太平洋戦争の真っ只中、一つの学校が突如として独立を宣言した――魚池大学。そこは、世界最高峰の科学技術と軍事力を誇る異質な国家だった。
その国の住人は皆、学生でありながら職業を持つ。兵士、研究者、技術者・・・・・・それぞれが国の存亡を担いなが
ら、異常な日常を生きていた。
その中に一人、不真面目な武装女子高生、有村零がいた。
彼女は仕事でも授業でも自由奔放。だが、学校を脅かす事件が起きるとき、彼女もまた争いの渦に巻き込まれていく。
"学校であり、国家でもある"異端の国、魚池大学。そこに生きる者たちの、戦いと日常の物語が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-20 16:31:45
10873文字
会話率:37%
皇暦2605年9月27日。
無条件降伏を理由に我々の国は赤く染められた。
奴らは騙した。奴らは裏切った。
無条件降伏をしても独立権を担保するという欺瞞に騙され、武装解除した我々は蹂躙された。
あれから半世紀以上。
60年以上に及ぶ血を流
さない国家開放への活動は何の意味もなさなかった。
我々は未だに奴らから独立することが出来ない。
齢92。
もはや手のうちようなし。
何も変わらない日常に生を諦めた私にやり直しの機会が与えられる。
――記憶を引き継いだ俺はやり直す。
次は一体どうするか。
答えは1つ。
2000馬力級18気筒星型エンジンで重戦闘機を作り、海上、経済包囲網を回避し、
100オクタンガソリンを常に入手できる状態とする。
皇暦2600年までにジェットエンジンを実用化させ、
後に超大国となる国の開戦ムードを消沈させ、北進する。
手はずを整え、陸軍の航空技研のエンジニアだった立場から全てをひっくり返す。
もう二度と、国旗は赤く染めさせない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-20 00:10:21
2601760文字
会話率:14%
AI占術システムの開発リーダー・橘慶一は、深夜のデバッグ中に異世界へと転移してしまう。そこは占星術が実際の力を持つ世界。プログラムの流れを「光の糸」として視覚化できる特殊な才能は、この世界では強力な《神託》の力として具現化された。
慶一は
星見の神殿で、自身の技術と占星術の知識を活かし、未来を映し出す新たなシステムの構築に挑む。しかし、その《神託》が予言したのは、王国全土を揺るがす未曾有の危機だった。
伝統と革新の狭間で、慶一は技術者としての使命と、予言者としての責任の両立を迫られる。彼の選択が、異世界の運命を大きく変えようとしていた──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-18 14:00:00
19747文字
会話率:36%
遥か未来、人類と多種族が宇宙に進出し、多様な文明を築き上げた時代。
エクスは、「SSSランククラン ユグドラシル」の一員として、宇宙に広がる星々を仲間たちと共にギルドからの依頼をこなす日々。愛機「カリバーン」は、クランの技術者たちがその情熱
と夢を注ぎ込んで作り上げた“バカの結晶”。だがその性能は、設計者たちの想像を超えるものであった。
拠点となるのは、全長400kmの巨大宇宙戦艦「ユグドラシル」。依頼をこなしながら宇宙を泳ぐ日々の中、エクスたちは宇宙害獣や害虫、犯罪ギルド、宇宙海賊、そして銀河規模の陰謀に直面する。
「カリバーン」に宿る、設計者たちの夢と狂気。それを操るエクスと仲間たちは、出会いと試練を乗り越え、果たしてこの広大な宇宙で生き抜くことができるのか――?
これは、壮大な宇宙と仲間たちの絆、そして夢とユーモアを描く冒険譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-18 09:00:00
1282449文字
会話率:47%
四つの大国があった
それぞれが王足らんと覇を唱え、長きに渡る戦をしていた。
ある時四つの国が、一夜にして滅びを迎えた。
時を喰らう黒は、全てを呑み込まんと、緩やかだが拡大を続けていた。
それから数百年後
国から逃げおおせた技術者により、人
の魂に、黒に反抗する力がもたらされた。
魂同士は惹かれ合う。
魂に刻まれた記憶と歴史に導かれ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 12:34:31
190761文字
会話率:57%
「ここは、どこだ…?」
-これはのちに「エーテルギア中興の祖」と称される、ある技術者の冒険譚-
日本で流行病に倒れた橘瑞樹が目覚めたのは、空に蒸気船が浮かび、エーテルと歯車が支える異世界の街「クロックタウン」。
自分がどうして16歳の
青年として転生したのか、わからないことだらけの彼に手を差し伸べたのは、青い義手の研究者リリーだった。
エーテルというエネルギーを使い、街の暮らしを支える「エーテルギア」。
リリーからこの世界のあらましを聞いた瑞樹は、異世界で再び生きること模索し始めた。本によればこの世界には様々な謎がある。世界各地の「世界樹」に「天空の城」、「青いエーテルギア」、そして、瑞樹自身。
エーテル技術の探求と、新しい世界に誰も知らない謎が彼を待ち受けている。果たして、瑞樹は異世界で運命を切り拓けるのか——
異世界の技術と魔物が交錯するスチームパンク冒険譚、開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-19 06:56:35
68164文字
会話率:40%
ヒトの形をしてヒトの心を持つ機械、ヒューマロイド。
そんなヒューマロイドがいるほど技術が発達した世界にある日突然謎の侵略者が出現した。
侵略者をどうにか退けたが犠牲は大きく文明社会制度経済など様々なものが崩壊した。そんな時にあるAIが人間に
対して反乱を起こし、あっという間に人間を支配した。
それから数十年後。
AIが世界を支配した後、治安維持や技術発展などヒトの暮らしを豊かにする為の組織、保安部が結成され一部の地域は復興が終わり大都会となり人類の半数とヒューマロイドがそこで生活をしていた。
保安部で働いている技術者、ファル。
技術者でありながら治安維持の為に様々な怪事件を解決して功績を上げているが、頭全体を覆うヘルメットを被り改造白衣という奇天烈な服装と可笑しな言動をしている為周囲から遠巻きにされている。
そのファルが様々なヒトと手を組み事件を片付けていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-12 14:59:53
93093文字
会話率:55%
山に囲まれた織物の街。イタリア様式の古い図書館で働き始めた司書の小野琴音は、夕暮れ時になると死者の姿が見えることに気づく。
ある日、イタリア人の少女の死者から一枚の織物図案を渡される。それは1924年、琴音の祖母と図書館を建てたイタリア人技
術者が遺した、不思議な織物の設計図だった。
光を織り込む技術。それは単なる織物の革新ではなく、人々の記憶を永遠に残すための挑戦だった。現代物理学の研究者とともに謎に迫る琴音は、祖母たちが残した壮大な実験の真相に近づいていく。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-12-31 14:47:54
16965文字
会話率:43%
20XX年
人類は選択を迫られていた
地球上に人類が誕生して500万年、文明が誕生してから5000年以上が経った現代。
世界人口は既に100億人を超え、環境を守りながら全人類の口に糊することは、既存の陸地のみでは不可能となった
。
そこで国連は、海上に大規模な人工島を多数建造し、そこに人類を移住させる計画、『移民島計画』を提出した。
幸いなことに各国からの出資金を集めることが出来た国連は、経済的に有力且つ海洋に面する国家の沿岸に移民島を建造し、国連事務局長直轄の『統制機関』を設立して各移民島の政務を担わせた。
しかしある年。移民島の一つが一夜にして壊滅する事件が発生した。
日本沿岸に位置する第二移民島内部で突如、正体不明の感染症が発生。感染者は次々に異形の怪物、〈異質体〉へと変化し、瞬く間に第二移民島を飲み込んだ。
この事態を受けた統制機関はすぐさま国連事務局長に事態を上申し、移民島に対する政治的権力を強化。第二移民島の住民の避難完了後に周辺海域を封鎖し、移民島の移動も厳格な水際対策で制限した。
更には設立当時から存在した各局で各国の技術者を招き、独自の兵器によって移民島の奪還のために作戦を行ってきた。
しかし、異質体は隙間風の如くどこからか移民島に侵入し、次々と移民島を壊滅させていく。
中でも四体の特殊な異質体が強力で、いかなる部隊も太刀打ちできない、と。あまりにも強力であるがゆえに、記録さえも殆ど残っていない、と。
そんな中、ある青年が率いる極秘チームが噂されていた。5人一組で、一人は真紅のスーツに身を包み、他の四人は真夜中のような色合いのスーツを着ている。
"彼女たち"は統制機関内で最も洗練され、最も期待されている部隊である、と。
家族と再び笑い合うため
故郷を奪った異質体を根絶するため
世界を救うため
そして、異質体という存在の真実を知るため
四人の少女は戦う。
例え
何が待っていようとも折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-25 05:55:19
20774文字
会話率:40%
堅実な技術者として日々を送る高井健太。しかし、自身の価値に疑問を抱く彼は、ある夜、路地裏で「サジタリウス未来商会」という不思議な屋台を訪れる。そこで出会った店主から、自分が他者に与えた影響を可視化する装置「見えざる贈り物」を手に入れる。装置
が映し出すのは、職場や学生時代の仲間たちへの貢献や感謝の言葉だった。だが、家族の思いが映ると、彼はこれまで気づけなかった「本当に大切なもの」に目を向け始める。
この物語は、見えない価値に気づき、自ら行動することで人生を変える健太の心温まる成長譚です。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-12-04 06:40:00
1742文字
会話率:40%
音響技術者の中原が突如直面する聴力の衰えと、それを補おうと手にした不思議な装置を巡る物語です。「サジタリウス未来商会」の謎めいた店主が提供する装置は、音の感覚を自由に操作できるもので、中原に新たな音の世界を見せます。しかし、それがもたらすの
は想像を超えた快適さと同時に、予期せぬ困難でした。
音への深い愛と葛藤を通じて、便利さと自然の調和の大切さを問いかけるこの物語は、読後に心に静かな余韻を残します。音と人間の関係について考えたい方におすすめです。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-12-02 23:53:19
2362文字
会話率:38%
この連載では、電気関係。専ら電力系統、その活用を中心に行おうと思っています。そして、題材として電気主任技術者試験に出題されたものを解説しようと思っていますが、それらの解答は安易に載せずに、
知識として持っている分だけを随筆的に記載します。
気になった科学技術を主観マシマシで解説していきます。
人間はいつも成長過程であるので、もし私が間違ったことを掲載していたら、いつでもご指摘ください。
科学は客観的に語られるべきです。しかし。その堅さのようなものが今日の理系嫌いを起こしているという状況もあります。よって少し、精密とは言えない点もあるかもしれませんがそこも議論していきましょう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-24 19:57:10
1586文字
会話率:0%
人類が「荒ぶる気候」を避け、ドーム都市「護糧閣(テラス)」に住むようになって数千年後。
とあるテラスに、プラネタロイドという、プラネタリウムのアレイ型投影装置を模したロボットがやってくる。
プラネタロイドは、ドーム都市に暮らすようになった人
々に星を見せるため、各地を渡り歩いていた。
子供の頃、プラネタロイドが見せてくれた星に憧れ、再びやって来るのを待っていた女性ラキは成長して技術者となる。
やがてプラネタロイドが再びやってくるが、それは他のテラスによって略奪のための兵器に改造されている恐れがあった。
ラキはテラスの外でプラネタロイドと再会し、調査を開始するが…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 17:13:45
9988文字
会話率:24%
ある日、技術者達がこんな会話をしていた。
「なあなあ、昔VRゲームでログアウト不能のデスゲームものって良くあったじゃん? あれって技術的に無理だよなー」
「ログアウト不能はともかく人間殺せるようなもん家庭用ゲーム機に組み込めねーよw」
「今
のVR機ってあの作品群のせいでガチガチに安全装置で固めてあるらしいぜww」
「話は変わるけど最近開発した思考加速機能、理論上は無限に加速出来るけど実際はハードの演算速度の関係で10万倍が限度っぽいよな」
「十分過ぎるわw てかそこまで加速させると脳が負荷で壊れるだろ」
「……まて、つまりその機能を使えばデスゲーム作れね?」
「「「…………!!」」」
そして技術力は高いが倫理観の欠如したアホどもは好奇心に負けてデスゲームVRMMOを作り出す。
だがしかし、彼らはゲーム開発は畑違いであった為にサービス開始後にバグやうっかりが発覚する……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-19 18:24:52
3177文字
会話率:71%
ショウは魔装具や武具を製作する技術者であり、上司の命で傭兵パーティーの魔法剣士レイ率いるパーティーに加わる事になった。
レイは剣の握り方すらもわからない初心者。その一方でそれに付き従う純戦士ゴルード、神官シルク、魔導師ガーネット3人は大ベ
テラン。
アンバランスなパーティーにショウは異様な雰囲気を感じつつも、内勤技術者としての仕事を全うし、苦難を乗り越えながら真面目に働き、五人は絆を深めていく――――
しかし、レイとショウに悲劇が襲い、二人の運命の歯車が、大きく狂い回り始めた。
今後の予定(2020/10/11)
※誤字報告、本当に助かります。まことにありがとうございます!!!!!!!!
報告分は修正しています。もし、また見つけたら報告のほど、よろしくお願いいたします。
3章<魔導砲編・上> レントスの猛獣を手なづけろ! 連載中 (18万文字弱)
更新頻度は水、土曜日の週2回を予定しており、2021年1月30日までの更新予定です。
更新頻度について、まだ迷っているので、変更があるかもしれません。
※小説家になろうのみで連載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 12:46:35
593022文字
会話率:37%
2017年末から2018年夏までに囚われている私たちへ、強めの幻覚を贈る。
Vファンおじさんは死んだ! ところが悪魔がやってきて人生やり直しの機会を? でも特にやり直したいことはない。いや、ひとつだけ――もっとVtuberのてぇてぇが
見たかった。それならいっそ、自分がVtuberの親分になればいいのでは?
ちょっとのチートを使って目指すは世界初のVtuber。ところでなんで女の子になったんですかね? おじさん、男の子だよ?
※本編完結済み。番外編不定期更新中。
※前提※
すべてのVtuberが大好きで、それを支えるすべての技術者に敬意を表します。現実には勝てないことは重々承知です。この物語に実在のVtuberは出てきません。
2020/11/12 タイの方によるタイ語翻訳版の連載が開始しました。Dek-Dというサイトで公開されています。URLは以下になります。
https://writer.dek-d.com/nijimedaka440/writer/view.php?id=2161350
訳者連絡先:https://twitter.com/nijimedaka440 nijimedaka440@tutanota.com折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-14 14:00:00
848652文字
会話率:60%
飛騨には戦国時代から続く「影」一族という忍者集団がいた。
影一族の表の顔は、飛騨の伝統的な木工技術者「匠」。
金森長近が秀吉の命で飛騨に赴いたときから、彼らは飛騨で暗躍していたのである。
その後、江戸幕府、明治政府、と政権は変わるたびその裏
には常に影一族の暗躍があったと言われている。
物語の主人公は、脈々と伝わる影一族の末裔、くのいちの紅影。彼女は飛騨高山のFM放送局でナビゲーター(DJ)をしていたのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-10 09:53:42
2507文字
会話率:27%
昆虫のお医者さんか、技術者か……タクミくんの道は?
キーワード:
最終更新:2024-10-08 13:40:20
722文字
会話率:0%
200年前に突如出現した『蟲(スキュラ)』による人類滅亡の危機、それに対抗するために『法陣(サークル)』を解明。人類は勝利し、無事平和を取り戻すことができた。
200年後の現在、主人公エディはかつての栄光とは無縁な、破綻した日々を送ってい
た。元国際平和維持機構(IPO)の技術者であったエディは、酒浸りの生活の中、かつての自分や世界の未来に何の興味も持たずに過ごす。しかし、ある日、レインを名乗る女性が彼を訪れ、IPOが壊滅し、再び人類を脅かす未知の勢力が動き始めていると告げる。エディは過去の自分と向き合い、再び人類を守るために立ち上がることを決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-25 23:03:34
3776文字
会話率:11%
引きこもりの比企こまは、習慣の図書館に行く途中で車に轢かれた。目が覚めたら病院……かと思えば、異世界……?!
建国の王も、医者も、技術者も、陰謀論者まで、地球からの転生者!
地球からの転生者が多い国で、いじめられっ子の引きこもりはどう
生きるか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-24 09:35:52
14675文字
会話率:56%
1962年、ケネディ大統領は歴史に残る演説をぶちかました。
「10年以内に月に行ってみせるぜ!」
しかしその当時のアメリカはまだ地球をようやく3周したばかり。技術者達はその無茶振りに頭を抱えた。それはそうだろう。AIやコンピュータが発展して
いる現在ですら、10年とはロケット開発を始めてやっと飛ばせるかどうかなんだから。
そんな状況なのに何故10年以内に宣言通りに月面着陸を果たすことが出来たのか?その謎に迫る!
※本作はフィクションです。JFKファンの人ごめんなさい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-21 22:55:05
3542文字
会話率:44%