人と妖は決して交わらない――
これは、そんな世界に生まれた半妖の少女が、人と妖を繋ぐまでのお話。
人と人ならざるものが棲まう国、花国。
十八の誕生日を迎えた少女・雪は、ある日、養父と妖に襲われてしまう。
養父を守ろうと自らを犠
牲にしようとしたそのとき、雪は不思議な力に目覚めるが、それは「妖」の力で……!?
さらには、妖の力を顕現させた雪は、妖討伐専門の軍人・藜に偶然見つかってしまう。
藜に捕らえられ、軍部へと閉じ込められた雪は、生きて再び養父と再会するため、自らの存在価値を探すことになるが……。
ほんのり恋愛風味あり、バトル風味ありな、和風ファンタジーをどうぞお楽しみください*
※毎日21時に投稿、10万字程度で完結します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 21:00:00
1999文字
会話率:25%
――時は大正。
病弱な『私』には、軍人の父によって決められた許嫁がいた。軍医である彼とは、二十も年が離れており、彼は医者として、私のことを気にかけてくれているようである。
正式な婚約が決まったある日のこと、彼は私にこう言った。
「お嬢
様のご病気は、不治の病です」
不治の病を言い渡された私に、彼が差し出したものとは……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-14 18:00:00
3778文字
会話率:22%
フランス海軍医官、ビクトール・セガランは大清国帝国の要請で北京に赴任した。公式には疫病対策への助言であったが、西太后や摂政王から秘かに依頼された秦及び隋の遺跡の探索に従事した。大清国帝国の中央部や大日本帝国にまでその足を運んで、始皇帝と煬
帝の意図を解明しようと調査に及んだ。彼が解明した秘密は彼の散文や詩に描かれている、と一部の研究者は未だに信じ、研究が進んでいた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 20:39:22
1382文字
会話率:0%
『命を建設するパズル』大シリーズの第1作。『渡邊雅實』小シリーズの第1弾。
明治時代で生きている優秀で個性的な美女の中学生である渡邊雅實が、絲島純彦の導いている『若き原の花火』という団体のメンバーとしての五人の親友たちと一緒に『これからも色
褪せぬ若者たちが造り上げた夏祭り』を開いた、歴史的な日本海海戦の勝利の三ヶ月後。
但し、『若き原の花火』の素晴らしき夏祭りはやがてこの小説そして次々の小説に登場キャラの全員に対してターニングポイントとして命を完全に変えてしまったということだ。この夏祭りは雅實たちを一年半経つ新しい戦いに巻き込ませてしまったが、その戦いを起こした人間たちの被害者である人間たちに仄めく希望の火をつけて自由への道を導いてくれるのだろうかもしれない。
和算の貴重な贈り物にあった幾何学の定理をタイトルとする『日本の定理』というこの小説は、上巻では、雅實たちの夏祭りはどう開いていたのか、どうして『若き原の花火』の団体は狙われていたのか、日本刀を装備した狂信者たちに反してどのように戦っていたのか、自分の命を終わらせようとした人をどのように救っていたのか、すべて数学の問題にして解かれる。
この小説で起こってしまった出来事のすべては渡邊雅實の視点を通して語られる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 20:37:33
292909文字
会話率:61%
日本人として初めてチベットの都ラサに到達した河口慧海。ヒマラヤを越え、河で溺れたり強盗に遭ったり、寒さに凍えたり、乾きにあえいだり。ハラハラドキドキの冒険譚を超訳。
原典の足がかりとなれば幸いです。青空文庫
https://www.aoz
ora.gr.jp/cards/001404/files/49966_44769.html
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 20:30:00
52551文字
会話率:1%
「この世界で、生きる。強くなる。——そして、愛することを、知っていく。」
目を覚ますと、そこは剣と術が息づく、もうひとつの世界だった。
突然、異世界に転移してしまった少年・リオと少女・クララ。
元の世界に戻る手段もわからないまま、二人は
不思議な力が満ちるこの地で、生きていく術を探し始める。
クララは不思議な声に導かれるように、“言葉に力を宿す”術を学び、
リオは無骨な剣を手に、ただひたすらに強さを求めて進む。
彼を突き動かすのは、かつてこの地に現れた“百年を経ても変わらぬ剣士”の噂だった。
一方、ふたりの前に現れるのは、ひとりの孤独な少女・セリア。
才能と誇り、そして愛に飢えたその心は、やがて別の声に囁かれていく。
優しさは、時に残酷で、
願いは、時に人を狂わせる。
“この世界で強くなる”とは何を意味するのか。
“愛される”とはどういうことか。
そして、“選ぶ”とは、どんな覚悟を問うのか。
過去と未来が交差し、心と力が試される時。
静かに、でも確実に、運命は動き始めていた——。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 20:19:14
138559文字
会話率:34%
多くの方々から好意的に見られている「連合艦隊」ですが。
敢えて斜めに構えて、私なりに批判的な考えを描きました。
一部の方からは、連合艦隊を批判するな、と激怒されそうですが。
こういった見方もあるのか、と生暖かい感想等でお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 20:11:48
8982文字
会話率:4%
フランスのヴェルダンの近くには、不思議な民宿がある。
その民宿に泊まると、時として、自分が心の奥底で願っていた願い事の叶っていた過去の異世界に行けるという。
僕は、第一次世界大戦で戦死したが、その時の僕自身は知らないことだったが、母親
の違う4人の児を結果的に遺した。
そして、僕は気づかない内に、もしも自分が第一次世界大戦で生き延びていたら、ということを心の奥底で願っていたらしい。
民宿に泊まって、次の朝に目覚めたら、第一次世界大戦で生き延びれた異世界に僕は来ていた。
やれることをやろう。
でも、どうすればいいのだろう。
僕は、この時代の法律等に抗いつつ、主に子ども達のためにも、できる限りのことをしようと努めることになった。
(「僕の人生の一番長い一日」や「私の本当の家族を求めて」等の後日譚になります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-08 07:23:09
74850文字
会話率:17%
拙作の「サムライー日本海兵隊史」本編完結を機に。
色々と、いわゆる楽屋話を投稿することにしました。
なお、私の記憶に専ら頼っています。
従って、かつての私の割烹での話等と、齟齬が生じるかもしれませんが。
そこは、私が若年性認知症を発症した
、と生暖かく受け止めて、感想欄等で指摘して下さるように、平にお願いする次第です。
(更に言うなら。
描く内に少なからず、5年近く溜め込んだ毒を吐き出すエッセイになっています。
読まれる方は、それなりの覚悟をススメます)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-30 19:30:04
50898文字
会話率:5%
作家・英 時景(はなぶさ ときかげ)の妻・琴乃(ことの)には、過去の記憶がない。病院で目覚め時景に「俺は、あなたの夫です」と言われた時から、二人は仮初の夫婦として生活していた。
けれど、琴乃はずっと気になっていた。 自分の過去は一体何
者なのか、時景にとって自分は「どんな存在」だったのか……。
一方、時景は独自に【ある事件】の謎を追う。それは琴乃が記憶を失ったきっかけとなった事件で……。
時は大正9年。一人の少女の記憶をめぐる、謎と愛の物語。
※カクヨム、エブリスタにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 20:00:00
97829文字
会話率:57%
「生きる意味なんて、持ったことがなかった。」
万能で、退屈で、何もかもに興味を持てなかった私が――
次に目覚めたのは、血と剣が支配する幕末の江戸。
名は「沖田司(つかさ)」。
美しさと強さをまとい、
笑い、遊び、男をからかいながら剣を振
るう毎日。
誰にも心を預けず、自由気ままに生きていく――はずだった。
そんな私の世界を変えたのは、
凛とした緑の瞳の剣士、鈴木樹。
信じるもののために剣を取る彼女と、
欲望のままに斬ってきた私。
ぶつかり、惹かれ、すれ違いながら、
気づけば隣にいることが、自然になっていた。
これは、女になりたかった“剣”と、剣になりたかった“女”が
誰かと生きることを知っていく、時代と命のラブストーリー。
――剣が交わり、心がほどけていく。
※旧作より文章・展開をを再構成したものになります。
※感想ください…ほんとに
気が向いたときにでも
「この台詞好き」「ここ泣いた」「この構図かっこよかった!」
とかでもらえると、作者がめっちゃ励まされて、続きをもっと真剣に書けます……!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 20:00:00
213971文字
会話率:25%
弾幕×八福神×八王子 半異世界ファンタジー
桑の都、八王子。人間界『底』と概念神の世界『口』を繋ぐは、高尾に抱かれた絹の糸。八王子の人々の「信心」の神格体たちは、今日も永遠の暇つぶし「玉葱遊」に興じる。そう、永遠の暇つぶし。永遠のはずの暇
つぶし。
「忘れないで、あなた以外も永遠と思わないように」
美と幸福の女神、吉祥天をまつる八王子の寺、吉松院。そこの参拝者の信心たる私「吉祥天」は、とあるきっかけで「お口付け」を果たす。永遠の時に身を捧げる概念神となった私は、「八王子七福神」の追加メンバー「八福神」の一人となって、神と人の平和のためにその身を戦いに捧げる。
ひらりひらりと弾幕を躱す。絹の上で踊る。高尾の秘密の上で踊る。妻が、仲間が、私を創る人の心が、どうか幸せでありますように。
東方インスパイア作品(東方projectの世界観、キャラクター等とは一切関係ありません)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 20:00:00
64271文字
会話率:56%
時は大正時代。
アヤカシ、神々、万物の精、妖精、悪魔に天使が存在し、同時に邪気や瘴気が具現化した存在を魔蟲(まとう)と呼んだ。
魔蟲(まとう)を祓い浄化できるのは、神祇審省の審神者、神巫、覡、巫女姫のみ。
月見里栞(やまなししおり)は
八酉神社(やとりじんじゃ)の神主の娘で、五歳で巫女姫に選ばれるも、六歳の時に両親を事故で失い叔父夫婦に後継者権限を奪われてしまう。叔母や従妹の嫌がらせに耐えていられたのは、六歳の時に鵺との婚姻の約束だった。
『全て本来の主人の元の帰るように、なんとかする。だからそれまで耐えてくれるか?』
(鵺様との約束の日まで……あと少し)
一縷の希望を胸に、その約束の日が迫る中、「京都で巫女姫が鵺と婚姻を結んだ」と言う噂を耳にしてしまい──。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 19:39:01
3770文字
会話率:28%
7月18日公開の鬼滅の刃の無限城編おめでとうございます
というわけで今回は猗窩座が作中でも話している50年前に殺した水柱のお話です。
原作とのズレはないと断言しましょう。それほど調べました。
猗窩座の記憶に残る水柱。彼はどんな人生を戦いをし
たのか。見ていきましょう。
それでは、どうぞ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 18:11:59
3862文字
会話率:56%
【少女たちよ、神話を殺せ】
主人公、神越ヒミコは仲間を殺害した罪に問われ投獄された。
だが彼女は知っている。己の身の潔白を。果たさねばならぬ復讐を……。
三年後、脱獄を果たしたヒミコは秘密組織ツクヨミと接触し、結界封印都市ヒモロギ
に辿り着く。
そこで目にしたのは――かつて仲間を惨殺にした異形の存在〝鬼〟。
鬼が結界の外に出れば、未曾有の大災厄が起こるとされる。
その脅威に対抗できるのは、神託で選ばれたヒミコのみ。
ヒミコは霊式駆動人形〈アマテラス〉を繰り、鬼との戦いに明け暮れる。
だが彼女は知らなかった。その裏に仕組まれた神話の悪意を……。
【カクヨム・小説家になろうで掲載しています】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 18:11:25
1933文字
会話率:41%
【二〇歳を前に処女なのをあせってる素行不良な巫女さんが人生初の合コンに参加したら、建物ごとテロリスト(巫女さん)たちに占拠され孤軍奮闘するお話です】
〝緋ノ巫女〟――それは古くより魔を討ち民草を守護してきた乙女たち。
主人公、神越ヒミコ
は緋ノ巫女である。
だがしかし外道である。
なんといっても――処女である。二〇歳を目前にして……。
「このままじゃ〝ヤラハタ〟になっちまうよぉおおおお!」
あせったヒミコは友人を拝み倒し合コンに連れて行って貰う。
あゝ、しかし哀れ不幸体質……!
合コン会場はテロリスト(緋ノ巫女)一味に占拠されてしまった!
結界で封鎖された中、ただ一人で戦う決意をするヒミコ――。
巫女(外道)vs.巫女(テロリスト)の仁義なき戦いが幕を開ける!
果たしてヒミコは脱処女できるのか⁉(※できない)
【カクヨム・小説家になろうで掲載しています】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 22:47:22
92982文字
会話率:35%
【あらすじ】
明治維新から数年。旧会津藩の少年・三島吾郎は、会津戦争で家族を新政府軍に惨殺され、自身も命を落としかけるが、謎の女に救われる。そして、凶悪な呪いと引き換えに異形の力を手にし、仇敵・黒木利三郎への復讐を誓う。
憎しみだけを生きる
支えにして六年間、人知れず各地で戦いに身を投じ続けた吾郎は、黒木の情報を掴むため首都・東京を訪れる。
東京では、家族を失いながらも明るく健気に働く少女・志乃と出会う。志乃は不思議なほど吾郎の亡き妹・桜に似ていた。
志乃を守ろうとする自分に戸惑いながらも、復讐の炎を消せない吾郎。
やがて、吾郎は過去と現在の業を背負いながら、運命、そして呪いに向き合うことを迫られていく——。
【登場人物】
三島吾郎
21歳。会津戦争で家族を失い、自らも銃撃で致命傷を負うが一命を取り留める。以来、復讐だけを支えに戦いに身を投じている。
黒木利三郎
会津戦争時の新政府軍の司令官。苛烈な命令で会津の街を焼き払い、多数の市民を虐殺した張本人で、吾郎の両親、妹、そして吾郎を銃殺した。
謎の女
妖艶な美女。黒木に銃撃され瀕死となった吾郎を救い、異形の力を授ける代わりに呪いを課す。復讐者としての吾郎を導く存在。
白川志乃
17歳。茶屋・大黒屋の看板娘。亡くなった吾郎の妹・桜に瓜二つの外見を持つ。明るく、芯が強い。吾郎に対して親しみを抱く。
金子
現在は警官の身分を持ちながら、実は旧会津藩士。吾郎の父とも知己の間柄で、少年時代の吾郎を知る。表向きは新政府に仕えているが、密かに吾郎を気にかけている。
菊
大黒屋の年上の女中。志乃を妹のように世話し、頼れる姉御肌。
薫
同じく大黒屋の女中。落ち着いた気配りと優しい性格で、志乃を支える存在。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 18:10:00
2631文字
会話率:18%
忘れ去るには惜しきもの。
独断と偏見に基づき蒐めた、歴史上の小噺的短篇集。
※「はてなブログ」様、「ハーメルン」様とのマルチ投稿。
最終更新:2025-07-01 18:06:00
36163文字
会話率:7%
大正の世。夢破れた若き絵師と、世間から隠された娘が出会う物語です。
お互いの心の機微と寄り添い合いに注目して描いてみました。
世間の片隅で出会った、静謐な二人だけの世界で紡がれる、切なくも美しい恋物語です。
じっくりと物語に浸りたいあな
たへ、一時の癒しとなりますように。
※R15(またはR18)程度の性的描写を含みます。
※更新は不定期です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 17:53:57
20321文字
会話率:47%
曰く付きの家に嫁ぐ事になった少女と、孤独な龍の恋愛ファンタジー!
時は大正時代。まだ明治時代が色濃く残るそんな時代。
異国で生まれ育った鈴は幼い頃に両親を亡くし、たった一人の叔父を頼って日本へやってきた。
けれど親戚は鈴に当たりが強く、と
うとう曰く付きで有名な神森家にお見合いに行く事に。
結婚が決まるまではお試し期間として身柄を拘束させてもらうと言う神森家の掟に従って鈴はその日から神森家で暮らすことになったのだが、この家の住人は皆、人間ではなかった……。
龍と少女の現代恋愛ファンタジーです。
※一日二話更新となります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 17:00:00
1079306文字
会話率:64%
――おはよう。
また明日――。
今より昔、或いはこことは異なる時代の事。
一定よりも昔の記憶を持たない少年、アサカエ エンは、なくした過去を探す為に一人世を渡り歩いていました。
そこで彼に関わりを持とうとする者、或いは意図せず関
わってしまう者、それらと共に世を生きる事で、彼は己を保っていた。
彼の記憶と関わりのある、“先生”を探しながら、エンは少しずつ己の在り方を見付け出していく――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 17:00:00
809251文字
会話率:40%
古くから続く、犬の異能の力を扱う犬飼の家の三男の俺は、黒い小さな犬の子どもの姿で母から生まれ。
そんな俺を母は受け付けず、俺は母方の祖父母の家に育つ。しかし俺が成人し、警察内のある部署で働きだすと、人伝てに俺の事を聞いたのだろう……。
犬神
家の両親は、結婚話を持って来た。生まれてから久しく会ってない母は、 「|悠翔《はると》さん、貴方も犬飼の血を誰かに引き継いでいい年頃でしょう。出来損ないと言っても、犬飼家の血を引く人間として貴方も、子どもをもつ義務放棄出来ないのよ」そう言い捨てる。
だから、俺は結婚を受けた。結婚が失敗すれば、犬飼の家に家名にも、傷が付くだろうと思ったのかもかもしれない。
そして結月(ゆづき)さんと婚礼の式を挙げて、この結婚は失敗だったと思った。彼女を巻き込むべきではなかった。
そして俺は新しい生活に疲れて、とっても犬だった。そして今日も結月さんにワンワン(嫁ちゃーん)言いながらまとわりつく毎日を暮らす事になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 15:20:00
9715文字
会話率:27%
時は20世紀前半、第一次世界大戦後の世界。
北太平洋に未知の島を発見したアメリカ政府は世界に国際規模の調査団の編成を要請した。
そうして、人種国籍問わず集められた五十人のプロフェッショナルたちは調査団「新たなるアルゴノーツ」として未知の領域
に挑戦する。
杉山千代子は江戸の薬問屋から続く製薬会社の娘であり、その才能に気がついた老医師・佐伯に教えを受けている。
日本政府は佐伯に対し調査団への参加を請うが、老いた彼に長期の航海は不可能だった。
千代子は佐伯の推薦を受け、彼の代わりとして調査船『サンダル号』に乗り込むことになる。
戦争帰りのドイツ人ロットナーと共に謎多き島ゴールデン・フリースの真実に迫る千代子だが…………。
/カクヨムと同時掲載です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 14:02:47
62806文字
会話率:34%
時は明治、金のない大学生の鐘梨文一は下宿先の主人である淡亭院謎時からしょっちゅう謎解きを仕掛けられる。とは言っても当てれば小遣いがもらえる簡単な遊び。今日も文一は気軽に挑もうとするが、今回の謎はなんと『殺人事件』だった。
最終更新:2020-11-10 08:00:00
10556文字
会話率:49%
少年の名前は永木紫銀。
この春、中学1年生になったばかりだ。
だが、彼の中には人知れず、世界を破壊し、そして再生させることができる途方もない力が眠っていた。誰もが予測できなかった運命が、紫銀に待ち受けている。
1年後、紫銀はその力に目覚め、
制御することができずに暴走する。そして、主世界は消滅の危機に瀕する――すべてを破壊し尽くすか、再生の道を選ぶか。
その運命を変えるため、彼は戦いに巻き込まれ、未知の力と向き合うことになる。彼女たちとの出会いが彼に成長をもたらし、ついには、自身の力を抑制し、運命を乗り越える方法を見つけ出すのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 12:48:39
187096文字
会話率:42%