東欧の新興小国、ボスホートルーシにて。建国30年に満たないこの国家は緩衝地帯として、隣国の超大国ロシア連邦からあまりに理不尽な統治を受けていた。そんな中、ボスホートルーシの政府は堪忍袋の緒が切れ、ついに完全独立を表明し、21世紀最大の独立戦
争が幕を開けた。
16歳になったばかりのセルゲイ・イヴァーノヴィチ・ベレンコは自己防衛の一環として、戦争に加わっていた。しかし所属する基地がロシア軍の奇襲を受け、セルゲイは逃亡した。逃げた先は行き止まりで、険しい谷があるだけだった。そして追手のロシア兵に追い詰められ、逃げ場がなくなったセルゲイは崖から飛び降りて、自ら命を絶った。
……が、彼は何と異世界――――いわゆる『ナーロッパ』に転移しており、セルゲイは超絶美人な女騎士に保護されたり、冒険したり、中東の激ヤバ転移者と関わりながらこの世界を生き抜いていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 17:08:01
580402文字
会話率:37%
現場監督の川島は、怪談の中でしか聞いたことのない、存在すら否定的だった『関わった人間が次々と不幸になるいわくつきの工事現場』を担当することになった。前任者から現場を引き継いだ川島は、安全第一を標榜し、いわくつきの現場へ立ち向かうのであった。
最初はお化けに懐疑的だった川島だったが、次々と起こる怪異に悩まされ、とうとう自身も目撃してしまう。お化けの嫌がらせに堪忍袋の緒が切れた川島は、直接対決で原因を取り除こうと自力で除霊を試みるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 17:00:00
241475文字
会話率:29%
幼なじみで恋人のつむぎと渉は互いにオメガ・アルファの親公認のカップルだ。
順調な交際も六年目――最近の渉はデートもしないし、手もつながなくなった。
「もう、おればっかりが好きなんやろか?」
馴ればっかりの関係に、寂しさを覚えるつむぎ。
その
うえ、渉は二人の通う高校にやってきた美貌の転校生・沙也にかまってばかりで。他のオメガには、優しく甘く接する恋人にもやもやするつむぎ。
嫉妬をしても、「友達なんやから面倒なこというなって」と笑われ、遂にはお泊りまでしたと聞き……
「そっちがその気なら、もういい!」
堪忍袋の緒が切れたつむぎは、別れを切り出す。すると、渉は意外な反応を……?
倦怠期を乗り越えて、もう一度恋をする。幼なじみオメガバースBLです♡
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 23:59:58
5729文字
会話率:42%
友達の灯也に彼女ができた。祝福する衛だが、灯也はこれから彼女と過ごすため、三人グループから時々抜けるという。
必然的に衛は、グループのもう一人のメンバー、怜生と多く時間を過ごすこととなったのだが。
「俺たち、全然仲良くないんだよな……」
怜
生は、灯也の友達で、半年付き合っても友達の友達のままだった。その上、怜生は、話しかけても生返事か、嫌味しか言ってこない。気が重いながらも、怜生と関係を作ろうとする衛だが、怜生に「空気でいてくれ」と言われ、ついに堪忍袋の緒が切れて……。
拗らせクールま執着攻め×強気受けの青春BLです!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 19:20:00
13906文字
会話率:47%
新婚の北条健太郎はIT系ベンチャー企業の東京支店システム営業部で働いていた。
春になり新入社員として入社した姫川美紀は北条健太郎の部下として配属された。
北条は美紀にマンツーマンで仕事を教え営業同行をしていたが美紀は素直で従順だった。
し
かし、次第に美紀の北条に対しての激しい独占欲が表れ始めてきた。
北条は覚えていなかったが、美紀は大学時代に教育実習に行った中学校の生徒で、北条が教育実習の時にコーチとして教えた水泳部の部員だった。北条は美紀の初恋の相手だったのだ。
美紀の北条に対しての独占欲はますます激しくなり北条の新婚のアパートにまで押しかけるようになっていた。北条が美紀の思いを拒んだり無視をするとセクハラや痴漢にでっち上げたりで、遂に北条も堪忍袋の緒が切れて自分の前から消えるようにと美紀を叱責してしまった。
その日の夜、美紀は同棲をしていた就活中の彼氏に当たり散らすと逆に暴力を振るわれた。負傷した美紀は実家の静岡に帰り、しばらくして会社も退職した。
その後、北条は何度も電話やLINEで美紀に連絡をしたが返答が無かった。一緒に居た時は時に鬱陶しい存在だったが、居なくなってみると寂しさが日に日に募るばかりだった。
美紀が姿を消してから半年ほどが経っていた
雪が降りしきる寒い夜だった。
北条は会社からの帰りに最寄り駅で降りるとそこには美紀が待っていた。
お互いに強く惹かれ合っていた二人は離れられない運命となっていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 05:05:59
11311文字
会話率:36%
リリアンヌ・ヴァッカーノには特殊な力があった。
その力は国を守り、そのために彼女は浮気を続ける旦那、ガーランドと離婚することができなかった。
だがガーランドの暴言により、堪忍袋の緒が切れたリリアンヌは離縁を受け入れる。
そしてガーランドは
まだ知らない。
リリアンヌの中にある力の正体を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-19 07:30:00
4743文字
会話率:31%
「やってられるか!」
5年間在籍したAランクパーティ『サンダーパイク』を、そんな一言で離脱した赤魔道士のユーク。
『雑用係』『金食い虫』『器用貧乏』などと言われながらも頑張ってきた冒険者生活だったが、ついに堪忍袋の緒が切れたのだ。
新たな
パーティを探して冒険者ギルドに向かったユークの前に、かつての教え子であるマリナが現れる。
勢いそのままにパーティに誘われ、女の子ばかりの駆け出しパーティに加入することになったユーク。
ダンジョンを攻略するうちに判明するユークの実力。
実は、ユークの振るう魔法とスキルは規格外の力を持っていた!
一方その頃、ユークの強力なサポートを失った『サンダーパイク』は依頼の失敗が続き、新メンバーにも次々と逃げられる始末。
追い詰められた彼らは『冒険配信』で有名になりつつあるユークをパーティに引き戻すことを画策する。
追放系ではない離脱系主人公が幸せな結末を目指す冒険配信ファンタジー、ここにスタート!
※他サイトにも遅れて投稿しております
【祝・書籍化】
講談社Kラノベブックス様より書籍化されることが決まりました('ω')b折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-27 23:50:00
619880文字
会話率:43%
ドゥーエ・スフォルツァ、16歳。社交界の花であり輝く美貌を持つ双子の姉とは似ても似つかない、地味で影の薄い妹。通称、スフォルツァのじゃない方。
ある日、双子の姉が突然駆け落ちして出奔してしまい、じゃない方のドゥーエは急遽侯爵家の跡取り娘にな
ってしまった。そして家のために、姉の婚約者だった帝国の第八皇子レナートゥスと結婚しなくてはならなくなり……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-18 23:42:22
4449文字
会話率:52%
博打か仕事か、はたまた別の何かで懐が温かい男。
酒をしたたか飲んで酔っ払っていい心持ちになって芝の山内の辺りへ通りかかると、だしぬけに侍に呼び止められる。
追い剥ぎか試し斬りかと驚く男だったがそうではなく、ただ道を尋ねられただけで、しかも相
手が田舎者だと知ると口の限りに罵倒し、痰唾まで吐きかけます。これに侍はついに堪忍袋の緒を切って…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-13 19:26:26
5943文字
会話率:2%
勇者は激怒した!新シリーズが始まる度にパワーインフレした仲間を雑に殺し、新ヒロイン入れたいからと言う理由で結婚した前作ヒロインを殺し、毎回ぼんやりした理由で世界征服しようとする魔王をラスボスに据え、休みなく自宅と会社を往復させる労働を強いる
様な残虐非道な行いをする作者に堪忍袋の緒が切れたのだ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-09 23:29:49
5576文字
会話率:41%
衝撃のラスト!?!?
最終更新:2025-01-03 09:14:34
1174文字
会話率:50%
ユリアーネは王宮から逃げ出した。父である辺境伯と前王との取り決めにより、王孫テオドールと婚約したユリアーネは十二歳から五年間、故郷を出て王宮で暮らしていたのだ。しかし前王が亡くなった頃からユリアーネの待遇は徐々に悪くなり、離宮に放置されたこ
とで堪忍袋の緒が切れたのだ。
こんなところ出ていってやる! と少年に変装して王宮を抜け出したユリアーネだったが、子供が誘拐されるのを目撃して誘拐犯を追いかけることに。そこで騎士団長と知り合ったユリアーネは……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-16 17:32:38
273259文字
会話率:47%
四方を大海に囲まれた巨大大陸エルセ。
人類と魔物はこの巨大な土地をめぐって幾度も争い合い、戦争を起こしては相手の地を奪い合ってきた。
積まれた死者の体は幾千万にも上る中、魔物達を統べる”魔王”イグニスの誕生によりその争いは魔物の勝利という形
で終結を迎えた。
それから約千年間、人類は魔物たち主体の生活を強いられ、魔王による圧政や魔物による隷属化など、様々な形でその存在を虐げられてきた。
しかしある日、人類に一筋の希望の光が差し込む。
テル―スという一人の人間の男がこの状況を打破するべく立ち上がり、その人間離れした力と圧倒的なカリスマで多くの人々に希望と勇気を与え、魔王の支配を打ち砕かんとした。
テルス歴元年、魔物と人類の歴史上最大規模のエルセの大戦争により、テルースは見事に魔王を打倒し、その千年の魔物の歴史に幕を下ろした。
後にテルースは”勇者”と呼ばれ人類の平和の象徴として語り継がれることとなった。
――という嘘の歴史が広まったテルス歴463年に転生したイグニスとテルース。
二人はただその歴史に愚痴を吐くぐらいのものだったが、ある日に傷ついた魔物を介抱した際にとんでもない事件を知らされて、二人の堪忍袋の緒が切れる。
仲良しすぎる魔王と勇者が織りなすファンタジーストーリー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 07:00:00
25300文字
会話率:49%
「新たなる教皇よ。王太子であるわたし、ゲスナーとシスター・カスリンとの婚約を認めて頂きたい。そして、真の聖女であるカスリンを虐げ、聖女を騙るその女の処刑を求める!」
王太子が、真の聖女であるところのシスター・カスリンを抱き寄せ、偽聖女だ
としてシスター・ソフィアを指差した。
豊満な肢体のシスター・カスリンが密着したときに、王太子の顔がニヤけるのが見て取れた。
そして、わしは・・・
「フハハハハハハハっ!! その娘は、我が教会一の阿婆擦れよ! その阿婆擦れを娶る覚悟があるなれば、其方らの婚姻を承諾しようではないかっ!?」
シスター・カスリンと王太子ゲスナーの二人を指差して、高笑いを上げた。
うむ。わし、めっちゃやらかしたっ!!
しかーしっ、数週間碌に寝とらんかった上、死に掛けても強制復活させれてという過酷な後始末死の行軍がようやっと終わりそうなときに、ハニトラ要員の女子にころっと騙されておるアホ王太子の相手をして疲労感マシマシじゃったからこう……許されるじゃろ。
わし、堪忍袋の緒が切れるまで我慢したし?
設定はふわっと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 21:18:00
12071文字
会話率:40%
同じクランを二度もクビになったライオネルは、失意のまま冒険者ギルドを訪れていた。
二回クビはさすがにちょっと珍しいだろう。
判ってる。世話焼きの性格が災いしているのだ。
自分は冒険者に向いていないかもしれない。いっそやめてしまおうかと思って
いたとき、困っている美少女たちと出会う。
仲良し三人組で冒険者となった彼女たちは、なんとギルドへの協賛金の支払いを滞らせてしまい、除名処分を受ける寸前だったのだ。
援助を申し出たライオネルは彼女たちになつかれ、なし崩し的にクランリーダーに就任してしまう。
そして、美少女たちに囲まれて仲良くやっている彼のもとに、以前のクランリーダーがやってくる。
お前がいないとダメなんだ、どうか戻ってきてほしい、と。
いや、無理だから。
さすがに堪忍袋の緒が切れてるから。
もう知らないから。
これは、世にも珍しいオカン系軍師が、未熟な女の子たちの世話を焼きながら名門クランを目指す物語である。
日間総合ランキング29位(11/27)週間総合ランキング39位(12/2)
月間総合ランキング180位(12/1)四半期総合ランキング263位(1/1)
を獲得しました。
読んでくださっている方々、ありがとうございます。
※毎日更新です。
更新時刻は、午後8時ころを予定しています。
※他の小説サイト(カクヨム・ノベルバ)でも投稿を開始しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-28 20:03:43
899551文字
会話率:27%
「あなたが落としたのは金の斧ですが銀の斧ですか」
それは女神の純粋なる慈悲であった。しかし人々は欲のままに泉に物を投げ入れ続ける。そんなある日、ついに女神の堪忍袋の緒が切れた。
「もう私知らない!!」
その一言と共に始まる泉の女神のボイコッ
ト。その内に泉は穢れ魔物に溢れ、森にも浸食が始まってしまう。
そんな事態を解決すべく、教会が投入したのはとあるゴリrもとい聖騎士。見た目の厳つさに反する祈りの深さにボイコット中の女神は惹かれていき――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-07 19:16:56
26774文字
会話率:40%
表では、凛として1本筋の通った『立てば芍薬』『座れば牡丹』『歩く姿は百合の花』の様な少女達。
しかし、裏では日々、迷宮的な境内社で、金銭泥棒・仏像クラッシャー・供物泥棒等の悪事を繰り返し続けて居た。
其のバチ当たりな行為の数々に、堪忍袋の緒
が切れた神様(仮)達から、“天罰”を下され、痛い目に遭う事態に!
右も左も上も下も分からない天罰の中、 手探り状態で、少女達は、謎の少年達や、謎の童子や、謎の黒猫擬きと、謎々尽くしの出会いを果たす。
ハード過ぎる天罰の中、其れでも挫けず、我を突き通しながら立ち向かう少女達の華麗なる?活躍ストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-16 06:00:00
66369文字
会話率:37%
伯爵家の長女に生まれたアメリーは、父親の遺体譲りの茶髪と黒い目の地味な少女だった。
アメリーの両親は、母親譲りの金色の髪と青い目を持って生まれた彼女の兄と妹と弟を溺愛し、アメリーを冷遇した。
祖父母はアメリーの将来を憂い、勉強や刺繍や
詩を教えた。
しかしアメリーのそんな努力も虚しく、年頃になった彼女は妹達に婚約者を奪われてしまう。
一番目の婚約者は次女イメリーに奪われ、二番目の婚約者は三女のウメリーに奪われ、三番目の婚約者は四女のエメリーに奪われ、四番目の婚約者は次男のオメリーに奪われてしまう。
しかも四番目の婚約者のグッズー男爵令息は、愛人として男爵家に行き、弟の代わりに子供を産めという。
堪忍袋の緒が切れたアメリーは家出をした。
雨の中トボトボと歩いていたアメリーは、偶然貴族学園時代の親友の弟と再会する。
※ヒロインは最初辛い目に会いますが、ヒーローと出会ってからはひたすら甘やかされます。
※無断転載を禁止します。
※朗読動画の無断配信も禁止します。
※他サイトにも掲載予定。小説家になろう選考投稿です。
「Copyright(C)2024-まほりろ」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-02 20:21:12
125236文字
会話率:24%
学園でティアーズが交際している恋人ソードは、最近他の女子生徒と距離が近い上に、自分との時間を蔑ろにしていた。その女子生徒に暴力を受けて「別れろ」と脅されたのだが、そのあと何故か恋人ソードには逆に暴力を振ったと冤罪を吹っ掛けられて別れを告げら
れた。
堪忍袋の緒が切れたティアーズは。
「ソードもあの略奪女も、破滅させてやる」
程なくしてその女子生徒と交際する元恋人。二人にざまぁを用意している。
自力で現状打破する令嬢シリーズ第三弾。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 11:18:28
6498文字
会話率:40%
「ギュスターブ様、離婚しましょう!」
8歳の頃に、15歳の夫、伯爵のギュスターブの元に嫁いだ、侯爵家出身のフリーデ。
その結婚生活は悲惨なもの。一度も寝室を同じくしたことがなく、戦争狂と言われる夫は夫婦生活を持とうとせず、戦場を渡り歩いて
ばかり。
堪忍袋の緒が切れたフリーデはついに離婚を切り出すも、夫は金髪碧眼の美しい少年、ユーリを紹介する。
理解が追いつかず、卒倒するフリーデ。
その瞬間、自分が生きるこの世界が、前世大好きだった『凍月の刃』という物語の世界だということを思い出す。
紹介された少年は隠し子ではなく、物語の主人公。
夫のことはどうでもいいが、ユーリが歩むことになる茨の道を考えれば、見捨てることなんてできない。
フリーデはユーリが成人するまでは彼を育てるために婚姻を継続するが、成人したあかつきには離婚を認めるよう迫り、認めさせることに成功する。
ユーリの悲劇的な未来を、原作知識回避しつつ、離婚後の明るい未来のため、フリーデは邁進する。
※他のサイトにも投稿いたします折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-17 20:11:13
99295文字
会話率:52%