小説家である「私」は困っていた。締切間近だというのに原稿は真っ白。アイデアを元に書いては消し書いては消しを繰り返し、一向に完成の見込みは立っていなかった。
その小説の登場人物、四壁明太郎(しへき・めいたろう)と天乃声子(あまの・せいこ)もま
た困っていた。作者が約千文字で原稿を消す、或いは書く手を止めてしまう度に、彼らの住む世界が消え、そして再び蘇るというループを繰り返していた。
この状況を打破するため、明太郎と声子は強硬手段に出る。エスパーであるという設定を悪用し、作者に対し協力を要請したのだ。行き詰まっていた「私」はそれを受ける。こうして、作者と登場人物が共謀してストーリーを強引に進めるという無茶苦茶な状況が成立した。
果たして彼らは作品を完成させ、世界を救う事が出来るのか?
いや、世界を救う事で、作品を完成させる事が出来るのか?
どちらが先で、どちらが後か。どちらが現実で、どちらが虚構か。
現実と虚構が入り混じりながら、千文字単位の攻防が幕を開ける。
---------過去のあらすじ---------
<x=1の時>
ある日ある時男は気付いた。この世界が滅亡することに。
なぜ滅びるのか?頭に響く謎の声は何か?そもそも自分は何者なのか?
分からない事だらけのまま滅びと再生を繰り返す世界。
分かっている事はただ一つ。あと"1000(x=1の時、1000*x=1000)文字"で世界が滅亡するという事のみ。
男と謎の声は足掻き始める。全ては世界の滅びを防ぐために。
果たして一人+αは世界の危機を防ぐ事が出来るのか、それとも世界は・・・?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-19 12:06:36
66176文字
会話率:43%
欄干にもたれていると、現実と虚構にとらわれて。
最終更新:2019-10-12 02:15:25
2268文字
会話率:0%
現実に存在し実際に遭遇(エンカウント)するかもしれない怪物(モンスター)、存在するかもしれないUMA(未確認動物)、フィクションやファンタジーに良く出てくるが実際は○○なモンスター、などなど。現実と虚構の間に蠢(うごめ)く動物やモンスター
について折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-06 06:00:00
16604文字
会話率:0%
現実と虚構が夢を蝕んでいく。
最終更新:2019-09-25 04:00:00
274文字
会話率:19%
デザイアオンラインなんて、思いつきのゲーム名で見栄を張ったところで、このぼくは、あらゆる森羅万象の前であまりにも非力で、巫山戯ていて、現実と、仮想空間の境すら曖昧で、勿論、現実と虚構の境すら曖昧にしたまま、物語は進む。否、話が進んでいく。否
、話以外進まない。
なにもわからないし、なんでもわかる。
なにもかも(概念を)ぶっ放すぼくの戯言集。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-20 10:05:05
47499文字
会話率:14%
メディア志向の親を持ったおかげで気づいたらアイドルになっていた。
偶像。アイドル。
偶像とはなんなのだろうか。
現実と偶像。現実と虚構。
その狭間はいったいどこにあるのか。
私は私なのか。
最終更新:2019-08-11 14:02:03
11002文字
会話率:8%
2008年1月5日、榊原探偵事務所の自称助手である立山高校ミス研会長の深町瑞穂は、友人からネット上で話題になっている都市伝説「きさらぎ駅」の話を聞き、興味本位で榊原に話した。ところが、榊原はその都市伝説が起こったとされる2004年1月8日
に物語の舞台とされている静岡県浜松市近郊で一件の殺人事件が発生しており、被害者の名前が「如月鳳鳴」という民俗学者であった事から県警の中では「如月事件」と呼ばれていた事、そして榊原が被害者の友人で、その縁から事件の捜査に介入していた事を明かす。予想外の話に驚きを隠せない瑞穂に、榊原は事務所に保管していた当時の捜査記録を見せる。そこには、四年前に静岡で起こった不可思議な殺人事件の記録が克明に記されており、しかもその最有力容疑者とされた人物はまさに「きさらぎ駅」伝説の発生した時間帯に謎の失踪を遂げていた……。そしてその3日後の2008年1月8日、「如月事件」からちょうど4年が経過したこの日、事件は思いもよらぬ形で一気に急展開を迎える事となる……。『現実』の名探偵・榊原恵一が、『虚構』の都市伝説「きさらぎ駅」をめぐる怪事件に挑む!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-07 00:08:52
112332文字
会話率:65%
あの廃墟の事件から数年後 忘れ去られた恐怖が蘇る
囚われた魂がさらなる犠牲者を求め
現実と虚構の揺れ動く恐怖そして混乱
果たして彼女たちは生き残ることができるのか
最終更新:2019-04-03 02:46:01
8049文字
会話率:13%
ある廃墟に魅入られた人そして混乱迫る現実と虚構の日々
怪しい歌声と旋律の恐怖
また一人また一人闇の中に引きずり込まれる
もう二度と出れない闇の中へと魅入られた人たちと開放されぬ魂
恐怖の夜がまた訪れる
最終更新:2019-04-03 02:35:22
6295文字
会話率:3%
大学の文芸サークルであるペンクラブ、そこで三題噺のお題になぞられて人が殺されていく、現実と虚構、過去と現在の次元を超えた本格推理小説(のつもり)
登場人物
倉知…謎の男、ペンクラブ部員?
楡原…ペンクラブ部員、ミステリ書き
津幡佳奈…語り
部、本作の主人公。ペンクラブ部員
橘ゆずか…ペンクラブ部長
記者…事件を追う男
他多数
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-23 12:32:13
21418文字
会話率:38%
・情報が情報から生産される世界で知覚は実在を置き去りにしてしまうのです。
・SF幼女は違法ロリなのでしょうか。
・紳士なら、目の前に困っている美少女がいたのなら(怪しくても)手を差し伸べないはずがありません。そんな時代だからこそ、献身と博愛
の対象、未来への希望が必要なのではないでしょうか。冴えないサラリーマンは、そうした人類の美徳を実行できるだけの素地を備えているのか、それとも、世界の本流に揉まれ、状況を受け入れるだけの舞台内の傍観者と化してしまうのか。そんな不安を抱きながら、現実と虚構の両方に立ち向かっていくのです。
・宇宙開拓技術会議の横で、デザートバイキングを満喫しながらテロリズム克服論を打つ天使。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-04 18:09:46
36362文字
会話率:27%
人間は現実と虚構のはざまの傲慢な目で世界を見渡す。ふと自分の頭の中の世界がすべてで、それ以外は決して存在しないように見えるものだ。しかし彼らはやがて気づくだろう。彼らのまわりに広がる不明確な空間が、彼らの意識とは別個に存在することを。そし
てその動かしようのない事実が、彼ら自身の枠組みを決め、現実という名のもとで永遠の安住の地を与えるということを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-24 22:06:16
58609文字
会話率:36%
「こんなものつまらないよ」世界から隔絶して、自分の世界に篭る人が増加する世界があった。「そんなことも分からないの?」意見の相違が事件になった世界があった。「私は生きているのかな?」現実と虚構の区別がつかなくなる世界があった。
そんな人に伝
える為、数人の高校生が記事を作り出す物語である。
注意)この作品では、私が構想した作品から人物を登場させています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-17 16:20:10
16749文字
会話率:49%
自作品の転載です。自身の子供時代を振り返り、些細なことが生き方を決定していたのだと気づきます。生き方の正解を探していく話です。
最終更新:2015-08-21 08:34:27
4027文字
会話率:4%
2016年、水明市は政治崩壊の一歩を辿っていた。
AR携帯「Air Real phone」の普及で誰もが簡単にネットの世界に介入出来るようになった事をきっかけに、現実と虚構の区別が出来なくなった人々(カオスヘッド症候群)
が急増し犯罪、殺人
、横暴、数多の事件が起こる中、とある奇妙な事件が発生する。
――無気力病及び連続怪死事件。
数々月前の暴動で両親を亡くした山中志乃はこの事件との関連性があるのではないかと調べていた。
そして深夜0時、志乃の通っている高校……水明高校。そこで“彼ら”との出会いを境に志乃と世界の運命を左右する物語が胎動しようとしていた。
iPS計画、IaO技術、カオスチルドレン。無数の科学と数多の空想科学が交差する――この近未来で……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-22 23:12:39
3049文字
会話率:36%
恋する僕と、恋する私。時を経て二人の恋はその形を成していく。同じ時期、刑事菅原は三件の不審死を追っていた。二人の恋と、不審な連続死、ある共通の場所から始まる、不可思議な現実と虚構を描くサスペンスホラーです。
※アットノベルスにも投稿しており
ます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-25 12:01:16
37413文字
会話率:19%
少年から青年に差し掛かる、この時期にだけ覚醒する力。
想像力を武器に彼は戦い続ける。
現実と虚構が交錯する中、彼は様々な人達と出会い、成長していく。
って感じに主人公は思ってるみたいですよ?
超ウケるんですけどー。ヽ(・∀・)ノ
最終更新:2012-04-12 11:17:28
72079文字
会話率:28%
現実と虚構を区別するものは何か。真実は世界にとって、彼にとって必要なのか。いくつかの偶然と必然が紡ぐ哀しみの物語。
最終更新:2011-11-13 21:16:46
59737文字
会話率:62%
liner's note.
この手記は現実と虚構の狭間にいる人間によって書かれたものである。
最終更新:2010-12-29 15:03:03
5014文字
会話率:11%
僕は煙草と読書の好きな少女に恋をしている。彼女は僕が好きなのか、それとも僕がプレゼントする煙草が好きなのか、それとも僕の持っている本が好きなのか。僕は、けれど、現実と虚構の間に引き裂かれるほど、この不安定な少女が愛おしくてならない……。
最終更新:2009-08-23 13:44:10
10579文字
会話率:12%
ゲームの世界を題材とした詩を2編つづりました。現実と虚構の世界。その2つはどんな悲しさと優しさを語るのでしょうか?
最終更新:2007-09-10 09:00:50
646文字
会話率:6%