「僕には君だけがいればいい」「駄目よ、皆とも仲良くしなきゃ!」
猫人の少女こげみそは、墓場で泥まみれで倒れている猫人の青年を見つける。家につれて帰り風呂に入らせると、彼は見事に美しい姿になった。しかし、その心はとんでもなく捻くれていた。
彼の名前を聞いても、名前は捨てたと言う。それでは不便だからと、こげみそは彼に「はつゆき」という名前をつけて、家に住まわせることにした。
彼と暮らす中で、次第に二人はお互いを大切に思うようになる。しかし、その想いは種類が違った。
『家族』として、はつゆきに自分以外の人とも仲良くなってほしいこげみそ。
『恋人』として、こげみそに自分だけを見ていてほしいはつゆき。
二人の想いはすれ違い、混ざり合い、時に反発する。
それでも、二人はお互いから離れられない。だって、お互いに相手のことを唯一無二だと思っているから。
じんわりと距離を近づけていく、猫人たちのライフコメディ。
※カクヨムでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 20:00:00
16206文字
会話率:41%
バレンシア王国の王都から南へ数十リーグ、小さな村「ロサーナ」には、今年も豊かな実りが約束されていた。アントニオはその村で農業を営む青年だった。親を数年前に病で失ってからは、たった一人で麦畑と向き合い、耕し、育ててきた。
でも、ひとりじゃな
い。アントニオには心に決めた婚約者、村娘のマーガレットがいた。
ところが、その日。黄金色に波打つ麦畑のそばの農道に、高級な馬車が止まった。
降り立ったのは、見たこともないような豪奢な服を着た男と……もうひとり。信じられないことに、マーガレットだった。
「……マーガレット?」
アントニオが呼びかけると、彼女は軽く鼻を鳴らして笑った。
「アン。わたし、結婚やめる」
「……え?」
「婚約、破棄するわ。ごめんね。でも、もう決めたの。わたし、サラゴサ男爵様と王都で暮らすの。あんな畑の土なんて、もう触りたくない」
耳を疑った。何を言ってるんだ、マーガレット。
「……マーガレット、そいつに騙されてるんだ。男爵が、村の娘と本気で付き合うわけない。王都に行ったって、どうせすぐ捨てられる。そんなの……遊びに決まってる!」
必死だった。怒りというより、彼女を守りたい一心だった。
だが、その時。
「貴様ぁ……!」
男爵が、鷹の羽をあしらった帽子を払って、アントニオを睨みつけた。その目には、蔑みと怒りがあった。
「このサラゴサ男爵の、真実の愛を……愚弄したな、平民が!」
男爵の号令で、背後に控えていた従者たちが動いた。ゴツい腕を持った男が二人、麦畑にズカズカと踏み入り、苗を蹴り倒していく。たわわに実り始めた麦の穂が、無惨に踏みつけられる。
「やめろ……やめてくれ!!」
アントニオが走り寄るが、男爵の手下が拳を振るう。
ゴッ。
強烈な衝撃が頬に走り、視界がぐらりと揺れた。そのまま地面に倒れ込み、泥の匂いが鼻を突いた。
「平民のくせに、俺様に説教だと? 身の程を知れ、田舎者が」
男爵の靴が、アントニオの顔すれすれで地を踏み鳴らした。
「行くぞ、マーガレット。こんな泥まみれの世界と関わっては、おまえの美しさが穢れる」
「うん、ありがとう、男爵様。……もう、こんな村に未練なんてないから」
ふたりは、夕陽に染まる麦畑を背に、馬車へと戻っていく。破壊された麦の中で、アントニオは地面にうずくまったまま、目を閉じるしかなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 20:10:00
30582文字
会話率:35%
「もし人間に生まれていたらワシの生涯は違かったのか?」
人族優越主義が蔓延る世界で人族以外の亜人族、魔族は激しい迫害と偏見を受ける時代。
子宝に恵まれず、最愛の妻を早期に亡くした魔族のカエルは孤独の中、自分の生涯を悔やんでいた。
そん
な時、とある夢を見た。それは自分が魔族ではなく人間になって幸せな生活を送っているもの。
泥を啜り、生きる為にどんな手段でも使って足掻くそんな生活とは無縁のものだった。
———あぁ……自分もこうなりたかった。
夢を持っても人族に潰されるこの世界で彼は静かに息を引き取った。
「こんな世界に神など存在しない!」
人族のみが高度な教育を受ける権利があり、人族以外の者は奴隷にされる世界。
だが、常に環境を言い訳にしていた。
全ての分野で努力を怠ったワシは自身の生涯を振り返る日々を過ごしていた。
歳を重ねた彼の生涯が静かに終わりを迎えたはずが……
何故か次目を覚ますと人間になっていたのだ。
人族として生まれ変わったワシの新たな人生が始まってゆく……
これは、人族以外が迫害を受ける世に人として生まれ変わった一匹の魔族の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 16:00:00
2333文字
会話率:31%
「もし人間に生まれていたらワシの生涯は違かったのか?」
人族優越主義が蔓延る世界で人族以外の亜人族、魔族は激しい迫害と偏見を受ける時代。
子宝に恵まれず、最愛の妻を早期に亡くした魔族のカエルは孤独の中、自分の生涯を悔やんでいた。
そん
な時、とある夢を見た。それは自分が魔族ではなく人間になって幸せな生活を送っているもの。
泥を啜り、生きる為にどんな手段でも使って足掻くそんな生活とは無縁のものだった。
———あぁ……自分もこうなりたかった。
夢を持っても人族に潰されるこの世界で彼は静かに息を引き取った。
「こんな世界に神など存在しない!」
人族のみが高度な教育を受ける権利があり、人族以外の者は奴隷にされる世界。
だが、常に環境を言い訳にしていた。
全ての分野で努力を怠ったワシは自身の生涯を振り返る日々を過ごしていた。
歳を重ねた彼の生涯が静かに終わりを迎えたはずが……
何故か次目を覚ますと人間になっていたのだ。
人族として生まれ変わったワシの新たな人生が始まってゆく……
これは、人族以外が迫害を受ける世に人として生まれ変わった一匹の魔族の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 17:00:00
2333文字
会話率:31%
「その“誇り”、お洗濯した方がよろしいのでは? 泥まみれのまま振りかざすのは滑稽ですわ」
その言葉に反応したのは、空気でも魔力でもなく──相手の装飾魔術だった。
髪が焦げ、悲鳴をあげる令嬢。リュシアはただ静かに首を傾げるだけ。
侯爵令嬢
リュシアは、魔法の才を持たぬ“落ちこぼれ”として婚約破棄された。
だが彼女には、誰にも知られていない能力があった。
「……私、波風を立てたくはないのです」
そう願う彼女の“言葉”は、なぜか現実を変える力を持っていた──
言霊が暴く、虚栄と傲慢。
ことなかれ主義の無自覚令嬢が、皮肉ひとつで貴族社会をざまぁしていく。
静かで痛快な言葉の魔術譚、開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-08 21:55:07
22237文字
会話率:29%
世界には、風にそよぐ草のような、小さな命がある。
誰に知られるでもなく、けれど確かに――未来を変える種になる命。
その少女、名をユイ。
生まれたのは、深い森の奥。
言葉も話せず、力もなく、何も知らず。
ただ一度すべてを終えた魂
が、新たな世界にひっそりと宿った。
彼女には不思議な力があった。
それは「作る」という、とても素朴で、とても大きな力。
ただし、彼女に与えられたのは「一度、自らの手で組み上げた物しか創り出せない」という制限つきの創造だった。
最初は歩くこともできず、道具一つ使えなかった少女。
それでも、木の実を拾い、壊し、再構成し、時には魔法のように、時には泥まみれになって――
彼女は自分の手で“世界”を組み上げていった。
これはそんな少女と、
すべてを見守ったひとりの老獣人との、静かであたたかな日々の記録。
そして、未来に向けて、たくさんの人々と交わる中で、
知らず知らず“神話”へと繋がっていく、ひとつの「創造の旅」の物語である。
――ようこそ、『ユイの創造日誌』へ。
あなたも今、小さな種の芽吹きを、見届ける一人になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 21:18:44
75012文字
会話率:33%
映えるのは、いつだって後衛だった。
魔法が主役の世界で、俺は剣と盾を握り続けている。
パーティーの中で一人、泥まみれになって前に立ち、
SNSに載るのは、派手な魔法と笑顔の後衛たちばかり。
報酬は半分、評価はゼロ。
それでも俺は、まだ
倒れちゃいない。
そんなある日、
「あなたは、前衛ですか?」
ボロ装備のマナプレートから、精霊の声が届いた――
映らない前衛と、映えだけが価値になった社会で、
ひとりの男が“タグのない戦い”を始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 20:40:39
108442文字
会話率:32%
営業マンのユウトが目を覚ましたのは、泥まみれのスーツ姿で立つ見知らぬ森の中。そこは魔法やドラゴンの話が当たり前に交わされる、異世界だった。
魔法もチートスキルもない、ただの“観光業経験者”。そんなユウトが選んだのは「観光ガイド」として生き
抜く道だった──!
遺跡、村、市場、空飛ぶ巨樹のふもと……。異世界の観光名所を“ちょっと盛って”案内しながら、彼は人々に思い出と笑顔を届けていく。
だが、とある遺跡の奥でユウトは“語られざる歴史”に触れる。
異世界を“観光”でひらく、新感覚のファンタジー冒険譚!
「ようこそ、異世界の旅へ──今日は、ちょっと特別な景色をご案内します」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 08:01:05
5101文字
会話率:39%
正義感だけは人一倍だが剣の腕はまだまだ未熟な少年ジャン・フレッド。彼が森で出会ったのは、古の魔法を継ぐフィローネ家の姫君クレア。しかし彼女は、行く先々でトラブルを巻き起こすとんでもないドジっ子で、初対面から二人仲良く罠の穴へ真っ逆さま!
クレアの使命は、一族に伝わる秘宝『聖なる月の涙』を邪悪な手から守り、聖地へと奉納すること。ジャンはひょんなことから用心棒として同行する羽目になるが、クレアの想像を絶するドジっぷりに振り回されるハプニングだらけの珍道中が幕を開ける。
宝珠を狙う謎の刺客集団や、世界を闇に染めようと企む強大な闇の魔術師ゾルゲイドの脅威が迫る中、互いを想う気持ちはいつしか恋心へと変わり、二人はそれぞれの弱さと向き合い、過酷な試練を乗り越えて成長していく。
果たして、未熟だったジャンとドジなクレアは、力を合わせ、時にクレアのドジさえも奇跡に変えて強大な敵を打ち破り、世界を救うことができるのか? そして、不器用な二人の恋の行方は――?
笑いと涙とドキドキが止まらない、異世界冒険ラブファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-22 17:42:34
10821文字
会話率:44%
「婚約破棄――そして王都からの永久追放」――嫉妬に狂った“白百合の聖女”ミリィの罠によって一夜にして一切を奪われた公爵令嬢リシェル。だが彼女は涙も喚きもせず、辺境の小さな村ベルミアへと足を踏み入れる。斧は折れ、鍋は焦げ付き、井戸のバケツは壊
れる──それでもリシェルは泥まみれの毎日に全力で挑む。読み書きのできない子どもたちに教鞭をとり、傷ついた村人を手当てし、魔獣から村を救ったその智略と度胸は、かつての“悪徳令嬢”の面影を覆すほど。やがて王都から名誉回復の使者が訪れるが、リシェルは真実の幸せを掴んだ心温まる暮らしを捨てることなく、新たな人生を選ぶ──ざまぁ勝利のスローライフ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-26 00:59:46
2302文字
会話率:39%
舞台は17世紀オランダ風異世界。この世界に流れつき、都会で暮らす青年マレインは「スローライフ」への憧れを抱く。しかし、彼を待っていたのは、甘い理想とは程遠い現実だった。折しも国を襲うチューリップバブルの狂騒。「働かずに自由に」――その夢に駆
られ、彼は熱狂の渦へ飛び込むが…。ブームが語らない、泥まみれの現実と再生の物語。これは、現代の風刺かもしれない。
何の風刺かって? そりゃ「スローライフ」さ。まだ分からない? 読めば分かるさ。読みたくない? じゃあ言うよ、FIREへの風刺だよ。読みたくなったかい? えっ、FIREを知らない? だったら、アレだなぁー、アレがアレなんだよなぁ〜。
マトモなことを言えば、FIREブームはもう終わったような気がしますし、もっと抽象的な風刺です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-22 06:20:00
28131文字
会話率:34%
賢者タイムから戦国ハーレムへ!泥まみれの俺が天下と美少女を掴む!
龍ケ崎弘彌、16歳。歴史オタクでハーレムラノベに取り憑かれた高校生だ。ある夜、秀吉の妻ねねや淀殿を妄想しながらオナニーに没頭しすぎ、「秀吉のハーレム、俺にくれよぉ
!」と叫んだ直後、賢者タイムの虚無感で魂が抜けた――と思ったら、目覚めたのは戦国時代のドロドロ田んぼ脇、半壊した藁の山の中。目の前に浮かぶステータスは【名前:木下藤吉郎】【職業:流れ者】。そう、俺が豊臣秀吉の若き姿に転生しちまった!
鼻をつく腐臭、泥まみれのボロ着物、腹ペコで追いかけてくる畑のオッサン。史実より遥かに悲惨なスタートだ。でも、俺の胸は熱いぜ。秀吉といえば貧乏から天下人へ駆け上がった伝説の男。そして何より、ハーレムだ!清楚で芯の強いねね、妖艶でミステリアスな淀殿、さらには史実に隠れた戦国美少女たちを娶って、俺だけの夢の楽園を築くのが目標だ!
まずは腹を満たすため、泥だらけの田んぼを這い回り、農民に怒鳴られながらも図太い根性を発揮。転生オタクの知識と情熱を武器に、ドタバタしながら出世街道を突き進む。天下と美少女、両方掴む俺のハチャメチャな戦国ライフが、ここから始まるぜ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-14 07:00:00
101573文字
会話率:24%
事故で同時に死んだ高校生二人。一人は異世界で蘇り、一人は消えるはずだった。だが…。
------------------------------
「お前には、私に譲歩を強いた罰を与える。その者は一生、お前の足枷となる。お前は生涯、その者
を守り抜かなければならない。決してお前はその者から離れることはできないだろう。」
この日、俺はあいつの呪いになった。
あいつは俺を「生かした罪」を一生背負って生きると決めた。
全身を泥まみれにし、両手をまめだらけにして、働き、働き、そして魔物と戦う日々。
そんなあいつに、俺はどう報いればいいのだろう。
あいつほど、頭もよくない。あいつほど、スポーツも出来ない。
性格だって、あいつみたいに良いわけでもない。
しかも、蘇生の際に性別まですり替えられた。もう隣で戦う事さえも出来ない。
でも俺だって、何かできる。あいつのために、何かは出来るはずなんだ――。
優希、将聖、十七歳。
転生し、たどり着いたのは、最大の魔界域フィナン・ジディと隣り合わせの寒冷地、メドーシェン。
見ず知らずの苛酷な土地で、二人の新たな生活が、始まる。
------------------------------
TS要素あります。苦手な方はご注意ください。
初投稿、遅筆のため、月1回の投稿を目標としています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 00:00:00
586663文字
会話率:35%
中学1年生の清水裕美は、男の子っぽいさっぱりした性格と好奇心旺盛な心を持つ少女。ある晩夏の午後、学校帰りに近所のため池で「かいぼり」が行われているのを偶然見つけ、準備もせず勢いで泥んこ遊びに飛び込む。白い体操服とエンジ色のブルマ、その上に重
ねたジャージ、そして紅白帽子を身にまとった彼女は、一歩踏み出した瞬間、胸までヘドロに浸かり、その冷たくヌルヌルした感触に快感を覚える。年下の男の子と意気投合し、外来種駆除そっちのけで泥の中で遊びまわり、全身泥まみれになることに喜びを見出す。特に、ショーツのクロッチが泥でぐっしょりになり、気持ちよくてヌルヌルする感覚に心が弾む。
夕方まで遊び尽くした後、帰り道で尿意を催すが、全身泥んこであることを理由に気にせずおしっこをしてしまう。おしっこは勢いよくショーツを叩き、足をつたって靴の中を満たし、泥と混ざって黄色がかった水たまりを作る。この行為に背徳感と解放感を感じ、再び快楽に浸る。家に帰ると、泥まみれの姿に驚く両親に楽しかった思い出を話し、シャワーで泥と一緒にその日の冒険を洗い流す。洗濯後も残る泥シミを誇りに思い、次の冒険を夢見て眠りにつく。昭和後期の外遊びの時代を背景に、裕美の自由と好奇心が泥と服を通じて描かれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-22 00:25:03
4933文字
会話率:47%
ぼくは努力家ではない。
最終更新:2024-10-22 07:00:00
430文字
会話率:0%
手にしたコインは、メダルでさえない泥まみれ。
かじってみたら、土味がした。
最終更新:2024-09-12 07:00:00
430文字
会話率:0%
主人公、ローゼマリー・フォン・クレンゲルは王宮の晩餐会で、婚約者である第三皇子に婚約破棄を宣言されてしまった。周囲の貴族たちは彼女を侮蔑し、冷たい視線を投げかける中、彼女は新たな生活地への左遷を命じられる。その行き先は、帝国軍が新しく得た土
地のはず――だった。
が、密林と聞いていたはずのその土地は荒れ果て、泥まみれの平野になってしまっている。そこにぽつんとあった集落の門をローズが叩くと……?
・ザマァあり!
・お相手はモフモフの狼!?
・主人公がVチューバ―くらい甘々にされる展開予定あり……!?
・魔獣戦などなど、ダンジョン要素もあり!
ぜひご覧ください!
Nolaノベル様にても連載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-17 18:11:13
23672文字
会話率:53%
見窄らしい姿で、雨に打たれ泥まみれになって空腹を訴えるおっさん(国王)を拾った。
おっさん(国王)は、なんやかんやと口八丁手八丁で居座ろうとする。
ワケアリ狡賢い(?)おっさんと、ちょろい下級使用人のラブになるのか謎な(ヲイ)ドタバタ・ラ
ブストーリー。
******
閲覧ありがとうございます!
ブクマや評価などいただけますと、作者のモチベーションになりますですヽ(=´▽`=)ノ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-23 19:03:55
45474文字
会話率:45%
見窄らしい姿で、雨に打たれ泥まみれになって空腹を訴えるおっさん(国王)を拾った。
おっさん(国王)は、なんやかんやと口八丁手八丁で居座ろうとする。
ワケアリ狡賢い(?)おっさんと、ちょろい下級侍女のドタバタラブになるのか謎な(ヲイ)ラブな
コメディタッチのお話――――。
******
閲覧ありがとうございます!
ブクマや評価などいただけますと、作者のモチベーションになりますですヽ(=´▽`=)ノ
『面白い』『アフォい作者だなw』『もっと書け!』などの気軽なお気持ち表明もお待ちしております|д゜)チラッ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-28 07:14:13
4056文字
会話率:50%
奈良で生まれた山中雅は、小学四年生、貧乏長屋におかんと弟とで暮らしています。
近所に住んでいる子供たちは、雅を含め、しつけ、勉強、塾、習い事、子供を拘束するすべてのことに無関係の子供達ばかり、自由な時間がありすぎてやることが派手。
爆竹の火
薬を集めて爆発させたり、パチンコで石を飛ばし合ったり、井戸に石を投げ入れたり、野良犬の顔に落書きしたり、学校のクラス仲間では絶対やらないようなハラハラドキドキする遊びばかりやっていたのです。
雅もランドセルを家の中に放り込むと汗まみれ泥まみれになって子供達と遊びまくるのです。
そんな中で起きる物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-17 18:26:21
10568文字
会話率:37%
レティシアは、12歳で両親に捨てられて、叔父に領地を乗っ取られ駆けている時に転生していることに気がついた。
前世で読んだ小説では、ラスボスの悪役に上手く使われて、さっさと死んでしまうモブ的悪役令嬢のレティシア。
先ずは、この窮地に陥った理
由である叔父を退け、貧乏領地を復活させるべく奮闘する。
だが、領民も小娘のやることに反発して、手を貸してくれない。
しかし、伯爵令嬢らしからぬ行動をするレティシアに、領民の味方が増えていく。
そんな時、泥まみれのレティシアを見た王子も一目惚れ。
絶対に領地を出たくないレティシアと王子様の恋は?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-17 14:31:04
218491文字
会話率:27%
王子に婚約破棄され追放されたセレナは精霊王の棲む森へと向かう。魔法書によれば精霊王のそばにいるだけで希代の魔法使いになれる。そして彼は非常なイケメンである……はずだったが出てきたのは小汚い岩だった。
最終更新:2023-07-28 07:40:29
8795文字
会話率:52%
婚約破棄され、財産を奪われ畑に捨てられたクレメンタイン。全て奪われ、泥まみれになっていた。そんな絶望の中、悪逆皇帝の名で知られているジュリアスが現れた。
ジュリアスは、悪名高く『ナイトフォール帝国』を徹底的に支配していて民から嫌われ、
支持もよくないが、クレメンタインを憐れに思い、優遇した。
クレメンタインは、彼の本当の優しさに触れ――恋をしていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-26 00:53:47
5582文字
会話率:50%