ローマリア王国には大斧を振り回し、多くの武勲を立てたビアンカという女戦士がいる。彼女は百七十八センチの長身で軍服をキリッと着こなし、肩口で真っ直ぐに切り揃えられたサラサラの黒髪をいつも靡かせ、切れ長の目にはこの国では珍しい紫の瞳がトレード
マークだ。年齢は二十一歳。王国の結婚適齢期は過ぎてしまったが、当の本人に結婚願望が無いのだから仕方ない。
――――ある日、ビアンカは王太子に呼び出され、国軍から辺境伯領への移動を命じられる。『これはそなたにしか出来ない特別任務である』と王太子は強調し、何故か彼女には花嫁衣裳が用意された。――――最初は花嫁衣裳を見て混乱したビアンカだったが色々考えた末、この特別任務は辺境伯を探るためのスパイ任務だと確信する。
――――リシュナ領(辺境伯領)へ向かったビアンカを待ち受ける運命とは?
この物語はR15です。
ブックマーク・評価・ご感想等、どうぞよろしくお願いいたします!!
誤字脱字のご報告は感謝いたします。
この物語はカクヨムにも掲載しております。
どうぞよろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-18 00:02:47
15344文字
会話率:32%
十八歳の誕生日に剣道インターハイ三連覇を果たした直後、ダンプカーに跳ねられて死亡した少女。
死んだ事に納得がいかず、「絶対に生まれ変わって最強剣士になってやる!」と思った途端に異世界(ファンタジーの世界)に転生。
小国の王女(二男二女の末っ
子)に転生し、最強剣士を目指すも大国に攻められ国は滅亡。
国の復興と最強剣士への夢を叶える為に、彼女は戦い続ける事を決意する。
果たして、国の復興は成し得るのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-18 00:00:00
165394文字
会話率:41%
オタTに身を包む十八歳のハルトは、「誰かの役に立ちたい」が口癖の超絶イケメンヒキニートである。そんなハルトはヒキニート半周年のある日、見ていたアニメに影響されたことで、学校に登校することを決意。温かくて優しい両親に見送られた半年ぶりの登校中
、トラックに轢かれそうなっていた少女を助けて死んだ。
しかし、例のトラックは異世界転生名物トラックで(ないです)、『ヘラ』と名乗る女神から三つの指輪(チート)と、ダンジョンを攻略するという使命を言い渡され、異世界へと飛ばされる。ヘラに飛ばされた場所には、『九つの首を持つ竜:ヒュドラ』とボロボロで倒れている人達、そして、怒り狂っている『推しそっくりの女性』が居たのだ。その女性に一目惚れしたハルトは、その女性を護るべくヒュドラに『死の呪い』を使うのだった。
ハルトが世界最強の騎士団『フィアナ騎士団』と、世界滅亡の危機を阻止するべく、ダンジョンを攻略する!!そんな、王道異世界バトルファンタジーです!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 22:21:09
59246文字
会話率:22%
プチ御落胤ネタを辻斬りの捕物と絡めた異母姉弟の物語。舞台は江戸時代の中後期、天明年間。
主人公は岡っ引きの孫として長屋で育った十八歳の文九郎。
今回の連載では、(「序」以外)1回の文字数を3000前後にしています。
最終更新:2024-11-17 21:20:00
96621文字
会話率:35%
主人公シンは戦闘センスはいいが、方向音痴なのがたまに傷の十八歳。シンは旅の途中で出会った美少女、レンと出会い一緒に旅をする事になった。シンとレンは一緒に旅をする中で、この世界の事や神器や魔具と呼ばれる人智を超えるものの存在がある事を知る。
長い冒険を共にする中で二人は何を思い、世界はどうなっていくのかを描くオリジナル小説です。
この作品はハーメルンにも記載しています。※初心者折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 21:00:46
287664文字
会話率:63%
大清帝国中期、嘉慶年間。三世の春で窮まった繁栄と爛熟が、斜陽と退廃へと取って代わろうとする時代。
前皇帝の弟を父に持つ変わり者の親王『永暁』(ヨンヒョオ)は、京師に流れる奇妙な噂を耳にして、ふらりと何処かへ出掛けていく。その後を追うのは、少
し訳ありの奴僕『名無し』。
─「子は怪力乱神を語らず。では代わりに、ぼくが語ることにしよう」
・登場人物
永暁…大清帝国の皇族。世襲親王家の一つ『瀏親王』の第二代当主。本年十八歳。
『名無し』…永暁の包衣(お付き)。自称二十歳。彼の父親である先代親王に仕えていた。
(この小説は『聊斎志異』、『子不語』などの翻案小説です。また、当時の生活や環境描写には、『紅楼夢』などの表現を参考にしました)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 19:19:10
154202文字
会話率:66%
金があれば何でもできる、予想外な出来事にも対応できる。そう思っていた二十八年の青年、鏡谷知里〈かがみやちさと〉。
車に轢かれたと微かな記憶はあるが、次に目を覚ました時には見覚えのない場所に居た。
冒険者のような服を着た男と魔法使い風
の女。岩壁の広場の奥には、大型トラックの倍は大きいドラゴンが、俺達三人を見下ろしていた。
なんで、なんで俺がこんなことに巻き込まれないといけないんだよ。俺はただ、静かに家で通帳を眺めながら生活していたかっただけなのに。命を懸けた戦闘なんて絶対にやりたくなかったのに、世界を救いたいとかもないのに。
俺をこの世界に呼んだ奴をぶっ飛ばすため、右の中指に嵌められている指輪に込められている魔力と、大量の魔法を利用して生きていこう。
そう思っていたのもつかの間、チート能力をゲットし、無双してきた俺の前に現れたのはチート級以上に強いこの世界を束ねる者達。
「この世界を束ねている組織があるみたいだが、腐ってんな。そいつらをどうにかしねぇと俺の平穏は訪れないみたいだし。金を稼ぎつつ、俺は出来る限り楽をし、この世界をまとめる奴をぶっ飛ばす」
※カクヨムでも更新中
※挿絵:あニキさん折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 18:11:39
1055030文字
会話率:39%
――この世界には、ロジックと呼ばれる生命の生き様を記したテキストが存在する――
異世界に産まれ直し、第二の人生をアレウリス・ノールードとして歩み始めたが、成長するに連れて、一度目の人生そのものは夢で見た世界だったのではと思い始めた十二歳
の頃、村に訪れた異端を拒む者たちにより裁判に掛けられ、罰として異界の穴へと堕とされる。
それから五年後、二人の冒険者が異端審問会の調査のために、彼と同じ異界へと堕ちる。
異界で五年を過ごした少年の心は荒み切り、物乞いの少女は生きる術すら考えられないほどに心身が衰弱し切っていた。冒険者たちは二人を連れて、異界からの脱出を図る。
そして一年。十八歳となったアレウリスはかつて自身を救ってくれた男のような冒険者となるべく、少女と共にギルドへと足を運ぶ。
これは異世界に産まれ直した意味を求めて冒険者となり、神官を憎み、そして異界を壊す物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 18:00:00
3796458文字
会話率:62%
古びた欄間から差し込む夕陽が、百年の歴史を刻む湯川屋の廊下を染める。
突然の父の死により、二十八歳で女将を継いだ螢子の前に、一人の作家が訪れる。
「最期をこの宿で過ごさせてほしい」
末期がんの老作家・鷹取の願いは、螢子の人生を大き
く変えていく。
そして舞い戻ってきた幼なじみの神代。彼もまた、秘められた過去を抱えていた。
伝統と革新の間で揺れる老舗旅館。
命の儚さと、想いの永続性。
そして、確かな光を放つ螢のように、新たな道を照らす希望。
静かな温泉宿で紡がれる、魂の継承の物語。
人は何のために生まれ、何を残して死ぬのか――
その答えが、今、明かされる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 18:00:00
30585文字
会話率:33%
昭和二十八年の夏。綾瀬千風には、人の記憶が風として見える不思議な力があった。
祖母から受け継いだその力は、時として千風の体を蝕んでいく。
転校先の清明学園で出会った霧島蒼真。彼の周りを渦巻く異様な風に、千風は違和感を覚える。それは、誰
かによって意図的に奪われた記憶の痕跡だった。
やがて明らかになる学園の秘密。戦時中から続く記憶操作の歴史。そして、記憶を操る力を持つ者たちの存在。
記憶を消す力を持つ生徒会長・鷹宮結衣、謎めいた担任教師・藤堂先生。彼女たちの真の目的とは―。
祖母もまた、この学園で何かを知り、そして命を落とした。
記憶の風が運ぶ真実を追い求める千風の物語が、今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 17:00:00
13075文字
会話率:42%
「陛下、申し訳ありませんが、私と離婚していただけませんか」
"愚鈍で無能な氷姫" という不名誉極まりない異名を持つアイリスは、誰にも虐げられない自由な人生を望み、夫であり国王であるローレンに離婚を要求した。結婚してた
った二週間で――。
しかし、残念ながらローレンの答えは「三年以内に実権を取り戻すから、それまで待て」というものだった。ローレンは八歳という若さで王位を継いだため、十八歳になる現在でも叔父に政治の実権を握られたままなのだ。
どうやら、ローレンが政権を取り戻すまでは離婚できないらしい。でも、三年も大人しく待つつもりなんてない。"愚鈍で無能" なアイリスは、薄弱の王ローレンと共に政権の奪還を目指すのだった。――ずっと隠してきた「魔法の力」を使って。
果たしてアイリスは、無事ローレンと離婚し自由を手に入れることができるのか。
※一話約2000〜3000字。第一章全34話、毎日投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 15:32:32
454620文字
会話率:45%
十八歳のアマーリエは、実の父フォン・ヴェルン男爵の裁定によって生涯幽閉の判決を受けた。
妊娠中の継母カロリーネに、有資格者だけが扱える毒物を盛って殺そうとした罪のためだ。
治癒の女神ニーファの加護を受けたアマーリエは、七歳から十七歳
まで、聖堂都市エルンハイムの聖ニーファ女子修練院で研鑽を積んでいた。
しかし、職業的な治癒者になるには等級が低すぎたために、諦めて結婚するようにと生家に帰されたばかりだった。
治癒者として働きたいという長年の夢を失い、身に覚えのない罪をきせられて、アマーリエは人生に絶望していた。
そんなとき、アマーリエを幽閉先に送る護送馬車が大森林のなかで突然止まったかと思うと、傭兵隊の女隊長が叫んだ。
「お姫さま、死にたくなければ協力しろ!」
かなり冒険ファンタジーよりの、ドイツっぽい異世界をイメージした推理小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 14:40:09
61522文字
会話率:34%
タメシス市長選挙日でもある聖ミカエル祭の一週間前--
警視庁任命の諮問魔術師エレン・ディグビーの事務所を、毛織物商人組合の長にして現市長のリヴィングストン氏が訪れた。
市長がエレンに秘密厳守で打ち明けるには、エレンと同い年の長女シビル・
リヴィングストンの結婚問題に関して脅迫状が届いたのだという。
シビルには八年前、社交界にデビューしたばかりの十八歳のころに、父親に結婚を認めてもらえなかった魔術師の恋人がいたのだという。
脅迫はその恋人アントニオからではないか――
アントニオはもしかして魔術で姿を晦ませて使用人のなかに紛れているかもしれない。
そう訴えられたエレンは、タメシス郊外のリヴィングストン家の別邸「ローレル荘」へと向かいます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-30 13:09:08
55055文字
会話率:36%
紀元前後のヘレニズム世界――
アルサケス朝パルティアと共和制ローマ、二大勢力の緩衝地帯に位置するペルシア系の小国アルドヴィ・スーラーの王子イラージュは、「女神の子」と呼ばれていた。
国内に聖域のある女神アナーヒターの巫女と国王とのあいだ
の聖婚儀礼によって誕生したためである。
第二王子ながら王の後継者と目されていたイラージュは、十八歳の春、女神の託宣を受けた父王に命じられて、王国南部の山岳地帯にすむ《山の民》の野営地を襲撃し、一族を全滅させる。
その帰路、祝宴中のイラージュのもとに、都に残した親衛隊長が早馬で駆けつけてくる。
隊長はイラージュの父王の急死と異母兄の即位を告げた――
*紀元前後のヘレニズム世界をイメージした架空の小王国の物語です。もうかなり昔に書いたものが、部屋の大掃除中にプリントアウト版で出てきたため、一からリライトしてみました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-22 13:48:29
96490文字
会話率:36%
独楽場利徳、三十五歳。高学歴、高身長、高収入であるが妻子無しの独身生活を謳歌するいわゆる独身貴族。そんな彼はある日、自宅で孤独死してしまう。
しかし、異世界の神である独神(ヒトリガミ)に気に入られ、異世界に転生できることに。
独神からスキル
や加護を貰い、ジルク=ルーレンとして生まれ変わった独楽場は、異世界で新たなる薔薇色ライフをおくる――ことなく二十八歳を迎え、またしても独身生活を満喫していた。
これは異世界に転生しても結婚しない、一人の独身貴族の生活を描いた物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 14:14:01
492034文字
会話率:38%
毎朝6時に更新予定。 十八史略と蒙求に基づき、中国史のアウトラインを雑に理解していこうぜ、と言うやつです。
最終更新:2024-11-17 12:00:00
382449文字
会話率:11%
毎日十八時更新予定。
正史「三國志」には裴松之先生が多種多様な書物からの記述を引き、異説を紹介しています。あわせてご自身のコメントも併記なさるのですが、これがまた雑音悪句、罵詈雑言。さぁ、裴松之先生の悪口にゲラゲラ笑いましょう!
最終更新:2023-02-10 00:00:00
81926文字
会話率:15%
ナバス帝国にある四つの公爵家のうち「炎のタピア」と呼ばれるタピア公爵家長女クララは父親の命令に逆らえず二つ年下の義理の弟レオンに成りすまし城に向かった。
ナバス帝国のミラネス王家後継者と、四つの公爵家の後継者は古の誓約により十四歳になると
城に招集され十八歳の成人まで共に城で過ごす。
ミラネス王家は謎の多い王家で、その後継者は十四歳まで性別を明かされず表舞台にも現れない。
ミラネス王家後継者は圧倒的な魔力を持ち、その魔力を絶対的忠誠を誓った各公爵家次期当主に分け与え、それぞれの公爵家は分け与えられた魔力を家宝である「精霊魔法の石」通称「魔法石」に注ぐことにより各公爵家の地位名誉財産が守られる。その為公爵家の次期当主達は十四歳から城でさまざまなことを学び、共に過ごした君主を裏切ることはしない。
公爵家次期当主になるためにはそれぞれ家紋の属性である精霊の祝福を十四歳までに受けなければならない。
水の公爵家次期当主のグロリアは水の精霊ウェンディーネ、風の公爵家次期当主カルロスは風の精霊シルフィード、地の公爵家王家次期当主ダフネは地の精霊ノーム,それぞれ祝福を受け次期当主と認められたが、炎の公爵家タピアは混乱に陥っていた。
娘のクララと息子のレオン、どちらが炎の精霊イフリートの祝福を受けているのかわからない。精霊の祝福を受けた人間しか魔法が使えないはずなのにどちらも魔法が使えるからだ。
しかしクララの魔力がレオンよりも圧倒的に上だった。父親のウーゴは愛する息子を当主にしたいが為クララを病死したことにし、クララにレオンの代わりに城に行ってこいと命令した。
父親に逆らえないクララは長い髪を切り、大好きだったレースのリボンとドレスを燃やしレオンになりすまし城に入った。本物のレオンが覚醒したらすり替えるとウーゴは言ったが、その後クララは自分がどうなるのか分からない。殺されるかもしれない不安の中で城での生活がスタートした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 07:00:00
110508文字
会話率:13%
『雅峰生の手紙』から抜粋です。
※ 各著作をKindleで電子出版しています。
https://www.amazon.co.jp/s?k=前田雅峰&i=stripbooks&dc
最終更新:2024-11-17 06:30:00
9783文字
会話率:5%
レオン・スパークスはポスティリオン(操縦手)という職業柄、パーティーに参加することも出来ずに日々その日暮らしを重ねる底辺冒険者だ。
王都に移り住んでから約五年が経つも特に目的もなく、上がり目もなく、十八歳になってもこれといって代り映えの
無い毎日を送っていたある日。
帝国に予告無き焼き討ちによって失った故郷の村の唯一の生き残りである幼馴染達と誓い合った【再会の日】が迫っていることに気が付いたレオンは己の惨状を今更ながらに嘆く羽目に。
そうして迎えた誓いの日。
故郷、家族、人生、未来、全てを奪われた恨みと憎しみを胸に、のちにその繋がりや生き残りであることを知られようにするためそれぞれが一切の関係を絶ち、五年後に復讐の戦いへと挑むべく自己研鑽を続けた幼馴染達は誰もがあの頃とは大きく違っていた。
A級冒険者となった頼りになる兄貴分。
|大聖女《プリエステス》として教会の頂点に君臨してしまっていた皆のお姉ちゃん。
里において最強の称号である【精霊騎士】の肩書を手にした生真面目エルフ。
賞金稼ぎとして名を馳せる身体能力お化けな不良獣人少女。
隣国の宰相補佐にまで上り詰めた弟分。
貴族の屋敷で働いていたはずが護身術や暗器術まで身に着け戦闘メイドと化してになっている妹分。
自分がただの底辺冒険者だとは言い出せない空気のまま、そんなトンデモ軍団は帝国への復讐のためにパーティーを組むことになってしまった上に全会一致の推薦によって暗く辛い過去を記憶の底に押し殺して生きて来たレオンは自分達の人生を狂わせた帝国への復讐を目的とする冒険者パーティー【紅蓮】のリーダーになってしまうのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 00:24:39
56073文字
会話率:39%
横浜に住む十六歳の女子高校生、鈴木茉楠は江戸っ子気質な祖母と絡繰り仕掛けの白い鴉、ふたりと一機暮らし。人とは『何か』が違う風変わりな家庭で育ち、その違和感に疑問を抱きつつも、イギリス人の祖父が遺した遺言書の謎を解こうと躍起になりながら、マ
イペースに高校生活を謳歌していた。
遺言書の解読開始から十八日目の夕方、亡くなった祖父の身辺整理を終わらせるため、茉楠は祖父の書斎から一冊の本を取り出そうとするのだが……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 23:00:55
174193文字
会話率:44%
【旅立つ青年とバレエを愛する少女の物語】
有宮沙羅(ありみやさら)は高校入学を控えた十五歳の少女。
フランス人の曽祖父をもつスタイル抜群な沙羅は悩みを抱えていた。
「バレエを辞めたい」と、言い出せずにいること。
その上、父の転勤が終わり
、五年ぶりに戻った我が家は、何かがおかしかった。
近所の子供から覗かれ、クラスメイトからは入学早々避けられる。
沙羅は原因を知る。留守中に家を貸した間借り人のせいだと。
彼と話をつけるために会う決意をするが……。
彼は天使のような笑顔を持つ優しい青年だった。
名前は塔ノ森結翔(とうのもりゆいと)。十八歳。
サンティアゴへの巡礼を夢見ていた。
優しい笑顔と声で沙羅を呼ぶ結翔。
いつしか沙羅は彼に心惹かれていく。……。
☆沙羅はバレエに復帰できるのか?
☆結翔はなぜ旅に出るのか?
二人の心情と沙羅の学校生活を通して、お話は進んでいきます。
お楽しみいただけましたら、ブクマ、評価★等いただけますと幸いです!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 19:01:07
463783文字
会話率:27%
ロイズ・ウェルズ、人族、男、三十八歳。
そろそろ引退を考える歳の中堅冒険者である。
最後の一仕事と潜ったダンジョンで致命傷を負ったロイズは、命を繋ぐためにあるポーションを飲んだ結果、なぜかエルフ女性として復活する。
助かったのは良いけどな
ぜ?
こんな姿になって誰も自分と分からないのでは?
というか、貯め込んだ財産はどうなる?
最悪の想像に青くなるロイズ。
泣きついた(?)先で、ロイズはこれまでの平凡な冒険者人生から、どんどん乖離した生活を強いられることになる。
「ちなみにエルフは不老だ、つまり死ぬまで労働から解放されない。概ね千年。ようこそ魂の牢獄へ」
ロイズ改めローズの強制人生やり直しは、本人の意図せぬ妙な方向にズレて行くのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 18:00:00
371730文字
会話率:48%
日本陸軍の砲兵士官が、応仁の乱の十八年まえの室町時代に転生する小説です。
着の身着のままで転生するので、現代の知識を生かして、一から道具を作り、応仁の乱の勝者となり、海外に雄飛していく、そんなお話です。
最終更新:2024-11-16 15:38:56
851144文字
会話率:30%