四季の色、四季の風…街には様々な顔がある。彼らはそれを見つけながら…卒業への1年を進んでいく。
ただ日第4期、笑って泣けない駄作をお楽しみに!
最終更新:2025-05-13 16:50:00
15814文字
会話率:93%
――死者のレシピをカフェで出す、うちの神様はうまく泣けない。
稲葉和(いなば のどか)、20代半ば。民俗学系ライター兼編集の契約社員。
子供の頃から他人には見えない小さな神々や死者の気配を感じることができた彼女は、初めて自身の企画が通っ
た「神社巡り」の仕事に取り組んでいた。
しかし上司の異動を機に、取材先の綾白神社の事故は神の祟りだ、という記事のでっち上げを強要されるなどの、パワハラとセクハラに追い詰められていく。
そんな時、同じ力を持ち唯一の理解者だった祖母が生前、「困ったときに行くように」語っていた店の存在を思い出す。
そこは「一見さん歓迎、二見さん大歓迎」――黄昏時から深夜だけ開店する和カフェ「夜見」。
現世と常世の境にあり、常世に紛れ込もうとする人々に、失われた「死者のレシピ」を渡す場所。
営むのは黒髪の美青年――早瀬と名乗る消えゆく川の神と、彼の眷属の茜と澄の二人。
祖母のレシピを食べて勇気づけられた和は、男性客・斉藤の苦境を知り、死に別れた母親の「ちらし寿司」の再現を手伝いたいと思う。
ヒントとなる、常世の死者からの文は、熊笹の枝に付いた『かささぎの渡せる橋』、百人一首にも収められた和歌の初めだけだった。
和は早瀬と共に、和歌と伝承文学の知識を生かして、斉藤が母親から語られた七夕伝説の類型から、彼の母親のルーツとなる地域とレシピを探ろうとする。
一方で、早瀬が常世に毎日手紙を送り、「殺してしまった」友人からの返事を待ち続けていたことを知り……。
この話はPixiv、カクヨムにも掲載しています。
※描写その他、調整中です。また今後続編を掲載する可能性があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-22 09:12:53
28290文字
会話率:45%
僕は知っている。彼女が泣かないのには理由があることを。
大学の講義で一緒になる、一つ上の先輩。
彼女には、まったく泣かないらしい、との噂があった。
僕から告白し、付き合って、僕らは結婚した。
僕は知っている。
本当は君が、よく泣いているこ
とを。
お読みいただければ幸いです。エブリスタさんでも投稿です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-13 13:37:55
3944文字
会話率:14%
母の葬儀で涙が出ないことに違和感を感じた政二は自分の成育歴に原因があるのではないかと考えた。幼いころ両親の愛情が必要だった時期に十分な愛情を受けていなかったために、感情の一部が欠損しているのではないかと不安を感じた。しかし教員をしていたので
は発達障害について学習し、自己分析した結果、自分は軽いASDに分類されると思い込んでいて先天性の症状だと考えていた。しかし成育歴から来るものであるとすれば後天性の症状であるという事になり、直すこともできるのではないかと考える。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-28 16:14:07
11683文字
会話率:3%
『夜』シリーズ、終わり、かな?
キーワード:
最終更新:2024-08-23 08:04:50
225文字
会話率:0%
隣国の王子様との結婚初夜で、魔女によってカエルに変えられた王女フロリカ。カエルのままでは困るからと連れて行かれたのは「真っ暗森の魔法使い」シルルのもとだった。けれど解呪は難航。そうこうしているに、王子様が二人のもとに乗り込んできて……?
カ
エルにされた王女様と、元は王女様らしいカエルを押し付けられた魔法使いが、呪いを解くまでのお話。
設定はふんわりです。細かいことは気にしないでください。
他サイトにも掲載しています。R15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-18 16:35:28
20153文字
会話率:25%
義父、良男の急死と共に訪れるてんてこ舞いな葬儀。
穏便に済ませたい近親者とは裏腹に様々なイベントを起こしてくれる周りの人達との温度差に振り回される、ドタバタコメディ。
果たして良男は無事にお見送りされるのだろうか。
最終更新:2024-05-26 19:33:24
7871文字
会話率:3%
みんな、ありがとう
ふと感じた苦さを書き出してみました。大切な仲間との別れがなんか悲しくなりました。
そういうときって意外と泣けないんですよね。
私だけだろうか
稚拙な文章ですがよんで評価していただけると幸いです。
最終更新:2023-10-22 14:53:36
247文字
会話率:0%
人口爆発を止めるための秘密裏の計画。「赤色闘魚計画」のために育てられた、人間に擬態する赤い魚達は、人間と同じ権利を得るために、人間の中の弱個体を間引くと言う仕事を任される。
同じ星に住んでいる「金魚」と言う人間に無害な生物と偽って、「闘魚」
達は日々、人間達を始末している。
人間と同等の感情と知能を持つ、三倍体の闘魚「リモ」も、そんな暗殺者としての生活を送っていた。
三倍体の中で、珍しく「XXY」の遺伝子を持つ者が、呼称を与えられ、水の外の世界に出られるまでに成長する。
「ジュラ」と言う呼称を与えられたその少年と引き合わされたリモは、何ともおかしな仕事を任されるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-13 20:30:43
44463文字
会話率:14%
昔から泣けない明美は、人間関係に苦労していた。だが、理解してくれる友人、優花がいつも味方になってくれているお陰で平穏な日々を過ごしていた。だが、そんな優花からある相談事を持ちかけられた。
最終更新:2023-04-07 19:00:00
6284文字
会話率:42%
笑顔が綺麗で素敵な人、南優樹。
そんな彼を好きな女子、荒木藍はある日、南優樹が事故で家族を亡くしたことを知る。
その事故の影響で表情を失ったことも。
しかし、慰めも何も出来ずにいて幾日が経った。
そして、事件は起こった。
クラスメイト
が自殺した。
その自殺に皆が泣いていた中、一人泣かない、泣けない男がいた。
その日から、南優樹はイジメられるようになった。
荒木藍は、そんなイジメを見て見ぬふりできず、校門前へと向かった。
「一緒に帰らない?」
そんな誘いを、大好きな南優樹にした。
これは、餞を受け取り、心身共に成長していく、純情な彼女の旅立ちの物語——
※こちらの作品は『卒業の餞 ——大切な彼女へ——』のキャラクター、荒木藍のお話となっております。
先に前作を見ると、より楽しめると思いますので、是非ご確認ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-15 14:00:08
6898文字
会話率:24%
元カノが死んだ。
なのに泣けないのには理由がある。
「元」彼女だからではない。
最終更新:2023-02-27 04:12:13
2231文字
会話率:40%
幼い頃の事故以来、笑顔しか作れなくなったリリはメイドとして騎士ロロの家に勤めることになった。だが、戦功によって男爵位を賜るほど騎士として名高いロロは「全く笑わない」冷酷な男性だと評判で――。
最終更新:2023-01-11 13:37:04
16275文字
会話率:45%
ホケ、ホケ……。ケキョ。
鳴かぬならばなんとやら。庭先の夾竹桃が彩を迎えるころを迎えてもうまく泣けない鶯の鳴き声は虚しさを思わせるように響き渡った。彩歌は掻巻に身を包み縁側に座りその光景を眺めていた。
キーワード:
最終更新:2022-11-01 21:29:48
2984文字
会話率:61%
意味のある行動なんて所詮結果を見ないとわからない。僕はそう思う。
最終更新:2022-07-20 23:21:56
3308文字
会話率:52%
お稲荷様と男は両片思い。
「泣く時は声を上げて泣きなさい。そうじゃないと、誰にも気づいてもらえないよ」と言っていたのに、男は声を上げずに死んだ。
男が死んだことを風の便りで知ったお稲荷様の、男との記憶とこれからの話。
最終的に光はあります。
神に関してのあれこれは、ご都合主義が発動してます。創作です。
Twitterの書き出し企画
#声を上げて泣けBL 参加作品(主催:トウ子様)
pixivやエブリスタなど他サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-12 18:12:45
2328文字
会話率:20%
中学生にして、社会の「あたりまえ」という概念から切り離されてしまった飼鳥歩の心は荒んでいくばかりだった。何にも希望を見出せず、悲しみ方すら忘れてしまいそうな日々。そんな止まらない精神の荒廃化に待ったをかけた存在とは……。
最終更新:2022-01-20 20:51:45
42802文字
会話率:48%
3年間通った高校の卒業式。その日は、彼女にとって恩師や友だちよりも大切な人との別れの日でもあった。その人とは・・、そう美術室に飾られている胸像である。彼女は新入生の時に初めて出会って以来、その胸像に恋をしていた。眼光鋭く凛々しい顔立ちのその
胸像は彼女を忽ち虜にしたのである。
そして卒業式の今日、彼女は旅立った。胸像のモデルとなった男性を探す旅へと。男性のいる場所は判っている。判ってはいるが彼女は今まで尋ねるのを躊躇していた。何故なら彼がいるのはとても遠い場所だったからである。
そう、彼がいるのは異世界だったのだっ!うわっ、普通の恋愛モノが異世界モノになってしまった!あーっ、ジャンルはどこに置けばいいんだろう?SF?SFに置いても叱られない?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-06 12:00:00
261518文字
会話率:52%
母が死んだときにすら泣かない冷血令嬢といわれたユーディア、幼馴染みの婚約者ルークがなぜ泣かないんだといろいろ試しても泣かなかった。
そしてとうとうルークが妹を妊娠させ、婚約破棄を宣言しても泣けず、どうして泣かないんだよ!と激高されてしまうが
…。
泣けない理由は彼女の前世でかけられた呪いで。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-02 20:07:10
2492文字
会話率:45%
ある少年は、恵まれぬ人生を送っていた。不幸を神がいないせいだと信じ、運命を呪っていた。
――もし神様と出会えれば、俺は救われるだろうか?
そんな幻想を叶えるため、神がいるであろうミライの世界へ向かう少年。
けれどミライは神に見捨てら
れ、様々なモノを奪われていた。
「泣きたくとも泣けない。笑いたくとも笑えない?それは俺でさえ許されていたことなのに……もしも神様に会ったら、俺が――調教してやる」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-29 00:12:13
119806文字
会話率:44%