失踪した妻が残した手紙に従いエデルは息子と共に彼女の実家を訪れた。そこで出会ったのは、美しい姉君。その美貌と広大な領地を収める辺境伯という地位にあるがゆえに多くの人間が彼女を望んだが、彼女はその全てを退けてきた。だが、家の為に一族より望まぬ
婚姻を押しつけられそうになっていた彼女は、出会ったばかりのエデルとの結婚を望んだ。そこからエデルの苦悩の日々は始まった……………ってシリアスバージョンで書けばこんな感じでしょうか。短編を読まれた方はおわかりだと思いますが、中身はあんな感じなので。
「待って、やめて下さい。やめてー」「うん?なぜだ?家族を守るのは妻たる私の役目だ」「お母様のお好きなように。後始末は僕たちでがんばりますから」
天然人たらしの引き取られた夫(通称:猛獣使い)、辺境の女帝と呼ばれるどこまでも格好良い妻(通称:猛獣)、悟りを開きそうな息子(のちの通称:魔王、もしくはサンマオ(参謀ポジションなのに魔王感が半端ねぇ))、目指せ!仲良し一家のほのぼのハートフル辺境ライフ。胸キュンもあるよ(多分、いける!……かなぁ)短編の続きです。あっちが出会い編ならこっちは家族編という感じです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 00:10:00
188266文字
会話率:45%
伯爵家の娘として生まれた私の前世は、九尾の狐だった。とはいえ、前世も今世も落ちこぼれ。そんな私だが、前世では九尾の一族きっての超エリートな御方にお仕えしていた。こっちに転生してから出会った親友が、修道院で育ったから貴族令嬢としての振る舞い方
が分からない、と言ったので、あの方に近付くように指導したら………出来上がったのは、悪役令嬢?そのままの勢いでお隣の王様を堕としてきた彼女に、侍女として一緒に行ってほしいと言われて、諸事情(※たまにでる尻尾と耳)で結婚する気もなかった私は、就職出来たーと喜んでついて行った。そして就職先で出会ったのは、酒飲み友達希望者(?)これは、残念零嬢と言われた私のちょっとした物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-25 01:35:03
5495文字
会話率:30%
帝国歴515年。サナリア歴3年。
新国家サナリア王国は、超大国ガルナズン帝国の使者によって国家存亡の危機に陥る。
従属せよ。
このたったの一言により、サナリア王国は窮地に立つことになった。
これに従わないで、もし帝国と戦うとなれば全
滅覚悟の死の戦争をしなければならない。
それはアーリア大陸を二分している国家との全面戦争を意味しているからだ。
苦悩の末にサナリア王アハトは、従属することを決めるのだが。
当然それだけで交渉が終わることはなく。
従属したという証を示せとの命令が出される。
それは、二人の王子の内のどちらかを選べとの事。
更に苦悩することになったアハト王が最終的に決断したのは第一王子フュン・メイダルフィア。
彼を人質として差し出すことに決めたのだ。
フュンは弟に比べて能力が低く、武芸や勉学が出来ない。
彼の良さをあげるとしたら、ただ人に優しいだけ。
そんな人物では国を背負うことは出来ないだろうとして、彼は帝国の人質となってしまったのだ。
しかし、この事がきっかけで、長らく続いているアーリア大陸の戦乱の歴史が変わる。
西のイーナミア王国。東のガルナズン帝国。
アーリア大陸の歴史を支える二つの国家を揺るがす英雄が誕生することになるのだ。
のちに、アーリア大陸に現れることになる偉大なる英雄。
フュン・メイダルフィアの英雄譚が今始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 00:00:00
1656853文字
会話率:47%
荒くれオークと転生少女のちょっぴりえっちな異世界結婚生活!
病弱な少女ミエが異世界に転生したら健康な体に!?
だが不運にも転生早々オークの襲撃に巻き込まれてしまった彼女は、彼らにオークどもの性奴隷同然の存在を意味する『オークの花嫁』になれ
と脅迫されてしまう。
ところがミエはそれを文字通りのプロポーズだと思い違いしてしまい…?
誤解と勘違いで結ばれてしまった異種族夫婦が≪応援≫スキルと共に繰り広げる異世界恋愛内助の功成り上がり物語ここに開幕!!
※オークなので作中一夫多妻要素があります。苦手な方は御注意ください。
※この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 00:00:00
2036465文字
会話率:36%
歌い手に人生を救われた中学2年生の男子
「咲井癒雨」には学校の人達に言えない隠し事がある
それは歌い手活動をしていることだ。
歌い手に人生を救われてからずっと歌い手に憧れていてちょうど半年くらい前に「Raisa」ってゆう名前で歌い手活動を
始めたのだが思ってた以上にチャンネルの伸びが凄くて今ではチャンネル登録者数2万人突破して1番人気ある歌ってみたの再生数は10万再生数を超えた。
そんな俺は当たり前ではあるがリアルでは普通の中学生であるため普通に学校に行かなければならない。
そして今日新学期を迎えて憂鬱な気分で学校に到着したのだがクラス確認した瞬間思わず少しガッツポーズをしてしまった。
思わずガッツポーズをしてしまった原因は5本柱と言われているマドンナ達がいるのだがそのうちの1人
「倉沢莉羽」と同じクラスになったからである
そして俺は倉沢莉羽に恋をしている。
同じクラスになった事でルンルンな気分でクラスに入った瞬間学校のマドンナと言われている倉沢莉羽衝撃的な発言を聞いてしまった。
Raisa様本当に最高!!イケボで歌上手くて本当にカッコいい本当に好き!付き合いたいキスしたい!と言っていた
なんと学校のマドンナにして俺の好きな人が自分
「Raisa」のガチ恋勢ってゆう事が判明してしまった
この発言を聞いて俺はこれからどうしたら良いんだ!!と心の中で叫んだ
これは歌い手に救われて人気歌い手になった少年とすぐそばにいる歌い手に救われてガチ恋勢になった学校のマドンナのちょっぴり湿度高めで夢を見て泥臭く夢を追いかけ続ける青春の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-19 23:53:13
19718文字
会話率:2%
雨女と呼ばれていじめられてる女子高生「雨笠弓子」。
大雨の日、持ってきた傘がなくなり自暴自棄のまま歩みを進める。
道中複雑な感情に苛まれるもそんな彼女に声をかけてくれたのは…。
雨の下で出会った二人のちょっと変わった青春物語。
最終更新:2024-11-19 23:47:17
4847文字
会話率:50%
野々原華は、桃の有名な街で育った18歳の女子高生。時期はずれに実っている金色の桃を見つけて写真を撮ろうとしたところ、転んで気絶してしまい、目が覚めるとそこは森の中。手の中のスマホ以外何も持っていない華はそこで出会った老人、ヨネに村まで案内し
てもらう。けれどここはどうやら華が生きていた時代よりもずっと前の時代の世界で、日々の生活すら危うい。村長の息子である利市は親切にしてくれるが、ある日利市に恋をしている雪に、スマホを夜の森へと投げ捨てられてしまう。月明かりの下、必死にスマホを探す華に、低く艶のある声が問いかける。
「このピカピカ光る板みたいなのは、アンタのか?」
その声の持ち主は、毛先に向かって朱色の強くなる髪を持った美丈夫で。彼の姿を見た瞬間、とある言葉が頭を過ぎる。
——夜の森には行っちゃならん。鬼が出る。
気のいい鬼のお兄さん(のちにヤンデレ)×平凡なヒロイン
※R15は保険です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-19 23:01:11
99826文字
会話率:46%
ときははるか昔、のちに三國といわれた時代の前夜。
人が石に変えられるという事件が、近隣の村々を恐れさせていた。噂では妖(あやかし)の仕業であるらしい。 大学者の娘、
蔡琴箭(さいきんせん)は、留守がちな父親にかわり、村をまもるため、あと、自分の願望をかなえるため、一計を思いたつ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-19 22:47:52
578339文字
会話率:37%
孤児のちびが 双子の妹を捜す為 有名人に成りたいと奮闘する
冒険あり
魔法あり
加護あり
スキルあり
モンスターあり
料理あり
笑いあり
涙あり
の物語
最終更新:2024-11-19 22:00:00
32651文字
会話率:97%
お父さんが異常に大好きな特殊能力持ちの主人公、揖保川命叡(いぼがわみさと)は異世界召還を元の世界で一年程前から宣告され異世界に召還される中がダンジョンになっている塔の100階層踏破をまず目指すよう言われる、そのさらに上500階層には楽園が!
?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-19 20:49:14
166424文字
会話率:77%
諸事情により両親と共に京都府京都市左京区上高野にある祟道神社へ参拝にいくと美少女が現れる
主人公龍雄は美少女の兄の生まれ変わりだと告げられる美少女は龍雄を幸せにするために来たと言う
日常に非現実な世界が入り込み激動する身の回り、主人公龍雄の
前世とは?少し史実を絡めたフィクションファンタジー
悪者退治、そして幸せになろう折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 22:17:49
121202文字
会話率:87%
普通の高校2年生の僕。
好きな人に話しかけることも出来ずにいる。
喋るより頭で考えるちっぽけな僕の葛藤の物語
最終更新:2024-11-19 20:00:00
9211文字
会話率:2%
竜の鱗を纏い強大な魔力をその身に宿す世界最強の種族——竜人。
彼らは世界にごく少数しか存在せず、そのほとんどが『竜人の隠れ里』で密かに暮らしている。
ある日、竜人族のひとりであるエドラは里の窮屈な暮らしに嫌気がさし、故郷を捨てて度に
出ることを決意する。
しかし里を出てしばらくして、道中で財布を落としたことに気付いた彼はその後山道で行き倒れてしまう。
幸い通りかかったカナフ村の魔法使いシューバに助けられたエドラだったが、彼の元を去る間際になって財布を落としたことを思い出し途方に暮れることになる。
シューバはそんなエドラを自身の営むポーション屋の店番として雇い住む場所まで与えた。
こうして人間種ばかりのカナフ村で暮らし始めた彼は、後に村のちびっ子達からこう呼ばれた——鱗のお兄さん。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-19 20:00:00
93059文字
会話率:60%
私たちの世界は二つに分かれています。
一つは私たち人間のいる世界、もう一つは魔族の世界です。
私たちと魔族の間には境界があります。
文字通り見えない壁があり、ちょうど半分になっています。
最初からというわけではありませんが、それがあ
るので互いの土地を行き来することもできません。
なぜ境界があるのか、それは私たちと魔族が遥か昔からずっと争っていたからです。
戦いはどんどん激化し、毎日多くの命が消えていきました。
当時の神様は悲しみしか生まない争いに大変怒り、大地をほんのわずかだけ残して海に沈めてしまいました。
神様の力はすさまじく、人間も魔族も大地と一緒にほとんどが海に飲み込まれてしまったのです。
そののちに神様は世界を分かつ境界を作りました。
互いの交流が無くすことで、同じことが無いようにしたのです。
二つの種族は争うことをやめ、残された土地で静かに暮らすようになりました。
人間も魔族も多くの仲間や大地を失くしてしまったため、戦うどころではなかったのです。
長い時間が流れ、人間と魔族の数が増えてきた頃に大きな変化がありました。
それは神様の代替わりです。
以前の神様は、新しい神様へこの世界を任せることにしました。今から三百年以上も前のことです。
新しい神様は人間と魔族にこう伝えました。
『互いに今の土地だけでは限界だろう。お前たちに大地を返していく』
世界中の者たちが聞いていて、そのすべてが喜びの声を上げました。
繁栄のためには数をもっと増やさなければいけません。ただ、増えても土地が無かったからです。
新しい神様はそのあとこう続けました。
『私は戦いの神でもあり、強い者が好きだ。そこで、戦場というものを用意した。自信があり、戦いたい者だけで挑んでほしい。戦いは半年に一度、勝った方に土地を少しずつ返してやろう』
また大きな歓喜が起こりました。
これが今も続いている戦場の始まりです。
※他投稿サイト「エブリスタ」同時掲載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-19 18:27:28
2523159文字
会話率:51%
ユーリ・ピーチ=ストームは、グラビアアイドルとして活動しながらMMA(総合格闘技)のプロファイターとしてデビューを果たした、名うてのアイドルファイターだった。
しかし、卓越したルックスと色気で絶大な人気を誇りつつも、デビュー戦以降は連敗を重
ねて地上最弱とまで評されてしまう。
そんなユーリとひょんなことから一緒に暮らすことになってしまった猪狩瓜子は、高校生の身でありながらキックボクシングのプロファイターとして名を馳せており、卒業後はMMAファイターとしても活動していこうと決意していた。
マイペースかつ破天荒なユーリの存在に反感をかきたてられつつ、きわめて錯綜したその経歴と人間性に、瓜子はやがて心をひかれていく。
無邪気なユーリと頑固な瓜子の織り成す、真剣なバトルとライトな日常。
*当作は2013年に執筆を開始して、2016年に改稿したのちにウェブ上で発表した作品となります。
【4th Bout】からは2020年に着手した内容となりますが、時代設定は2010年代中盤のままとさせていただきます。社会情勢や格闘技業界の情勢などもその時代をイメージしていただければ幸いです。
*当作はカクヨムにも掲載させていただいています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-19 17:00:00
5283965文字
会話率:36%
当代のアルメスタ公爵、ジェラルド・サン・アルメスタ。
彼は幼くして番に出会う幸運に恵まれた。
けれどもその番を奪われて、十年も辛い日々を過ごすことになる。
やっと見つかった番。
ところがアルメスタ公爵はそれからも苦悩することになった。
彼
女が囚われた十年の間に虐げられてすっかり心を失っていたからである。
番であるセイディは、ジェラルドがいくら愛でても心を動かさない。
情緒が育っていないなら、今から育てていけばいい。
これは十年虐げられて心を止めてしまった一人の女性が、愛されながら失った心を取り戻すまでの記録だ。
「せいでぃ、ぷりんたべる」
「せいでぃ、たのちっ」
「せいでぃ、るどといっしょです」
次第にアルメスタ公爵邸に明るい声が響くようになってきた。
なお彼女の知らないところで、十年前に彼女を奪った者たちは制裁を受けていく。
※R15は念のためです。
※アルファポリス、カクヨムにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-19 16:51:42
159451文字
会話率:32%
極貧貴族トルトゥーガ家に、一人の赤ちゃんが誕生した。その娘の名はベリル。
彼女は少しアホっぽい口調ながら生まれて間もなく言葉を話し、さらに摩訶不思議な魔法まで使いこなす問題幼児だった。
そう、ベリルは異世界転生した女子高生なのだ。
この物語は、のちに『小悪魔ベリル』の異名で畏怖される女児を授かったガンコ系親父が、ポンポン湧きでる娘の思いつきに振り回される苦労譚なのである。
※カクヨムにも投稿しています。
※無断転載禁止折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-19 13:01:58
558190文字
会話率:50%
ブラック企業での過労が祟って、死んだと思ったら……冷酷王の妻になっていた!?
前世はOLとして、労働に明け暮れながらも……愛する人との結婚・子育てに憧れていた細野真奈美。
しかし恋する時間もなく、唯一の楽しみは悲運な王族の少年・ノエルが辛
い家庭環境を乗り越えようと奮闘する小説『光を求めて』を読むこと。
健気で純真なノエルがハッピーエンドになりますように、と願いながら読んでいたらまさかのバッドエンドを迎えてしまった!
そんなのってあんまりよ!
結末に納得がいかない真奈美だったが、睡眠不足で倒れたのち目を覚ませば天使のように可愛いノエルが目の前にいた。
まさか私、ノエルを冷遇していた実母・レイラに生まれ変わったの!?
しかも夫であるジェイドには嫌われているようだし…。
でも待って。これって未来を変えるチャンスよね…?
大好きなノエルに愛情を注ぐことを決めたレイラの運命やいかに…!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-19 12:10:00
108434文字
会話率:42%
ほの暗い洞窟で目覚めた男。
彼はのちに魔王、と称されることになるダンジョンマスター。
そして、彼が小国の王女と出会う時、王女の故郷はおろか、周辺諸国を巻き込む運命が動き始める。
その流れは時に現地人を、時に迷い人と呼ばれる転移者たちをも巻き
込むものとして……。
これは彼が魔王として、世界を裏から支配するまでを描いた英雄譚。その始まりであった。
本作はハーメルン様でも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-19 12:06:27
267245文字
会話率:35%
12歳で寝取られた俺は脳が破壊された。
人の嘘がわかるようになった。
自分の恋心がわからなくなった。
彼の右手はのちに『神の右手』と呼ばれる
最終更新:2024-11-19 11:13:32
2837文字
会話率:22%
戦争孤児の僕は敵国の皇女様の戯れで拾われた。
10年間、皇女様のワガママと帝国人からの嫌がらせを受けていた。
それでもほんのちょっとだけ皇女様は優しかった。
その暮らしが続けば良かった……
僕は死刑を逃れるために帝国を逃げ出した。
まだ
見ぬ自由を求めて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-21 11:12:15
4210文字
会話率:29%
——人は人生の終着点で、本当に見たいものを幻視する。
桜が散った四月の下旬。高校生の井落秋葉は、時代の流れによって衰退した美術部の復興に奮闘していた。
そんな中、秋葉はいつも通り無人であるはずの美術室で、長い黒髪が特徴的な女子生徒、二条
彩佳と出会う。
ピアニストの夢を挫折した過去を持つ彩佳は、秋葉の絵を眺めたのち、何を思ったのか美術部の入部を希望する。
美術部の活動実績のため、彩佳に油絵を教える日々が始まり、次第に二人は距離を縮めていく。そして、刻々と迫るカウントダウン。
芸術と青春、季節は廻り、二人の旅の終わりが紡がれる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-19 06:06:43
17082文字
会話率:49%
雪国暮らしの子爵令嬢ミシャは、突然婚約者から「彼女のお腹に僕の子がいる」と宣言された。
呆れたことに、婚約破棄するつもりはなく、ミシャを第二夫人とし、子どもは未来の子爵に、さらに結婚資金は教育費にしたいとまで言いだす始末。
その発言を聞いて
前世の記憶が甦ったミシャは、ワンパンで婚約者を懲らしめ、見切りを付けた。
かねてから憧れていた魔法学校に入学し、身を立てる決意を固める。
魔法学校に願書を出したのはよかったものの、過去に魔法学校に通っていた叔父のやらかしにより、奨学金制度で通うことができなくなってしまう。
平々凡々な魔法使いであるミシャは魔法学校へ通うことを諦めかけるが、薬学科の教師から学費を払ってあげる代わりに、授業で使う薬草の管理をしないか、と持ちかけられる。その結果、魔法薬が栽培されている温室の管理の近くにある小屋での暮らしを命じられる。
全寮制の学校なのに、ミシャは寮母がいない、炊事洗濯をセルフで行う小屋での暮らしが始まった。
そこに監督生長であり、未来の大公である公子がやってきたり、ツンデレ公爵令嬢に懐かれたり、珍しい宝石スライムを使役したりする、楽しい魔法学校生活が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-19 00:00:00
548510文字
会話率:43%