仲間から追放された、天真爛漫、ドジな魔法使いライスが、果樹園の農夫で式神(式紙)使いのロスと出会い、壮大な冒険を繰り広げる。「形のない宝石」、それは果樹園に隠された秘密、石となった勇者の600年続く呪いを解く鍵。少女の第三の目が開くとき魔人
の魔法が発動する。ロスに召喚された式神(式紙)の白虎、黒ヒョウを従えろ。メイドの騎士リジ、エルフの殺し屋アシリアを仲間にして、世界に災悪を招く「闇の従者」を眠らせろ。そして....5人の魔人は敵か、味方か!?
※火・木・土に最新話を投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-19 10:00:00
267855文字
会話率:49%
『プロローグ』
昔は要所として栄えた ”海に浮かぶ古城”は、贅ある限りを尽くし溺愛されて育った哀れな貴族の息子と同様、見栄のみが先行し、中身のない恥知らずの伽藍堂と揶揄され、ひっそりと歴史の中に埋もれていく遺物でしかなかった。
そして今
、朽ち果てた城に行き来できる唯一の大橋が人策によって意図的に崩壊し、完全に孤立している。
因果なのだろうか、思わず顔に出てしまった嘲笑を制し、これから戦場となる舞台を悠然と見下ろす。
蒼白い月光に照らされた”海に浮かぶ古城”を最後の砦とし、逃れる場所がないことを悟り決意した領民たちは、農機具の鍬や鋤、身幅の大きい包丁を手に取り、つぎはぎだらけの布をまとって、海から渡ってくる外敵を退けるために身命を賭けよとしている。
青年は、ポケットに入れてあった何の変哲もないふたつの指輪を愛おしそうに見やると、果樹園から運ばれてくる花の香りを思い起こした。「故郷の匂いだ」 青年は呟くと頬を緩め微笑んだ。わずかに赤みを帯びた金色の髪を逆立せ、彼の碧眼は歓喜に色を輝かせていた。
青年は、前だけを見つめている
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-25 17:30:52
76309文字
会話率:37%
全4回15,000文字ほどで、明日00時に完結します。
最終更新:2024-09-08 10:47:41
56089文字
会話率:27%
長年の功績が称えられ、父が男爵位を賜った。
皇子殿下が視察に来た――――だけのはずだったのに。帰らない。
皇都で私は『農民上がりの野生児』だと揶揄されているようだが、それどころではない。皇子が我が家に居座り続けているし、皇帝も承知の上なのだ
。気を抜くと一生いそうな気がする。ほんとうに、それどころではないのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-18 14:07:46
7401文字
会話率:47%
俺、◯◯◯◯は名城中学に通う中学3年生。
今日は卒業式だから朝早くに家を出たんだけど、寝ぼけたトラック運転者にドーンと肩をぶつけられて難癖を付けられて怖くて失神。
そのまま異世界転生してしまった。
いや、身体はあるから異世界転移というやつな
のかもしれない。
俺の来た異世界はスケールが違う。
何せ顔面偏差値が高いから平均ちょい上のつもりだった俺の顔がブサイク扱いされる。
黒髪のブサイク呼ばわりされるがちゃんと傷付くからやめてほしい。
この世界においては黒髪が珍しいらしく、それで声をかけてくる人が居るんだけど、どうやら目的はそれだけではないらしい。
「あら、そこの黒髪のブサイクな人ちょっと待って」
「面と向かってブサイクとかやめてくれない?」
「丁度良かった。あの時の礼がしたくてさ」
潮騒香る海岸沿いに今居るのだが、近くに柑橘系の果樹園が有り、そこから山のようにデコポンを渡された。
「あるんだ……普通にデコポン」
この世界特有の生き物とかを期待してなかったとは言えないので少しガッカリした。
「ほら、これ全部持っていきな」
両手に抱えきれないほどのデコポン。
服の裾を持ってそこに乗っけて貰う形で持っているが、めちゃくちゃ重い。
「あの時のアンタが『名乗るほどの者ではありません』なんて言うから恩返ししたくても探しようも無いしさ……そうだ、ウチに寄って行きなさいよ」
「そ、それは助かるけど、まずこのデコポンをなんとかしたいかな!」
こぼれてる!
炉端にポロポロとこぼれてるから!
「ほーら、ウチの主人村長だったの覚えてない?鬼に取り憑かれて大変だったんだから」
「へ、へぇ、やっぱり居るんだそういうの」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-11 20:58:05
1428文字
会話率:11%
果樹園と呼ばれる場所に連れてこられ2ヶ月という期間自由に過ごしていいと言われた僕
そこで出会った男に接触したが。。
最終更新:2024-03-08 00:00:00
1907文字
会話率:19%
「地球じゃどんなに恋焦がれてもケモミミ娘はいない! だから俺は異世界転移したかったんだ!」
そんな俺が本当に異世界に転移して念願のダンジョンマスターになった。
この世界のダンジョンマスターはダンジョンモンスターなら自分好みのケモミ
ミ娘を、ダンジョンなら遊び場とかデートスポットとかを自由に作れるらしい!
最初は森しかなかったダンジョンも
海洋エリアを作って遊んだり(2-4)
温泉入ってゆっくりしたり(4-10)
果樹園作って花見をしたり(6-20)
事あるごとに宴会したりしたよ!(3-12)(4-4)(5-22)(5-29)(6-17)
でもまだまだ遊び足りない! これからもいろんな施設を作って遊びまくるんだ!
この物語はケモミミ娘達との毎日エンジョイ生活を目指し、時には作った食料や施設でケモミミ娘とのコミュニケーションを取りながら日々奮闘する主人公を書いた娯楽小説です。
©でんでん太鼓持ち折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-06 08:11:13
763886文字
会話率:38%
活字の果実をおかじりなさい。
最終更新:2023-09-20 07:00:00
229文字
会話率:0%
人間は主観でしか物事を見ることが出来ない。
その出来事を観測している私たちが何か気付けたところで、その物語のエンディングは変わらない。
最終更新:2023-09-18 23:29:02
1349文字
会話率:40%
甘いコーヒーも苦いコーヒーも。
彼女にとってはどちらも大切なものだったのです。
最終更新:2023-06-06 22:37:38
2278文字
会話率:30%
愛がなんだかが載った教科書。
あなたは買いますか?
最終更新:2023-06-06 22:34:26
1514文字
会話率:10%
魔法とは精神果樹園を開き、魔力を蓄えた果実を消費することで発動することができる奇跡である。多種多様な魔法が存在する世界でも特に珍しい魔法とされるのが、かつての英雄が使用したという治癒魔法だ。
これは、そんな治癒魔法使いとして成長していくアレ
スタの物語である。
(タイトルとあらすじが思いつかず簡易なものにしておりますが、さすがにどうかと思うので時間があったら書き直します)
※現在は削除しておりますが、数年前に第三章が終わったところで更新を停止していた『治癒魔法使いアレスタ』を大幅に改稿したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-24 22:00:44
699914文字
会話率:35%
短慮を起こしたビアンカは、
古びた家宝を壊してしまった。
特別な力を持たない彼女からしたら、
大事といわれても大事には思えなかった。
それは、由緒ある大事な役割がある品だと分かり、
彼女は壊してしまった責任を取って、仲間と共に旅にでる。
この世界とは違う、別の世界での出来事。
彼女は使命を無事に果たすことができるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-25 16:00:00
215330文字
会話率:55%
パパとママと私との3人で夏蜜柑を育てるはずだった。。
最終更新:2021-05-18 19:10:58
384文字
会話率:25%
クマのぬいぐるみとして、突如不思議な世界に迷い込んだ旅人達。
自分の名前――なんだったっけ。
どんな姿をしていたっけ。どうしてこんなところにいるんだろう。
あやふやな記憶に動揺する最中、ただ一人の住人である女性ベルルカと出会う。
「行
きましょう。私が行きたいところへ」
「あなたにやりたい事があるなら言ってみて」
宝石のような実をつけた果樹園、花が咲き乱れる川、誰もいない遊園地……ベルルカと共に現実離れした景色を巡り、体験を通して、旅人は何を思い、何を得るのだろうか。
■全7話予定の不定期連載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-09 12:44:57
13223文字
会話率:44%
世界を呪え。
君の闇に寄り添う小鳥のさえずりは、時空の果てから君を拐いに来る。
人間と相棒のAIシステムに、魔術蔓延る世界。
対魔術ラボで研究に従事している瀬戸口は、AIシステムであるきららと日常に戻っていた。
ある満月の晩、暗い街角に彼
女の幻影を見るまでは。
再開の兆しは対魔術警察のペルラを呼び、一枚のリサイタルチケットを手に入れることになる。
ピアノの旋律に誘われて現れたのは、神出鬼没なマントの男。
連続誘拐事件、呪いの羽織、中華街の片隅で売買される人形、果樹園の奥に具現する遊園地。
誰かの救いになった音は、奏でられるのを待っている。
世界を祝え。
この作品はカクヨム(https://kakuyomu.jp/works/1177354054896597853)にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-05 22:07:59
55132文字
会話率:46%
とある動物探偵社に、行方不明の猫を捜してほしいと電話があった。依頼主は素人絵描きの女性。ところが、すぐ見つけ出したものの、この猫はすぐいなくなる、そのたび依頼が入る。その頻繁さに異様なものを感じ始めていた頃、探偵たちはこの世とは思えない世界
を垣間見ることになる……。五話完結です。なお、この小説はg.o.a.tブログにも同じタイトルでアップされています。https://iio-fam.goat.me/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-04 21:00:00
25267文字
会話率:45%
小山田は、中学卒業し、瀬戸内の漁師見習いとなった。友人の真崎は、農業高校園芸かを出て実家の桃農園を手伝った。2人とも麻雀、競艇が好きで、暇があれば一緒に出かける同じ年の友人だ。小山田は、快活で女にもてたが、真崎は、苦手になった。それでも大き
な果樹園を持つ農家だったので、同じ町の洋服店の娘と見合いして結婚した。その後、2人は、日本株投資で少しずつ儲けだした。小山田は、プレイボーイであったが、性格の良さで・・・。アルファポリスに重複投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-18 19:08:27
155538文字
会話率:2%
デイジーは父のモリスが働くケトン村に引っ越した。そこの学校で『鉱山の子!』と野次られて辞めてしまう。デイジーは暇に任せて庭に野菜や花、そして果樹園を作る。デイジーがスコップで土を掘るともこもこと盛り上がり、花は満開になった。デイジーは『緑の
指』を持っていたのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-22 00:00:00
11637文字
会話率:52%
【 珈琲屋×果樹園。城下町とレモンの島、同級生ノスタルジー 】
蜜柑いっぱいの島で、同級生だった。30歳を過ぎ二人はビジネスで島にて再会。
彼は元ヒットメーカーの珈琲屋。彼女は若くして『未亡人』、夫が遺した果樹園の女主人になっていた。
元
々良い印象がない二人は、いきなり衝突。でもカフェの企画を通して少し近づく心…。
慣れてきた社会。要領を得ても、仕事も恋も停滞気味な30代、立ち止まる同級生ふたり。
珈琲屋、バリスタ、果樹園生産者。レモンが結ぶ、同級生ノスタルジー。
※同級生ふたりの視点で章分けしていますが、同じ場面を違う視点でもう一度というシーンはなく、異なる視点でも1章~4章まで時系列順に展開しています。
自サイト、他投稿サイトで掲載している【初稿版】を、大幅に改稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-18 22:20:10
159805文字
会話率:37%
日の出テレビ入社5年目のアナウンサー山海章灯27歳。
テレビに映る俺は、黒髪で眼鏡の『好青年』だ。
局内でも、真面目なやつで通ってる。
2007年12月、あの企画を持ちかけられるまでは……。
4月から始まる朝の情報番組のメインMCに抜擢さ
れていた章灯は、番組スタート4ヶ月前の12月、彼は局長から『マル秘企画』と書かれた企画書を渡される。相棒である汀明花にも知らされていないというその企画会議に参加した章灯は、自分がこの企画内でロックユニットを結成することを告げられたのだった。
見た目は真面目な男子アナウンサーと寡黙なギタリスト飯田晶による異色ユニット、2008年4月デビュー決定!
※2015年2月10日に本編は完結致しましたが、現在は15~35話程度(予定)で完結する番外編を不定期に更新中です。
2016年7/19より、♯果樹園の指と釣具店の声 でポツポツと呟いております。
ブックマーク登録の際には一度覗いていただけると嬉しいです。
あまりに季節やらイベントやらを無視しまくっているので、2016年10/31より、その当日の話ということで、『果樹園の指と釣具店の声 ~THE DAY~』という番外編も書き始めました。国民的行事から個人的な記念日など、その日の彼らの姿を読むことが出来ます。そちらも是非。※2017/9/18完結しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-21 10:00:00
748556文字
会話率:51%
民放局【日の出テレビ】の中堅アナウンサー山海章灯はロックユニット『ORANGE ROD』のヴォーカルSHOWでもある。彼がMCを勤める朝の情報番組『シャキッと!』の企画から始まった期間限定ユニットのはずだったのだが、これが大当たり。いまや
押しも押されもせぬ人気ロックユニットにまで成長した。
相棒である寡黙な天才ギタリストAKIこと飯田晶は公私のパートナーとなり、時にすれ違いながらも基本的には仲睦まじく暮らしている。
これはそんな彼らの『イベント』に焦点を当てた物語。
二人の結成~デビュー、その他番外編につきましては、本編である『果樹園の指と釣具店の声』を御覧ください。
また、イベントに合わせた更新のため、不定期連載となりますことを御了承ください。
※あえて何年のイベントであるかは限定しません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-18 21:00:00
192719文字
会話率:52%
私は、凡人。妹は、天才。
たった1人しかいない、私の大切な妹。
私は、あなたのことが大嫌いで、大好き。
『果樹園の指と釣具店の声』の郁視点の話です。
最終更新:2015-01-13 15:00:00
19337文字
会話率:54%
貧乏貴族のアルノルト准男爵家に産まれたクルト。彼の前世は天才菓子職人だった
クルトは領主となり領地を豊かにしながら、前世で果たせなかった夢、世界一の菓子職人を目指す
クルトは養蜂をしたり、エルフと一緒に果樹園を作ったり、交易を行って、お菓子
の材料を集める。
そんな彼のお菓子は、異世界の誰も知らない新しい味で……
特産品として売りだせば大儲け、公爵家へ出張パティシエに行って大絶賛、王都にお店を作ったり大活躍!
これは甘いお菓子と優しい人々に囲まれた幸せな物語
Mノベルス様から第三巻まで発売中!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-01 18:48:56
482366文字
会話率:33%