政略結婚とはいえ12歳の時から婚約関係にあるローレンティア王国皇太子アマデウスと、ルルーシア・メリディアン侯爵令嬢の仲はいたって上手くいっていた。
辛い教育にもよく耐え、あまり学園にも通学できないルルーシアだったが、幼馴染で親友の侯爵令嬢ア
リア・ロックスの励まされながら、なんとか最終学年を迎えた。
やっと皇太子妃教育にも目途が立ち、学園に通えるようになったある日、婚約者であるアマデウス皇太子とフロレンシア伯爵家の次女であるサマンサが恋仲であるという噂を耳にする。
アリアに付き添ってもらい、学園の裏庭に向かったルルーシアは二人が仲よくベンチに腰掛け、肩を寄せ合って一冊の本を仲よく見ている姿を目撃する。
風が運んできた「じゃあ今夜、いつものところで」という二人の会話にショックを受けたルルーシアは、早退して父親に訴えた。
しかし元々が政略結婚であるため、婚約の取り消しはできないという言葉に絶望する。
ルルーシアの邸を訪れた皇太子はサマンサを側妃として迎えると告げた。
ショックを受けたルルーシアだったが、家のために耐えることを決意し、皇太子妃となることを受け入れる。
ルルーシアだけを愛しているが、友人であるサマンサを助けたいアマデウスと、アマデウスに愛されていないと思い込んでいるルルーシアは盛大にすれ違っていく。
果たして不器用な二人に幸せな未来は訪れるのだろうか……
他サイトでも公開しています。
R15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-15 21:00:00
140955文字
会話率:61%
「すべての罪を許すので、すぐに戻って妻としておれに尽くすことを命じる」
それは、ミキ・クリスタルを追放したはずのラジェフ帝国の皇帝であり元夫からの一方的な復縁命令だった。
皇帝である夫に尽くし、ラジェフ帝国に尽くした正妃。彼女を蔑ろにし、目
に留まったレディにいれあげた国王は、ある日彼女からすべてを奪い、帝国から追放してしまう。しかし、彼女は幸運だった。彼女は隣接する小国の王子に拾われたからである。そして三年後、彼女は国王となった夫と双子の王子たちとともにしあわせな日々を送っていた。しかし、唐突に祖国から使者がやってきた。彼女に一方的で理不尽な命令を記した手紙を携えて……。
しかし、復讐劇はすでに始まっていたのである。
※ハッピーエンド確約。ざまぁは間接的。ご都合主義のゆるゆる設定はご容赦願います。
※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-28 19:09:19
18898文字
会話率:18%
「おまえはただおれの子を産めばいい。側妃など、ただそれだけの存在だ。子を産むだけの道具を愛することなどない。だから、おれからの愛など期待するな」
その日、ささやかな領地から呼び戻された伯爵令嬢メイ・デュモンは、国王エミール・ガブリエルに宣言
された。彼女は、エミールにとって乳母子であり幼馴染である。
「そうなのね。承知したわ」
軽く了承するメイ。
「ちょちょちょ、いいのか? おまえ、こんな理不尽なことを許すのか?」
が、宣言した本人は慌てふためき始めて……。そして、宣言とはまったく異なり、エミールはメイに絡みまくり、くっつきまくってくるようになる。しかも、側妃を敵視してもおかしくない正妃まで、彼女の予想に反してやさしく接してくる。
なにこれ? どうなっているの?
メイの困惑は、やがて後悔と悲しみにかわっていく。
※結局はハッピーエンドです。ゆるゆる設定は、ご容赦願います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-12 21:17:11
16187文字
会話率:24%
2の続き。
ギャグコメディ。
フーシャ姫を正妃に迎えるため、魔王は側近セラフィムやフーシャ姫、それに魔王軍の面々を連れて父王のいる城へ向かいます。
しかし途中で敵方の『御使い』より襲撃を受けたのでした。
セラフィムや護衛の四大将軍に後を任せ
、遅刻したくない魔王はフーシャ姫を背に黒竜に姿を変えて父王の城へと飛び去ります。
2を読まないとちょっと分かりにくいかもしれません。
とりあえず5まで完結済み。
なんとなく土曜日更新。遅れたらすいません。
あと出てくるキャラがだいぶ増えたので紹介文つけました。
アラウンド3 雑な人物紹介
<魔界>
魔王 魔王様。主人公。やる気なし。
セラフィム 魔王の側近。昔神様だった。つよい。
サーキュラー 魔王軍統括総司令という肩書きを持つめっちゃイケメン。ただし主食は昆虫。
・ワンダ 四大将軍の一。水精将。サーキュラーの子分。美女。年齢の話は禁止。
・ファイ 四大将軍の一。火精将。サーキュラーの子分。子供。
・サンダー 四大将軍の一。雷精将。サーキュラーの子分。元アパレル店員。おしゃれさん。
・グランデ 四大将軍の一。地精将。サーキュラーの子分。元女子高の体育教師。生徒指導だった。
ハエトリ 新人斥候。有能。
フーシャ 人間の姫。可愛い。可愛いのでなんでもOK。
ハンス 魔王城に務める庭師見習いの人間。空気は吸うもの。
<人界>
勇者パーティ
ジーク 本来のフーシャの婚約者。魔王に横取りされた。
カーン 勇者パーティで唯一まともな人。それなりに知識人。
ヤコブ シーフという名前のスリ。
タリオン 回復係。いないと困るがいても面倒。
明華 炎系攻撃魔道師。酒豪。
父王 フーシャ姫の父親。
アルノ フーシャの弟。クソガキ。
<天界>
唯一神 モラハラDVジジイ。呼び名は我が父、親父殿、クソジジイなど。
ウリエル 問題児。
ミカ スポ根マンガにいそうな人。
メタトロン ちょっとだけ出てくる。
1と2をまとめた4コママンガつきの同人誌もあります。
BOOTHに載っていますが管理者が違うこととほぼ放置のため、気になる方は直接お問い合わせ下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-20 08:44:17
53341文字
会話率:55%
リマーディル国の王妃エリー。
彼女は孤児として教会で育った。だが遠く王族の血を引いていたため、リトワース公爵の養女となり11歳で国王の正妃となる。
そのとき国王は遠征の途にあり、彼女は夫の姿を知らぬままだった。
五年が過ぎて国王はいまだ帰
らない。
その春、夫を待ちながら処女王妃として暮らすエリーに悲劇の報せが届く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-17 11:25:53
95267文字
会話率:36%
レヴァーゼ王国の側妃の子として生まれたウエンディ。その一週間後に生まれた正妃の子に国中が喜び、ウエンディの存在は忘れられた。
前世、雪乃としての記憶が蘇らなければ、生きることを諦めていただろう。
そうして16年が経った頃、連合国から優秀な王
女を王子妃として寄越せと命じられた王は、ふと思い出す。そういえばうちには、可愛い王女たちの他に、もう一人王女がいた──。これは、要求された王女の身代わりにされた忘れられた末娘が、自分を売った祖国をぶっつぶし最後に華々しく死んでやろうともくろむ物語。
全9話、完結まで執筆済み、順次公開。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-17 10:28:45
59710文字
会話率:22%
年下攻。王様×精霊
ラー・ム・カテオ(水満ちる国)を守護するラーの森。
その森の守護を得るため、森の娘を必ず正妃に迎える
ラー・ム・カテオの代々の王達。
若くして即位したペルドュシャーナもその1人。
しかし森で彼の前に現れたのは、朝露のシャ
ナ(月の花)のように
麗しくはあるが、男であり…。
甘々度★☆☆☆☆
コメディ☆☆☆☆☆
切ない★★★★★
<人物紹介>
ペルドュシャーナ(22)
攻。ラー・ム・カテオ(水満ちる国)の若き国王。
ハシャル・ラー(不明)
受。ラー・ム・カテオを守護する森、ラーの森に住む
ラーの精霊。ベルドュシャーナの妻。
ただしそれは偽りで、ベルドュシャーナが国を護るための
『協力者』。
その森に護られている国を治める王と、精霊の恋物語。
第一部完結済み。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-15 09:32:46
10047文字
会話率:31%
妃に選ばれるのは、夜伽のとき、王様をしゃべらせた娘――。
貧乏な国の姫として生まれたハルモニア。
「大丈夫ですっ!
我が国にはまだ宝があるではないですかっ!
美しきハルモニア姫がっ!」
「は?」
国を救うために、大国に嫁が
されたハルモニア。
だが、その大国もある意味、崩壊の危機に瀕していて――。
仕方なく嫁いできただけだったけど、王都と我が国を守るため、私、正妃を目指しますっ!
(アルファポリスにも掲載しています。)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-08 07:44:58
47571文字
会話率:32%
あまり裕福でない公爵家の次女、マレーヌは、ある日突然、第一王子エヴァンの正妃となるよう、申し渡される。
その知らせを持って来たのは、若き宰相アルベルトだったが。
マレーヌは思う。
いやいやいやっ。
私が好きなのは、王子様じゃなくてあな
たの方なんですけど~っ!?
実家が無害そう、という理由で王子の妃に選ばれたマレーヌと、冷徹宰相の恋物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-18 08:42:46
33265文字
会話率:27%
「恋がしてみたいんだが」
アルファの夫から突然そう告げられたオメガのアレクシスはただひたすら困惑していた。
政略結婚して三十年近く――夫夫として関係を持って二十年以上が経つ。
その間、自分たちは国王と正妃として正しく義務を果たしてきた。
し
かし、そこに必要以上の感情は含まれなかったはずだ。
何も期待せず、ただ妃としての役割を全うしようと思っていたアレクシスだったが、国王エドワードはその発言以来急激に距離を詰めてきて――。
一度、決定的にすれ違ってしまったふたりが二十年以上経って初恋をやり直そうとする話です。
昔若気の至りでやらかした王様×王様の昔のやらかしを別に怒ってない正妃(男)
・BLです!!!!
・オメガバースです。
・途中、男性妊娠の描写が入ります。
ご注意ください!!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-05 19:00:00
38046文字
会話率:27%
ある日の朝、王太子の弟である第二王子とその母である正妃、王太子の婚約者である公爵令嬢とその両親他、高位貴族68名が死んでいるのが発見された。
共通点は前日に王太子主催の茶会に出席していたこと、そして死因が王家が管理している毒薬による服毒死
であることから王太子が第一容疑者として浮上した。しかし、王太子は未だ10歳の子供である。
まさかと思いつつも王宮捜査官は直ちに王太子の居室において取調べを開始した。
容疑者である王太子はブラックコーヒーを一口飲むとこう告げる。
『僕、処刑されたんですよね』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-03 10:51:37
2570文字
会話率:35%
とある世界のイリダール王国という小国に第一王女として生まれたラリーサ・イリダール。
逸り病で亡くなった父王の代わりに、幼い弟たちが成人するまではと政務を代行し、気づけば二十代も半ば――すっかり行き遅れとなってしまったが、後悔はない。
弟
たちの誰かが王位を継いだ後は、教会で祈りをささげて過ごすか、どこかの貴族の後妻として降嫁するか――とにかくのんびり過ごそうと思っていたのに、気づけば隣国の大国トリーフォン帝国の皇帝に嫁ぐことに!
相手は年下。年上女になんて興味はないだろうし。お飾り正妃として当り障りなくのんびり過ごそうと思っていたんですけど……ね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-07 14:23:34
161270文字
会話率:54%
魔力を持たないせいで、王女なのに粗末に扱われてきたリーナ。
彼女は大陸で最も嫌われる、茶色の髪と茶色の瞳を持ち、しかも守護獣はトカゲという、強烈なハンデを背負っていた。
やがて長年敵対していた国の王太子との縁談が王家に舞い込むが、正妃
の王女達は絶妙なタイミングのデキ婚や病気でこの政略結婚を逃れ、残された王女はリーナだけになった。
正妃は言った。
「リーナ、お前も初めて王家の役に立つじゃないの」
一方、リーナは街中で出会ったある男性に惹かれ、隣国の王太子との結婚前に、逃亡することをついに決意する。だがリーナの父親には、彼女を道具として利用する残酷な計画があって……。
これは、不当な扱いを受けてきた王女がそのことに気がつき、強さと愛を手に入れる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-07 07:51:39
153967文字
会話率:33%
「ごきげんよう。このたび、あなたの正妃として嫁いでまいりました、モルディア国第一王女にしてマグドネル国王の養女、ヴィオレーヌと申します。あなたが殺害を計画した、女です」
ヴィオレーヌは、夫となるルーファスに剣を突きつけて微笑んだ。
戦に負
けたマグドネル国からの人質として、ヴィオレーヌは今日、ルウェルハスト国へ嫁いで来たのだ。
そして一度目の人生で今日夫ルーファスに殺されたヴィオレーヌは、人生をやり直して今日に戻って来た。殺されぬよう、絶大な力を手に入れて。
「禁術で旦那様の心臓とわたしの心臓をつなげさせていただきました。文字通りの運命共同体ですわ。ふふっ、夫婦らしくていいでしょう?」
笑顔で宣言するヴィオレーヌに、ルーファスは愕然と目を見開く。
祖国モルディア国のため、敵国だった国で自分を殺そうとした夫の側で、うまく立ち回り生きていくことを決意するヴィオレーヌ。
周囲が敵ばかりの国で、ヴィオレーヌは己の力を見せつけ、少しずつ味方を増やしていく。
それはやがて、いつしかヴィオレーヌを疎んじていたはずのルーファスの心まで動かしていき――
力をつけて、覚悟を決めて挑んだヴィオレーヌが、やり直しの人生でトラブルに巻き込まれながらも幸せをつかんでいくお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-24 07:00:00
218024文字
会話率:29%
「アンリエッタ、ものは相談だが、どうだろう。正妃ではなくて、僕の愛妾にならないか?」。ある日、婚約者である王太子ジョルジュがとんでもないことを言い出した。訳がわからなくて理由を求めたアンリエッタに、ジョルジュはさらに耳を疑うようなことを宣う
。曰く、ジョルジュにはたくさんの恋人がいて、最近隣国のセフィア王女とも恋仲になった。そしてジョルジュは将来後宮を作って恋人たち全員をそこに住まわせ、公平に愛したいと言う。王妃にはセフィア王女を据えるから、アンリエッタは愛妾の一人として後宮に住み、後宮の管理をしてほしいと言うのだ。
「ああ。だってアンリエッタ、君は僕が大好きだろう? もちろん僕も君のことが大好きだよ。婚約破棄をして別れるなんて悲しいじゃないか。だけど君が愛妾として後宮に入ってくれたら、君はぼくとずっと一緒にいられるし、僕も助かる。さすがにセフィアに後宮の管理をしろとは言えないからね」
こんなセリフを平然と吐くジョルジュにアンリエッタは唖然となる。これ以上この能天気馬鹿王子につき合わされてはたまらない。アンリエッタは婚約破棄を決意し、ジョルジュとすっぱり別れる道を選ぶ。
ふう、やっとこれで落ち着く……そう思っていたアンリエッタのもとに、元王女である祖母からの命令文が。なんでも、現王の弟であるリシャールのもとを訪れて、彼を口説き落としてこいとのこと。口説き落とせという命令はともかくとして、リシャールの邸へ向かうアンリエッタ。ところがそこへ、後宮計画を諦めきれないジョルジュまでもがやってきて――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-13 14:13:44
78481文字
会話率:33%
ジュヌヴィエーヌは、王太子である婚約者ファビアンから、突然の婚約解消を告げられる。
婚約者のファビアンは、男爵令嬢のマリアンヌが真実の愛の相手だと言うのだ。
「義務感では駄目だったのね」
落胆するジュヌヴィエーヌに追い討ちをかける
ように他国への縁談が持ちあがる。
相手は壮年の国王、子も既に4人いる。長子はジュヌヴィエーヌと一歳しか年が違わないという。
ジュヌヴィエーヌは、正妃を喪ったエルドリッジ国王のもとに側妃として嫁ぐのだ。
結局は政略上の駒でしかないと知り、落胆したジュヌヴィエーヌは、せめてと出立前に森の魔女を訪ね、ある秘薬を求める。
「この薬があればきっと」
だが、冷遇を覚悟で嫁いだアデラハイム王国では意外にも歓迎されて・・・?
「あなたが『マル花』の悪役令嬢ジュジュね! ストーリーからの脱出おめでとう!」
「?」
継娘となる予定の第一王女からかけられた言葉に首を傾げるジュヌヴィエーヌ。
魔女が用意した薬を手に、決死の思いで他国に嫁いだジュヌヴィエーヌに訪れる幸せは・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 10:00:00
161705文字
会話率:32%
クロイセフ王国の王ジョーセフは、妻である正妃アリアドネに「精霊の泉に身を投げろ」と言った。
「そこまで頑なに無実を主張するのなら、精霊王の裁きに身を委ね、己の無実を証明してみせよ」と。
R15は保険です。
最終更新:2023-06-14 09:54:40
70459文字
会話率:15%
ずっと片思いしていた公爵令嬢のロゼッタが婚約を破棄しフリーになった。
これは何が何でも妃にしたい。
しかしテディには秘密の正妃がいた。
「婚約破棄された傷もの令嬢は王太子の側妃になりました」のヘタレヒーローテディ視点の作品です。
「婚約
破棄された傷もの令嬢は王太子の側妃になりました」を読んでも読まなくてもわかる作品になっています。
ご都合主義の緩い設定の異世界のお話です。
楽しんでもらえると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-09 12:25:53
12410文字
会話率:34%
氷雨そら先生のモフモフヒーロー小説企画参加作品です。
「屈強」のスキルを持った皇女は、帝国の側妃が産んだ女の子。正妃に疎まれ、側妃も死んでしまうと、離宮に閉じ込められたまま何年も過ごしてきた。
ある日、皇帝に呼ばれて謁見の間に行くと、獣人
国へ嫁げという。
喜んで獣人国へ向かった皇女であったが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-28 00:35:30
9390文字
会話率:69%
辺境伯令息との政略結婚を嫌がる正妃の娘のマリアッテ。そんなマリアッテに呆れて、ずっと冷遇されていた異母妹のトリシアを王城から逃がす意味もあり、彼女を辺境伯令息との結婚を進言する第二王子クレイ。そんな異母妹からのろけのような報告の手紙が来てい
る矢先に、スタンビートの前兆が現れて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-25 13:00:00
8772文字
会話率:48%
昔々あるところに敬虔なひとりの王女がおりました
王女はよくある流れで政略結婚した正妃の一粒種として生まれ、よくある流れで王位継承権争いに巻き込まれました
王と恋愛結婚した第二妃の王子たちも有能ではあるものの、王女はあまりにも傑物だったのです
魔法も勉学も王家がつけた家庭教師が脱帽するほどの早熟さ、王女ながらも慣例を破り手にした剣と弓ですら騎士団長が舌を巻くほどでした折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-19 11:00:00
14180文字
会話率:48%
この作品は【望まれて正妃となったはずなのに、国王は側妃に夢中のようです】の後日談となります。
【望まれて〜】を完結済にしてしまったので後日談をどう登録すればいいか分からず、新規作品で投稿しております。
その後の二人のイチャイチャ話です
。
※この作品はアルファポリス、カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-14 08:49:35
3820文字
会話率:52%
大陸の中心にある大国ラドレイヴン。その国王ジェラルドに熱望され、正妃として嫁ぐことになった小国カナルヴァーラの王女アリア。
当初ジェラルドはアリアを溺愛したが、その愛は長くは続かなかった。飽きっぽいジェラルドはすぐに見境なく浮気をは
じめ、ついにはあっさりと側妃を迎え入れてしまう。相手は自国のとある伯爵家の娘だったが、彼女の幼稚な言動からその出自に疑問を持ちはじめるアリア。
一方アリアの専属護衛騎士となったエルドは、アリアの人柄とそのひたむきさに徐々に惹かれていき────
嫁ぎ先の大国で冷遇されながらも責務を果たそうと懸命に頑張る王妃と、彼女を愛する護衛騎士との秘めた恋の物語です。
※※作者独自の架空の世界の物語です。いろいろと緩い設定ですがどうぞ広い心でお読みくださいませ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-11 19:00:00
200348文字
会話率:44%
サヴィル国王ドルガンの側妃になったバルバラ。
日本人で50代の子持ちのおばさんだった前世の記憶を持つ彼女は、お約束の鬱展開をさばさばした性格と人生二周目の余裕でくぐり抜けていく。
子供に恵まれない国王と正妃のためにひと肌脱ぐのも、自分が安穏
でぐーたらできる老後を手に入れたいがため。
欲望まみれで権力に媚び、磨きに磨いた他力本願スキルでで問題を解決しようとするバルバラが最後にたどり着いたのは……。
※恋愛要素ほぼ無し。
※直接的な表現はありませんが、男女の行為を連想させる話が結構出てきます。
※コメディ寄り。でもシリアスもあります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-11 00:36:53
50882文字
会話率:40%
蛇香帝の正妃となった、田舎娘の菊花。
彼女は寒がりな皇帝をあたためる《皇帝陛下のあたため係》も拝命している。
重臣の裏切りによって朝廷は荒れに荒れ、なんとか立て直ってきた今日この頃。
菊花は夫である香樹から隣国である戌の国への訪問を提案さ
れる。
戌の国は、彼女が「おねえさま」と呼び慕っているリリーベルがいる国だ。
喜ぶ菊花だが、提案してきた香樹はなにやら浮かない様子で……。
訪れた戌の国で開催された舞踏会で悪口を言われ、戸惑う菊花。
香樹はそんな菊花の仇を打つために奮闘するけれど──。
その隙を狙うように、兎の国の王子が菊花に接近してきて……?
これは、白蛇獣人の皇帝陛下と、その番に選ばれた少女の恋物語。
※前作の『皇帝陛下のあたため係』は主婦と生活社様より2023年12月に書籍化していただきました。こちらは、その続編になります。未読の方は、ご注意ください。
『皇帝陛下のあたため係』
出版社:主婦と生活社
レーベル: PASH!ブックスFiore
イラストレーター:Matsukiさま
発売日:2023年12月20日
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-31 20:10:04
100436文字
会話率:25%