成り上がることを目指して騎士団に所属していたエクスだったが、どんな武器や魔法を使っても一流になれないことを痛感していた。
一流になれないのであれば成り上がることはできないと思い、騎士団を辞めて故郷に戻ることにする。
その際に孤児院で虐待され
ていたであろう姉妹に出会い、利用するために故郷に連れて行くことにした。
最初は別の人間に姉妹を預ける予定だったが、引き取り手がいなかったこともあって自分の娘として育てることになった。
成り上がることしか考えていなかったエクスにとって、姉妹との生活はある意味新鮮でこういう暮らしも悪くないと感じるようになっていた。
だが、姉の方は剣士として、妹は魔法使いとして超一流の才能を秘めていた。
それに気付いたエクスは姉妹をそれぞれの道に進ませようとするが、姉妹はエクスが思いもしなかったことを口にする。
「パパ(お父さん)と離れるのは嫌」
一流になれなかった男が、超一流の娘たちに振り回される。そんなお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 12:00:00
122441文字
会話率:58%
深い心の傷を負った葵は、献身的な愛を注ぐ修一に救われ、平穏な日常を取り戻す。リハビリの一環で訪れ始めていた障がい者支援施設で、熱意を秘めた男性、幸樹と出会い、彼女の心に新たな感情の波が立つ。やがて運命の螺旋が周りはじめる時、その先に待ってい
るものとは…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 06:53:49
43655文字
会話率:27%
宮城県の松島湾に浮かぶ妣之島。世界有数の人魚の棲息地として知られるかの島は、日本屈指の観光地であると同時に有名な自殺の名所でもあった。
生きることを諦めた少年・香山璃久は、不遇続きの人生を終わらせるため島へと上陸する。ところが人魚信仰の
盛んな妣之島には、世界で唯一人魚を飼育展示する水族館『マリンピア妣之島水族館』があった。
最期にひと目、島の神である人魚に会ってみるのも悪くない。
そう考えた璃久はひとり、水族館へと足を運ぶ。そこで出逢う美しき人魚、リィンに心奪われることになるとも知らずに──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 20:32:50
131783文字
会話率:49%
一年間みっちり魔法少女やって、相方とケンカして仲直りして、家族を怪物にされたり月に行ったり、ヘンな本に話しかけられたり、そのせいで薬物乱用を疑われたり。
今ならわかる、あの頃の私は輝いてなんかいない。
きっと何かの奴隷だった。
やっとの思い
で悪の親玉を倒して一夜にして世界一有名な中学生になったその夜に、気づけば異世界にいた。
最初はなんの罰ゲームかと思ったけど、それなりに生活できるように
なってからは穏やかな毎日も悪くないかなって。
原初の魔女? 黄衣の導師? 妖精騎士団? 知らん知らん。
今週はポーションの注文が多くて忙しいの。
食べ盛りの子もいるしね。そういや私、いつの間にかお母さんが結婚したのと同じ年齢になってたわ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 13:04:16
53296文字
会話率:30%
前世平凡OLから、クソ貧乏、クソ領主、クソ差別、農奴、父なし、母病気の六重苦を背負っての異世界転生を果たした少女、リア。
そこは普通令嬢とかじゃん!と萎えに萎えまくっていたが、娘思いの母に暮らしを気にかけてくる村人たち、仲良くしてくれる
友達と人間関係は存外悪くない。…………ま、この村でなら生涯農奴も良いかも?、などと思ったのも束の間。
突如現れた一匹の精霊に、リアはある記憶を思い出す。
この世界が前世であった乙女ゲームの世界であること、農奴などではなく貴族の仲間入りをする輝かしい将来が自分に待ち受けていること。
あれ、でもちょっと待って?本当に待って欲しい。
この村最序盤で燃えてない????
差別とクソ領主のおかげで貴族が大嫌いになってしまったリアが、ほとんど記憶のないゲーム知識とほとんど使えない前世知識を頼りにどうにかこうにか大好きなものたちを守ろうと奔走するお話です。
まあでもあたしヒロインで転生者だし!
きっと大丈夫だよね!
※R15は火傷描写などの為設定いたしました。
いくつかのタグは村炎上後なので大分先になります
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 18:10:00
138672文字
会話率:40%
生まれつき虚弱体質の悟は拳法を学ぶことで克服し、努力を怠らない性格で勉強も頑張り、一流大学を合格、悪くない成績。趣味はシューティングゲームでかなりの腕前。
そんなある日、事故で亡くなってしまい宇宙世紀のヒューマンの貴族の息子、エリス・リ
ーンに転生する。
地球よりも文化が進んでいる世界なので前世の知識は時代遅れ。それでもエリスは努力して進んだ文明知識を身に着けて行く。
無差別に襲撃してくるエイリアンと戦うためにヒューマン、エルフ、ドワーフなど、それぞれの星が連合を組む。
リーン家は軍人の家系であるため、いずれエリスも軍学校に入学することになっているが前世の記憶があるので乗り気ではない。
領星の一つ、フェガヌにある別荘でエリスは夏を過ごす。そこで仲良くなったジョニーとアルビンとビリーとネイサン、ジョニーの妹ダイアナと毎年仲良く遊ぶ。
ダイアナはエリスに恋心を抱くように。
フェガヌがエイリアンの襲撃を受けて壊滅。たまたまフェガヌを離れていたダイアナ以外は全滅。
この事件をきっかけに二度とこのような悲劇を生み出さないためにエリスはエイリアンと戦うことを決意。
ダイアナもエリスと同じ決意を胸に軍学校に入学。
学校で出会ったケイシーとは友達になり、しのぎを削っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 17:14:38
132140文字
会話率:30%
ふと気付いた時には、いつもの天井。
子どもたちを起こすシスターの声、五歳の身体。
それはいつも突然で、十七歳で戻ることもあれば、七歳で戻ることもある。
眠って起きたら戻っていることもあれば、ご飯を食べている時に戻ることや、水浴び
の途中で戻ることもあった。
共通しているのは、必ず五歳の時に戻ることと……絶対に十八歳になれないこと。
つまり大人になれない。私は永遠に子どものままなのだ。
「……人生に、飽きた」
五歳の幼女が急に死んだ目でそう呟いたのを見て、シスターは何を思っただろうか。
自死しても五歳に戻ってしまうことを知って絶望した私は、ある事故をキッカケに、新しい事実に気付く。
「魔力が、増えている……?」
五歳に戻る度に体力も筋力も人間関係もリセットされるのに、どうやら魔力だけは蓄積されていたらしい。
え、世界最高レベルの魔力量?
え、私が侯爵家の養女に?
え、魔塔の後継者になってほしいって?
大人になれないんだから、無理だが?
そうは思うけれど、これまでにない選択肢は悪くない。
よし、暫くは魔法でも習ってみますか。
それはそれとして。
……もう!
一体誰なの!? 何度も人生をやり直してるのは!
私を巻き込むのはやめてもらえませんかね?
※カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 21:00:00
273120文字
会話率:33%
王家との密約三同盟に名を連ねるライブラリア伯爵家の令嬢イスカナディアは、自宅の居心地悪さに辟易し、表舞台から隠れて図書館で引きこもり気味に暮らしている。
というのも前当主であった母の死後、事勿れ主義で無能な父と、その父が連れてきた後妻
によってめちゃくちゃになっているのだ。
それでも、イスカナディアは先祖が王家と結んでいる密約と、そこから生じる仕事を父や義母の目を盗んでこなし続け、父から丸投げされてくる当主の仕事をこなし、時々司書として図書館に立ち、いずれ家を取り返す為の算段と根回しをしながら、それなりに楽しくやっていた。
後妻の連れ子で表向きは険悪だが裏では仲良しな義妹サラと、侍女のエフェとの他愛のない日々が続くのも悪くない。
そう思っていたのだが――ある日、後妻が大きな問題をやらかしてしまったので、そうも言ってられなくなってしまった。
イスカナディアの引きこもり生活は想定より早く終わりを告げ、サラと共に本格的に表舞台に立つことに。
そんな姉妹に協力してくれるのは、司書をしているイスカナディアにうっかり一目惚れしてしまった公爵家当主のケルシルト。
密約三同盟に連なる家の一つティベリウム公爵家の当主であり、女嫌いと噂されるケルシルトに優しくして貰うことに戸惑いながらも、イスカナディアはありがたく頼らせてもらいながら進んでいく。
そんな約束と矜持を守る為に奮闘するイスカナディアの姿に、ますます惚れ込んでいくケルシルト。その一方で、イスカナディアもまた、ケルシルトに対する信頼感の中に、恋心が混ざり始めたことを自覚する。
戸惑う日々の中、やらかしのせいで後のない後妻フーシアが、今までイスカナディアには見せたことのない真面目な顔で「サラだけは守って欲しい」と告げてくる。
その真摯な態度に、貴族の矜持を持って約束するイスカナディア。
密約三同盟の過激なアンチ派たち。
真面目なフーシアの謎。
家柄の関係上そのままではケルシルトと結ばれない状況。
家、密約、矜持、妹、恋心――泣いたり笑ったり肉体的にも精神的にも傷ついたりしながら、それら全てを守り抜き、様々な壁を越えるべく、自称見た目も目つきも口も態度も悪い伯爵令嬢イスカナディアは約束を背負って進んでいく。
これは――大切なモノを守ろうとする者たちの約束と矜持を巡る幻想譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 20:36:46
287276文字
会話率:40%
━━━━━━━━━━━━━━━
『やれやれ、異世界じゃモテ期終了のお知らせだな』
学園一のモテ男――だったはずの俺、諸星レン(16)
皮肉と無気力だけで生きてきた俺が、なぜか異世界に転生することになった。
きっかけは、SNS映えを狙
った“伝説級のアホな事故”
そして目覚めた先は、剣と魔法と、獣や幻霊が闊歩するファンタジー世界――だった、はずなのに。
言葉は通じず、金はなく、チートもスキルもゼロ。
モテ期どころか、いきなり人生ハードモード突入だ。
それでも、俺は諦めない。
仲間と、ヒロインたちと、この異世界で「もう一度人生を組み立ててやる」
砂漠、森、空、海、荒地――世界を巡る旅の果てに、待ち受けるのは“災厄”と呼ばれる滅びの運命。
やれやれ、面倒なことになってきたな。
だけど……案外、この世界も悪くない。
やれやれ系主人公が、本気で苦労しながら成り上がる、王道異世界ファンタジー。
――始まります。
━━━━━━━━━━━━━━━
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 22:00:00
47628文字
会話率:35%
スケルトンにされるはずが最恐のアンデッドに!?
三度の飯より骨が好きな少女・ドクロは聖女となるべく日々勉強していた。
しかしその趣向故に学校側からは死体愛好家と判断され、退学の危機に陥ってしまう。
途方に暮れた彼女は森へ散策に出かけるが.
.....
なんとそこで本来生息していないはずの毒蛇に噛まれたことで昏倒!
しかも怪しげな男達によって見知らぬ場所に連れ去られてしまい、人をスケルトンに変えるという禁術までかけられてしまう!
......スケルトンになるのなら、悪くないのでは?
そう思った彼女だが、なぜかスケルトンになることはなかった。
失敗したと判断した男たちは、ドクロを森へ捨てることにしたのだが......
この時は誰も知らなかった。
実は禁術の本来の効果が人をスケルトンに変えるものではなく、アンデッドの頂点であるとされる伝説上の存在、「|不死者《イモータル》」に変えるものであったことを。
そしてドクロは禁術に成功し、「|不死者《イモータル》」となったことを。
果たして不死身の肉体と底なしの魔力を得ることとなったドクロの運命やいかに!?
褐色白髪主人公です。
※主人公が恋愛をする予定はございません。ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 21:08:02
59380文字
会話率:36%
|常華《じょうか》高校文理学科二年生である|矢倉《やくら》|櫂斗《かいと》は、二年生ももう終わりという時期に職員室に呼び出される。戦々恐々と訪ねた職員室。そこで櫂斗は「3年生から今まで在籍していた科とは別のクラスへ転入してくれないか?」との
話を受ける。
事情を聞かねば受け入れられない。話を聞くと「先着一名!学校で個別指導!」等という実に耳当たりの良いもの。耳当たりが言い分、疑問も湧く。湧いた疑問を整理した結果、出てきた言葉は『最精鋭』。
『最精鋭』は去年、常華高校で成績のいい人達が集まっており、共通テストの得点率は94%を誇る化け物クラス。代議員経験者も多く、さらに素行も悪くない。先生にとって夢のようなクラス。ただ一つ、去年全員が始業式の日から一時失踪しており、その理由に「異世界召喚をされた」と本人達が証言していることを除けば。
このお話はそんな『最精鋭』を新たに加わることになった矢倉海斗が見ていくほのぼのコメディです。
注意事項
このお話はフィクションです。現実とは異なりますのでご注意ください。
また、このお話はお読みいただかなくとも問題ないように構成いたしますが、私の前作「白黒神の勇者召喚陣」の後日譚的なものです。
このお話の存在自体がネタバレですが、ネタバレを気になさる方は以下のURLからそちらをお読みいただけると嬉しいです。
(現在改稿を試みております)
URL: [https://ncode.syosetu.com/n7296ee/]
R15は前作がR15であること。戦闘シーンをいれる予定はないですが、入れるかもしれないこと。を踏まえて入れております。
更新は申し訳ないですが不定期です。しかし、月か金曜日の18時固定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 18:00:00
712792文字
会話率:61%
狐姫。
狐憑きの容姿をしたわたしはかつてそう呼ばれ、戦国時代で生き残るために一度は織田信長によって滅ぼされた朝倉家を再興し、その勢力を拡大させた。
上杉家、織田家、北条家などと戦い、勢力を拡大させたわたしは、天下統一まであと一歩、と
いうところまでこぎ着けることになる。
ところが何てことだ。
そう、あと一歩というところで家臣の謀反に遭い、あえなく死んでしまうことになったのだ。
うん。どうやらわたしは失敗してしまったらしい。
というか負けたのだろう。この世界に。
もっともだからといって、諦めたりはしない。
わたしはまともなひと、ではないのだ。
それは淡い賭けではあったけれど、その賭けに勝ったわたしは再び同じ世界に蘇ることになる。
一度滅びてから約十四年後。
天下の覇権を握っていた豊臣秀吉が死を目前にした、慶長の世。
わたしは徳川秀忠の長女として、再びこの世に舞い戻ってきたのだ。
うん、それはいい。
徳川家ならば、いずれ豊臣家を滅ぼして天下をとるはずのお家であり、わたしはそのお姫さま。
悪くない。
でもちょっと待て。
もし史実通りなら、わたしはいずれ豊臣家に嫁ぐことになる。
その豊臣家の運命は……いや、考えたくないぞ。
しかもこの世界、わたしの知る史実の世界とは、やはり違う。
生前のわたしが散々改変したのだから、それも当然なのだけど。
再び転生したこの世界で、わたしは平和に生き抜くことができるのか。
それとも再び戦乱の世に舞い戻るのか。
そんな瀬戸際の時代に生を受けた、わたしの戦国伝奇軍記譚である。
◆作者より◆
関ヶ原の戦い前夜から始まる、架空戦記です。
『朝倉天正色葉鏡』の完全続編にあたります。
基本的に戦記物ですが、前作に比べると伝奇要素が多少強めになっており、和風ファンタジーのような雰囲気も持ち合わせています。
歴史が好きなだけの作者がノリと勢いだけで書いている作品ですので、いろいろと突っ込みどころは多いかと思いますが、ご甘受いただければ幸いです。
同作品はNovelismでも投稿しております。
※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 06:22:14
445238文字
会話率:31%
「今日から俺は……農家になる!」
IT企業を突然辞めた親父の言葉に戸惑いながらも、週末農業を手伝い始めた俺。
汗まみれの作業、虫だらけの畑、でも――自分で育てた野菜は驚くほどおいしかった。
少しずつ芽生える「農業も悪くない」という気持ち。そ
してある日、転んだ畑の中から、俺は異世界に転移してしまう。
そこは、土が死んだ世界。作物が育たず、人々が困窮する地。
だが俺にはスキルがあった――【大地との対話(農地解析)】。
土の声を聞き、感覚で栄養を読み取る能力で、俺は荒れ地の再生に挑む!
父の背中を追いかけて、異世界でチート農家として生きていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 23:13:34
62158文字
会話率:24%
小学六年になった瀬尾雪弥(せのおゆきや)は、夕暮れ地区子ども会のリーダーに抜擢された。最初は面倒くさいと思っていたのだが、同じ地区の子ども達に何かにつけて頼られ感謝されるうちに、リーダーも悪くないな、と思い始める。
そんななか、雪弥の元にど
こか不気味で変わった『困り事』の相談がやってきて──。
これは銀星町を中心に、雪弥のもとに持ち込まれた、ちょっと不可思議な『困り事』を、お隣に住んでいる幼馴染の大学生・天崎肇(あまさきはじめ)や、サブリーダーの三森遥斗(みもりはると)、別地区リーダーの夜野田虎太郎(よのだこたろう)たちと一緒に解決していく、一話完結型の連作短編集です。
※一話が書き上がり次第更新するので、更新は不定期です。
主な登場人物)
瀬尾雪弥(せのおゆきや)
銀星小学六年生(六年三組)
責任感と好奇心が強い、運動神経がよく、背は小さいが口がたつ。夕暮れ地区子ども会のリーダーを務める。
両親が共働き(父は単身赴任、母は看護師)で家にいないことが多いため、よくお隣の天崎家に泊まっている。
天崎肇(あまさきはじめ)
大学二年生
人が良くて頼まれたら断れない、子どもに懐かれる、怖がりで暗いところとお化けが苦手なお兄さん。
雪弥とは隣同士で、兄弟のように育った幼馴染。
三森遥斗(みもりはると)
銀星小学六年生(六年一組)
夕暮れ地区子ども会のサブリーダーで、好奇心旺盛。雪弥よりも背が高く、水泳を習っている。雪弥と一年の頃から仲が良く、習い事のない日はよく一緒に遊んでいる。
夜野田虎太郎(よのだこたろう)
銀星小学六年生(六年四組)
夕暮れ地区の隣にある、月夜地区子ども会のリーダー。背は雪弥と同じくらいで、丸いメガネをかけており、どこかおっとりしている。以前同じクラスだったこともあり、雪弥や遥斗とも仲がいい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-08 07:30:00
33518文字
会話率:48%
公家の血を引く貴族の娘でありながら、妾の子どもだからと本妻にはいじめられ、多額の借金を抱える子爵家に無理やり嫁がされてしまった胡蝶(こちょう)。その上、愛人を囲う夫からは見向きもされず、わずか一年で離縁されてしまう。生家に戻っても「出戻り女
は一族の恥」だとして本邸には入れてもらえず、乳母のいる田舎へ追いやられ、幽閉されることに――「でもこの生活、案外悪くないかも?」監視役の乳母は優しいし、頼もしい乳兄弟も心配してしょっちゅう顔を出してくれるし、何より田舎の空気は新鮮で食材も豊富。お姫様育ちで生活力はないものの、料理大好き、食べること大好きな胡蝶の、美味しい引きこもり生活が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-07 07:39:15
217896文字
会話率:56%
現代地球で生きていた男は突然死んでしまい、そして異世界にて生まれ変わった。
生まれ変わった先は誰もが魔法を使うことができる世界だが、一人につき一つの魔法『属性』が存在している。その属性の枠組みに収まるものであれば自由に魔法を使うことができ
るのだが、主人公・エルドの属性は『平面』だった!?
しかも貴族の生まれではあってもクソ田舎で毎日魔物と命がけの戦闘があるような危険地帯!
ただ板を出現させるだけの魔法であり、上位互換と言える属性もある中でエルドは悔しがったが、何も悪い事だけではなかった。
王家の人間にしか発現しないという『黄金』の魔力がエルドに発現したのだ。
貴族の務めとして様々な人材が集まる学園に通うことになったエルドは面倒ごとを避けるために自身の力を隠しつつも、強力無比な『黄金』で暴れていく。
彼は『黄金』をどう扱い、どう進んで行くのか――。
基本的に毎朝七時に更新しますので、読んでいただければ幸いです。
※「黄金の地平」というタイトルに深い意味はありません。最後にタイトル回収できればいいとは思っていますが、語感で付けただけなのでどうなるかは分かりません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 07:00:00
207990文字
会話率:48%
「冷めたから別れて欲しい」
デート先の遊園地で別れとは無縁な場所で彼女で、俺にとって数少ない心の支えだった
星野 由奈(ほしの ゆな)に突然に無慈悲に告げられる
「俺、何か気に障る事した?」
「これは私の心の問題だから」
この一言だけ
を残して遊園地を出てしまい、俺は彼女が好きでなくなった理由を探す為に今までに遊園地で出会った人達に聞いても
「君は悪くない」
この一言だけで何も掴めず、もう次の彼氏を見つけているとの噂も知った
その現実に深い悲しみと絶望に囚われて自暴自棄になりもう自分は死んでもと思ってしまう
そして誰も知らない場所へ行こうとフェリーへ乗りそこで乗り合わせた人達と話が弾むも嵐に巻き込まれ、必死に助けを求める女性を目撃し命を投げ出すようにして救出するも、意識を失ってしまう
目を覚ますとそこは病院のベッドの上で、同時にそこにもたれかかるようにして眠る天使や女神を思わせる雰囲気をまとった美少女が写った
その美少女、蒼井風 姫乃(あおいかぜ ひめの)は
どうやら俺が助けた女の子だったらしい
しかし、俺は海難事故のショックで記憶を失ってしまっていて姫乃を助けた事や今までの出来事、自分の事を
覚えていない
そして、医者から俺の事を知ると姫乃は告げる
「私に恩返しをさせて下さい!」
こうして俺は姫乃に恩返しされる日々が始まり、姫乃と最高の関係を築きながら、過去の記憶を取り戻し向き合おうとする日々が始まった
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-04 20:27:53
7193文字
会話率:60%
タイトルの通り胸糞の悪い場面がありますが結末は…少なくとも主人公にとっては悪くないものです。
今回はそこまでほのぼのに寄ってない怪談です。
内容的にどうしても酷い話ではありますが、よろしければご覧ください。
最終更新:2025-07-03 17:35:57
1626文字
会話率:38%
私にちょっかいをかけてくる男の子。
お尻触ってくる。
スカートをめくる。
胸をさわってくる。
しかし私は気分は悪くない。
私は相手が少年であることで、この行為を許し安心していたのだ。
しかしそれは私の都合の良い解釈だった。
最終更新:2025-07-03 07:24:05
2154文字
会話率:15%
「血花のノア」と謳われる最強の軍姫ノアは、戦後、敵国の皇帝に嫁入りすることになった。
持ち込んだドレスは破かれるし、騎士から決闘を言い渡されるし、宰相からは嫌みを言われる……
前途多難な嫁入り生活を持ち前の武力と気の強さで跳ね返していくも
のの、
唯一敵わないもの……それは旦那である皇帝エーデルガルドである!
自分よりも強いのはいい……だけど、まさか同性なんて!?
しかも私より胸も大きく、実は私より女の子らしいだと!?
さらにエーデルガルドの秘密は男装していることだけではないようで……?
敵国の王宮に潜む陰謀を、敗戦国の軍姫がぶち壊す!
全40話の痛快百合バトルファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 08:10:00
84717文字
会話率:33%
王太子と婚約していたヴェロニカは婚約破棄を懇願されてしまう。
理由は、世界を救った聖女と王太子が結ばれないと、聖女が死んでしまうから。
だけど、すでにヴェロニカは生き遅れ。
見合いも30連敗し途方に暮れていた頃、異種族『人魚』との縁談が持
ち上がる。
しかし、その美少年人魚は初対面のヴェロニカの前でヲタ芸を始めて――?
これは、とある令嬢が自分の幸せのために『わがまま』になるだけの恋物語。
※とびらの様個人企画『あらすじだけ企画』参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-19 10:40:52
1949文字
会話率:7%