前世が百合ファンであり、自分の生きる世界が百合アニメの世界だと思い出した少年・挟鞠 太陽(はさまり たいよう)。
百合といってもその定義と楽しみ方は人それぞれ。
寛容な心を持つ彼だったが、己が百合を穢す事と、己が将来幼馴染を傷付ける可能性が
確実な事には我慢がならなかった。
だから、彼の決断は悲しいほどに必然だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-14 18:00:00
3519文字
会話率:4%
深澤賢作(ふかさわけんさく)29才
彼女いない歴年齢……俺はもうすぐ魔法使いになる。
でも良いのさ、俺にはかけがえの無い愛する人がいるから。
この春遂に高校生なる妹、深澤雪(ふかさわゆき)15才
彼女はとある雪の日、親父が家に抱いて連れて
きた。
俺へのプレゼントだと言って。
不登校の引き籠りだった俺は、仕方なく雪の、赤ん坊の面倒を見る事に。
そして数年後……親父は俺達血の繋がらない兄妹を残して、逝ってしまった。
俺は親父と一緒に死のうって……そう考えた。
このまま生きていても意味が無いって……。
雪と一緒に後を追って……、でも出来なかった。天使の様に微笑む雪を傷付ける事なんて俺には……出来なかった。
あれから十数年……雪が遂に高校生に、そして俺はもうすぐ魔法使いに……。
血の繋がらない妹と29才コミュ障男
二人は兄妹なのか? 親子なのか? それとも……。
【2020/10/14ジャンル別日間ランキング2位ありがとうございます。】
カクヨムにも投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-05 19:58:38
117627文字
会話率:39%
それは――〝皇家鎮定職者〟と呼ばれた、或る破綻者の物語。
皇歴二百二十年台に入り、フォートレム皇朝の影響力は衰退の一途を辿っていた。ほかの十五の国々はそれぞれ諍いを始め、戦争さえ起こりそうな気配だった。
事実、フォートレムの首都を、突如
、隣国ラジャンの大軍が包囲する。彼等は首都を制圧しようと目論み、一触即発の状況に陥る。
それを回避したのは外交官でも軍人でもなく〝鎮定職者〟を自称するマハリオという人物だった。年齢も性別さえも不詳なマハリオはその計略を以て、ラジャン軍と交渉する。やがてこれを誰一人傷付ける事なく退けるに至る。
この功績を重く受け止めた皇帝ルーゲンは、マハリオを〝皇家鎮定職者〟として雇う事にする。マハリオを模範として戦争以外の方法で国々の諍いを収める〝鎮定職者〟の育成を図る。だがそのマハリオは〝鎮定職者〟としても人間としても邪道な人物だった。
実際、マハリオの弟子であるサアシエはマハリオに振り回される毎日を送っていた。そんな異端者であるマハリオに、様々な難題が降りかかる。
グオールグとカシャンの国家間の問題。シーナとストックゲイの確執。更に皇歴二百二十八年、マハリオの宿敵――パルバイン・シャーニングが遂に動きだす。
彼は奇計を以てシャーニングに大義をもたらし、フォートレムに対抗する。ロウランダ大陸を二分し、大戦を起こしてこれに勝利し、フォートレムにとって代わろうとする。
これを阻止する為マハリオも動くが冤罪をかけられかの者は処刑される事になった。その遺志を受け継いだテェシア・ネッチェは、ある下策を以てパルバイン達に対応を開始。彼等に対し勝負にでる。何としても戦争を回避するべくテェシア達は足掻きに足掻き続けるのだった。
そして皇歴二百二十八年――七月十一日。今、最後の戦いが幕を開ける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-02 01:00:00
123572文字
会話率:48%
――昔々… アールスローンの戦乱の最中 ペジテと言う国に 1人の美しい お姫様が居ました
ペジテの姫は竪琴を奏で アールスローンの神様に祈りました 『どうかペジテを敵から 守る 強い兵士を与えて下さい』 姫の願いに 神様は姫へ とても強い
守りの兵士を与えました しかし とても強い守りの兵士は 神に作られた兵士なので 決して相手を傷付ける事をしません ペジテの姫は困り 再び竪琴を奏でながら 神様へ祈りました
『どうかペジテの敵を 殺める 強い兵士を与えて下さい』――
アールスローン戦記に残る記述、それを元にした法が残る現代のアールスローン国
国防軍17部隊通称レギスト機動部隊
そこへ属する一際大柄な隊員は実は高位富裕層の御曹司でありながら、自身の元上官であるレギストの少佐への敬意から高位富裕層の地位を隠し少佐の部下である一軍曹として入隊をしていた。
だが、その少佐は現在国防軍を追放され先に犯した大罪が原因故、もはやレギストへの復帰所か求刑を目前としている。
そんな今、アールスローンの”姫”が詠(うた)ったその歌は…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-05 14:17:18
828505文字
会話率:100%
他人を傷付けるような抽象的な行為は延々と。
続かないようにしてほしかった。
最終更新:2022-01-11 01:31:28
200文字
会話率:0%
僕の幼馴染、黒峰優菜は人気者だった
そんな彼女は夜になると僕の部屋にきて甘えてくる
優菜の気持ちには気付いていたけど、僕は目をそらして気付かないふりをし続けた
傷付けることしか、僕は彼女と接することができないから
最終更新:2022-01-02 23:30:22
16728文字
会話率:32%
1度終わった世界。
再び緑が芽生え、人々も少しずつ文明を取り戻していきます。
その街のひとつに住む博士の発明を、人を傷付けることに使おうとする者たちがいました。
そのため、博士は逃げました。
まだ人が到達していない場所まで。
そして、街から
逃げた博士は、かつて世界を滅ぼした人型破壊兵器と出会います。
そこに迷い込んできた少女と3人で、彼らは一緒に生活することになりました。
そして……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-11 18:07:55
10981文字
会話率:29%
傷付けるものと治すもの
傷付けられて治されたその果てにあるもの
心無い人と言われた人間の心象風景
最終更新:2021-09-25 14:40:18
370文字
会話率:0%
「あなたは嫉妬に狂って婚約者の真の想い人を陥れる、乙女ゲームの悪役令嬢です」
その日、占い師から告げられたその言葉で彼女の世界は一変した。小鳥姫と巷であだ名される程美しい声と愛らしさを持つ、それこそ鳥籠に閉じ込めて育てられたような深窓の公
爵令嬢フェリシア。生まれた時から決められていた年上の婚約者アルベルトをとても慕っていたが、ある日従兄弟に連れられやって来た占いの館で、所々理解に苦しむワードが挟まれつつも、自分が近い将来悪役になった上、大好きな婚約者の心まで傷付けると予言されて涙ながらに決意する。悪役に堕ちる前に彼との婚約を解消しよう。でもどうしてもこちらから言えないから彼に振ってもらおう、と。そして始まる奮闘と空回り。しかし婚約者アルベルトはどこまでもフェリシアに甘々で、これ以上好きになっても報われないし振られたいのにより心は彼に向かって行く。そんな板挟みで苦闘するフェリシアは知らない。怪しい占い師が舌を出して笑っていたことを……。
※主人公は転生者ではありません。現地?人です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-05 23:28:08
317612文字
会話率:36%
大学時代の旧友『居候』から一通のメールが届いた。28歳、一人のしがない小説家志望の男、『すーた』は、見えないSOSを出す『居候』を救い出すために東京を訪れる。『なぜみんな、この街に憧れるのだろうか……』――そんな疑問を胸に抱きながら。
そして訪れた複雑怪奇な街、東京。そこで『すーた』は、さまざまな出来事と出会い、さまざまな人々と出会う。その中で、彼は自らの恥にまみれた人生を見つめ直すことになった。
半ノンフィクションです。2020年の9月19日から22日まで東京で三泊四日した時の事を、事実に基づいて描いております。
半自伝作品であり、自分の何もかもをすべて晒し出しています。今までの私の人生すべてを押し詰めた長編小説です。そのため、人を傷付けるような事も書いておりますし、非人道的な事も書いております。そのため、この作品を読むにあたっては、あくまでフィクションとして読んでください。あくまで、『世の中にはこんな人間もいるんだね』程度に思ってください。
この作品を書き切ったあとは死んでもいいと思いましたし、この作品が完成するまでは何があっても死ねないと思いました。日々、強烈な強迫観念に苛まれておりました。
この作品が完成した事で、もう私は死んでもかまいません。半年以上背負っていた荷物をようやく下ろすことが出来ます。
重ね重ね申し上げますが、あくまでこの作品をフィクションとしてご覧ください。『すーた』という人間に対しても、あくまで『こういうダメな人間も世の中には居るんだ』くらいに思ってください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-20 00:00:00
271797文字
会話率:44%
「これ以上、ラルフ侯爵家の家名を傷付けるお前の存在を放置しておくわけにはいかない————ゆえ、お前を勘当する事にした」
王立魔法学院に通う『落ちこぼれ』の少年、グラムはある日、ラルフ侯爵家の当主でもある父から勘当の言葉を突き付けられる。
家から追い出される事になったグラムであったが、その後、事故死として存在自体を完全に消し去ろうと考えた実家の思惑により、死の淵を彷徨う事となってしまう。
そこで、偶然にも『魂の牢獄』と呼ばれる禁術にて、魂を囚われた〝名もなき英雄〟達とグラムは出会い、弟子となる事に。
これは、歴史から消された英雄達の極意を一身に受け継ぎ、規格外の存在となった少年による英雄譚。
己の師匠たる十人の〝名もなき英雄〟の名を刻む為。かつての己を嘲った者達を見返す為、グラムは〝名もなき英雄〟達の弟子として第二の人生を歩む————。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-09 08:56:06
55351文字
会話率:31%
人間の感情を喰らい、人々を苦しめる災厄の悪魔。
その悪魔は今いる世界に飽き足らず、異世界にもその食指を伸ばそうとする。
しかし、異世界の神を名乗る老人に阻まれ、とある呪いをかけられてしまう。
その呪いとは、[人を傷付けると不快になり、人を助
けると気持ち良くなる呪い]だった。
悪魔は呪いを解く方法を考えようとするが、その世界の人間は魔人という他種族によって絶命の危機に瀕していた。
悪魔は主食である人間がいなくなっては元も子もないと、呪いを解くより先に人間の救済を優先する事にするが、人々を救う度に呪いのせいで、意図せず気持ち良くなってしまう。
果たして悪魔は快楽落ちする前に、自らの野望を果たす事が出来るのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-07 22:40:00
12619文字
会話率:22%
「貴様とは婚約破棄だ!」
侯爵令嬢のリディアは、王太子から一方的な婚約破棄を宣告される。
悲嘆に明け暮れる暇もなく、翌日の夜に王太子はシャンデリアに潰されて死んでしまう。
大騒ぎになる中、リディアには犯人の心当たりがあった。
それは礼拝堂の
地下で暮らす怪人・アッシュの存在だった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-17 12:02:27
10289文字
会話率:22%
漫画家さんが年を重ねると作品内の登場人物の表情や動きが少なくなる現象って何故なんだろう。
という疑問からできた短編です。
※特に特定の漫画家さんをイメージした作品ではありません。
※表現作品の価値や評価は単純に表情や動きの多い少ないだけ
では決める事は出来ない物だと考えております。特定の漫画作品・作者を貶める意図はありません。
※誹謗中傷、誰かを傷付ける意図をもった文脈でこの作品を引き合いに出す行為は固くお断りします。
※念のためR15付けてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-13 12:01:55
736文字
会話率:5%
異国の母親を持つ少年は、まわりに溶け込むことができなかった。
肌の色から放たれる悪意ある言葉が、毎日少年の心を傷付ける。
肌色。ガイジン――言葉の話せない母。
この国に溶け込むことを諦めた母親。
この国が生まれ故郷の少年に、母親が投げ掛け
る言葉は遠い異国の言葉のみ。
言葉に希望が見出だせない少年は、ある日ひっそりと佇む教会を見つけて――
まわりから突き刺さる悪意ある「言葉」
母親から放たれる見知らぬ異国の「言葉」
「言葉」の意味を見出だせない少年に、教会のシスターが優しく寄り添う。
本文中にて「肌色」の表記がありますが、敢えて表記しています。
ヤングジャンプ×魔法のiらんど『少年のアビス』短編小説コンテスト(2020年)に応募していた短編作品です。
現在、個人サイト、カクヨム、魔法のiらんどにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-02 20:21:54
4001文字
会話率:35%
六合村の赤岩集落に生まれた篠原暁には、『死神』が宿っている。
他人を拒み、傷付ける力を振るう化け物となった暁は、五年前から村はずれの山奥で独りで暮らしていた。
そんな暁は、ある日、死ぬことを決めたのだが……
この作品はアルファポリス
様にても投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-11 02:00:00
1646文字
会話率:16%
孤児院で暮らす少年アイバーンは、人を傷付ける事を嫌い、全力で戦いに臨めずにいた。
しかし、二人の幼馴染ととある事件に巻き込まれた事をきっかけに、秘められていた真の力を発揮する。
同時に己の無力さを痛感したアイバーンは、王国騎士団に入る決意
をするが……⁉︎
大切な人達を守る為ーーーー
そんな熱き想いを胸に氷の刃を振るう彼の、成長の日々を描いた物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-24 17:20:26
87717文字
会話率:65%
人を思っての行動が、その人を傷付けるとしたら……?
過去のトラウマから極度の努力嫌いな高校生、松葉 荻野(まつば おぎの)。
彼はある日、出会い頭に突然告白してきた神を自称する少女と出会い、その少女にとある部活に誘われる。
誘われた部
活は学校創立からある謎多き部活で、クールだけどどこか抜けてる有名人、扶桑花 麗良(ふそうか かずら)が所属するぼっち部!
二人の美少女に囲まれラブコメ待ったなし、かと思いきや、松葉を努力嫌いにさせた過去がそれを許さず、どう頑張ってもシリアス展開!?
これは過去に捕らわれた少年と、彼を思う二人の美少女が織り成す彼と彼女らの物語。
○
火、木、土、日曜日の適当な時間に投稿します。
また、ラブコメと謳っているものの結構シリアスな場面は多いですのでご注意を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-23 22:44:01
147207文字
会話率:30%
私は、感情に色がついて見える。
自分も他人も傷付けるこの能力の活かし先を見つけたのに、ある出来事から逃避を決意する。
逃避の道中で何を思うのか。
日常とは違う、「旅」の中での1ページ。
最終更新:2020-07-19 12:43:15
7405文字
会話率:24%
人は悪戯に、何かを傷付ける。
最終更新:2020-05-24 14:24:26
283文字
会話率:0%