アストレア・レーヴェ。
女王の国を滅ぼした「炎の魔女」は時間を巻き戻り、六歳の身体に十六歳の心を宿すことになる。
――ただし前回の記憶は一切ない。
次期女王候補のひとりではあるが本を読んで静かに暮らすつもりだったアストレアだが、前回の自
分を殺した「黒衣の騎士」王甥ジークフリートに何故か気に入られてしまう。
毎週王城に通い同じ時間を過ごしている内に、アストレアは抱いてはならない感情――恋心を覚えていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-16 12:03:59
100002文字
会話率:28%
ひと足早い、クリスマスの歌詞です。
クリスマスシーズンになって、無数の想いに、無数の作品に、押し流されてしまわない様に。
最終更新:2020-12-11 21:00:52
398文字
会話率:0%
火災に遭い廃屋同然となった屋敷の中で、生き残りの少女が受けた凄惨な術。それは『若さと美貌』を保つためと称された、常軌を逸した行為だった。 貴族の子息だった少年は或る日、魔法使いと名乗る者に連れ去られ、監禁状態にされて魔法を学ぶことを強制され
る。 ふたりが出会い、関わりあううちに、ひとりでは耐えるしかなかった運命が動き、変わる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-24 23:00:00
98369文字
会話率:43%
ある晴れた日の河川敷で、二人の男達によって“なにか”の情報が交わされた。
それから数日後の朝────それは大鳥翔(おおとりしょう)にとって、いつもと変わらない一日のはずだった。
だがクラスメートの伊東肇(いとうはじめ)が、学年の人
気女子、花脊由希(はなせゆき)に呼び出されたことから、日常の歯車は狂い始める。
「告白されるかもしれない。けど、ひとりでは不安だから、隠れて見守ってて欲しい」
友の頼みに、複雑な想いを抱いきつつも体育倉庫に潜んだ翔だったが、やがて目の前に突き付けられたのは、激しく絡み合う肇と花脊────そして異形のものへと変貌した花脊に、肇が“貪り喰われる”光景だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-07 19:15:24
41073文字
会話率:34%
世界最強、奇跡のパーティーと謳われる召喚士集団である『猛獣使いの饗宴』。
そこでパーティーメンバーとして荷物持ちをしていた主人公の『スカイ』は、魔王討伐を数日後に控えたある日、国王に呼び出され一方的にパーティーメンバーから外されてしまう。
さらに、あろうことか犯罪者の烙印を押され国外追放までされてしまった。
スカイが抜けたせいで弱体化したパーティーは、激闘の末に魔王に敗れ去ってしまう。
国王は知らなかったのだが、何を隠そう荷物持ちのスカイこそがパーティーを最強たらしめてきた要たる人物、【最弱の召喚強奪者《サモンハッカー》】だったのだ。
手負いとなり怒り狂った魔王に襲われた王国は滅亡の憂き目にあい、国王も無残な死を迎える。
猛獣使いの饗宴のメンバーも、この戦いで行方知れずとなってしまった。
一方その頃、犯罪者として国外追放され他国で新しい生活を始めていたスカイは、とある魔人族の少女と出会っていた。
少女の名前は『キリ』。
彼女は魔人族の身ながら人間の街で暮らし、迫害を受けていたのだが、その秘めたる能力は『饗宴』のメンバーすらも上回る【最弱の精霊召喚士《エレメントサモナー》】だった。
スカイとキリ。
各々がひとりでは何もできない最弱の存在。
だが彼と彼女は出会い、ここに最強への道が拓かれた――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-22 14:24:49
32091文字
会話率:19%
あなたは、自殺をしたいと、おもったことは、ありますか?
あなたの友達に、死にたいって、言われたことは、ありますか?
私、ミノルは、自殺したいと、思っています。
そして、自殺したいと考えて、考えて、出した答えが、自殺は、人殺しだ! と、
言うことです。
自分で、自分を殺すことだと。
考えを、この小説に、書いています。
死にたいと、思っている、あなた。 一度、立ちどまって、回りを見て下さい。 あなたは、ひとりでは、ないのです。
友達と、話をすることも、大事ですが、あなたの回りの大人にも、聞いてもらって下さい。
仲間では、でない答えでも、大人に話をすることで、解決することも、あります。
親に話をすることができない時は、先生に話をすることができない時は、警察の人に話を聞いてもらって下さい。市役所のお姉さんに話をして下さい。
恐い。 恥ずかしい。 と、思っているかも知れないですけど、あなたは、自分で自分を殺そうとした、勇気ある人です。
初めて会った人に、話をする勇気など、たいしたことではないですよ。 いきて、生きて、人生を生き抜いて下さい。
このドラマが、あなたの勇気の、一滴に成りますように。 折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2019-12-04 11:03:01
87497文字
会話率:43%
皆さんは、境界性人格障害という心の病を、どこかで聞いたことがあるでしょうか?
たまにドキュメンタリーだったり、某テレビにて話題を取り上げた事もありました。
これは、私が克服した事で解ったことがたくさんあったので、もし、同じように苦しんで
いる方が居たら、少しでも参考になればと思い、筆を執りました。
また、近くに同じような人が居る方も、そうなんだと、何となくでも伝われば嬉しいなと思います。
大丈夫ですよ。
時間はかかりますが、必ず治ります。
苦しんでいるのは、あなただけではないんですよ。
大丈夫。
もう、自分を責めるのは辞めてあげましょう。
大丈夫。
あなたはひとりではありませんよ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-30 02:42:12
526文字
会話率:0%
2004年春、京都の和菓子屋の娘が「東下り」しました。日本サッカーの名門、葛飾クラブの女子ユースチーム・プリンセーザに合格した藤原杏木は幼き頃より鞠に勤しんだ蹴鞠ガールでございした。
杏木を待ち受けていたのはサッカー漬けの毎日、そして
同様に全国から集まった足自慢の少女たちとの共同生活です。
そんな杏木が夜な夜な話しかけるのは物言わぬ鞠なのでした。彼女の鞠には蹴聖と呼ばれた名人・藤原成通と三人の鞠の精が宿り、昼夜を問わず鞠を叩きこみます。しかしそれは他の者には見えません…
なでしこジャパンの名称が誕生した年を舞台にした女子フットボール賛歌、キックオフ! 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-01 19:17:56
304497文字
会話率:37%
恋とは何か、命とは何かを考える物語。
始まりは高坂青空が高校二年に進級するところから物語は動き出す。高坂青空は公立の高校に通う新高校二年生だ。ただ、その家庭事情はあまりにも酷いモノがある。すべての始まりは青空の母、高坂華の死からだった。
それを機に、妹、彩華の不登校、水空(すいや)の鬱、そして青空の不良化。
そんな青空は母に感謝の言葉も言えなかった自分を恨み、自暴自棄になっている時だった。青空を救ったのは、親友の柊悠真、そしてずっとお互いに苦しんできた彩華だ。
灰色だった青空の世界を二人はもう一度彩ってくれた。
靑空は、彩華と華の思い出が詰まった家を出て二人暮らしを始めた。水空を置いて‥‥。
そんな青空の周りに突如として現れる華との関係がある娘達。彼女らと華の姿が青空には重なって見えた。それは虚像か、それとも‥‥。
物語は彼女らと出会ったことによってすべてが変わった。
そして明かされる華の過去、本当の『死』の理由。
この物語は世界の残酷さ、“死”とは何かを考えるモノだ。よく、思春期の子供が「ひとりで生きていく」や「親なんていらない」なんてことを言い、親や身近な人を拒絶する。
でも、これだけは分かってほしい。人はひとりでは絶対に生きていけない。親がうざいのはおまえのためだ。うざくない親
なんていないんだ。いなくなって初めて分かることがある。気付くことがある。
でも、いなくなって分かってから後悔しても遅いんだ。
だから、今あるモノを当たり前だなんて絶対思うな。
今、そこにあるモノ。それはお前の一生の宝物になる。
これはその宝物をなくした青年、高坂青空と彼の周りの人々が作り出すストーリーだ。これを読んで少しでも周りを見る目が変わってくれれば幸いだ。
分かったからこそ苦しく、でも嬉しくなるそんなストーリーが今、幕を開ける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-12 20:37:33
102874文字
会話率:45%
「鏡に映った世界。それは本当に君の知っている世界なのかい?」
これは、一枚の鏡が引き起こした、少年と少女の出会いから始まる物語。
ふと鏡を覗いた時、君はもうひとりではないのだ。
※2年以上前に書いていた作品。気が向いたのでお蔵入り
していたものを掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-26 18:00:00
39556文字
会話率:47%
ある日、青野カナタは高校のクラスメイトと共に異世界に召喚された。総勢三十名の召喚者達。彼らはそれぞれその身に『天権』と呼ばれる不思議な力を宿していた。固有の能力を手に入れた彼ら、そんな中カナタが手に入れたのは自分ひとりでは何も出来ない『不
死』の能力だった。最弱の能力者、そんなカナタは自身の能力からクラスメイトに裏切られてしまう。絶望の淵に叩き落されたカナタがその少女に出会ったとき……復讐の物語が、幕を上げる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-29 09:27:26
582782文字
会話率:38%
ヒトは、ひとりでは生きていけないけれど、器用なヒトばかりではない。
最終更新:2018-07-12 20:00:00
482文字
会話率:0%
あらすじ
むかしむかし、あるところに、『ゆうしゃ』と『おんなせんし』がおりました。
かれらは『のうきんパーティー』でしたが、『ぶつり』でなぐって、みごとに『まおう』をたおしました。
でも、『ゆうしゃ』は、『まおう』をたおしたときに
、『のろい』をうけて、こどもになってしまいました。
ちからをうしない、きおくもおぼろげになった『ゆうしゃ』は、とてもひとりではいきていけません。
『おんなせんし』たちは、『ゆうしゃ』におせわになっていたので、これからは『ゆうしゃ』をやしなっていくことにしました。
しかしそこには大いなる陰謀が――
憧れの勇者を自分のものにするべく育成していく、女戦士たちの異世界逆光源氏計画!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-24 14:33:12
3108文字
会話率:38%
1人ではどうにもできないこと
最終更新:2017-02-22 05:37:59
339文字
会話率:0%
背中が痛い。揉んでほしい。ひとりでは無理。あいつがいたらなあ。
最終更新:2016-11-03 05:00:00
393文字
会話率:0%
神霊の器に選ばれた者は、神殿で数百年を過ごす定めを受け入れなければならない。
しかし器もひとりではなく、寄り添う者も従えている。
それは、神霊の眷属と呼ばれる者。器の候補に選ばれ、神霊に触れたことがありながら適合することができなかった者。
人ならざる者に変わったために、眷属は神殿を離れることができないのだが、今、ひとりの眷属が暇乞いを申し出る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-15 08:06:54
9331文字
会話率:46%
ミカヅキカゲリは障害者です。四肢麻痺に加えて、高機能自閉症と云う発達障害も抱えています。ひとりでは何もできません。
それでも、24時間の介助をつけてひとり暮らしをはじめました。
障害があっても、自由に自立した生活をすること。
それは、本
来、当たり前のことです。でも、現状、まだまださまざまな困難があります。
『空をあきらめないために』は、ミカヅキカゲリのひとり暮らしへの挑戦、出会う困難から生まれるものを通じての詩の連載です。
自己実現だけでなく、よりやさしい、より成熟した世界を目指す、しずかな革命なのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-10 14:54:33
13355文字
会話率:7%
素直になれず、刺々しさを持っている主人公は、独りきりだった。
特別「友達」と呼べるひとも居なくて、人生を諦めかけている。
けれどもそんなとき「居場所になってあげる」と、手を差し伸べてくれる人が現れた。
その手を取った主人公は、何
を感じたのか。
これから、どのように生きていくのか。
ひとは、ひとりでは生きられない生き物だから。
プラスの連鎖を続けていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-05 08:14:06
714文字
会話率:5%
「ラーメンが好きなんだね」
僕はその問いにはっきりとは返さなかった。というのも、僕はラーメンが好きだから食すのか、ラーメンがあるから食すのか今ひとつわからなかったからだ。
「一般的に言えば好きかもしれない」
「特殊的に言えば違うみたいだね
」
それには何も答えず僕は箸に絡みついた麺を啜った。それでは物足りずにどんぶりごと汁を過去を洗い流すように飲んだ。
「身体に障るぜ」
「ねえ」僕はひと呼吸おいて「僕がラーメンを食べる理由はわからない。それは認める。だけど、少なくとも、健康になりたいからではないんだ。だから余計なことで僕を苛つかせないでくれ」
「それは可笑しい。きみは生きるためにラーメンを食す。それにも関わらず不健康のために命を削ったら意味なんてないじゃないか」
「食えるときに食わなければ明日にもぽっくり逝っちまうかもしれない」
僕は箸を置いた。今を生きなければ僕はこの箸を置くことすらできないのだ。
「僕は長生きをしたいわけじゃないんだ。今を生きていたいんだ」
「今の積み重ねが未来につながる」
「人はひとりでは生きてはいけない」
「?」
「僕はこの店にラーメンを食べさせてもらっている。そうだろう? だけど、食べる人間がいなければラーメンを作る人間が食いっぱぐれる。僕は人間である限り誰かが創ったラーメンを食し、ラーメンを創る人間を食わせなければならないんだ」
厨房に目を向ければ還暦をすでに過ぎ去った老職人が我々の目も気にもとめず、スープを見据えていた。それは単なるスープではなかったかもしれない。未来であり、過去であったのかもしれない。
僕はそんな老体に涙ぐみたい気持ちになった。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2016-03-02 14:29:48
525文字
会話率:0%
それでもひとはひとりではない。
最終更新:2016-02-15 00:06:19
1319文字
会話率:23%