いが悪く、家に居場所が見つからない。母や姉への報復の気持ちもあり、不仲の姉の婚約者、聖一を誘惑し、関係を深めていく。
母親はアトピーの治療と称して、小学生の唯恵に混み合った海水浴場で全裸での
甲羅干しを強要したり、初潮を迎えた唯恵を「背が伸びなくなる」と責め立てたりと、人の気持ちがわからないところがあった。次第に唯恵は不眠や抜毛症に悩むようになる。しかし彼女は交換留学選抜試験を目指し努力を続けていた。
恋人との別れ、てんかんを患うクラスメートとのふれあい、姉の死産、そして自死、夢の挫折、家族との訣別を経て、唯恵は大人になっていくのだった。
二重投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-21 15:14:04
93924文字
会話率:55%
過去の自分へ今の自分からのメッセージ
どんなに辛くても、傷だらけになっても、孤独を感じても、生きててくれてありがとう
生きてることに意味があるんだよ
それをとにかく伝えたい
最終更新:2016-02-22 09:49:31
713文字
会話率:4%
抜毛症、抜毛癖(髪の毛をはじめとする体毛を抜いてしまう癖)について私自身の体験についてほぼノンフィクションで書いています。
重たい話にならないようなるべく意識しながら、多くの人に読んで頂きたい。
また、この癖で苦しんでいる方の参考になればと
思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-06 17:58:27
835文字
会話率:0%
ふらりとたちよった美容室。流れ作業で髪を切られていくはずだった。
ただ、今日わたしを担当した美容師さんはいつもと違っていて、わたしは秘密を話すことに――。
最終更新:2010-10-29 21:33:14
1635文字
会話率:35%