善き神が光あれと言葉を発することで、世界は明るく照らされ、その美しき様相を現した。
その神は神子を通し、人々に生きるための力を与えたもうた。
神子は季節ごとに各地を巡礼し、訪れた先の満十歳になった子供たちに『成人の儀』を行う。
そして
神の教えを説き、神からの神託を通し、神から与えられた力を子供たちへ授ける。
平等に、一人につき一つ必ず与えられる力。
授けられた者が、最も得意とする技能。
それはやがて「スキル」と呼ばれるようになる。
人の子が生きるための指針となる「スキル」は、光を司る神が授けるに相応しく、人々が歩む未来を照らす、その道標となる。
スキルは人々の暮らしを活性化させ、豊かにさせた。
だがそれと同時に、「スキル」に人生を振り回される者も現れる。
恨む者も、また……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 00:00:00
20738文字
会話率:13%
連換術、元素を連換玉と呼ばれる宝玉に封じてエーテルを行使することにより元素の力を自在に行使する技術。
エーテルを知覚し元素の力を自在に操る者達は連換術師と呼ばれていた。
精霊教会が崇める聖女が生まれた街マグノリアでは、毎年の恒例行事となっ
ている生誕祭の準備が進められていた。そんなある日のこと。マグノリアに住む、連換術師グラナ・ヴィエンデは何者かに襲撃されているシスターの少女と邂逅する。
その少女は聖女が東方への巡礼より持ち帰ったと伝えられている聖遺物を所持しており、教会の過激派の命を受けた暗部の者から追われていた。
聖女の生誕祭を控えて賑わう街の影に忍び寄る暗雲。伝説が伝説で無くなる時、青年と少女がする決意とは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 13:27:19
295468文字
会話率:45%
初老にかかった旅寝駅夫と星路羅針が、ルーレットで決めた駅に鉄道で移動し、行き当たりばったりで観光し、グルメを堪能する。そんな紀行文小説です。
今日は西へ、明日は東へ、どこへ行くかはルーレット次第。泊まる宿も、観光する場所も、地元のグルメも
行き当たりばったりです。
世の中に紀行文は数あれど、想像で書いた紀行文はさすがに皆無でしょう。ネットと筆者の知識を総動員して、二人の旅を楽しみます。是非ご一読ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 00:00:00
763679文字
会話率:38%
病に侵され、一人寂しく世を去った香里 世梨香(こうり せりか)と言う名の日本人女性は、気づけば見覚えのない場所で、見覚えのない人達の列をぼんやり眺めていた。
そうこうするうち、如何にもお役所の人間と言った人物が近づいてくるのだが、何とそ
の背中には黒い、だけどこうもりのではなく、小鳥の翼がついていた。その男性からの指示に従ってゲットした数字の掛かれたカード。どうやら後はこの番号でどうこうするらしい。流れに身を任せるまま辿り着いた場所で意味不明の手続き(?)の後、担当者達と話した結果お願いされたのは、最早手遅れになりつつある……いや、既に壊れてしまった世界【セントマレンシスタ】への転生…。
更に更に魔王討伐でも、聖地巡礼でもなく、ゲームしててくれ……だった。
こんなの、転生するしかないでしょう!? 拒否る人っている!?
さて、それから先はどんな日々が待っているのやら……
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
※作者創作の世界観です。史実等とは合致しない部分、異なる部分が多数あります。
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体等とは一切関係がありません。
※リアル都合等により予告なしで更新不定期、且つまったり進行となっております。
※まだまだ至らなかったり稚拙だったりしますが、生暖かくお許しいただければ幸いです。
※御都合主義がそこかしに顔出しします。設定が掌ドリルにならないように気を付けていますが、もし大ボケしてたらお許しください。
※誤字脱字等々、標準てんこ盛り搭載となっている作者です。気づけば適宜修正等していきます…御迷惑おかけしますが、お許しください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 15:56:25
59460文字
会話率:21%
地殻変動により海の底に沈んだ街、フォルタ・リンブルフ。リンブルフの高台にある大聖堂は伝説上の生き物であるアオス・テンプクトゥを祀る宗教上重要な施設だった。危険なため禁足地とされ立ち入りは禁止されたが、潮が引いた時のみその大聖堂は姿を現し、そ
こへ巡礼者や盗掘者、研究者などが無許可で渡るようになった。そしてまことしやかに囁かれるようにそこでアオス・テンプクトゥを目撃したと言う噂がたち、王は事態を鑑み真相の解明と住み着いている生物の駆除を行うため、傭兵集団クラニオクリエーションと王立騎士団一個師団が送り込まれることとなった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 20:06:11
242966文字
会話率:49%
遙か彼方の未来、人類の活動圏が天の川銀河全土に広がって二十万年の時を経た時代。二度の銀河全土を覆う動乱の時代を経た人類は、局所的な紛争はあるものの比較的平和な時代を生きていた。人工知能に代表されるインテリジェンスビーングが高度に進化した時
代、それらに対抗するため作られた兵士ソルダ達がグラディアートという戦闘兵器を用い戦いの主役となっていた。
零・六合は一年半前、ある存在に敗れ旅の巡礼者となり戦いから身を引いていたのだが、旅の途中ボルニア帝国の内乱に巻き込まれてしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 14:36:29
227534文字
会話率:38%
魑魅魍魎が跋扈する其の國に一人の修験者が降り立つ。
徳(レベル)と行(スキル)を積み重ね、空と海の悟りを得たその修験者は『空海』と名乗る。
厳しい修行の果てに、仏身を我が身に纏う『入我我入』の能力を身に付ける。
其の地(死國)の魑魅魍魎の
首領『九尾の妖狐』は、死國に平和をもたらす空海を排除すべく、配下の死天王と共に空海に挑むが、空海が纏う大日如来の力によりその身を88に切り裂かれる。
切り裂かれた88の妖狐の破片は地下深く封印され、その上には封印の寺院が建立される。
それから、千年以上の時が経ち妖狐は再び世に出る機会を狙っていた。
それを察知した大日如来は、空海の意志を継ぐ若者達を今は四国と名を変えた其の地に導くのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 11:00:00
5513文字
会話率:11%
「気づけば、知らない世界で目を覚ましていた。」
心に傷を抱えた少女が、
小さな相棒ポコとともに、
世界の灯火を取り戻す旅に出る______
そこは、忘れられた記憶と感情が眠る不思議な世界。
失ったものと、
もう一度向き合うための“灯し人
”の物語。
※物語投稿サイトカクヨム、Talesにも並行して投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 22:00:00
33013文字
会話率:33%
聖女シイラはその資格を疑われ、新聖女との聖力比べにおいて敗北し、聖女資格を剥奪の上聖地巡礼の命を下された。
憤る侍女、付き従う護衛騎士、そして――内心で微笑む聖女。
三者三様に事情があるようで……?
最終更新:2025-05-11 18:10:00
14449文字
会話率:31%
【旅立つ青年とバレエを愛する少女の物語】
有宮沙羅(ありみやさら)は高校入学を控えた十五歳の少女。
フランス人の曽祖父をもつスタイル抜群な沙羅は悩みを抱えていた。
「バレエを辞めたい」と、言い出せずにいること。
その上、父の転勤が終わり
、五年ぶりに戻った我が家は、何かがおかしかった。
近所の子供から覗かれ、クラスメイトからは入学早々避けられる。
沙羅は原因を知る。留守中に家を貸した間借り人のせいだと。
彼と話をつけるために会う決意をするが……。
彼は天使のような笑顔を持つ優しい青年だった。
名前は塔ノ森結翔(とうのもりゆいと)。十八歳。
サンティアゴへの巡礼を夢見ていた。
優しい笑顔と声で沙羅を呼ぶ結翔。
いつしか沙羅は彼に心惹かれていく。……。
☆沙羅はバレエに復帰できるのか?
☆結翔はなぜ旅に出るのか?
二人の心情と沙羅の学校生活を通して、お話は進んでいきます。
お楽しみいただけましたら、ブクマ、評価★等いただけますと幸いです!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 19:02:11
514606文字
会話率:27%
ここは妖怪学園。あまたの妖怪の秀才が揃うエリート校。最近では国際交流も盛んで、海外からの留学生も多数受け入れている。そんな妖怪学園のメインはこれ『卒業試験』。一発合格なら、神仙になれるという極めつけ。優秀な先輩方が長年血の滲むような努力をし
ても開校から一発合格したのはたった7人。そのうち3人が一発合格したエピソードをお届けします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 18:00:00
3314文字
会話率:22%
⎯⎯これは、
“たったひとりの君”を読むために、
2000年を巡った物語。
最終更新:2025-05-08 10:10:00
905文字
会話率:0%
従者フランは諦念のあまりに死出の巡礼の旅路を歩むファルネイア図書館の学徒であった主に仕えている。
今日の宿はある修道院。そこで起こった失踪事件。
その解決のためには主が捨て去った過去と向き合う必要があり……。
筆者作の他作品「学徒
同盟」のエピローグ的作品ですが、読まなくても楽しめる作品になっている、んじゃないかと。
不定期投稿です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-07 16:13:26
8946文字
会話率:41%
聖女候補者の1人、リトル・キャロルは聖なる力を授からなかった。
代わりに手にしたのは『腐食の力』。
キャロルは立場を失い学園を除籍され、人目を避けて生きようとするが、次第にその奇妙な力が認知され始めてゆく。
一方で残された聖女達は『封印の
獣』が眠る聖地へと巡礼を始める。
封印の術を強め、その地の平和を願うのが巡礼の目的だが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 14:08:26
803168文字
会話率:43%
女神に愛された勇者が魔王を討ち果たす――。
語り継がれる伝説の時代から幾星霜、世界は再び終焉の時を迎えようとしていた。
そんな中、エルフたちが暮らす森にも異変が起き始め……?
森を救わんとするエルフの少女と、災禍と祝福を身に宿す巡礼者の女。
二人が歩む二つの旅は、果たしてどこへと向かうのか。
これは約束された終焉の時代で足掻く者たちの、希望と慟哭の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-05 22:00:00
581336文字
会話率:32%
漫画好きである高校生の樫山遥真(かしやま はるま)は友達から少女漫画を勧められた。
興味本位で了承したところ、クラスメイトである花丘莉香(はなおか りか)が会話を聞きつけ、話に入ってきた。彼女は遥真が片想いを寄せている相手だ。
「樫山君って
、少女漫画を読んでいるの?」
「読んでいます!」
遥真が勢いよく返事したのをきっかけに、一緒に下校したり、家に呼んだり、本屋に行ったり、昼ご飯を食べたり、聖地巡礼をしたりと、遥真は莉香との仲を深めていく。
少女漫画が繋ぐ青春の物語が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-01 19:21:17
147845文字
会話率:47%
村娘ジェーンは魔王討伐に沸く歓声の中、凱旋する幼馴染の勇者の姿を見て自身の前世というべき記憶を思い出す。
「あれ!?ここゲームの世界じゃん!!」
同時に自分が本来勇者にやり込み系サブクエストを依頼するはずだったモブだったことにも気が付いた。
しかし、肝心のサブクエストのキーアイテムは手元にある。
ということは。
「平和になったことだし、聖地巡礼しつつ私の手でサブクエコンプできるんじゃない??」
今村娘ジェーンの旅が始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-01 13:07:08
15600文字
会話率:20%
穢獣の生命力によって魔法が扱える世界。
生命力が付与された者は穢場を巡礼しなければならない。
その者らを巡礼者と呼ぶ。
生命力を巡って、様々な争いごとが巻き起こる。
それが、人間の性なのかもしれない。
最終更新:2025-05-01 08:48:45
49212文字
会話率:36%
世界には、かつて不老不死の呪いを受けた十人の魔術師がいた。
人の理を超えた彼女たちは、《惑星の魔女》と呼ばれ、時代の裏側に姿を消した。
そして千年後――
最果ての氷の地でひっそりと暮らすひとりの少女、ノア。
彼女は、呪いの中心にいながら唯
一“死ねる”魔女だった。
これは、そんな中途半端な魔女が、
世界の片隅でアイスを売りながら、ひとりひとりの魔女に“死を贈る”旅を始める物語。
旅の途中、ノアはひとりの青年を召喚してしまう。
異世界から呼ばれたその青年・拓真は、召喚時に肉体を失い、
ノアの魔力を宿して新たに“再構築”された存在だった。
魔女と使い魔。
ふたりの旅は、惑星の魔女たちの“生きてきた意味”を見つけ、
そして“幸せな死”を与えるための巡礼となる。
――これは、死を与える魔女と、彼女の力を宿した使い魔が歩く、
氷と魔術と祈りの異世界巡礼譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-28 00:43:10
14496文字
会話率:36%
曇天であっても晴天。降り注ぐ豪雨が流星群に見える。
その逆もある。
周りがどれだけ晴れていても、雨音が耳を打ち、蒸発した霧が立ち込める光景を。
此処は暴風雨の神が治める土地で御座いますよ。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に
思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
久方振りだかんな。歓迎してやんよ。
なんて、舌を出しながら言いそうなのは、ただ一柱しか知りません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-27 14:44:17
999文字
会話率:29%
古今、巡礼は私の楽しみの一つになっております。
ただ本日は何時も以上。何せずっと楽しみにしておりました展覧会が行われるので。
少しづつでも、貴方様の汚名返上、名誉回復が行われていた事、私も大変嬉しく思います。
注意事項1
起承転結はあり
ません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
今日も、推しが、本当に、尊い。
行って良かった。勇気出して行って良かった。
もう、本当に。買ったものもう、宝物にします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-05 14:01:03
773文字
会話率:0%
神さまがこの世に存在しているかどうかは分からない。
けれども目は存在していると感じる。
それは頻発に訪れる神社の御籤を引いたときから。
何故秘密をご存知なの?
神様だから。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し
訳御座いません。
注意事項2
ホラーなのか? と自問自答しながら、ホラーにします。
一般的に見たらきっとホラーだと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-15 18:19:02
960文字
会話率:0%