小説家になろう 勝手にランキング
小説家になろう の 非公式 ランキングです
純文学ランキング 201~250位
音楽を聴くのが好きな、どこにでもいそうな青年。どこにでもあるコインロッカーの中で暮らす、とても小さな少女。
二人の出会いが生み出すのは、どこにもない物語。
『まだきめてない』
幼い頃に問われた将来の夢。小さな嘘が少女に呪縛をかけた。
この世界に生まれたはずなのに、この世界じゃ生きづらい。居場所を求めて彷徨う苦悩と、見出した希望を描きました。
ミッドナイトノベルズにて掲載中の「高2で非童貞の勇者を目標にしてた(エロい)件」のエクストラ・エピソード第一弾として書き下ろした短編です。本編での主人公雲類鷲ペドの父親である雲類鷲カクの結婚時のエピソードになります。
ーー桜の木が緑色に色づき始める新緑の季節、飼い猫の死で途方に暮れていた主人公の元に謎の青年が接触してくる。
青年はどこかみたことがあって……?
謎の出会いにより、今運命の歯車が回り出す。
失った大切な人を連れて帰れる場所がある。だだしチャンスは一度だけ。
彼はうす汚れた洋式の便器に顔を突っ込んだ
その中は、エメラルドグリーン一色のシンプルな世界だった。
深く潜っていくと、彼女があの日のままの格好で、膝を両腕で抱え白い砂の上で静かに浮かんでいた。
彼は必死に手を伸ばした。しかし、彼女の足は白い鎖でつながれていた。
少しづつ彼の息が苦しくなっていく。
偉大なる虚無の死とは?言語の枠組みに収まる人知・社会・秩序の境界線・防壁に片足を残しつつ、言語に代わる鉱脈を辿りその壁向こうの言語化されていない未知なる地へ一歩踏み込む。進化を推し進める生命エネルギー(死霊の歌)の修辞・可視化・表現・共有は可能か?その智を移植する伝承歌。
舞台は江戸時代の駿河(するが)。加平は発話障害のある大人しい男です。旅の途中、籔から出てきたみすぼらしいなりをした男から一通の書状を手渡され、それを遠江(とおとうみ)に居る天田という人物に届けてほしいと頼まれます。お人好しの加平は訳も分からぬまま引き受けてしまうのですが、男が籔に逃げ込んだのち、その男を追っているという二人の侍(さむらい)が加平の前に現れて……。
212位 湖
霧に包まれた湖の桟橋で、姿を消した「彼」に再会する「私」。
「彼」はなぜ、いなくなったのか。
そして「私」は ――
これは夢か、現実か。
霧に包まれた不思議な物語。
駅の線路に人が落ちている。僕だ。時刻は朝七時。制服に身を包んだ学生達で、駅のホームはいっぱいになる。僕を見て、何かを口にする者、青ざめる者、ひきつった笑いを見せる者。それぞれがそれぞれの反応を見せる。皆一様に僕の事を見ている。
電車がやってきた。風を切り、唸りを上げて。
高い悲鳴が上がった。やばくね、と誰かが呟いて、後ろに下がった。
最近、よく死ぬ。白昼夢だ。
雪が静かに舞う小さな町に、男は最後の仕事をしにやって来た……。
215位 郷愁
疲れ果てた中年のサラリーマンに訪れた、少し不思議な話です。
投げ捨てた卒業アルバムが開き止まったページには、縦に四列、横に八列に並んだ小さな正方形のマスの中に将来への希望に満ちた笑顔を浮かべたクラスメート達が収まっていた。だがそのマスの中になんの感情も読み取れないひとりの男子生徒がいた。それは親友の青山幸雄だった。そこに写る幸雄の顔からは人間が持っている喜怒哀楽すべての感情がそぎ落とされていた。いま改めて見ると、その写真は幸雄の人生そのものを表しているようだった。写真撮影の一週間後に幸雄はこの世
を去った。親友がこの世を去ったときから、怜音が見る景色は、はっきりと変わった。人と接する時、目の前で笑っているこの人も明日突然消えてしまうんじゃないかという恐怖を感じるようになった。今から四年前、一緒に卒業するはずだった親友は、何を想い、どんな景色を最後に見たのだろう。折りたたむ>>続きをよむ
ザザァン、ザザァン。
静かな夢の中、海鳴りが聞こえる。
御影さんは男に縁がない。
バレンタイン短編企画作品です。
夫婦は月のない夜が嫌いだった。そんな日は決まって喫茶店に行くのだ。しかし、夫はそれに嫌気がして、夜を変えようと試みる。それが拳銃による喫茶店強盗だった。
はじめに
2016年末、宅配便スタッフが荷物を投げつけたりする事が話題になった。
でも、考えてみて欲しい。そのスタッフは確かに二度手間三度手間だったかもしれないが、その時間で給料が発生しているのだ。
私なら寧ろ、一件に配達するだけで一日が終わればそんな楽な事はなく、給料も満足だ。
近所の公園のベンチに座り、昔のことを思い出していた。妻が来たので思い出語りをした。
とつぜん作者不明の小説が届く。そこから現実と虚像の境界線は曖昧になり、私は猜疑心と忘却の波にのみ込まれてゆく。
『「またね」』シリーズのひとつで、時系列としては『苺』の続き。年末にボクがタマキに言った「ジャズ鑑賞会」を実施することになった。タマキから見た、ふたりの先輩(キミとボク)の人物像とタマキの心情。
* * * *
「二人だけだと、ときどきしんみりしちゃうのよねえ」
私には意外な言葉でした。
【 内容 】
ある男女が自分たちの生き様をどう変えて行くかを綴ります。
【 ご注意 】
15禁で、描写も思想も破滅的です。
※ エロティックな描写を含みますが、性交や性器の描写はなく未遂に終わります。
※ グロテスクな描写を含みますが、良し悪しを別に「治療」の目的になっています。
精神的な動揺を狙った思想をテーマとしています。描写自体も同じく精神的な動揺を狙っており、多少のグロテスク・エロティシズムを含んでいるために15禁としました。
多くの方にとって非常に不愉快な内容かと思います。繊細な方や不愉快な物に抵抗のある方は、絶対に読まないでください。私の力量は大したことありませんが、読んだことにより何らかの被害を被っても私は一切責任をとりません。
ホラーをモチーフに社会風刺をテーマにしています。そのため純文学系として「小説をよもう」に投稿いたしました。描写的に18禁にする必要は無いと思いますが……、どうなんでしょう。
【 その他 】
6年前に書いたホラー・オカルトをネタにした純文系の習作です。当時の社会に対する憂いを皮肉るつもりで書いていますが、今もそれなりに当てはまると思います。
習作ですので40字×40行の縦書きを想定しています(ルビはありません)。携帯やスマートフォンでは読みにくいと思います。
もし「ヌルいぜ! ここをこうしたら気絶してやるぜ!」って方がお見えでしたらご教授ください。悪魔の文章を書いてみたい(笑)
ご意見やご感想、お叱りは私のTwitterアカウントに直接お送り頂いても構いません。中の人は品行方正な平和主義のハズです(笑)
http://twitter.com/abismoreal
【 追記 】
※ 連載形式が好きですので1節ごとに投稿します。全4節ですが火曜日に終了予定です。
※ Wardからコピペしましたが、インデントが消えてる!!!これは読み辛いですね。字下げってどうやってコピーするんだろ……。
2018/08/26
数行の改稿およびインデント追加、スマートフォン用に段落分け折りたたむ>>続きをよむ
「あの山の上に、気味の悪い屋敷があるだろう? ローゼンブライト伯爵のお屋敷さ、あの屋敷の主人様は変わり者で、恐ろしい術の研究をしていて、時折人を攫っては実験に使ったりするって噂だよ」
いなくなってしまった姉を探しに、山の上の、気味の悪いお屋敷に行くルルファ。
そこには、少し替わったご主人様がいて──
※2016.8.1 加筆修正
今ものすごくトイレに行きたい。小便をしたい。思いっきりしたい。しかし、この場を離れられない。
未来のない今。
それでもなお、彼は次を期待させるズルイ男だった。例えるなら、去り際に香るコロンの様に、くすぐる様な魅力を持った男。
(本当に……ズルイ男よ)
一人涙した日から時は過ぎ、彼女は彼のもとへ赴く。かつて愛し、今は眠る彼のもとへと。
231位 手形
一匹狼の金融業者「金木」。
今日も闇金流の取立ての為に高円寺に舞い降りた彼に、思わぬ運命を提示したのは、今はもうない高円寺の平和劇場だった。
232位 若葉
人は痛みと共に生まれ、傷みと共に生き、悼みと共に死んで行く。人生に「いたみ」はつきもので、「いたみ」なしでは生きられない。「いたみ」によって引き合わされたふたりが描く、名もなき命の物語。
どこにでもいる40代の会社員誠はお金に悩んでいる。
「少しでもお金があれば…」それを見た神様が手を差し伸べた結末は…?
家族愛に号泣!!
携帯小説「野いちご」にても掲載しています!!
これは、とある県の裁判所で、無限の可能性を秘めていた一人の若者を自殺に追い込んだ罪で逮捕された男がパソコンで書いた日記として、検察側が提出した証拠の一部である――。
※この作品はフィクションです。
実在の人物や小説、サイトとは一切関係ありません。
蒲公英様の『かたつむり企画』参加作品です。
ある営業マンが突然の雨で逃げ込んだ軒先にいたのは、チョット気不味い相手だった。
雨で動きの取れない二人は……。
こんなことがあったような。なかったような。
なんてことない女子高生2人の「はじめまして」。
自分が求める幸せな風景を作り出すには、ピースが足りない。
誰より愛する女性と結婚したものの自分では彼女を幸福に出来ず苦悩する賢治。自分が歩むべき人生に悩む薫。自分の人生に足りてない部分を埋めるものを模索する香織。
『欠け』を抱えた三人の出会いは何を生み出すのか?
R-15 となっていますが性的描写とか残虐描写はありません。ただ、登場人物が抱える悩みが十五歳未満の方にはチョット、分かり辛いかもしれないという事で入れさせていただきました。
【欠けている】の続編となります。読まなくても大丈夫ですか、読むとさらに主人公三人の関係を理解できて楽しめるかもしれません
アルファポリスの方でも掲載しております。
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未来を見せてくれる不思議な店があるというが…。
許されぬ恋に悩む女子大生の美香が見せてもらった二つの未来。
そして、自分の選択した道。
その先にある本当の未来とは…
「大丈夫?」
突然暗くなる。僕は驚いて灰色の世界が見える場所に顔を上げる。
そこには黒色の長いさらさらとした髪、真っ黒のクリクリとした真ん丸の目。僕が初めて見るものだ。
僕は体を出来るだけそれに近付けるように壁に前足を付けてそれをマジマジと見る。
するとそれが僕を四角い世界から出した。そのままそれに抱かれた。
「君も1人か。」
温かい。それは真っ白い歯を見せた。一本無かったけど。
「君、冷たいね。」
ピンク色に変わった空を見
て、それの温もりに埋もれてみた。折りたたむ>>続きをよむ
吉田兼好の書いた徒然草。日本三大随筆と呼ばれる本著は国語の授業で目にした事があるでしょう。
でも皆、中身までは知らないはず。誰もが口を揃えてこう言います。
「何となく難しそうで読みづらいし、よくわからない」
そんな事は微塵もありません。徒然草は今で言う所の「おっさんの偏屈ブログ」なのです。
社会への愚痴いっぱい、下ネタ満載。今の日本社会にそのまま通じることが出来る、とっても身近なものなんです。
この作品「徒然ww2」
はそんな徒然草の各段を中学教師、卜部兼好を主人公に再構築した学園ドラマです。
思わず草が生えて、そして泣ける。そんな新感覚の徒然草をどうぞ。
原文は吉田兼好著、徒然草より引用しております。
【お知らせ】
前書きに徒然草の原文を、後書きに現代意訳を載せてあります。徒然草に初めて触れる方でもするりとお読み頂ける様になっております。
本作は京野うん子が書いた「徒然ww」の続編になります。本作のみでもお楽しみ頂けるようにしておりますが、前作をお読みいただければより一層お楽しみ頂けます。是非「徒然ww」もあわせてお読みください。折りたたむ>>続きをよむ
僕が考えたしょうもないショートストーリーを週一または二週間に一回あげていく場所です。
本当にしょうもないものがほとんどですが、たまに面白いものがあるかも。
一華が信じていた人に裏切られる。そんな時、姉のつむぎが住むスウェーデンねある町にしばらく滞在し、その町の生活を経験する。日本に戻り日常の生活に戻るが、トラブルが起こり、嫌なことや苦しみを味わうことになる。それは兄の光将が解決してくれるが、日本での生活に嫌気がさす。その時姉の旦那さんの友人から連絡があり、一華の進むべき道を示してくれる。
一華の未来はどうなっていくのか、そろそろお話を始めて行きましょう。
十歳年上の伯爵家の青年・公隆に恋をした、幼い少年・唯。
唯を弟のように慈しむ若き芸術家とのやさしい時間は、長くは続かなかった。
やがて公隆の政略的な婚姻によって破壊され、傷つく唯。
青年の妻の元夫が公隆に寄せる想い。
そして破滅と惨劇が同時に襲ったのちの、やさしい悲劇に唯は飲まれてゆく。
私、周愛玲は失恋の痛手を癒す為に妻子ある男とカナダへ感傷旅行に出かけた。その感傷旅行から戻ると、私は精神的にスッキリした。両親と芳美姉から提案のあった中国2号店の計画を、中国の春麗姉や樹林と推し進め、倉田社長にも、その協力をお願いした。そんな中、学友、渡辺純子と平林光男の結婚式に工藤正雄と再会。心が揺れる。倉田社長は台湾への輸出で苦悩する一方、私を中国に連れて行き、2号店の計画を実行させる。中道係長が、時々、私を誘う。欲張りの私は、男た
ちの欲望に振り回される。果たして私の未来は定まるのでしょうか。折りたたむ>>続きをよむ
長く付き合っていた男女の恋愛が、終わる瞬間を描いています。恋愛において、なぜ女性は、こうも猛々しく、なぜ男性は、こうも女々しいのでしょうか? ってな話です。
二つ上で中三の幼馴染、王皓也とは小学校に入ったばかりからの付き合いだ。でも、最近彼の様子がおかしい。 うるさくて能天気な陸玖と、無口だが頭が切れ、しかも優しい皓也。
台湾人の両親を持つ皓也と陸玖は、小さい頃から毎日お互いの家を行き来するほど仲が良かった。でも、皓也には誰にも言えない秘密があって――。
それは、同性で幼馴染の陸玖が好きだということだった。
うるさくて能天気な幼馴染×無口で優しい台湾人
果たして二人の関係は
いかに……?
※小説投稿サイト「エブリスタ」にて連載中です。折りたたむ>>続きをよむ
武士道と云ふは “人を殺す事 ” と見付けたり
幕末、上野の戦の最中でしょうか。
元服間際の武士の少年。父と兄とは、戦に出ています。
或る夜、少年にその祖父が士の道を説きます。
士(さむらい)としての覚悟とは?
ぎろりとした生々しい「士道」
それが少年に伝わるでしょうか。
作品は歷史的假名遣ひ(旧仮名)、康煕字典的字體(旧漢字)を用いて、近代文学の雰囲気を醸し出すよう企図しています。
なお、ルビをふんだんに振っており
、現代人にとっての分りやすさにも配慮しました。
初出:カクヨム https://kakuyomu.jp/works/16816927861250896623
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모든 것이 막막해서 답답한 오늘. 거무스름한 어둠 탓에 세상은 더러워졌다.
何年も前に、国技館からの大相撲中継に映り込んでいた少女がいた。僕は彼女と、思わぬ場所で「再会」することになる。