小説家になろう 勝手にランキング
小説家になろう の 非公式 ランキングです
純文学ランキング 151~200位
小さな頃から抑圧され自分を上手く表現できずに20歳になった主人公はうつ病になり一日中ベッドの上にいる生活を半年ほど続けていた。そんなある日、海で太陽のような少年に出会う。少年はパッとした笑顔で言った。
「じゃあ、ばかになってみる?」
「きっと楽しいよ」
そして主人公と少年は海に飛び込んだ。
国の端、海辺にあるその町にはとある物語が昔から存在した。
《人魚物語》
昔から住んでいる老人たちが知っているのは、古い人魚の物語。歌と養子に魅了され、海にひきづりこまれて死んでしまうという恐ろしいもの。
だけど、今この町で語り継がれているのは、憐れな人魚の悲しい物語……
この物語は、町に住む少女「シュテルン」と町外れに店を構える、「コラレ」この二人の……
ーー《憐れな恋の物語》
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Die L
iebe zu Blasenのリメイク版
https://ncode.syosetu.com/n3597hp/
【愛し(めぐし)】
意味:切ないほど可愛い、いとおしいことを表現する言葉
補足:「いたわしい」「かわいそうな」の意味もある。
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出会い系サイトで出会ったアラフォー男女の一泊2日お台場お出かけ。
「さて今夜はどう飲もう」
お酒を飲めなくなって四年。橋本ちかげが文章で空想する夜のお酒飲み。エッセイでも小説でもない、ただただ、美味しいもので飲む美味しいお酒のお話たち。
草薙紀由子は、美人でスタイル抜群、明るく気さくな性格で、運動神経抜群、その上、正義感が強いクラスの気になる存在。そんな、彼女の周りでは……、
草薙紀由子の存在を軸に、彼女の周辺の人達のモノローグを中心に展開していく連作短編集です。
156位 歩く
有希子、三十八歳独身。恋人と死に別れ、ひとり暮らし。
ある日弟夫婦から相談され、不登校の姪っ子を預かることになる。教員免許を持つ有希子を頼ってきたのだ。不登校の原因はわからず、姪の舞香本人も喋らない。有希子と舞香は、今日も朝の散歩に出る。
©2022 弓良 十矢
平成21年(2009年)4月、私、周愛玲は小さな商社『スマイル・ジャパン』に入社。『スマイル・ジャパン』は『スマイル・ワークス』の事務所の一部を借りて営業しており、男性ばかりで悩む。私は『スマイル・ジャパン』の倉田社長や浩子専務に、産業機械販売の他に、アパレル商品の販売をしてみたいと希望をかたる。社長と専務は、それを了承。中国への出店を計画する。ところが、『スマイル・ワークス』の人たちのセクハラなどあり、会社を辞めたいと思ったりする。斉
田医師の勧めで『ディプ・イン』に転職しようと、迷走したりする。また大学生時代の恋人、工藤正雄のことが、恋しくなったりする。その行く方は?折りたたむ>>続きをよむ
男が新卒風の若い女性にメンタルを拾ってもらったところから始まる話。
作者はこの後のストーリーを何も考えていません。プロットありません。イライラを吐き出したくてただ投稿しているだけ。完結まで書き終わってから投稿しろって話かもですが、ただ投稿したいので投稿します。連載に憧れての投稿。次で終わるかもだし、終わらないかもだし、エタルかもだし、予定は未定。←責任感無視な便利な言葉
古事記を現代風にアレンジしてみました。
作者の日本神話の勉強のための駄作ですがよろしくお願いします。
ちなみに。コジキとカタカナにしたのは神様の名前をすべてカタカナにしているからです。
160位 彼女
心に傷を抱える「彼女」と「僕」は、互いに惹かれ付き合う事になる。だが、幸せな時を過ごしながらも「彼女」の傷はそれを許さなかった...。これは、いつしかすれ違っていく二人を「僕」が独白形式で語る物語。
161位 命綱
死にたがりの命綱をいつの間にか握っていた。
自分がこれを手放せばおそらくあの人は死ぬのだろう。
死んで欲しくなかったからその縄を離さなかった。
だけど、あの人がもう生きていたくないというのであれば自分にこれを握り続ける資格はない。
生が苦しいのは知っている、死がある意味救済となり得ることも知っていた。
だから、心の底からそれを望んでいるのであれば、自分だけは笑って見送らなければならない。
だけどどうしてもその縄を手放せなか
った。
どうすれば、そう思った私の視界の端に先が尖った石がうつった。
それを左手でしっかりと握り締めて、振り下ろす。
痛みに笑う、こんなに痛いのに縄を手放せない自分に笑う。
きっと抉って抉って千切れてしまったとしても、自分は石を放り捨てて左手でこの縄を掴み続けるのだろう。
そうしたら次はきっと左手を噛みちぎって、それでもきっと縄は離せない。
だからきっとこれは持久戦で、緩やかな自殺になるのだろう。
不甲斐ないことに自分は死んでしまうその時まで、あの人のことを手放せないのだ。折りたたむ>>続きをよむ
ある日、会社の歓迎会でお酒に酔い、その酔った勢いで、ちょっと気になる後輩の茄子川君をお家にお持ち帰りして、茄子川君と身体を重ねた。
翌日の朝。
目を覚まし、ベッドの隣を見ると、そこには茄子川君はおらず。そのかわりに、何故か茄子がひとつベッドの上に転がっていた。
茄子川君の名前を呼ぶと、隣で転がっていた茄子が動き──────?
なぜ織姫と彦星の逢瀬を邪魔するように、雨が降るのか。もう一つの七夕の話。
ここは、とある北の地方都市の一角。そこで繰り広げられる“ビジン”と呼ばれた女を取り巻く日常。
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シャボン玉が飛ぶような日だ。そう言われたとき、いったいどんな日なのだろうかと想像を膨らませる。それは快晴の休日かしら、とりわけ多くの子供たちが公園で遊ぶ日かもしれない。もちろんこの答えには多種多様なものがあって然るべきではあるが、まず戦争とか盗み、政治家の汚職といったものを連想する方はごく少数だろうと思う。
いつも、ジーンズばかりはいているママが、今日は珍しく、スカートをはいてお出かけ。
あたしは、置いて行かれないように、慌てて後をついて行く。
ママ、今日はどこへ行くの?
聞いても、ママは知らんぷり。いつものことだけどね。
あたしの姿は、ママには見えていないんだ。
でも、べつにいいの。あたしは、大好きなママといつも一緒にいたいだけ・・・。
ちょっと、ファンタジーな、京都が舞台の物語です。
二匹の猿が突然に人語を獲得した。
意思疎通の喜びに浸ったのも束の間、群は人語を獲得しておらず、二匹は疎外感に苛まれることになった。
互いを「サル」「モリ」と呼び合う二匹は自分たちのように群の猿たちを"擬人化"させるため、大胆な計画を立てるが…
父親の理想に合わず孤独に生きてきた主人公扇ハルは、母親に背中を押され、東ノ都へと上京する。
勤め先で密かに煙草を吸っている際に出会った坊ちゃんが試験勉強をしている様子を見て、ハルは次第にまた勉強をしてみたいと思うようになる。
ハルは場所を変え、素敵な大家さんに支えながら試験勉強に全てを費やした。
人と出会い、秘密を共有し、冒険してみるハル。
桜の舞う美しい夜。ハルは走り出す。
現世界が何らかの理由で滅び、新たな人類がもう一度文明を築き
上げた第二幕世界のヒノモトで活躍した小説家、春野司(本名:扇ハル)の始まりの物語。折りたたむ>>続きをよむ
年少から出てきた俺は猫を飼うことにした。
俺は万丈。『バンジョー』って呼んでくれ。
こっちの『ハーーッ!』と威嚇しまくってるアメショーもどきがうちの猫。名前は決めてない。
『ネコチャンは愛を教えてくれる』
センセーはそう言ったけど猫はいくら尽くしても威嚇しかしない。……可愛くねぇ。
「――いつからそうなっていたのかなんてことはもう、どうでもいいんだ」
世界がゼリー状の物質になった終末のぐるぐる純文。
この作品はカクヨム・ノベプラ・自サイトにも掲載しています。
これまで出会った全ての人にもう一度会える道があったら、あなたは一歩を踏み出しますか?
交通事故で恋人を亡くした高校生の風見 琴葉は、勉強にも部活にもやる気が出ず、怠惰な日々を送っていた。そんなある日の帰り道、たまたま迷い込んだ住宅街で、不思議なアーチと一本道に出会い...。
176位 無知
いつからそうなったのか、どうしてそうなったのか、知っているけれど「誰も知らない」。
そういうことになっている。
不思議系低温純文。
この作品は自サイト・ノベプラにも掲載しています。
モンブランファンの人、ごめんなさい……(。>д<)
閉園のアナウンスが鳴り響く遊園地。迷子の女の子の前に現れたのは、一人のピエロだった。
パチンコ屋の駐車場で、おじいさんは小さな女の子、トモコちゃんと出会った。
その出会いは、とても哀しい物語の始まりだった。
背徳の懺悔を聞いた聖女が、明後日の方向に妄想します。
果てのない憎しみへの解毒があるとすれば、ただ一つ。深く傷ついても、侮辱されても、溝に捨てられても、何があろうと、それでも宇宙や自分自身に心から感謝をすること。何もかも赦すこと。人生においてはそういう初歩的なことすら分からない限り、先には絶望しかない。一途に愛するがゆえに魔女になり、不幸を招く。どうせ自分の人生には何の意味がないからせめて大切な人を守ろうというのも最大の誤解で、結果としてその唯一の希望を失ってしまう。そして、全てが自業自得
。折りたたむ>>続きをよむ
『輪廻転生の思想』
輪廻転生という現象があった場合、現世の幸福追求はどう考えるべきか。また、自分の輪廻転生は、前世の記憶がないため、確証を持たないが、輪廻転生自体は、人それぞれのものであるとする、思想的文章。
絶滅危惧種――ひとりぼっちのオオカミ。
その切ない想いを描いてみました。
生命とは、生きるとは。
苦しみとは、憧れとは。
自由とは、強さとは。
樋口一葉を扱うフィクションでは、完璧超人っぽいお姉さまとして描かれることが多い三宅花圃。
実際にどんな人だったのか、ファンタジー小説風に翻訳すると、こんな感じになります。
☆ ☆
家柄は元老議官の娘。
容姿は清純にして瀟洒。
学問は大低の分野に通じていて帝都の最高の女学校で主席争い。
詩文は歴史の教科書に名前が残るぐらい
これだけならば上流階級の淑女として問題なし。
問題がある要素はこんな感じ。
複雑な家庭事情があって放置児童
。
兄と一緒に男みたいに育つ。
泥水社会にも知り合い多し。
剣と魔法も得意。
喧嘩は買う主義。
お絵描きも本格的。
ギターの早弾きならば任せて。
お笑い大好き。
悪戯やりたい放題。
気を抜くと「下町の姐さん口調」でしゃべってしまうので、「心から善い人を相手に話したら失礼になりそう」とカホは悩んだりします。
そういう理由で仲良くなる相手は善人と呼びにくい曲者ぞろい。
その善人と呼べない人が、当時に宮廷一の美女と評判のエイコさま。
カホよりも年上ですけれども、エイコさまはカホの教え子です。
天才ちびっこ先生としてカホは年上の貴族の姫君や奥方を家庭教師していました。
そして、教え子たちの家庭に愉快な庶民の芸能を持ち込んでいました。
当時のカホ先生は子ども。
しつけに厳しい貴族も、お姫さまたちがカホ先生と一緒になって遊ぶことには苦笑いするしか。
カホも年頃になって社交界にデビューすることになり、エイコさまをはじめとする教え子たちが大喜びしました。。
大きくなっても、国家レベルの天才ぶりを問答無用に発揮しつづけるカホ先生、
教え子たちにとって自慢の種になっています。
━━あたし達はカホ先生のことならカホ先生が子どもの頃から知っています。
「今度はあたし達みんなで先生のことを教えてさしあげます」
「面白がっていませんから」
☆ ☆
そういうひとが女学生時代にどんな小説を書いていたか興味ありませんか?
彼女のデビュー作『藪の鶯』
当時の文化や風俗を知らないと楽しめない部分が多いので、そのあたりを解説しながら、現代の読者にも楽しめるものにしてみました。
* この速品はPIXIVにも掲載しています。
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メスガキは負けると、発情メス犬奴隷になっちゃうから、勝ち続けるしかないのである! でも本当は、つよつよ〇〇〇に負けて、お仕置きされたいだけの健全で純粋な子なのであった!
一話1,000~2,000文字程度のド変態。
シリアス×ダーク×コメディ×ハイファンタジー
悪いやつらは、だいたい友だちっ><
略称は「メスのわ」ですっ><
不健全ってなんだろう――。僕は考えごとが好きでいつもそんなことを考える。いつも答えは見つからないか、適当に終わらせるのだけれど。学校はどこか居心地が悪くて、あっちやそっちへと、さ迷うしかない。
聴覚を失ったファゴット吹きの少年が過ごした、寂れた海辺町での半年間の話。
公園の街灯が温かそうに見えて女は思わず手をかざしてみたが、期待はずれで……。
そんな気分のあちらこちら。
「マグネット!」三題噺コン提出作からの転載です。
お題「みかん」「電気」「公園」3000文字以内
にけ作:なろう アルファポリス マグネット掲載