私、ルイーズ・ドゥ・グルノー。グルノー皇国の第四皇女です。
趣味は土いじりと、美味しいケーキを作って貰って食べることと、新しい何かを考えること。
それから、大好きな本を読むこと!
将来の夢は、誰が何と言おうと「いつかお肉料理を食べたい!」で
す。
だって、この国には、お肉を食べる習慣がないんですもの……。
この物語は、お肉を食べてみたい第四皇女が『お肉が食べられる未来を手に入れる!』を目標に頑張るお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 14:00:00
843526文字
会話率:50%
22歳のクララは、父の爵位を継いでマグラス伯爵家の当主となるはずだった。
しかし、妹のイザベラに次期伯爵の座を奪われてしまう。イザベラはさらに、クララの婚約者デリックまで奪っていった。実はイザベラとデリックは、浮気関係にあったのだ。
で
も。クララは全然悔しくない。今日ものんびりまったりと、花壇で土いじりをしている。
彼女は社交場よりも花壇を愛し、花や野菜を育てるスローライフを切望していたのだ。
「地位も権力も結婚相手もいらないから、のんびり土いじりをしていたいわ」
そんなふうに思っていたとき、一匹の黒猫が屋敷の庭へと迷い込んでくる。艶やかな黒い毛並みと深緑の瞳が美しい、甘えん坊の仔猫だった。
黒猫を助けた縁で、『飼い主』を名乗る美青年――レナス辺境伯家の次期当主であるジェドとも妙なご縁ができてしまい……。
「俺の猫を保護してくれてありがとう。猫を助けてくれたついでに、俺のことも助けてくれないか? 俺の妻になってほしいんだ。契約結婚で構わないんだが」
「……はい??」
とんとん拍子に話が進み、レナス家に嫁入りしてしまったクララ。嫁入りの報酬として贈られた『わたし専用の畑』で、今日も思いきり家庭菜園を楽しみます!
病弱なジェドへのお見舞いのために、クララは花やハーブ料理を毎日せっせと贈り続けるが……
「あら? ジェド様の顔色、最近とても良くなってきたような」
一方、クララを追い出して喜んでいた妹&元婚約者のもとには、想定外のトラブルが次々と……?
――これは予期せぬ嫁入りから始まった、スローライフな大事件。
クララと甘えん坊の仔猫、そして仔猫にそっくり過ぎる訳アリな旦那さまが繰り広げる、ハッピーエンドの物語。
* 併載:カクヨム
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 12:20:00
123496文字
会話率:48%
「俺はただ、静かに畑がしたいだけなんだ…」リストラされ異世界に来た畑中耕助(35)。
与えられた【土いじり】スキルを頼りに、辺境の村で念願のスローライフを始めた……はずだった。
ところが、作る野菜は規格外の美味さで村の人気者に。頼まれて農業
アドバイスをすれば村の収穫量が上がり、魔物対策を考えれば村を救ってしまう。
本人は「運が良かっただけ」「皆さんのおかげ」と謙遜し続けるが、周りの評価はうなぎ登り。
村娘や美女行商人、エルフにまで懐かれ「英雄」扱い。自己評価最低のおっさんが送る、勘違いと無自覚だらけの異世界農業ファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 09:20:00
101425文字
会話率:28%
(1話目)王都にある学校の中等部に入学したフローナは、入学早々副生徒会長アルバストに気に入られ、さらに生徒会役員にも抜擢されて忙しい日々を送っていた。本日は夏休み前の学園内パーティの日。久々に母や父と会い、パーティ気分を楽しんだフローナは、
一晩母と一緒に過ごす。フローナは母に、一度訊いてみたかったことを口にするのだった。
(2話目)フローナと一緒に生徒会活動をしているヴィラはリケジョ。自分は女性としての魅力に乏しいと思っている。そんなヴィラに後輩のメジオンは、ある提案をするのだった。
(3話目)次代のリーダーアリスミーと、婚約者のパリトワは、久々に二人だけの時間を過ごすのだった、が。
※本作は【コミカライズ・土いじり令嬢】「初恋は実らなかったけれど、熱心に花壇のお手入れをしていたら、もっと大きな恋が向こうからやって来ました!」、コミカライズ記念のSSです。本編をお読みになっていない方にも雰囲気は伝わるように書いていますが、細かい説明が不足しているかもしれません。
尚、コミカライズのタイトルは「土いじり令嬢は二度目の恋を咲かせたい ~初恋は実らなかったけれど、熱心に花壇のお手入れをしていたら、本物の恋がやって来ました~」です。2025年5月23日、ぶんか社様から配信予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 21:09:22
3589文字
会話率:33%
高野真人(たかのまさと)は、現世では冴えない社畜として日々を過ごしていた。彼の唯一の趣味は、精巧な粘土細工。特に際どいポーズの女性フィギュアを作るのが得意で、手先の器用さには自信があった。しかし、その変わった趣味は周囲からは理解されず、友人
たちに引かれることも。職場でも「使えない奴」と陰口を叩かれ、無力感に苛まれる毎日を送っていた。
そんなある日、真人はバスジャック事件に巻き込まれ、命を落とす。次に目を開けた時、彼は異世界のダンジョンに転移していた。同じ様に転移していた仲間とダンジョンからの脱出を目指すが信頼していた友人に裏切られ、崖から突き落とされる。途中、スキルを得るも、それは「粘土いじり」という現世での趣味が反映されたものだった。
孤独と絶望の中、真人は復讐を誓い、自らの手で新しい運命を切り拓こうとする。
そんな中、彼は傷ついたフクロウのルーナと、奴隷として捕らえられていたキャット族の少女ミリアに出会う。ミリアは、控えめで従順だが、真人に対して次第に心を開き、彼を支える仲間となっていく。
真人は、彼女にスキルで作成した自作の服を与えるが、それは現世の時の趣味から露出高めな服となっており、着せてはいやらしい目で見つめる。しかし、ミリアはそれを受け入れる不思議な関係を築く。
そんなミリアに過激な服を着せては満足げに眺めながら、ダンジョンからの脱出を目指す。
異世界での粘土スキルとネコミミ美少女との奇妙な冒険は、まだ始まったばかりだ。復讐の旅と際どい服作りが交錯するこの物語、果たして真人はどんな結末を迎えるのか…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-07 12:37:13
115449文字
会話率:32%
転生先にはサツマイモとジャガイモがない世界! 魔法や妖精と交流のあるサフィール王国、《白の妖創塔》という施設の十三番目の子供としてサティは転生する。
単調な集団生活で黒い獣と出会いつつも、サツマイモとジャガイモを食べたい気持ちが募る。
「貴族令嬢なら今の生活よりも自由が増える……。ということは、土いじりや庭園ぐらいなら許されるんじゃ!? それに妖精貴族なら、植物に身詳しいはず!」
貴族令嬢として養子、そして妖精貴族と婚姻を結べば、施設から出てサツマイモとジャガイモを探せると考えて行動を起こした。
伯爵令嬢として養子になるところまでは順調だったが、義両親は一族繁栄にしか興味がなく、同じ施設出身の義姉トリアからは酷い嫌がらせを受ける。踏んだり蹴ったり。
さらに社交界デビューでは「サティ、どうか私の番になってほしい」と、義姉トリアのご執心している夏の妖精王ミデルからのプロポーズ。
義姉トリアから嫌がらせがエスカレートし、拉致、毒殺されそうになり、何とか逃げ出したものの追手によって殺されそうになるところを、黒い獣だった冬の妖精王アルバートに救われる。
アルバートはずっとサティを助けようと動いており、自分があの時の黒い獣だと告げようとするが、ミデル王の魔の手から救うため契約結婚を提案してしまい――。
※旧タイトル「私事ですが、死の精霊王と番になりました!」→「転生したら妖精王の花嫁候補でした」→「余命×年の訳アリ令嬢は不器用な妖精王の番になりました」のリメイク版です。
内容など話数も大きく変動したので、リメイク版として公開することにしました!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-11 13:45:39
51805文字
会話率:39%
女神に感謝を捧げる儀式が行われる庭園で王太子から突然言い渡された婚約破棄。
「オフィーリア、お前との婚約を破棄して、真の聖女であるエミリア嬢を新たな婚約者とする!」
公爵令嬢のオフィーリアは、先祖返りのリス獣人として生まれた。獣人抑制薬
を飲んでいた副作用で、幼女のまま成長していない。そのことを王太子と義妹に蔑まれ、狼が治める獣人国に元聖女として嫁がされることに。
見た目を気にするオフィーリアに、狼陛下は獣人抑制薬を止めれば成長すると告げる。更に、オフィーリアが本物の聖女で、番だと宣言。
「妻を抱っこするのは、ベスティエ国では普通だ」
「俺の妻はとても愛らしいな」
見た目に自信のないオフィーリアが、狼陛下に優しく見守られ、ゆっくり愛を育むハッピーエンドストーリーです。
*秋月忍さま主催「サマーシンデレラ企画」参加作品♪折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-21 08:09:08
8689文字
会話率:51%
オーブリーはおしゃれより読書好き、薬作りや土いじりに癒やしを感じる伯爵令嬢。家族そろって領地に籠もって研究に勤しんでいる田舎貴族だ。そのせいかついたあだ名が『貧乏草令嬢』。家でハルジオンを育てているのは理由があるのに······。そんな彼女
ももうすぐ学院卒業。そうしたらすぐに2歳上の婚約者ケインと結婚することになっているはずなのだが、この頃侯爵家の仕事が忙しいとさっぱり会おうとしない。これは何かあるかと思っていたら、呼び出された流行りの喫茶室で、ケインは私の目の前で公爵令嬢アレクサンドラとイチャイチャしながら『真実の愛』に目覚めた結果『愛の結晶』を授かったから婚約破棄すると言い出した。『貧乏草令嬢』は弁えて身を引け? 『真実の愛』って要するに浮気でしょ? こんな男いらないけど腹が立つから反撃してやる! 『真実の愛』と正々堂々戦って勝ち逃げします!
※この作品は『カクヨム』『アルファポリス』にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-13 19:58:27
13805文字
会話率:44%
お庭いじり、土いじりの趣味を活かそう。という話の設定。(※重複投稿しています)
最終更新:2023-07-13 03:00:00
868文字
会話率:0%
オルティス王国辺境の地に住む、クローズ伯爵家長女アリエルは、ある日、ルミエール国の第三王子レナルド殿下の妃候補に選ばれてしまった。変装し何とか妃に選ばれない様に三年間やり過ごして帰ろうと思うのだが、途中で、持病とも言える「土いじり」をしたい
と言う欲求にかられ庭園の庭師の見習いとして手伝いをする事になる。土いじり楽しい!幸せな日々を送りながら、レナルド殿下ともなぜか仲良くなってしまい…。最後の舞踏会の日に最悪な事件が起こる事に…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-13 17:31:52
33586文字
会話率:50%
子爵令嬢のミティーナ・ララディールは婚約者から突然、婚約破棄を宣言される。
それはすべて姉の婚約者を密かに慕っていた妹プリシラが仕組んだことだった。
プリシラにより、婚約者、使用人たちの目の前で出自を暴かれたミティーナは子爵令嬢の身分を剥奪
され
追放されてしまう。
行く当てのないミティーナは生活費を得るために冒険者ギルドへと辿り着いた。
ギルドの仕組みすらわからない珍客に受付嬢のシャーレは困惑するも、いとこがいる農村へと連れて行く。
ミティーナはシャーレのいとこレノックス・カルケインと出会い、住み込みで農作業を手伝うことになる。
農村は夏を迎えて収穫期で大忙し。
慣れない土いじりに戸惑うも、レノックスに野菜づくりを教わっていくうちにのめり込んでゆく。
お嬢様による農村スローライフ。
ひと夏の恋がはじまる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-17 17:03:39
10627文字
会話率:66%
エリーセはアリーセ王国オーデン市のギルドで調査官として働く錬金術師だが、ある日突然辞令がおりて王都に転勤することになってしまった。
これは、エリーセが、自分の好きな家具を揃えたり、お料理したり、土いじりをしたり、ギルドのお仕事をがんばったり
、それからたまーに活躍(?)するお話。
エリーセ・ディートリンデ・イーゲンの平凡な日常を一年にわたってお届けします!
※家具や料理、魔法などの描写多めです。
※特別な事件はあんまり起きません。
※なろう的なまったりではありませんが、頑張る時は頑張ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-31 22:43:31
167691文字
会話率:31%
何の因果か、庭付きの家に引っ越してきてしまった。庭とはいえ、広さは猫の額程度…… だが。
都会っ子で、土いじりやガーデニングに全く興味なかった筆者にとっては、未踏のジャングルに等しい。
これは、「生き物の世話は2人の子だけでじゅうぶんー
!」 と悲鳴を上げつつ、庭作りをなるべくサボりたくて試行錯誤する日常の記録である。
ただし、メインは花の写真。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-06 07:00:00
33250文字
会話率:5%
帝国の残念公主と花龍の不思議な宝珠を巡る中華ファンタジー
稀の国の十三番目の末子である、公主・萌麗は母も後ろ盾もなく、粗末な宮に住んでいる。彼女はお洒落もお化粧もせずに土いじりばかりしているので『緑の公主』と呼ばれて冷遇されていた。
しかも宮廷は皇太后が実権を握り、妖しげな道士を側に置いて圧政を強いており兄の皇帝はずっと公務を放棄していた。萌麗は小さい頃遊んでくれた聡明な兄の姿からどうしても今の姿が信じられない。だけど、何か言えば立場の弱い萌麗はどうなるかわからず、真相はわからないまま。
そんなある日、宮殿に天帝よりの使者、神龍将軍・慧英がやってくる。慧英は天帝が地上に落とした五つの宝珠を探しにきたという。萌麗はひょんなきっかけから兄の皇帝を救う為、宝珠探しの旅に同行することに。 どんな願いも叶えるという五つの宝珠、如意宝珠を探して萌麗と慧英は西へ東へと旅をつつける間にしだいに心惹かれていく……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-13 07:00:00
100623文字
会話率:67%
《異世界×剣×魔法×学園×戦略バトル×部活モノ=???》
『競勇』こと『競技勇者』とはフィールド内を4人のメンバーで構成された複数の《パーティ》が試合中に課される《クエスト》を達成してポイントを稼ぐスポーツだ。
そして、この物語はそん
な『競勇』に魂を燃やす冒険者の卵たちの物語……ではない。
――はずだった。
最強冒険者一家『ロックハート家』に転生したものの、冒険者を諦め農家を志すハロックは国内で最高峰の農業が学べる『国立クラック農学校』の農学科に入学する。
ある日の放課後、いつものようにマイ畑で土いじりをしていると、同じ学校の冒険科で国の食糧生産のほとんどを担う大農家『ストロフェザー家』のご令嬢、ボクっ娘の女剣士 ツバサが声をかける。
そのまま引きずられ、無理矢理『クラック農学校競勇部』の練習試合に参加させられることになったハロック……
【百腕】の二つ名を持つ、元金級冒険者の彼は得意の魔法で無双し、試合を勝利へと導く。
「もう冒険者は引退した身」と彼は試合後、正式に入部を断ろうとするが……
「キミの、その『ヘタのモノ好き』みたいな農業、少しはマシにしてあげる!」
部長のツバサが持ちかけた条件、それは「ハロックに実家の持つ最高峰の農業ノウハウを教えること」だった!
これを飲んだハロックは『クラック農学校競勇部』のエース兼コーチとして全国大会の舞台『コ―ジェン』の地を目指すことに……?!
ハロックの無茶苦茶な修行を乗り越えたクラック農学校競勇部は創部したてとは思えない強さで次々勝利していく!果たして彼らは夢の全国優勝を掴み取ることができるのだろうか?!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-10 15:22:52
19123文字
会話率:37%
とある大学生、月見里(やまなし) 健一(けんいち)。
彼は大学に通学する途中、電車の脱線に巻き込まれて彼一人だけ死んでしまう。
気がつけば、何も無い白い空間に居た彼はそこで美しい女神と出会う。
そこで彼は自身が死んだことを思い出すのであった
。"魔神"との戦いの後のゆったりと滅び行く世界へと転生する事になった彼は、女神から《スキル》という奇跡の力を受け取ることになった。
器として最上級であった彼は、転生の際普通なら1つか2つしか受け取ることのできない《スキル》を5つも受け取る事が出来た。しかし、有用な《スキル》はどれもこれも、自分より先に転生していった者達が受け取ってしまっていて、彼が受け取ったのは《肥沃化》《環境管理》《品種改良》《工作》《土いじり》といった、どれもこれもしょぼいものであった。目的の為に女神から、特別な体を作ってもらい、異世界に転生した彼は、魔物が蹂躙跋扈しバランスの崩れた環境のせいで、少しずつ滅びに向かっていく世界の中で、ただひたすら己の生活環境の向上の為に、石斧を使って木を切ったり、拠点を作ってみたり、後はひたすら土をいじるのだった―。
自陣ほのぼの、周囲シリアスな感じで進んでいきます。処女作なのでご容赦下さい。ご都合展開もございます。苦手な方はご注意を。
不定期更新です。基本的に見切り発車な上に、感想等はあまり確認しないで自己満足で進んでいきますが、それでもよろしければ御覧になって下さい。気に入って頂けると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-07 10:23:49
78425文字
会話率:37%
夜会の蝶と呼ばれているシルビア・ロースダム伯爵令嬢。
しかし、本心は結婚などしたくないと、庭で土いじりが趣味な残念な伯爵令嬢だった!
そんなシルビアはある日、変わり者で有名なアルフィード王国第一王子から突然の求婚を受ける。
何とか、結婚をし
て幸せになってもらいたいと思う周囲からの重圧の中、シルビアを想っている公爵子息やシルビアを認めない第一王子の取り巻きがやってきて………
今迄の生活を続けたいシルビアとそんなシルビアに迫ってくる王子、接婚を進める周囲に、大反対の人々。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-02 10:42:35
3948文字
会話率:42%
名門貴族の娘であるアリサは屋敷から出られない程身体が弱く、できることといえば刺繍と庭の手入れぐらい。仲の良い兄のレイが与えてくれた庭で、花を育てるのが唯一の楽しみで、体調さえ良ければ外に出て土いじりをしていた。
ある日、いつものように庭に出
てみると、庭の端に植えている木陰に花が咲いているのを見つける。レイがアリサのために植えてくれたその花は鮮やかで可愛らしく、アリサはその花をとても気に入った。
しかし、その花が咲き始めた頃から少しずつ、今までの平穏で静かな日常が崩壊し始め、アリサの周囲はめまぐるしく変化をしていくこととなる…。
狂気の愛だと言われても、かまわない。どんなに拒み、逃げても決して離しはしない。この愛を貫くためなら、どこまでも堕ちよう…。愛する人を道連れに……。
18~19世紀のイギリスをイメージした、西洋が舞台です。話の都合上、実際の習慣や歴史とは異なる点もありますが、ご了承いただきたいと思います。また、この作品は純愛作品ですが、異質で少し残酷な部分も出てきますのでR15にしました。それでも大丈夫という方は読んでください。
※批難や中傷の書き込みはご遠慮ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-09 21:07:08
52213文字
会話率:26%
ルティーナ大国の王族に仕えるイグニス・パルウァエはどこにでもいる普通の騎士で、休日は家庭菜園、部屋の掃除、馬の手入れなどと隠居した爺(じじい)のような生活を送っている。三十一歳とそれなりに年を重ねていたが未だに独身で、一緒に土いじりをしてく
れる優しい嫁が欲しいとぼんやり思う事もあった。しかしながら、彼が仕える王子が結婚をしない限り妻を娶ることは不可能で、寂しい暮らしを淡々と続けている。ーーそんなイグニスの前に現れたのは超絶美人の気が強い公爵令嬢で、侍女として王子に仕えるようになった彼女を目の保養だと喜んでいたら、いつの間にかわけの分からない感情が芽生えてしまい……。借金(住宅ローン)を抱えた貧乏騎士と常に上から目線で偉そうな公爵令嬢の恋物語。※領主の愛する~に登場しているキャラクターのお話ですが、読んでいなくても楽しんで頂けるように書いております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-17 20:20:11
301873文字
会話率:49%
ど田舎出身で土いじりが趣味の、見習い騎士アレクスコルピオ。彼は正式な騎士となる為に受けた降魔の儀式で、主であるミルシェール姫から魔法の力を与えられるはずが……
最終更新:2006-07-29 15:54:18
19233文字
会話率:38%