失踪した妻が残した手紙に従いエデルは息子と共に彼女の実家を訪れた。そこで出会ったのは、美しい姉君。その美貌と広大な領地を収める辺境伯という地位にあるがゆえに多くの人間が彼女を望んだが、彼女はその全てを退けてきた。だが、家の為に一族より望まぬ
婚姻を押しつけられそうになっていた彼女は、出会ったばかりのエデルとの結婚を望んだ。そこからエデルの苦悩の日々は始まった……………ってシリアスバージョンで書けばこんな感じでしょうか。短編を読まれた方はおわかりだと思いますが、中身はあんな感じなので。
「待って、やめて下さい。やめてー」「うん?なぜだ?家族を守るのは妻たる私の役目だ」「お母様のお好きなように。後始末は僕たちでがんばりますから」
天然人たらしの引き取られた夫(通称:猛獣使い)、辺境の女帝と呼ばれるどこまでも格好良い妻(通称:猛獣)、悟りを開きそうな息子(のちの通称:魔王、もしくはサンマオ(参謀ポジションなのに魔王感が半端ねぇ))、目指せ!仲良し一家のほのぼのハートフル辺境ライフ。胸キュンもあるよ(多分、いける!……かなぁ)短編の続きです。あっちが出会い編ならこっちは家族編という感じです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 00:30:00
213858文字
会話率:45%
吟遊詩人のエデルは、血の繋がらない子供を伴って辺境の地を目指していた。そこで辺境伯に会うことを目的としていたのだが、もうすぐ辺境という街で路銀を稼ぐことにした。一方、辺境伯であるアリアは、中央の貴族たちから持ち込まれた縁談相手を見るために、
同じ街に滞在していた。
『夫と息子が引き取られたら猛獣使いのあだ名が付いた』のアリアとエデルが正式に出会う前の一夜の物語です。全4話の予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-01 00:10:00
13287文字
会話率:35%
自分の見合いを勝手に決められたキラは、その相手に会いに行くことにするが、彼女が動けばトラブルしか起きない。
科学の暴走によって地球が荒廃した後、人類は宇宙で新たな文明を築いた。だが100年が経ち、コクーンの独立運動と地球(デュオン家)の圧
政により、再び戦争の機運が高まっていた。
絶世の美貌を持ちながら、口から出るのは暴言と火炎という公国のお姫様キャルローラ。
一方、父とそりの合わない優等生マルスは、軍の道に納得できず鬱々としていた。
美しき“猛獣姫”の世界を巻き込む特別なジジョウ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 01:00:00
34321文字
会話率:15%
アメリカ合衆国 ユタ州 セントジョージから、北西に伸びる一本の道路があった────。
───2025年────
町の名はアダマ=エロヒート
そこには19世紀を思わせるような街並みが広がっている。
その地に住む17歳の青年ニック・テ
ネットは、10年に一度行われる儀式に連れられていた。
町の中央に置かれた大釜、そこから天に向かって燃え盛る赤き紅蓮の炎──。
かつて、暗闇の中猛獣に襲われていた時代に、ギリシャ神話の火の神プロメテウスがその地に永遠と燃える炎を与え、暗闇の中光を灯したとされている。
そこからプロメテウスへの敬礼の儀として、大釜に入れられたその炎に、食物や高価な品を投げ入れるという習慣が生まれた。
だが、時は経ち18世紀、この頃聖なる炎がその勢いを落としていた。
人々は炎へとより多くの品物を投げ入れたが、それでも炎は縮まっていくばかり。
そこである聖職者が、自らを生贄に大釜の中へと飛び込んだところ、大釜の炎は再び燃え盛ったというのだ。
このことから、この町では10年に一度『誰か1人をプロメテウスへの生贄として捧げる』という儀式が行われるようになったのだ......
テネットは唇を縫われ、目隠しをされ耳栓も付けられ、両手にロープを繋がると2人の聖職者に炎の元へと連れられた。
大釜の前には木造の階段と、その横で神への祈りの言葉を捧げる神父がいる。
炎のバチバチという弾ける音が辺りに響くが、テネットにはそれを聞くことも許されなかった。
聖職者2人に体を持ち上げられると、テネットは階段を上がるのだと理解し、その瞬間...その心は激しい恐怖に襲われた。
炎の温かみを感じる。
同時に、死の冷たさも感じていた......。
神父が言葉を終えると、抵抗虚しく、ロープを掴んだ2人の聖職者はテネットの肉体を炎の中へと投げ入れた。
テネットは瞬間、燃え盛る炎に全身を燃やされその苦しみで酷くのたうち暴れ。
大釜の外にも響くほどの重厚な金属音が広がった。
その時、目隠しが焼け落ち、テネットは大釜の中で目を開ける。
するとそこには、同様の儀式により焼け死んだ人間の遺骨が積み上がっていた。
テネットは恐怖で目を閉じ、燃える涙を流しその生涯を終えた────。
完結するかは分かりません。
飽きたらすみません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 21:07:18
21511文字
会話率:24%
戦火に揺れるエスペランド大陸では、女神ルクスを崇める魔術と騎士の国アドラシオン皇国と、
魔獣を操る猛獣使い≪テイマー≫の国サンクリッド王国が激しく対立していた。
皇国の軍人ナイトは、魔術・武芸に才がなく、飄々と軟派な性格も相まって「最
弱」「無能」と蔑まれている。
彼が隊長として率いる小隊「ヴェイン」も、訳アリの隊員で構成された〝お荷物部隊〟と認知されているが──。
その実態は、蔑称を隠れみのとした、皇国の第一皇子スレイン旗下の特殊部隊。
そしてナイトは、復讐に燃えた過去を悔い、罪を背負いながらも「恒久和平」実現のため暗躍する軍師である。
そんな彼が、スレインと共に戦場で見つけたのは一輪の華。
王国への復讐心を燃え上がらせて狂い咲く、エリート女騎士エレノアだ。
「憎しみは憎しみを呼ぶ」と学び無能を装うナイトと、「両親の仇を討ち、弟を守る」と誓いひたすらに刃を振るうエレノア。
出会った二人は、相容れぬ思想ゆえに衝突を繰り返しながらも、次第にお互いを知り、心に踏み込んでゆく。
果たして二人の行き着く先は破滅か、それとも新たな光か──。
剣と魔術、知略の織り成す戦記ロマンスファンタジー、いざ開幕。
※毎日17時頃更新予定※
※ネオページさんで連載中の作品です。
最新話はネオページさんにて先行公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 17:10:00
123392文字
会話率:27%
ある日、洞窟で目覚める一匹の知能ある小動物。異世界に産み落とされた彼が繰り広げる魔術を用いた様々な戦い、それが見どころとなるだろう。たかが常人の彼が、生まれ変わった程度で一体何を成し得られるというのか見物だな。
最終更新:2025-07-16 23:50:00
129812文字
会話率:12%
食人欲の伴う飢餓に苛まれる代わりに、超人的な身体能力を持つチョーカー。
彼らには必ず、首輪のような『黒い』痣が付いているという。
そんな中、自身の目的のためチョーカーの実態を暴く調査官になった主人公に、コロッセオでの目撃情報が入る。
な
にやら、剣闘奴隷の一人が人間離れした身体能力を持っているというが、チョーカーとして不可解な点があるらしい。
そして、意を決し任務に当たる主人公の前に現れたのは、
決闘用の猛獣を軽々と吹っ飛ばし、幼児のように涎を垂らす『白い』痣のチョーカーで―――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-10 19:39:27
68845文字
会話率:43%
ショウは魔装具や武具を製作する技術者であり、上司の命で傭兵パーティーの魔法剣士レイ率いるパーティーに加わる事になった。
レイは剣の握り方すらもわからない初心者。その一方でそれに付き従う純戦士ゴルード、神官シルク、魔導師ガーネット3人は大ベ
テラン。
アンバランスなパーティーにショウは異様な雰囲気を感じつつも、内勤技術者としての仕事を全うし、苦難を乗り越えながら真面目に働き、五人は絆を深めていく――――
しかし、レイとショウに悲劇が襲い、二人の運命の歯車が、大きく狂い回り始めた。
今後の予定(2020/10/11)
※誤字報告、本当に助かります。まことにありがとうございます!!!!!!!!
報告分は修正しています。もし、また見つけたら報告のほど、よろしくお願いいたします。
3章<魔導砲編・上> レントスの猛獣を手なづけろ! 連載中 (18万文字弱)
更新頻度は水、土曜日の週2回を予定しており、2021年1月30日までの更新予定です。
更新頻度について、まだ迷っているので、変更があるかもしれません。
※小説家になろうのみで連載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-14 10:44:06
611824文字
会話率:37%
見習い鷹使いのニヌムは、クマに襲われて引退を余儀なくされた祖父に代わり、都でひらかれる鷹匠の催しに参加することになる。そこで才能を見出された彼女は、都の鷹匠の弟子として取り立てられた。
ある日、決してヒトには飼い慣らせないとされる、猛獣狩り
の神鳥〈双睛〉(そうせい)が都に運ばれてきた。なんの因果か〈双睛〉の世話がかりとなってしまったニヌムは、思いがけず双睛と意思の疎通がとれるようになってしまう。それが、やがて国の命運を揺るがすことになるとは知らずに――。
※『カクヨム』『ノベルアップ+』でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 21:02:13
43817文字
会話率:34%
女騎士は乙女の夢など見ない。白馬の王子様が現れたなら、斬って捨てる。そういう生き物だ。戦闘力皆無の魔導士である俺は、そんな女騎士と、これから3年も一緒に暮らすのだ。それが任務だからだ。この任務の目的が一切分からないのだが。動くものは主君以外
全て敵、そんな女騎士とうまくやっていけるのだろうか。しかも王女様が奴隷ってどういう事なのか。果たして、俺は生き残れるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-26 13:01:42
79787文字
会話率:42%
今から近い未来、それとも遠い未来―――――地球は変貌した。
それは宇宙より飛来した七つの隕石のせいだ。
それは七つの地域に落下し、そこの国に壊滅的な損害を与えた。
それは人類が経験した事が無い脅威だ。
隕石は奇天烈怪奇な猛獣を吐き出し、周囲
の自然環境を変化させた。
変化というよりかは浸食。
浸食というよりかは改編。
とにかく地上はかつての地球生命体の楽園ではなくなった。
人類は地下に、空に、宇宙にへと逃れた。
それから十年。
変わり果てた地上を取り戻すべく、一つのプロジェクトが立ち上がる。
【プロジェクト・ドッペルゲンガー】
地上で活動するためのクローンを製造、運用する、という狂気の計画。
通常時であれば倫理に引っ掛かるとして廃案になるはずのそれは、人類の絶滅の危機に際しては罷り通ることになる。
人類は追いやられた先で食糧難に陥り、多くの餓死者を出す形となった。
そこでは食料を生産するには困難な土地や環境であったからだ。
頼みの綱は脱出の際に持ち出した保存食。
缶詰やペットボトルといったもの。
しかし、それとて限りがある。
多くの難民を抱えた集落《コロニー》は早々に食糧難によって自滅していった。
だからこそ、彼らは狂気の計画に頼らざるを得なかった。
己の分身を改造、強化し、地上に向かわせ、食料を確保し持ち帰らせる。
或いは猛獣を討伐し、食料に変える。
全ては人類が生き残るための計画だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-27 19:34:43
413691文字
会話率:38%
目が覚めたら、そこは100万年前の世界だった――。
主人公・橘 直哉(たちばな なおや)は、ある日突然、無人島の浜辺で目を覚ます。周囲に文明の痕跡はなく、持ち物もない。必死に状況を整理しようとするが、目の前に現れたのは、現代には存在しない
巨大な生物たち。サーベルタイガー、マンモス、巨大ナマケモノ、そして空を舞う奇妙な鳥――。
「ここは……100万年前の地球なのか?」
現代の知識を頼りに、彼は生き延びる術を探し始める。水を確保し、火を起こし、武器を作る。だが、この時代はただのサバイバルでは済まされない。未知の脅威、原始の猛獣、そしてこの世界に隠された"ある秘密"が彼を待ち受ける。
この世界は本当に100万年前なのか?
なぜ彼はここにいるのか?
そして――未来に戻る術はあるのか?
原始の世界で生き抜く、極限サバイバルが今始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 01:36:13
380文字
会話率:16%
俺・久世悠希は、世界最大規模のサバイバル実験に参加する。
実験の内容は、無人島を模したドーム空間で三年間を過ごすというもの。
最先端の技術によって、ステータスなどのゲーム的な要素が実現しているらしい。
そしてランキングの上位に入ると、参加報
酬とは別に莫大な賞金が貰えるという。
しかし、俺は大半の参加者と違ってお金には興味がない。
純粋にサバイバルが大好きだから、ついでにお金も貰えてラッキーと判断したのだ。
ところが、実際に実験が始まると俺は1位になってしまう。
さらには複数の美女が仲間になるなど、予想していない展開が相次ぐ。
時には猛獣や敵対勢力とのトラブルもあるが、そんなものは問題ない。
俺は大好きなサバイバル生活を楽しみながら、美女たちと実験期間を生き抜く。
※序盤はランキング上位止まりで、1位になるのは少し進んでからです。
※敵対勢力とのトラブルはさらに進んでからで、基本はサバイバルメインです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-08 12:10:00
123966文字
会話率:42%
【ストレスフリーの無人島生活】
修学旅行中の事故により、無人島での生活を余儀なくされる俺。
仲間はスクールカースト最上位の美少女3人組。
俺たちの漂着した無人島は決してイージーモードではない。
巨大なイノシシやワニなど、獰猛な動物がたく
さん棲息している。
普通の人間なら勝つのはまず不可能だろう。
だが、俺は普通の人間とはほんの少しだけ違っていて――。
キノコを焼き、皮をなめし、魚を捌いて、土器を作る。
過酷なはずの大自然を満喫しながら、日本へ戻る方法を模索する。
美少女たちと楽しく生き抜く無人島サバイバル物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-29 00:00:00
117039文字
会話率:44%
町外れの花街では、美しい幻の罠に酔わされる人々が後を絶たず、雪山には“魔女の呪い”で遭難者が絶えないという。
これらの噂の裏には、旅する幻影魔術師サイラスの存在があった。
孤児時代に手にした秘術書によって開花した才能は、光や音を自在に操り、
人々の恐怖や歓声を等しく生み出す。
彼の目的は金でも名声でもなく、ただ「怯えた顔と喜びの絶頂」を同時に見ること。
落とし穴や猛獣の幻を仕掛け、周囲を翻弄しては満足げに姿を消す。
やがて旅芸人の舞台にも関わったサイラスの手によって、ショーは狂騒と歓喜を同時に迎える。
恐怖と快感がないまぜになったその光景の先に、人々は彼の真意を見抜けるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-14 20:46:53
19007文字
会話率:15%
うっ、うわぁ―――っ!! 死ぬっ、死んでしまうっ!! 体が動かないっ、目もろくに見えないっ。生命の危機に直面して・・・・・・・
なんか出た。体をのまわりを、俺を護るように覆ってくれたもの。なんだか分からないけど助かったのか?
あ
れ? 俺の体、赤ん坊? こっ、これはっ、まさかまさかの転生とかいわれているやつか。ちょっと待て、記憶は? 俺は誰。記憶を持っての転生じゃないのか? 途切れ途切れのおかしな記憶があるだけで・・・・・
アルツハイマーですかっ!! ボッ、ボケた記憶を持った赤ん坊なんて、いやだぁ―――っ!!・・・・・・・・
まあしょうがない。体内から出たものが魔力であり、しかも自在に操れる事に気付いた。
この世界って魔法も使えることに気が付いてしまった。その力で猛獣?魔獣?を倒しながら、出会った野生のヤギさんの群れと人里を探す旅に出る・・・・・?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-04 03:33:52
694347文字
会話率:57%
気付いたらスラムで残飯を漁っている5歳の少年になっていた。どうやら異世界に転生していたらしい。
これからどうしようかと悩んでいたら魔女に攫われて、後継者候補として猛獣が跋扈する森に放り出されて強制的にサバイバル生活をする羽目に。
何とか生
き延びて魔女の弟子となったら怪しい薬を飲まされて――身体が女体化してしまった。
どうやら魔女になる為に身体を女性にする必要があったらしい。
聞いてねぇよ!
15歳で正式な魔女になると世界が――星が崩壊する危機に見舞われていることに気付く。
魔女は世界の守護者? だったらちゃんと守れや!
仕方なく星の崩壊を防ぐ為に行動を起こす羽目になった自称超絶美少女の魔女。
折角、美少女になったのだかからお手入れは頑張ります。
そうして頑張って世界の危機は応急処置的に何とかなったけど予断を許さない状況。
これからどうしようかと思ったけど、魔女は何でも出来るらしいので、とりあえず男に偽装して冒険者でもやってみますか。
魔女の力を封印して人間に偽装したので地道に冒険者として活動してみます。
え? ピンチになったらどうするのかって? そりゃ即座に魔女に戻って全てを蹂躙するに決まってるじゃない。
※カクヨムでも同時掲載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-10 21:00:00
254242文字
会話率:46%
幾多の獣を家族とみなし、社交界では「猛獣使い」と呼ばれる伯爵令嬢ルゥルゥに、呪われた第二王子ヴァリスとの婚約話が持ち上がった。ルゥルゥは母の影響で呪いに精通しており、ヴァリスの呪いに対応できると判断されたのだ。
だが、生まれてすぐに呪いをか
けられたヴァリスは、態度も言動も荒みきっており、婚約者を襲っては婚約破棄を繰り返しているらしい。
心配する従者をよそに向かった王宮で、少女は異形の目を持つ青年と出会う。
「だって、こんなに美しい方だとは思いませんでしたから。逃げるわけがありません」
「……お前、頭沸いてんのか?」
異形の目に魅入られたルゥルゥは、王子とは思えぬヴァリスの言動もどこ吹く風で、彼との婚約をあっさり受け入れた。しかしその晩、ヴァリスが「悪魔憑き」であることを知ってしまい――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-21 12:01:23
148669文字
会話率:52%
一九九三年。超大国ソ連邦が崩壊し、急速な市場経済化が進むロシア。
巨大な国営企業たちが売却されるなか、獲物を狩り、未来の新興資本家(オリガルヒ)を目指す男がいた。
男の名はセルゲイ・ステパノヴィチ・ミハルコフ。
セルゲイはその身に授かっ
た“時間超越”能力を駆使し、資本家を食い物にし、栄光への坂道を駆けあがっている。
べらぼうに強くて賢く、だれよりも冷酷な、人間を屠る野生の猛獣。
そんなセルゲイは知る由もなかった。自分がこれから悪夢の真っ只中に巻き込まれることを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 22:50:00
210225文字
会話率:27%
永棠コハルはカグヤ商事で働く筆頭社長秘書である。
新宿駅で帰宅電車を待っていたとき、不運にも女子高生の投身自殺に巻き込まれてしまう。その結果、異世界に住むカテリーナ王妃に憑依転移した。
カテリーナは自己肯定感が低い、気弱なこじらせ
女子。しかし、本来の姿は天神であるカグヤが転生した人物だ。
天神カグヤの転生は神罰である。
それゆえ、転生先では罰人生を送る運命であり、彼女の日常には不幸がつきまとう。
カグヤは、その性格の弱さゆえに何度転生しても、罰人生から逃げるばかり。罪を償うことができない。
百年、千年、二千年。
カグヤの転生修行は続く。
そんなカグヤに、天界の神々も手を焼いていた。
手違いによってコハルがカグヤに憑依転移したことを幸いに、彼女の性格を鍛え直してくれと神々に強引に頼み込まれる。
こうして、(カグヤの転生人物)カテリーナの身体に、コハルの精神が同居する事態となった。
カテリーナ妃は国を持たない小国の王女として生まれ、民とともに流浪の生活を送る。そして、流れ着いた先の魔境の地で、人質としてブローズグフレイ王国の猛獣王に嫁いだ。
『血ぬられた王』と噂される恐怖の王として有名な男だ。
結婚式後、妃はすぐに逃亡、大河に身を投げ自殺を試みた。恐ろしい王に嫁ぐ恐怖がまねいた結果だった。
その状況で目覚めたコハルは、川底から這い上がり、猛獣王に救われる。
気弱なカグヤと、なんとか生き抜こうとするコハルの前に、不幸人生てんこ盛りのカテリーナの試練が重なる。
ハーレムで、嫉妬深い妃のひとりが刺され、その犯人としてカテリーナが逮捕される。
牢に入れられたカテリーナを、再び救ったのは猛禽王クリストフ。
しかし、カテリーナには次の試練がはじまっていた。
北の大地から押し寄せてきた悪鬼との戦いがはじまったのだ。
「いったい、どれだけ不幸にすりゃ、いいのよ!」
ぶつぶつ文句を叫びながら、コハルは異世界で、聞き齧りの兵法を駆使して、カグヤを叱咤激励しながら悪鬼と戦い、生き抜いていく。
※本作品はフィクションです。実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-28 19:10:00
128491文字
会話率:37%
オルタンシア王国ディアマン辺境伯家の娘であるベルナデット・ディアマンは、5歳の時前世の記憶を思い出した。前世では病弱で人生のほとんどを病院で過ごしていた彼女は今生の身体が健康であることに感動し、これまでのやる気のない態度から一変、勉強や剣
術の訓練に励むようになる。
剣術の稽古に励んだり、少年を拾ったり、魔物と戦ったり、兄と戦ったり。見た目は妖精、中身は猛獣のベルナデットは今日も健康な人生を謳歌する。
※本作の転生要素は前世が病弱であったということ以外ほぼ出てきません。世界観的にはベルナデットは乙女ゲームの悪役令嬢という設定があるのですが、こちらも本作では出てきません。
※残酷な描写ありは魔物を倒すシーンがあるため、念のためにつけています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-21 09:00:00
149568文字
会話率:59%
あらすじ
わがまま姫様の<梓>とそれに振り回される<順平>。元パシリの<慶太>、不良の<廻>。それぞれの視点で、別々の時間を進行をする短編小説。
漁夫の利……「香川先生
、学校にエロ本を持参したらしいわよ」
m+other ……「近頃この辺りでお姉さんくらいの年齢の女性が何人か行方不明になっていまして」
wolf in sheep's clothing……「女子は自分がどんな風に大人の階段を上るのか、男子はどうやって自分の上に女子を登らせるかにしか興味ないんだよ」
落ち溜まり……「猛獣狩りに行こうよ、猛獣狩りに行こうよ」
四話+α 毎週月・木 0時更新予定
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 00:00:00
138598文字
会話率:57%