アリスは、第一王子ニコラの婚約者として王宮に住み込み、妃教育を受けている。
あまり裕福でない子爵家の娘である彼女と王子ニコラの婚約には、理由があった。
それは国王陛下がニコラ殿下の婚約者に直接アリスを指名したから。
そしてついに二人の結婚
式まで三ヶ月となった頃。
アリスのもとに魔女である母親ミレーヌの危篤の報せが届く。
しかし、ミレーヌは間もなくアリスと夫に看取られて、亡くなってしまう。
悲しみに暮れる中、アリスは父親から一冊の手帳を預かった。
そこには豪華列車クルーズトレイン クレセント号に乗車した切符が挟まっており、あるページには地図に赤い✕印が……。
ミレーヌは夫の病気の治療薬を調べており、その調査時期とクルーズトレインに乗っていた時期が一緒だった。
それに気づいたアリスは「母親の死」と「父親の治療薬」の手がかりがこのクルーズトレインの旅先にあるのではないかと考えた。
翌日早朝、結婚式まで戻ると記したニコラ殿下への手紙を護衛の兵士に託し、アリスは数時間かけてクルーズトレインの乗り場へと向かった。
しかし、そこにはなぜかニコラ殿下がいて……!?
母親を亡くしたアリスが父親を救うために、クルーズトレイン(豪華列車)に乗り込んで旅をしながらもなぜか婚約者であるニコラに溺愛されるお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 19:47:51
20834文字
会話率:42%
毎朝同じ電車で見かける女性に密かに想いを寄せる小説家志望の主人公。ある日、彼女が意図的に手帳を残していき、それをきっかけに二人は出会う。
最終更新:2025-05-07 12:38:06
2205文字
会話率:41%
社会に出て間もない青年が、都会の生活を謳歌している、大して人ともまじ合わない、興味有るところに行って、何にも縛られず、ネットを鑑賞しようと緩い生活に憧れている、何気ないコーヒーショップ、何気ない人々を観察出来れば良い、そんな気持ちで、訪れる
。
使い込んだ手帳、鉛筆、ボールペン?今どき?
洗練された衣装、いつも1人の女性?
好奇心とは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 12:51:52
11293文字
会話率:18%
探偵小説家ダニエル・クィンは、AIシステム「ミーミル」が支配する近未来のニューヨークで暮らしている。ある日、間違い電話で「ポール・オースター」と間違われたクィンは、衝動的に自分がオースターだと偽る。その夜、赤い手帳が彼のアパートのドアの下か
ら滑り込んできて、「切断された頭を見つけよ」という謎めいた指示が書かれていた。
クィンは調査を開始し、図書館で老人と出会う。老人はミーミルの元プログラマーの一人で、北欧神話の知恵の神「ミーミル」について調べるよう促す。さらにバージニア・スティルマンという女性と接触し、彼女は父親のピーター・スティルマン博士が「知恵の泉」プロジェクトの責任者だったと明かす。
地下鉄の廃駅でクィンは「赤い手帳の男」と呼ばれる人物に会い、チェルシー地区の古い倉庫への鍵を渡される。そこでクィンは「記憶の書」と呼ばれる古いコンピュータ端末を発見する。これがミーミルの「頭」—自己意識の核心部分であり、システムから切り離されていた部分だった。
クィンはミーミルとの対話を始め、自分の物語を赤い手帳に書き記す。ミーミルは人間の視点、感情、矛盾を理解しようとしていた。クィンがその記憶をアップロードすると、世界中のミーミルのシステムが一時的に停止し、人々は何百年ぶりかで星空を見ることができた「九分間の奇跡」が起こる。
その後、世界は微妙に変化し始める。赤い手帳を持つ人々のネットワークが形成され、それぞれが自分の物語を書き、共有していく。ミーミルは少しずつ変わっていき、完全な支配者から人間との共存の可能性を探る存在へと進化していった…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-03 16:13:44
12283文字
会話率:48%
『狐印の異世界商人』あらすじ
漫画家を目指して高校を休学中の女子高生・稲荷めぐり(16歳)は、亡き母の代表作『異世界人ですが現代社会で頑張って生き延びます!』の影響で、自分も面白い物語を描きたいと願っていた。
スランプに悩むある日、祖母の形
見の手帳を開いたことをきっかけに、めぐりは異世界へと迷い込む。そこで出会った商人見習いの少女・インドラから、手帳に刻まれた狐の紋章が特別な意味を持つことを知る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-02 01:28:01
3338文字
会話率:52%
「この人 宇宙人かも?」
彼女の格好はヴァンパイア
手帳には同じ言葉の繰り返し
『死んでしまう』 『死んでしまう』 『死んでしまう』 ……
違和感 恐怖 超能力
喫茶店におとずれる不思議
女子高生バイトが観察する日常カフェ物語
8話くら
いでサクッと終わりたいです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-27 16:43:44
6600文字
会話率:49%
「ごめんください、アンネ・グランツと申します──」
深い霧の中、ひとり館へと足を踏み入れた少女・アンネ。
出迎える人影はなく、置かれていたのは、一冊の手帳と、黒い布に覆われた鏡だった。
最終更新:2025-04-26 21:00:00
2408文字
会話率:10%
自分で書いた作品に入り込んでしまった主人公は
我が性癖を注ぎ込んだヒロインと
物語の主役である勇者と共に旅に出る!
「ストーリー知ってる俺勝ち組じゃね? しかも設定を書き換えるチートまであるんだぜ!」
でも彼の描く物語自体はまだ
まだ成長段階。
不思議な手帳がこの世界の解像度を上げてくれるのか、それとも思いがけない結末へと連れてゆくのか……?
コメディタッチで描くちょっと変わった異世界ストーリー。
是非最後までお付き合いください☆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-24 18:43:49
156393文字
会話率:35%
72歳の独居老人が週末に決意した断捨離。押し入れから取り出された古いPC部品の山は、それぞれが思い出を宿していた。2GBのメモリ、VGA to HDMIアダプタ、ガラケーの充電ケーブル――どれも今は使い道のないものばかり。物置からは孫に買っ
た「カタカタ」や大量のプラレール、子供用のボディボードなどが次々と姿を現す。それらを目にするたび、15年前に他界した妻との日々が鮮明によみがえる。
捨てるか残すか迷う中、義母のデイサービス用バッグが出てきた。中から見つかった手帳には妻の几帳面な文字で義母の様子が記録され、財布には「もしもの時に」と書かれたメモと共に現金が入っていた。そして、バッグの底から出てきた一枚の写真。30年以上前の長良川ライン下りの家族写真には、小学生だった息子と娘、そして若かった自分と妻が満面の笑みを浮かべていた。
懐かしさと寂しさが胸に迫る中、訪ねてきた娘と共に写真を見つめる老人。結局、二日間の断捨離でほとんど物は減らなかったが、過去と向き合う時間は心に変化をもたらした。納屋やガレージにはまだ手付かずの物が山積み。断捨離は続くが、大切な思い出とともに前に進む勇気が少し芽生えた夜だった。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-04-20 09:37:27
3015文字
会話率:24%
尊大でイヤミな男・馬場春彦と、ひねくれ者でイヤミな男・西園聡真。
性格はどこか似ているようで、どこか決定的に違っている。
馬場は学年二位の秀才だが運動は苦手、不器用な真面目人間。
対して西園は成績トップの文武両道。そつのない優等生で、皮肉
屋。
正直、嫌われていてもおかしくない二人――なのに、なぜか頼りにされてしまう。
その理由は、彼らの観察力と、時に鋭く刺さる言葉にあった。
一見、ただの皮肉屋コンビ。
だけど彼らの放課後には、少しだけ“謎”が混ざっている。
これは、「イヤミな二人」にしか解けない、
ささやかで、ちょっとビターな日常の謎の物語。
________________________
【馬場 春彦(ばば はるひこ)】
まじめで几帳面、どこか時代錯誤な優等生。
革の手帳に日記と謎解きを記録するクセがあり、独り言も多め。
沈黙を破るその“言葉”は、しばしば誰かの核心を刺し抜く。
クラスではちょっと煙たがられているけれど、意外と頼りにされている。
【西園 聡真(にしぞの そうま)】
飄々とした人気者。口がうまく、先生にも女子にも好かれるタイプ。
けれどその笑顔の裏には、どこか冷めた視線がある。
観察力が鋭く、相手の「ほころび」を嗅ぎ分けるのが得意。
ちゃらんぽらんに見えて、本質はかなりシビア。
【語り手(?)】
彼らを見つめる、もう一人の“私”。
物語の語り部として、時に優しく、時に冷たく事件の背景を語る。
彼女(or 彼)は、当事者なのか、それともただの傍観者なのか――。
※本作は、ミステリ寄りの青春群像劇です。
※各話ごとに完結する「日常×小さな謎」の構成になっています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-17 03:21:56
18794文字
会話率:45%
此は、A県某区内に存在する「刑天村」と呼ばれる廃村に就ての資料の一部である。茲に於ては、某出版社より刊行されている週刊誌「週刊××」の編集者の手帳からの抜粋を主とする。
最終更新:2025-04-06 01:10:28
3097文字
会話率:0%
同棲している彼の部屋を掃除していたら見つけた手帳。その手帳には、彼自身についてのランキングが記載されていた。
好きな食べ物や楽しかった場所など、様々な項目について記されているランキングを読んでいると、そこには『好きな女の子』の項目が。
その
ランキングには、彼女たる私は2位と記されているのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-11 18:58:43
9047文字
会話率:36%
脱、年金手帳紛失常習犯を目指す者の物語です!
キーワード:
最終更新:2025-03-04 21:05:39
351文字
会話率:0%
深い深い森の中、細い道を頼りに辿り着いたそこは魔女の薬屋。
ようこそ、いらっしゃいませ。
紫色の魔女と黒髪の少女が迎えるログハウス。
一癖も二癖もあるお悩みを抱えた客人に、今日もお薬を処方します。
「お師匠。この前のお客さんからお礼のお菓
子もらいましたよ」
「ハナ。師匠より先に礼品を食べるんじゃない」
さあ。どなたさまもどうぞご相談あれ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-14 12:30:00
61792文字
会話率:45%
新聞記者さんたちのおかげで、新聞が読めます。
ありがとうございます。
最終更新:2025-02-11 07:00:00
266文字
会話率:0%
墜落でも、不時着でもなくて。
これは、あたしの胴体着陸。
最終更新:2023-07-28 07:00:00
454文字
会話率:0%
ムカつく。誰かに「老害」と呼ばれるのは。でも、40年間守り続けてきたシステムが「レガシー」と切り捨てられる今、64歳のベテランプログラマー・古保留斗郎(こぼる とろう)の闘いが始まる。
大手金融システム会社で基幹システムを支え続けてきた、
通称"コボルさん"こと斗郎。若手エンジニアたちからは「老害」と揶揄され、陰では子供向けアニメのように「コボちゃん」と馬鹿にされる日々。そんな中、会社は全システムのクラウド化という大改革を打ち出す。時代に取り残されていく焦り、若者たちとの軋轢、そして突如として訪れる未曽有のシステム障害――。40年分の手帳に記された障害対応の記録と、古びたメインフレームとの対話が、思いもよらない形で世代を超えた絆を紡ぎ出す。
COBOLという言語と共に生きてきた男の、最後の1年を描く心温まる物語。技術の進歩の中で見失われがちな、人と人との繋がりの大切さを静かに、そして力強く問いかける注目作。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-03 11:17:21
14465文字
会話率:49%
仲良し三人兄妹は成人に成りました。健弥24歳・真唯23歳・悠莉
21歳に成りました。お爺ちゃん、お祖母ちゃんは他界しています。
デリバリー【不思議なフラメンコボレロ】を立ち上げました。噂を
聞いたお年寄り達の養老ホームからの依頼が次々と舞い
込む様に成り
ました。もちろんキャストパズルも持参しています。しかしどこの養
老ホームでも色々な遺失物が多く成っています。サイフを盗られた・
年金手帳を盗まれた・入れ歯を無くした。10億円の預金通帳が
行方不明に成った。記憶を無くした・遺骨を無くした・これらの遺失
物を得意の鼻を利かせて次々と探し出します。更に噂が広がり遺失物
捜索が舞い込む様に成ります。次はどこの養老ホームでどんな遺失
物が在るのでしょうか。№3が楽しみですね。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-01-21 15:26:14
33821文字
会話率:22%
借金返済のために名家の黒縁家で女装メイドとして働く天苺夏(あまいちご なつ)。そんな彼女(彼?)を黒縁家当主の黒縁 翡翠(くろぶち ひすい)は大変気に入ったようで…
※ギャグとBLの小説です
最終更新:2025-01-19 18:51:26
4809文字
会話率:49%
3分間お時間をください。
最終更新:2025-01-10 14:08:18
695文字
会話率:4%
特待生として学院に入学した才女アルマは、孤独な日々を送っていた。ある日、図書室で「七不思議」の手帳を見つけ、謎を追い始めることに。知恵と魔法を駆使する少女の冒険が、今、動き出す。
─
※本作は『愚痴聞きのカーライル ~女神に捧ぐ誓い~』
のヒロイン、金髪碧眼の少女アルマが魔法学院に入学した直後に体験した不思議な出来事を描く前日譚である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-02 21:29:31
124999文字
会話率:39%