完全に趣味と偏見と独自調査でできたイロモノの代物です。
ジャンル的には西播怪談実記の草稿を軸にした史実ホラーっぽいなにか。
基本は、18世紀の怪談小説・西播怪談実記(著:春名忠成)作成時の草稿を基にしています。
文章内容は史実準拠に
努めてはいますが、物語の登場している土地によっては歴史の空白地になっているため、口頭伝承を含めた在野パッチワークを行いながらの執筆となっています。なかには、『より面白い』という理由で筆者が採用したり独自に解釈している部分も存在します。あらかじめご了承下さい。
戦国期の赤松氏と浦上氏、細川氏に三好氏、尼子氏、毛利氏など西国を巡る知る人ぞ知らない歴史ものです。作者はこのうちどこかの一族の末裔にあたります。
まだまだ歴史的には未開な場所なので安心してご賞味ください。
(参考文献)
『室町軍記赤松盛衰記―研究と資料― | 矢代和夫ら(国書刊行会)』
『播磨の妖怪たち 「西播怪談実記」の世界 | 小栗栖健治ら(神戸新聞総合出版センター)』
『播磨史の謎に迫る | 播磨学研究所編(神戸新聞総合出版センター)』
『赤松氏佐用家実記 | 高啓一郎・高敏雄』など……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-06 12:10:36
341532文字
会話率:27%
この国の史学だけなぜか1945年から「現代」としてますが1991年までが近代工業社会、1992年から情報社会で現代ですよ。つまり1945~1991年というのは後期近代社会であって「今」ではないのです。
しかし失われた32年となった我が国だけ
近代を生きているためこの歴史的把握すらままなってないのです。
戦後昭和というのは100%歴史であってさらには平成元年~平成3年も「歴史」なんです。
なんでこの事実を創作論に上げたか。それは戦後昭和や平成初期という時代はもう「歴史もの」つまり歴史ジャンルの作品ということにもなり物書きにとっても全く無関係じゃないからです。
したがって「バブル期」を舞台にした小説は完璧に「歴史小説」なのです。
よく考えてください。今2024年だよ!21世紀なって23年も経過してるわけ。
※カクヨム様でも「評論ジャンル」にて公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-25 11:23:54
24719文字
会話率:2%
第一次世界大戦後の不安定な時代。ロンドン在住の若い考古学者ハリスは、古代エジプト王家の墓が密集するイリヤの谷へ遺跡調査に向かい、見事に宝物を発見するが、仲間の裏切りで遺跡に閉じ込められる。死を確信し絶望する彼の前に、突然エジプト人の美女が現
れる。彼女こそは、ここの王家墓守人、レイラだった……という、歴史ものの冒険ファンタジーです。いちおう短編ですが、四章に分かれています。また墓のある地名や王の名前などは作者のオリジナルです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 12:23:11
12710文字
会話率:44%
自分でこりゃ駄目だと思える作品です。それでもよかったら見てください。時代としては3国志のあたりですが、その時代の歴史を知ってると楽しめるって部分は弱いです。
なんで駄目って判定をするかと言うと、長く歴史ものを見てきて分かったのは、年表
になったら駄目ですね。人と人のやり取りや映像作品の歴史ものを見てるような描写が出来てないです。出来事を時系列に並べてるって感じです。最初は違ったのですが、やる気を失ったわけじゃないのですが駆け足すぎて失敗したと思っています。
でも、公開した限りは楽しめる人は楽しめるって考えています。実は私自身エピローグで描かれる後日談年表が好きなんです。だから楽しめる人多分いるだろうなと思って公開に踏み切りました。
あと、科学知識はところどころ突っ込みどころあると思います。趣旨としては0から科学集団を作るって目的で、0~1の部分に何が重要か?を重視してやっています。そのためその後の展開はちと雑です。一番の問題は歴史的事実を利用するために、無理やり科学を早く発展させすぎました。
その点はゆっくりやれば無理が無いのになって失敗したと思います。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-09-04 07:43:25
707627文字
会話率:42%
幕末。奇怪な少年が居た。
その者、新選組十一番隊隊長、盲目の女剣士、無類の戦好き。
◆◇◆あらすじ◆◇◆
盲目の小さな剣士が居た。
白妙の布で目元を隠し、藍の髪と深い碧眼を持つ、奇怪なその剣士の正体は、女子であった。
辻斬りの下手人と
して捕縛された彼女は、その身を新選組に置くこととなる。
盲目ながら、獣のように戦う腕利きの二刀流剣士であった彼女の手綱を握ったのは、新選組"鬼の副長"、土方歳三。
因縁の相手長州・土佐との戦い、失明の過去、ふざけた日常、恋の行方を辿る、彼等が生き抜いた軌跡の物語。
ーーーーー
しおり、コメント、レビュー、下さった方、本当にありがとうございます。執筆の糧になってます☺︎
基本は史実に基づきつつ、普段歴史ものを読まない方にも読んでいただけるよう書いています。
2021.4.16 執筆開始
直近約1年休載しておりましたが、再開しました
※歴史・史実と異なるところがあります。
※この物語はフィクションです。
※普段歴史ものを読まない方でも大丈夫かと思います(適宜注釈付き)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-21 18:48:19
290070文字
会話率:55%
逃げ上手の若君と天穂のサクナヒメ。歴史ものと和風ファンタジーという微妙に違う作品に登場する刀の存在とその取扱いの違いについて語ってみたいと思います。
最終更新:2024-08-05 22:29:13
1141文字
会話率:0%
1683年、城塞都市ウィーンはオスマン帝国の大軍に包囲されていた。
第二次ウィーン包囲である。
戦況厳しいウィーンからは皇帝も逃げ出し、市壁の中には守備隊の兵士と市民軍、避難できなかった市民ら一万人弱が立て籠もった。
彼らをまとめ
、指揮するウィーン防衛司令官、その名をシュターレンベルクという。
敵の数は三十万。
戦況は絶望的に想えるものの、シュターレンベルクには策があった。
ドナウ河の水運に恵まれたウィーンは、ドナウ艦隊を蔵している。
内陸に位置するオーストリア唯一の海軍だ。
彼らをウィーンの切り札とするのだ。
戦闘には参加させず、外界との唯一の道として、連絡も補給も彼等に依る。
そのうち、ウィーンには厳しい冬が訪れる。
オスマン帝国軍は野営には耐えられまい。
そんなシュターレンベルクの元に届いた報は『ドナウ艦隊の全滅』であった。
もはや、市壁の中にこもって救援を待つしかないウィーンだが、敵軍のシャーヒー砲は、連日、市に降り注いだ。
【主な登場人物】
シュターレンベルク…ウィーン防衛司令官。オスマン軍の包囲から市を守る。
リヒャルト…シュターレンベルクの息子。プライドは高いが無能っぷりをさらけ出してしまう。
マリア・カタリーナ…シュターレンベルクの娘で、フランツの妹。偏屈でトラブルメーカー。
フランツ…シュターレンベルクになつくパン屋。変人。
グイード…シュターレンベルクの従兄弟で右腕的存在。歌手志望だが、ひどい音痴。
バーデン泊…有力諸侯。シュターレンベルクに反発心を抱いている。
ルイ・ジュリアス…フランス出身の貴族。リヒャルトと仲が悪い。
ヨハン…ウィーン市長。シュターレンベルクとはそりが合わない一面も。
アウフミラー…ウィーンに住む絵描きの青年。マリア・カタリーナの恋人。
エルミア…シュターレンベルクの愛人。
※完結済。毎日更新します※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 22:00:00
174111文字
会話率:20%
韓国ドラマは、恋愛物語が流行っていますが。
歴史ものも、じつに面白いです。
キーワード:
最終更新:2024-07-25 22:50:23
200文字
会話率:0%
大正時代の帝都に、巷で噂になっていない女泥棒あり。
その正体は石川ユリエ。彼女は300年前に有名な天下の大泥棒・石川ゴエモンの末裔だった。
そんなユリエが大財閥・三ツ橋家から宝石を盗もうとしたところ、あやかしに襲われてしまう。
窮地に一生
と助けてくれたのが、老舗陰陽師家の若当主・鶴御門シキ。
しかし、シキはユリエにとんでもない取引を持ち掛ける。
「縁談避けに、俺様の恋人になれ」
「断ったら?」
「このままおまわりに突き出してやってもいいんだぞ?」
表は温厚美青年。しかし裏では腹黒俺様男なシキに振り回されつつも、
ユリエは持ち前の根性で憧れの石川ゴエモンのような正義のヒーローになるべく奔走する!
「あたしがおまえのヒーローになってやる!!」
明るく元気な泥棒娘と、訳あり俺様陰陽師の(なんちゃって)大正ロマンラブファンタジー。
ツンデレ令嬢とお友達になったり、生真面目警察坊ちゃんに一目惚れされたりもします。
※あくまで(なんちゃって)大正ロマンなので、大きな地震や悲しい戦争は起こりません。
本来は明治に起こった陰陽師の追討令も後回しです。
でも産業はなんとなく発展します。合言葉はファンタジー!!
なんとなくで調べながら書いてますが、しっかりとした歴史ものがお好きの方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-23 07:40:00
114650文字
会話率:37%
目が覚めたら、魔方陣の上にいました。
現代日本で、システムエンジニアとして日々を過不足なく生きていた上谷皐月(かみや さつき)は、いつものように遅い時間の電車で寝落ちする。
目が覚めたらそこには中世ヨーロッパ歴史ものの映画セットか何かかと
思う光景が広がっていた。
しかも光輝く魔方陣の中から出られない。声も外に届かない。
抱えていたはずの鞄は燃やされて(?)外にいる人たちはヒソヒソするばかり。
上谷皐月はなぜ、どうして、魔方陣の上で目覚めたのか…?
とりあえず夢だと思ってもう一度寝てみた上谷皐月。
もう一度目を開けるとそこには。
目が覚めたら、魔方陣の上にいました。
「いやこれ2回目ぇ!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-23 01:39:15
22501文字
会話率:17%
政略「離婚」を命じられたヒロインが「ふざけんな」と奮闘する歴史ものです。
婚家の没落が近づく中、彼女に何ができるのか!?
田沼意次の失脚の影で翻弄された人々の姿を描きます。2025年大河ドラマ「べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺~」とほぼ同時代・関
連する人々の史実をベースにした物語です。
天明四年三月二十四日、田沼意次の嫡子である意知が江戸城内で斬りつけられて死亡した。
権勢を極めていた意次の、失脚の切っ掛けとなったこの事件は、田沼家と縁を結んだ諸大名にも影響を及ぼした。
意次の四男と縁組していた老中水野忠友の娘、八重姫は、意次の失脚を恐れた父に離縁を命じられる。
「我が父がかような恩知らずの恥知らずとは情けない限りでございますな!」
父の勝手な思惑に反発した八重は、これまでは不仲だった夫と共に一矢報いるべく足掻くが──
カクヨムにも掲載しています。
全46話約14万字、完結まで毎日更新します。文字数は予約投稿分を含んでいます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-14 07:00:00
138808文字
会話率:51%
【逃げ切ってやる! 絶対にだ!!】
乙女ゲーム黎明期、現代では定番となった歴史ものがまだ目新しさを残していた2000年代。
一度始めたらやり込まないと気が済まない一人の高校生がいた。
彼女は今日も今日とて尖りに尖った設定の乙女ゲームに辟
易とし、それでも止められずにコンプリートを目指す。
攻略情報も現代に比べ少なくデマも多い。
それでもコンプまであと少し、家族と外出中も携帯電話でスレッドに齧りつく彼女に突然強い衝撃が襲い、そこで意識が途切れた。
意識を取り戻した彼女が目にした光景は見知らぬ天井に金髪碧眼の美女。
あんただれ?そもそも何言ってるかわかんないんだけど?
これは制作陣の正気を疑う攻略対象から逃げるヒロインが別のゲームからの転生者に出会うまでの18年間の話。
※別小説【ヒマを持て余した神々のアソビ】の外伝です。
https://ncode.syosetu.com/n8100im/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-19 12:00:00
12801文字
会話率:32%
創作作品に「リアルじゃない」と突っ込む方への私なりの見解。
最終更新:2023-11-29 20:48:34
1962文字
会話率:21%
三代目山田浅右衛門のもとに小指を売って欲しいとの依頼が。
その依頼の真意とは。
最終更新:2023-02-20 11:05:01
3611文字
会話率:30%
宣教師フランシテルは極東の島国へと宣教に訪れる。
そんな彼に待つ運命とは。
最終更新:2022-11-12 06:41:32
2570文字
会話率:30%
うまく連載にすることができず、仕切り直して、再投稿してます。
主人公は、古市村庄屋の三郎衛門、木綿商人の嘉助、綿作農家の幸吉、三人です。
彼らは舞台回しのように、最後は一千七ヵ村もの国規模の農民が結集し、権力者を相手取って、自分たちの訴えを
勝ち取るまでを、演じていきます。
主人公たちだけでなく、過労死しそうなほど八面六臂で活躍し続ける幕臣、ドラッカーよりずっと前に「人を幸福にすること」をモットーにマネジメントを唱えた思想家、選挙は一番で勝ったやつより二番手の方が有能!と言い切った村役人等々、面白い登場人物が次々現れます。しかもほぼ実話で。
これがこの小説の特徴で強みです。
この物語は、あくまでフィクションです。ノンフィクションまじりの......
どの部分が創作でどの部分が実話か推理するのも一興かと......
歴史ものである限り、諸説ある事はあらかじめご了承ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-25 06:00:00
96402文字
会話率:21%
ごめんなさい!最初に言うと、歴史ものをガッツリ読みたい人向けではありません!初の歴史もの(?)です。お手柔らかに‼‼‼‼
最終更新:2023-10-14 15:03:38
1006文字
会話率:18%
織田信長が、鉄砲で武田軍を打ち破った長篠の戦い。
このとき、絶体絶命の長篠城から、救援を求めるため岡崎城まで赴き、そして己の命と引き換えに任務を全うした足軽がいた。
その人物の名は、鳥居強右衛門。彼は何を思い、自らを犠牲にする決断を下したの
か。
【筆者注・低年齢向けを意識した習作です。また、話の都合上、かなり誇張、脚色しています】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-11 19:52:37
12629文字
会話率:25%
時は大正。
古き良き日本を重んじる華族椿家の令嬢でありながら、女性の社会進出を信念に未来を切り開こうとする椿一華(いちか)。
しかし一華に下されたのは資産家である九条家の三男・英明との結婚。
味方だと思っていた弟・大志にも裏切られ家に押し込
められ、失意の中ついに家を飛び出した。
彷徨う一華が足を踏み入れたのは「黒田彩菓茶房」という洋菓子店。
マスターの黒田壱流(いつる)は客の持ち込む謎や悩みを紐解き心を癒し、そしてその人生をモチーフに彩り鮮やかで宝石のように美しい洋菓子を創り出していた。
壱流の洋菓子に魅了された一華は壱流に頼み、黒田彩菓茶房で働かせてもらうことになる。
しかし壱流は九条家の次男だった。壱流も一華と同じく、自由を求めて家を出ていたのだ。
運命的な出会いをした一華と壱流は共に客の持ち込む謎を解いていく中で互いに惹かれていく。
しかし平穏な日々は長くは続かず、大志が一華を迎えに来る。そして壱流の前に現れたのは失踪していた壱流の兄・九条誠一だった。
過去と現在、理想と現実、愛情と務め。
全てが交錯する中、二人が選んだ道は――。
花開く大正と洋菓子、謎解き、そして甘く切ない恋愛が紡ぎ出す大正浪漫のお仕事ミステリー。
彼らの闘いと成長、そして恋がつむぎ出す物語をご堪能あれ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-30 15:06:07
70548文字
会話率:54%
生まれたときから天皇へ嫁ぐことが決まっていた和子の、結婚前の実家でのきょうだいたちとのひととき。
最終更新:2023-06-10 22:35:59
6861文字
会話率:34%
曙光帝国・筆頭公爵家の嫡男ふーちゃん(七歳)には、異世界の日本という国で生きた記憶がある。日本のグルメを復活させ、美食を追求する野望を抱くふーちゃんの前には、いつも何故だか面倒ごとが舞い込む。魔力を持つ貴族が治める世界では、闇落ちで発生する
厄災による疫病や自然災害が百年単位で起こる。ここ最近の厄災で、大人たちが奔走する中、ふーちゃんは、美食を追求するのみ・・・のはずが。
あくまでフィクションです。それ、日本の歴史に出て来る人じゃね?と思われても、それはきっと気のせいです。よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-16 04:37:24
541340文字
会話率:54%
陰陽師VS十六羅漢。巻き込まれ体質主人公が謎の仲間と最凶四侯爵と激突。
「お公家の事情 火にも水にもわれならなくに」の外伝です。今回は、暴れ足りない四侯爵のストッパーに、ふーちゃんのそばにいるあの人が立ち上がります。
最終更新:2023-05-08 18:11:50
57014文字
会話率:52%
筏に乗った僕は、不思議な体験をする……。全3話で完結します。
最終更新:2023-03-29 07:00:00
1354文字
会話率:75%