聖女召喚に巻込まれ、自分は英国人とのハーフだから、黒髪・黒目ではないので
王城を追放される? と思った。
しかし、この国の王女(金髪・菫色の目)に似てるから身代わりって?!
追放を逃れるため、淑女教育をビシビシと叩き込まれ、生き残りに必死
になる。
ところが、王女専属の侍女達の磨き上げと詰込み教育の成果で、
王女は無事に毒から回復したと思われ、(再び)臣下達に慕われてしまう。
え、私でいいの?
この王女、現王妃(国の乗っ取りを企んでいる)に、
毒を盛られたが、驚異的回復で、本国から任務失敗と勘違いされる。
現王妃牽制のため、身代わり→特別任務(式典に出て本物とみなされよ)
というムチャ振りを受ける。期間は1週間! 更に必死に頑張る。
ところが、更に臣民に慕われる。私、こんな経験なかった...。
王女専属侍女達・監視人、詰込み教育で、逃亡の準備も出来ない。
頼みの綱は、ある風景をキッカケに、懐かしい記憶が少しづつ湧きでたこと。
別の異世界にいた、その知識で日本へ戻れない理由を理解...。
この能力で、やっと情報集めを開始。更に、専属侍女長が格別な報酬を受ける
ようしてくれた。周りの人達の好意も感じ、役に埋没してゆくが...。
逃亡資金も稼ぎながら、式典も無事に努め始めるが...。
王弟・王太子殿下は聖女披露に、逆転劇を目指し一国を掌握する狙いが...。
事件発生で、私に幸運(悪運?)転がって...。
王女の実情を知る一部の者は、本当の王女は...。
式典を無事進めて行くにつれ、薄々、王女を傀儡政権の道具と企む勢力も...。
そして、この国の動乱が始まり、これに巻込まれ王弟直轄領に幽閉?...。
北隣の大国の王子(王女の婚約者)も動き出し...。え、私、結婚させられる?
更に、周辺国からの侵攻も始まった。
その後、王位継承権3位の立場の為、味方側(王弟・王太子)から、国盗りの
傀儡化を防ぐ為に殺処分の連絡が...。
さてこの先、
・この窮地から起死回生、できるのか?
・この動乱との関わりはどうなっていくのか?(王子と結婚させられる?)
・または逃亡して、安住の住処を見つけ、自由に生き延びることができるのか?
今の私では、ハピーエンドなど、考えられない!...。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 16:20:00
378698文字
会話率:34%
貧乏な子爵令嬢のエリシアには、秘密の文通相手がいる。
「レオン」という、名前しか知らない人だった。彼には小鳥のポポを助けてもらった恩があり、それ以来、ポポを通じて手紙の交換をしている。
彼はエリシアの正体を知りたがったが、エリシアは気恥ずか
しくて、いつも手紙には自分の名前を書くことができずにいた。
ある日、第二王子・レオンハルト殿下が零した一言が、学校中で話題になる。
――第二王子が、文通相手に恋をしている……!?
すると、侯爵令嬢のヴィオレットが、「その手紙を書いたのは自分だ」と主張を始めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 16:04:13
9339文字
会話率:22%
公爵令嬢エクシリーヌはとにかく嫉妬深かった。
婚約者の第二王子ルシアンに近付く女が許せない! 嫉妬にかられた彼女は本を読み、血のにじむような努力の末、呪いを習得する。
「ふふふ、これであの女は終わりよ!!」
気に食わない女に呪いをかけようと
したが、呪い返しにあってしまい……!?
自分が幼児化してしまうことに!
「どうしてこうなっちゃうんれすの!?」
得意の悪口も舌っ足らずに……。
その結果、
「君は本当に可愛いね」
婚約者の殿下から、なぜか溺愛されています――!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-20 09:03:24
6127文字
会話率:31%
うちの子爵家はかなり変わっている。ただの地方の貧乏子爵家のはずなのに…。
兄も姉達も普通じゃない。5人兄妹の末っ子が学院デビューする。
社交界では最後の妖精だと注目の的だが、気付かないのは箱入り子爵令嬢のリリベルだけ。両親には普通でいいから
ねと言われているが、従来の、のんびりした性格が、自分にも兄妹達のように何かが降りかかるなんて欠片も思っていなかった。そもそも同学年で同じクラスに第三王子殿下がいた時点で、それに気付くべきだった。リリベルと彼女を取り巻く思惑タップリのおかしな人々が織りなす恋愛コメディです。「水色のベルと緑色のベル」に出てくる子爵家の末っ子のお話です。ぜひ合わせてご覧下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 15:06:22
22390文字
会話率:16%
王宮の広間は、冷え切った空気に満ちていた。
玉座の前にひとり、少女が|跪い《ひざまず》ていた。
エリーゼ=アルセリア。
目の前に立つのは、王国第一王子、シャルル=レインハルト。
「─エリーゼ=アルセリア。貴様との婚約は、ここに破棄す
る」
「……なぜ、ですか……?」
声が震える。
彼女の問いに、王子は冷然と答えた。
「貴様が、カリーナ嬢をいじめたからだ」
「そ、そんな……! 私が、姉様を、いじめた……?」
「カリーナ嬢からすべて聞いている。お前は陰湿な手段で彼女を苦しめ、王家の威信をも|貶めた《おとし》さらに、王家に対する謀反を企てているとか」
広間にざわめきが広がる。
──すべて、仕組まれていたのだ。
「私は、姉様にも王家にも……そんなこと……していません……!」
必死に訴えるエリーゼの声は、虚しく広間に消えた。
「黙れ!」
シャルルの一喝が、広間に響き渡る。
「貴様のような下劣な女を、王家に迎え入れるわけにはいかぬ」
広間は、再び深い静寂に沈んだ。
「よって、貴様との婚約は破棄。さらに──」
王子は、無慈悲に言葉を重ねた。
「国外追放を命じる」
その宣告に、エリーゼの膝が崩れた。
「そ、そんな……!」
桃色の髪が広間に広がる。
必死にすがろうとするも、誰も助けようとはしなかった。
「王の不在時に|謀反《むほん》を企てる不届き者など不要。王国のためにもな」
シャルルの隣で、カリーナがくすりと笑った。
まるで、エリーゼの絶望を甘美な蜜のように味わうかのように。
なぜ。
なぜ、こんなことに──。
エリーゼは、震える指で自らの胸を掴む。
彼女はただ、幼い頃から姉に憧れ、姉に尽くし、姉を支えようとしていただけだったのに。
それが裏切りで返され、今、すべてを失おうとしている。
兵士たちが進み出る。
無骨な手で、エリーゼの両手を後ろ手に縛り上げた。
「離して、ください……っ」
必死に抵抗するも、力は弱い。。
誰も助けない。エリーゼは、見た。
カリーナが、微笑みながらシャルルに腕を絡め、勝者の顔でこちらを見下ろしているのを。
──すべては、最初から、こうなるよう仕組まれていたのだ。
重い扉が開かれる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 12:40:00
139709文字
会話率:33%
桃色の髪がチャームポイント、ちょっとおちゃめなわたし――エリーゼ・バンダームは、ルマンド王国魔法学院の卒業式に出席していた。晴れやかな陽射し、着飾った仲間たち、別れの涙。今日という日は、感動の嵐になる……はずだったのに。
「エリーゼ、お
前との婚約を破棄する!」
……うん、そう来たか。
壇上に立つのは、筋肉もりもりで頭がちょっと残念な元婚約者、レンブランド様。どう見ても空気読んでないその宣言に、場内は騒然。いやいや、卒業式ですよ? 一生に一度の感動イベントなんですよ?
そして追い打ちをかけるように、会場の奥から立ち上がったのは――セザンヌ・アルフォード王女。お隣の国の超重要人物でありながら、満面の笑みで壇上へ。
「わたくし、レンブランド様の子を授かりましたの」
……卒業式って、こういう暴露大会だったっけ?
まさかの国際ロマンス劇場開幕に、場内は悲鳴とざわめきの嵐。あっちでは気絶、こっちでは嗚咽、わたしは咳き込み中。
そして現れたのは、ナルシスト全開の第三王子ウイリアム様は、実は王女の婚約者。「本当なのか!?」なんて問いかけに、王女は恥じらいつつ「はい♡」とお返事。
……ねぇ、これマジで戦争始まらない?
と、その場をキリッと締めたのが第一王子、シャルル殿下。イケボで「卒業式は中止。関係者、会議室に移動せよ」。いや、命令が軍隊。
というわけで、わたしたち四人は騎士たちに囲まれて、会議室に連行されました。はい、もうドナドナです。
――静かに卒業したかったなぁ。でも、これはまだ序章。
このあと始まる、王族たちの怒り、浮気男の言い訳、そしてわたしの反撃。
さあ、スキャンダルの舞台はこれから!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 13:20:00
70113文字
会話率:34%
目が覚めたら、目の前にやたら綺麗な天井が広がっていた。重そうな天蓋付きのベッド。やわらかいシーツ。広すぎる部屋。そして――鏡に映るのは、金髪縦ロールの美少女だった。
中身・三十五歳のおっさん、佐藤健二。ゲームもアニメもまったく興味のない、
定時後のビールと競馬を愛するサラリーマンだ。昨夜、急な残業で遅くなった帰り道、横断歩道で車に撥ねられた記憶が最後だった。
――まさか死んだのか?
そしてなぜか転生している。どう見ても貴族のお姫様然とした外見。だが、部屋の本棚に並ぶ書籍や日記から分かったことがある。
この世界は、いわゆる乙女ゲームの世界。しかも自分が転生したのは、ヒロインの恋路を邪魔する典型的な「悪役令嬢」アリシアだった。
アリシアは原作では王子を横恋慕してヒロインをいびり、最後には婚約破棄されて国外追放されるという散々な結末を迎えるキャラらしい。だが健二、おっさんなりに考えた。
その日から、アリシアの奇行が始まった。
これまで高慢ちきで嫌われていたアリシアが、急に庶民派ムーブをかまし始めたのだ。毎朝庭を掃除し、使用人たちにも丁寧語。家庭教師にも積極的に質問し、休み時間には下級貴族の令嬢たちと庶民グルメ談義。
だがそれが意外にも評判を呼んだ。学園内では「アリシア様っていい人?」という風潮がじわじわ広まり、みんなと仲良くなってしまう。
ところが、物語はそんなに甘くなかった。
原作どおり、王子殿下がリリィに恋をし、婚約者であるアリシアに冷たくなっていく。
そして、あのイベントの日が来た。舞踏会での婚約破棄宣言。原作では、アリシアがヒロインを引っ叩いたあとに、王子が激昂して「お前とは婚約破棄だ!」と叫ぶシーン。
おっさんアリシアは、深呼吸して会場の中央に立った。
王子とリリィが目を丸くする。
動揺する王子をよそに、アリシアは軽く一礼した。
「婚約は、今日限りで結構」
――中身、おっさんですから。年の功ってやつよ
その夜、使用人のリサが涙目で言った。
追放エンド? 上等だ。自由に生きられるなら悪くない。
舞踏会の翌日。屋敷を出て旅に出る彼女の前に、一人の青年が立っていた。彼の名はユージン。侯爵家の三男坊。
「俺と一緒に、商会を立ち上げませんか?」
こうして――元おっさん令嬢のアリシアは、商会の共同経営者として第二の人生を歩み始めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 17:20:00
16597文字
会話率:47%
書籍版:1~6巻発売中。
コミックス:1~2巻発売中・WEBにてコミカライズ連載中!
舞台版DVD1月29日に発売。
「なぜ、こんなことに……?」
大国ティアムーン帝国の皇女、ミーア・ルーナ・ティアムーンは断頭台(ギロチン)の上でつぶや
く。
彼女を取り囲む観衆の顔には、例外なく怒りの色があった。
重税に耐えかねた民衆の革命、その手にかかって、ミーアは断頭台で処刑されてしまう。
けれど次に目が覚めた時、彼女はベッドの上に寝ていた。
八年も前、まだ子どもだった頃の姿で……。
一瞬、夢か? と安心しかけるミーアだったのだが、その枕元には彼女自身が綴った血染めの日記帳が転がっていた。
豪奢な皇女の部屋に、ミーアのあられもない悲鳴が響いた。
これは、やり直しの物語。
それほど悪辣ではなかったけれど、他人の痛みにも空腹にも思いを致すことができなくて……それを知った時にはすべてが手遅れだった姫殿下。過去の自分へと逆行転生した彼女は、血染めの日記帳と自らの記憶をもとに、西へ東へ奔走する。
斜陽の帝国の未来を救うため?
内戦により命を落とす多くの兵士のため?
民衆を飢饉から救うため?
否、彼女の目的はただ一つ。
「すべてはギロチンの運命を回避するために!」
TOブックスさまより書籍化決定いたしました。
※COMICOチャレンジ http://novel.comico.jp/challenge/21171/
に投稿している「ティアムーン帝国物語~断頭台から始まる姫の逆転ストーリー~」を、吹き出し無しの小説形式にリメイクして投稿して来ましたが、COMICOさんの方は完結。その後、書籍化に伴い削除いたしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 12:00:00
3823203文字
会話率:34%
「アリア、君との婚約を破棄させてもらいたい」
第一王子であるエドウィン・キルシュタルトは、そう言い放った。
隣には涙で瞳を潤ませて「か弱き令嬢」を演じているアリアの妹コリンナがいる。
彼女は自分が優れた聖女の力を持っているから、力を持って
いない劣った姉アリアにいじめられたと嘘の主張をする。
しかし、そんな婚約破棄の申し出をアリアはあっさり承諾する。
彼女はどうしてそんなことをしたのか。
アリアは全ての真実を知っていたからである──。
※【短編】作品の連載版になります。短編のみ、連載のみでも単体でお楽しみいただけるようにしております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 10:45:53
2638文字
会話率:23%
「アリア、君との婚約を破棄させてもらいたい」
第一王子であるエドウィン・キルシュタルトは、そう言い放った。
隣には涙で瞳を潤ませて「か弱き令嬢」を演じているアリアの妹コリンナがいる。
彼女は自分が優れた聖女の力を持っているから、力を持って
いない劣った姉アリアにいじめられたと嘘の主張をする。
しかし、そんな婚約破棄の申し出をアリアはあっさり承諾する。
彼女はどうしてそんなことをしたのか。
アリアは全ての真実を知っていたからである──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-19 15:55:25
4483文字
会話率:43%
アリスは、第一王子ニコラの婚約者として王宮に住み込み、妃教育を受けている。
あまり裕福でない子爵家の娘である彼女と王子ニコラの婚約には、理由があった。
それは国王陛下がニコラ殿下の婚約者に直接アリスを指名したから。
そしてついに二人の結婚
式まで三ヶ月となった頃。
アリスのもとに魔女である母親ミレーヌの危篤の報せが届く。
しかし、ミレーヌは間もなくアリスと夫に看取られて、亡くなってしまう。
悲しみに暮れる中、アリスは父親から一冊の手帳を預かった。
そこには豪華列車クルーズトレイン クレセント号に乗車した切符が挟まっており、あるページには地図に赤い✕印が……。
ミレーヌは夫の病気の治療薬を調べており、その調査時期とクルーズトレインに乗っていた時期が一緒だった。
それに気づいたアリスは「母親の死」と「父親の治療薬」の手がかりがこのクルーズトレインの旅先にあるのではないかと考えた。
翌日早朝、結婚式まで戻ると記したニコラ殿下への手紙を護衛の兵士に託し、アリスは数時間かけてクルーズトレインの乗り場へと向かった。
しかし、そこにはなぜかニコラ殿下がいて……!?
母親を亡くしたアリスが父親を救うために、クルーズトレイン(豪華列車)に乗り込んで旅をしながらもなぜか婚約者であるニコラに溺愛されるお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 19:47:51
20834文字
会話率:42%
3年の間、王妃殿下に子どもが生まれなかった故に側妃になった伯爵令嬢のエリザベスを母に持つレナードは、待ち望んだ子どもになりそびれた第二王子である。
そんな彼は、王宮の片隅でひっそり生きて、幼馴染で公爵令嬢のヒルダの家に婿入りする事が最大の目
標なのだけれど、ヒルダは聖女になるし、王妃はやらかすし、第一王子のオースティンはわがまま放題だし、第三王子は病弱だし、と前途多難。
国王陛下やその側近は、同じ歳の息子たちの資質を見極めようと立太子は学園を卒業後に、と考えているのだけれど王妃は納得していない。
自分が国王になるのが当然だと考える第一王子に対して、継承権を放棄して臣下に下りたい第二王子と病弱と言われた第三王子のお話です。
タイトルは、イギリス首相で鉄の女と言われていた人故マーガレット・サッチャー氏の言葉より。
訳は《最終的に自分の思い通りになるなら、私はいくらでも忍耐強くなれる。》そんなお話になる予定です。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-06-23 08:00:00
12387文字
会話率:24%
側妃の子どもである第一王子ダグラスの婚約者は、側妃が望んだ公爵家のクラリッサである。
けれど、自分に過剰な自信を持つ第一王子は望まれた婚約だと勘違いし、真実の愛であるマリベルと居る事を望み、クラリッサを遠ざけようとしていたりする。
一
方のマリベルは、悪役令嬢と言いたくなるような外見の持ち主だったりするのだけれど、自称は気弱ないじめられっ子。
お約束通りの突き飛ばされた、教科書を破られた、とダグラス殿下に泣きつくけれど?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-23 08:00:00
5337文字
会話率:32%
公爵令嬢ロベリアは、聖女への嫌がらせを理由に婚約破棄された――はずだった。だが夜会の席、第二王子が「冤罪だった」と声を上げたことで、空気は一変する。
だが第一王子の従者・レンは言う。
「いや?冤罪なんかじゃない。本当に嫌がらせはあったんだ
よ」「オレの殿下を"ざまあ王子"にしようなんて、百年早い!」
※ざまぁ系ではありますが、"ざまぁされそうな王子の従者が、それを阻止して悪役令嬢気取りの転生者をざまぁし返す話"です。主従モノに近いので、ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 07:10:00
9261文字
会話率:55%
「私……殿下との婚約を、お断りしたいのです」
かつて第一王子に婚約破棄され、絶望の末に命を絶った侯爵令嬢アリシア。
目が覚めると、なぜか数年前に戻っていた。
──すべてを失ったはずの令嬢は、その日、新たな人生を選び取った。
過去との別
れを祝福に変え、偽りの自分を脱ぎ捨てる。
ありのままの愛と幸福を掴む、ひとりの少女の再生の物語。
///
【偽りの永遠に、幸福を】のスピンオフ。
アリシア幸せ√のハッピーエンドです。ざまぁはほとんどありません。
(別サイトにも投稿予定です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-22 22:00:00
34257文字
会話率:22%
幼い頃、私は名前も知らない彼とある約束をした。
その約束が忘れられずにいたとき、王太子殿下の誕生パーティーに参加することになった。
そこで、王太子殿下が私を後ろから抱き締めてきた。意味が分からずにいると、王太子殿下が甘い声でこんな
ことを言ってきたのだ。
「──見つけた。俺のお嫁さん」
そのことに戸惑っていると、王太子殿下はとんでもない爆弾を落としてきた。
「俺たち、婚約したから」
いや、してませんよ! 知りませんよ! 聞いてませんよ!
本当に何で王太子殿下と婚約したことになってるの!? 私は絶対に認めない。絶対に婚約破棄してやるんだから───!
◇他サイトにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-22 20:41:34
75783文字
会話率:35%
セーレシュアは見てしまった。
自分の婚約者である、アーヴィン殿下が自分ではない、他のご令嬢と仲良く楽しそうに王城の庭で散歩しながら、話をしているのを──。
アーヴィン殿下の婚約者は私なのに……。
でも、セーレシュアは気にしない
ことにする。
だって、もう殿下のことは諦めたから……。私は殿下の幸せを一番に考えて、身を引くことにしたのだ。
殿下、そのご令嬢と結婚したいのなら、私との婚約を早く破棄してください。そのご令嬢のためにも、自分自身のためにも。
そして、私に少しでも情があるのなら、早くスパッと婚約破棄してください。
余計、私が惨めになってしまいます。
私はもう、婚約破棄をされる覚悟はとっくに出来ているのですから……。
好きだけど相手の幸せを願って婚約破棄を願う少女と、婚約者ではない恋人がいるのに何故か婚約破棄をしてくれない王子の恋の行方は──?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-07 19:00:52
10387文字
会話率:26%
植物大好き一族の令嬢レティシアは、第三王子アルフレッドとの政略結婚が決まっていたが、顔合わせの席で精神的に未熟な彼に癇癪を起こされて婚約破棄されてしまう。
翌日には「あの婚約破棄は無し」と連絡が来たものの、レティシアを溺愛する彼女の父親はそ
れを許さなかった。
「頼むレティシア。ほんの一年、姿をくらますだけでいいんだ。その隙に、私があのバカ王子に別の魅力的な婚約者を紹介して結婚させるから」
むちゃくちゃな計画をどう断ろうか悩むレティシアであったが、父親の出した「禁足地である神秘の森で研究をしてもいい」という条件に飛びついてしまう。
計画は実行に移され、無事に神秘の森でのスローライフを始めたレティシアだったが、なぜかアルフレッドが転がり込んできたばかりか、世界樹と関わったせいで妖精王として振る舞わなければならなくなり――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-22 19:10:00
108131文字
会話率:55%
北部の片田舎のガルーシア侯爵家に生まれ育ったルシアは跡取り娘で、のんびりと育てられましたが、王命で第一王子殿下の婚約者になることに。
何で私が?と思いながらも、何事も、ケセラセラ、とつぶやきながらやり過ごしていきますが…
婚約者になったアル
フォンソは真面目な合理主義者。どうもルシアには興味がなさそう。でも、まあ、この婚約は王命ですから。
他国の王女も高位貴族の令嬢もアルフォンソを狙っているようだし…でもね、もう王命により私と婚約していますから。
…もし、王命でこの婚約を破棄しろと命じられたら?
その時は…
ケセラセラとつぶやきながら、生きていきましょう。
婚約破棄ばっかりだという感想にインスパイアされて書いてみました。
婚約破棄しない物語、です。
*世界史に詳しい方は優しい気持ちで読んでいただけると嬉しいです。舞台は異世界ですから…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-22 16:25:45
33523文字
会話率:39%
婚約破棄が申し渡された。そのまま馬車に乗せられ、修道院に行くよう命じられた。殿下の新たな婚約者、帝国の姫君の目障りにならぬようにと。あまりに突然で一方的だった。そして聖女が連れて行かれたのは森の奥。護衛のはずの王国の騎士が聖女に剣を振り上げ
る、殿下の命令だと言って。その言葉に逃げる気力も失った聖女を助けたのは、神殿騎士だった。
護衛と言いつつ愛情が隠しきれない元冒険者の騎士と、時々とんでもない言動をする騎士に困惑しながらも少しずつ自分を取り戻していく聖女の、シリアスのち新婚みたいな逃亡生活。
*「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-22 13:40:00
107534文字
会話率:36%
なぜか第二王子テオドール殿下から婚約の申し出を受けるレイチェル伯爵令嬢。しかし一週間後の婚約式で「レイチェル嬢 すまない……この婚約は、なかった事にしてくれ 頼む」と婚約は白紙になった。どういうことなの?と、少しショックだったけど大丈夫!レ
イチェルには昔約束した相手がいるのだ。それに人には話せない秘密も。なのにまたテオドール殿下がレイチェルに好意を向けてくる。そして、秘密までバレちゃった!殿下が居座って帰ってくれません!レイチェルの秘密と二人の運命は?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-22 11:59:33
136502文字
会話率:51%
オルティス王国辺境の地に住む、クローズ伯爵家長女アリエルは、ある日、ルミエール国の第三王子レナルド殿下の妃候補に選ばれてしまった。変装し何とか妃に選ばれない様に三年間やり過ごして帰ろうと思うのだが、途中で、持病とも言える「土いじり」をしたい
と言う欲求にかられ庭園の庭師の見習いとして手伝いをする事になる。土いじり楽しい!幸せな日々を送りながら、レナルド殿下ともなぜか仲良くなってしまい…。最後の舞踏会の日に最悪な事件が起こる事に…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-13 17:31:52
33586文字
会話率:50%
薔薇姫様。そう呼ばれるいわゆる悪役令嬢の私アグリアは、ある日突然、殿下から婚約破棄をされる。それは別に構わなかったが、私が殿下の真の婚約者をイジメていたとかその子に嫉妬していたとか言われるのは屈辱です!絶対に幸せになってやる!と思っていたら
、破棄された直後に隣国の王子に結婚を申し込まれ…!魔王と名高い王子と出会い、狂い出す世界、始まる戦争。
多くが絡む悪役令嬢物語、始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-21 22:04:21
481681文字
会話率:35%
「トリシャ、おまえに縁談がきた」。万年貧乏で持参金も用意できず、行き遅れとなっていたトリシャ・ノーマン伯爵令嬢の元に突如として舞い込んだ縁談。お相手は、つい先日第三王子との身分差婚を果たしたクレア妃殿下の兄・ヘルマン・リドル子爵。下位貴族な
がら王家と縁戚となったリドル家が、よからぬ企みを持つ家に取り込まれる前に、毒にも薬にもならぬ家と縁付けてしまおうという思惑から成り立った、王命による婚姻だった。双方断る立場になく、婚約期間ゼロで成り立ったスピード婚。結婚式の会場で初めて顔を合わせたヘルマンに少しだけときめきつつ、領地暮らしのリドル家に輿入れしてみれば。顔を合わせようとしない使用人たちに、主寝室を訪れることのない夫。食堂にすら呼ばれず部屋でひとり食事をとる毎日。挙げ句の果てに夫が苛立ちながら「まだ居座っているのか」と呟いているのを聞いた翌日、トリシャに対する嫌がらせまで始まった。どうやら夫は屋敷内に恋人を囲っているらしく、しかも彼女は妊娠しているようで——? 誤解に誤解を重ねたすれ違い夫婦が仲良し夫婦となるまでのあれやこれやの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-21 18:00:00
54087文字
会話率:43%
ある日ふと「あれ? もしかして転生してる?」と気づいた私。この世界はお中世ヨーロッパを思わせる異世界、私は可もなく不可もない中堅どころの伯爵令嬢。思い当たるゲーム設定もなければチートもない。そして三度の飯より好きなBL文化もない! ないない
ずくしの世界で、なければ作ってしまおうというのが転生令嬢の逞しさとお約束!とばかりに、前世の同人活動で磨きをかけた執筆の腕と歪んだ愛を開花させてみれば。「……あなたの小説のファンです。サインをいただけないだろうか」いや、そんな無表情で言われても信じられないです、騎士様! BLのない世界でBL文化を巻き起こした平凡転生伯爵令嬢が、なんだかんだで王子殿下の護衛騎士と婚約の運びとなるも、そこにはまさかの裏事情があった!までがお約束ですよね、えぇわかってますとも。 *ヒロインがBL作家のためその手の描写(妄想や小説)が出てきますが、ストーリー自体にBL要素はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-17 19:00:00
135827文字
会話率:51%
ヒロイン シエナに出会ってから子の乙女ゲームのことを思い出したモニカ。自分の婚約者が攻略対象だったけどこの第三王子殿下は生意気でやんちゃすぎてついていけない。ヒロインに少し早く出会ったら、原作ゲームの天才設定殿下になってくれるかもしれないし
、婚約も解消してくれるかもしれない。できればこのままかかわらないで過ごしたい。
モブ令嬢モニカの奮闘記。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-21 15:00:00
339404文字
会話率:62%
婚約者は、生真面目でうぶなワンコ系王弟殿下でした!
子供を助けようと川で溺れた私は、目覚めると「公爵令嬢 クラリッサ・マリエル・ボッティータ」になっていた。
クラリッサは王太子妃の座を狙っていたのに王弟の婚約者にされ、王子に付きまとい婚約
者に嫌がらせをしていた“悪役令嬢”――つまり、ろくでもない女である。
池で溺れたクラリッサ(中身アラサー)を心配したのは、婚約者のユリウスただひとり。
不器用なほど誠実で、能力もあるのに報われない……そんな彼は、「しっかり者の年上男子」であろうと頑張るけれど、実は誰かに甘えたい、寂しがりな年下くん(私目線)だった。
王宮に渦巻く、ユリウス――いや、ユリくんを傷つけようとする陰謀。
この婚約は、彼の不幸を願う者の企みなの?
――よろしい、そんなものは私がぶち壊して、ユリくんを守ってみせる!
ユリくんを幸せにするのは、私の運命だ!
中身アラサーの悪役令嬢が、真面目な王弟殿下を甘やかして甘やかされる、再生系逆溺愛ラブコメ開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-21 08:40:00
39484文字
会話率:33%
暗殺者のシェリーは突然、弟から「人を殺すのをやめて欲しい」と告げられ、家を出て行かれた。上司に相談したところ、紹介されたのはどんな病気でも治せる、癒しの血を持った王子の護衛。しかしそれは表向きで、癒しの血を絶やそうとしている王子と親密になり
、子供を生むことが本当の仕事だった。
「嫉妬! 私が殿下の子供を生むからですかね?」
「君の中では決定事項なんだ? それ」
「はい。襲って気絶させて、種を搾り取ろうと思っ」
「待ってくれ!! シェリー、一旦黙ってくれ!」
王子に子供扱いされながらも、シェリーは何も気にせず、突き進んでゆく。
「ああ、きれい……」
「シェリー? どうしたんだ? まさか俺を殺す気か?」
「いいえ、あなたのために死にたいと思っている。それなのに、殺してみたいとも思っているんです。どうしてでしょう?」
「いや、それを俺に聞かれてもなぁ!」
風変わりな少女と食えない王子による、夕暮れ時のような明るさのラブ? コメディー。はたして子供は作れるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 21:26:23
468685文字
会話率:76%
伯爵令嬢クローディアは婚約者のアレクサンダーを熱愛していたが、彼は王女殿下に夢中でクローディアを毛嫌いしており、「お前を見ていると虫唾が走る。結婚しても生涯お前を愛することはない」とクローディアに言い放つ。
絶望したクローディアは「アレク様
を殺して私も死ぬわ!」と絶叫するが、その瞬間に前世の記憶が蘇り、ここが前世で好きだった少女漫画の世界であること、自分がヤンデレ系悪役令嬢クローディアであることに気が付いた。「私ったら、なんであんな屑が好きだったのかしら」
アレクサンダーへの恋心をすっかり失ったクローディアは、自らの幸せのために動き出す。(他サイトにも投稿しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 20:00:00
170647文字
会話率:47%