小説家になろう 勝手にランキング
小説家になろう の 非公式 ランキングです
純文学ランキング 51~100位
妻に不倫され裏切られた主人公は、狭いマンションのベランダ横・・・そこを主人公は「縁側」と呼んだ。その縁側で、残酷な時を過ごしていた。と、妻の不倫相手の若い刑事が現れ、主人公は殺害される。されるのだが、殺害されて死体になって、はじめて主人公は生き始めてしまう!マンションを嵐が襲い、水害で水没するのだが、そしてマンションは倒壊してしまうのだが、主人公は、瓦礫を吹き飛ばして、蘇生する。それも死体として。最低な蘇生なのだが、主人公は、その最低な
境遇に対し、ゴダールの映画の名セリフ「最低って何のこと?」をぶちかまして応戦する。そして「人生」を始めるのだった。結論は、酒と同じで、人生は、なかなか、やめられない!というものだった。
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実験小説。超スローテンポから超アップテンポへ。音楽の話とこの実験を混ぜられたらかっこいいんだろうなぁ。
電車でふと見かけたコケティッシュな女。
まったく見知らぬ女であったが、どちらともなく誘い誘われ……、そして駆け引き。
男と女の一つの小さな物語。
美しい歌声に惹かれ、隣家の庭に忍び込んだ少年・和紗(かずさ)は、鯉に餌をやるオッドアイの少女と出逢う。
春になると思い出す。淡い想い出。
この作品は、銘尾 友朗さま主催の『春センチメンタル企画』参加作品です。
東京駅から夜行バスに乗った私は変な男に遭遇した。私の傍の窓際に座った男だった。何やら、ぶつぶつと独り言を呟いているのだ。まるで、誰かに語りかけているような口調だった。はた迷惑な、うざい男だと思い、私は注意しようとした。
即興小説トレーニングhttp://sokkyo-shosetsu.com/で書いたものです。
陶芸家である私は、中々いい作品ができずにうなだれていた。毎日夜遅くまで制作したり、時には徹夜で制作するものの、やはり納得できる作品は出来上がらない。そんなある日、私は夫の勧めで気持ちをリフレッシュするために家の近くを散歩することにした。
東京大学に通う「私」は、夏季休暇を利用し単身京都へ旅に出た。観光地や名所を巡る。カバンにユーモアを詰め込み「私」が「私」と向き合った。目に見える京都の景色は、私の心の鑑であった。
かつて星が好きだった少年の甘くて切ないラブストーリー
中学二年生の夏休み始め、小さい頃からお世話になっていた近所のお姉さん、佐嶋藤子(さしまとうこ)さんが事故で亡くなった。唐突に舞い込んだ訃報、なぜか僕の目は乾いたままで、悲しさというものが込み上げてくることはなかった。
僕、谷田佑介(たにだゆうすけ)は藤子さんとすごしたとある冬の日をふとを思い出しながら彼女が天に昇っていくのを見送る。
※同作品をカクヨムにて掲載中
中学に上がったばかりのまだ幼さが残る少年少女の恋愛模様。
アメリカの中学校を背景に幼い恋心が交錯する。
いつも、考えるんだ。オレはどうして生まれてきたのか。オレはどうして生きているのか。
誰もいなくて、人目を気にしなくていい放課後のがらんとした教室で、答えなんて描いてくれない黒板を見ながらひたすらに考えていると、
やたら五月蝿い雨が、降ってきた。
オートバイから漂うアロマの香り。夏が終わり始める頃、奈美子は春のできごとで変わるこれからのことに思いを巡らせる。
昭和の初めの東京湾。
浅瀬に脚立を立てて一人の釣り師が青ぎすを狙って竿をふる。
呉羽道弘はいたってどこにでもいるような高校球児。
速球の球速は130キロを超えず、変化球もまともに投げられないが、そのくせ「投手たる者云々」と格好つけることだけは忘れない。だが、彼以外にまともな投手がいなかったため、新設2年目の中垣内商業高校において1年生でありながらエースの座を手にしていた。
ところが、野球部のマネージャー・氷野朋子にケガを治してもらった超高校級の左腕・水走有也が入部してくると状況は一変。投げてよし打ってよし守っ
てよしの水走に平凡な呉羽は圧倒され、あっさりエースの座を奪われてしまう。
危うく腐りかける呉羽だったが、氷野に「あんたはそんな程度だったのよ、だからあんたなりにチームに貢献しなさい」と叱咤激励され、また水走にも助言をもらったことから、投手としてではなく『作戦面』でチームを支えていくことになる。
はたして1人を除いて実力のない野球部が甲子園に行けるのか(完結済)。折りたたむ>>続きをよむ
しゃべる機械と、ぬいぐるみと、旅をする少女の話。
旅の途中で見つけた、青と赤の薔薇が巻かれた家。
その薔薇を配る大きな国、その薔薇をもらう小さな国……。
少女が見つけた残酷な真実とは。
自サイト「そしてオオカミは泥棒になった」に2005年ごろ載せた作品。
学校に行かなくなったミクは、自分の部屋のベッドの上で、だらだらと日々を過ごしている。夏の蝉の声が聞こえはじめ、学校に行かなくなって4か月経ったことに気付く。友人のトミちゃんがお見舞いに来ても、話半分に受け流し、学校のことは何も考えなかった。ただ、2か月前から付き合うことになったシロのことにだけは、耳を傾ける。「別れろ。」とトミちゃんは言う。別れる、ということについて
、ミクはぼんやりと考えはじめる。折りたたむ>>続きをよむ
搦め取られる。
ピアノと音とアイツと。「金魚すくい」の二人ですがこちらだけでも楽しめます。二人の付き合う前。
黒髪の彼女シリーズ。
「奇妙なこと」とは何かを問う。
今回の彼女はいつもと一味違う……!?
一人きりの部屋で女性が失われたものを挙げていく『壊れている時計にかんしていえること』
自分の人生を青年が見つめる『靴跡』
歪んだ家族の形を描いた『惑乱』他、全235編の短編集です。
結城家には三つ子の姉妹がいる。勉強はできるが気の弱い長女の晴夏(はるか)、何事も動じない次女の立夏(りっか)、漫画家を目指す末っ子の舞夏(まいか)。それぞれ性格も通う高校もまるで違う三人は、厳しい祖母の壱夏(いちか)ばあちゃんと家族四人で暮らしていた。そこへ東京で画家として成功していた遠縁の月宮蒼司(つきみや・そうじ)が訪ねてきて、離れにアトリエを作って居候することに。蒼司は世に言うイケメンというやつで、どこへ行っても女性トラブルが絶え
ない。そんな蒼司を嫌っている立夏は何とか蒼司を追い出そうと孤軍奮闘するのだが……。
※高校生の恋愛×青春ものです。過激な描写はありませんので安心して読めます。折りたたむ>>続きをよむ
私の共犯者になってくれる?
アルバイトで食いつなぐうち、持月は二十九歳を迎えていた。
同僚の綾香は彼氏持ちだが、彼らは秘密裏に関係を結んでいる。
持月はある日、高校の同級生だった嶋田から同窓会の誘いを受けた。行くつもりなど端からなかったが、参加者の中に百瀬の名前を聞いて彼は驚きを隠せなかった。
ーーあの日。彼女の秘密を偶然垣間見た持月は、罪の味と出会った。それは蜜のように甘い体験でありながら、同時に彼の心を蝕んでいった。
甘い香り
、苦い記憶……。
高校時代の淡い初恋の想い出を未だ消化することの叶わない持月は、その頃を思い返しながら今と向き合う決心をする。折りたたむ>>続きをよむ
三年間恋をしていた相手に浮気されたあげく捨てられた主人公は、元カレが浮気相手と同棲している町から引っ越そうと決意するものの、部屋は永遠に片付かないまま引っ越しの前日を迎えていた。
手伝ってくれている友人がコンビニへ出かけていき、主人公は片付けの終わらない部屋に対するあきらめ半分、そして息抜きの休憩半分の気持ちで開けたベランダに、アボカドが落ちているのを見つけた。
それは二人が付き合ったばかりのころに食べた思い出のアボカドの種だった。
若き愛国の士、佐渡 美国(さど びくに)。
真なる大和撫子、日埜 円(ひの まどか)。
将来の模範的夫婦と綽名された二人の離別は、円の自殺によって齎された。
「僕はこの国を愛するように、円を愛していた」
そう言って憚らない美国であるが、円が命を絶った原因がその愛ゆえであったと明らかになったことで、美国もまた志半ばでその生涯を終える。
しかし美国の愛国心は、美国が死してなお、轟くことになる。
何をやってもうだつが上がらない、教師である僕。現国の佐内先生に恋をした。デートに漕ぎるつけるも何度も失敗。
でも最後のチャンスがやって来た。それは他人任せの大一番。
noteにも投稿しています。
https://note.com/yagicowcow/m/mefbcda0b8cca
普通の人と同じように振舞うが、本当は意識や感情や感覚が無い「哲学的ゾンビ」。
そんな「哲学的ゾンビ」に興味を持った小野寺は、「哲学的ゾンビ」を探し続けた。そしてついに「自称哲学的ゾンビ」を見つけ出す。
小説「風ウマレ空」の番外編
リアルな異世界が広がっている。神秘のヒマラヤトレッキング短編冒険譚。
この作品は「美味しい料理動画サイト ウマレ」にも掲載されています。
URL:https://umare-news.com
昨夜、流れ星を見た。ボブ・ディランの「シューティングスター」のように、君を想った。君が望む大人になれたか、考えた。
2人は温泉旅館にいる。それは、前から計画されていたデートプランである。ただ、そのプランの締めはありえないものだった。桜が季節を感じさせる3人の話。
久しぶりに会った姪っ子がギャルになっていた!
気の弱い和子は姪っ子と太った親子の口喧嘩を前に呆然としていた。
「このコジキがよぉぉ!」
「んぎぃぃ!社会のゴミのくせにぃぃ!」
……助けて。
タナカの住むマンションは、絶対晴天都市と呼ばれる『ハレルヤ』の中にある。
なぜここが絶対晴天都市と呼ばれているのか、それは標高にある。標高十五キロメートル。この高さになると完全に雲の上なので太陽を遮るものは何もない。曇りも雨も、雷も存在しない。いかなることがあっても晴れ続ける都市。未踏の地を失った人類は、自らその場所を創り出した。
とはいえ、そに住む人々は、何か特別なことをしている訳ではなく、特別な地でありふれた生活を営んでいるに過ぎな
かった。
タナカもその一人。タナカはその夜も暖かい屋内で趣味のオンライン将棋を指していた。折りたたむ>>続きをよむ
主人公の『僕』はコンビニで働く就職浪人。
ある日、一人の少女がコンビニに訪れる。
彼女はいつも黒いイヤホンを耳に着けていて、何を聞いても一言も話さない。
そんな彼女のことを不思議に思っていた僕だがあることをきっかけに彼女の秘密を知る。
うちのワイパーちゃんたちが頑張ってたので誉めてあげたくなったんだけど、どうしてこうなった。
魔法少女のコスプレをした少女たちの夜の祭り。ショートショートです。
夏休み、俺と友人のしゅうは青い蝶に誘われてまむしの森へと足を踏み入れた。
不思議な桜の木の側で出会った感情のあまり出ない女の子と特別な雰囲気を纏った新人の警察官。
惹かれあい幸せな日々を送ったのも束の間、
儚げな秘密が悲しい恋を連れてくる。
春が終わる前に愛しい人のためにできること
「おい増田、会議中に寝るな」
昼休みが終わる13時ぴったりから開始の会議中、あまりにも眠たくてうとうとしていると目の前のノートパソコンから課長の怖い声が聞こえた。寝ていたのがバレたらしい。
在宅ワークが浸透した今、うちの会社の会議は基本的にWEB会議だ。謝らなくちゃと思いノートパソコンの画面を見て私は絶句した。だって課長の姿がゴリラになっていたんだもの。
死んだ後にも世界はある。
死後すぐに人は裁判を受けなければならない。
まずは宗教にわけ、国に分け、いろいろと分けたのちに転生か償いか、天界の仕事に着く。
天界の仕事に着くためには相当優秀な人しかなることはできない。
これは、天界である部署で行われる罪の制裁の物語である。
「人は平等であるはずなのに何故格差がなければならないのか」
胸に抽象的煩悶を抱えた青年は、その煩悶ゆえに友達も少なく孤独であった。
そうした孤独な日常を送っている青年イナセは、せめていささかでも世間と社会的関係を結ぼうと思い立って、風俗へと足を運ぶ。
そこで出会ったナツキと交際することのなるが、嫉妬深い数少ない友人であるタケシと対立することになり、一悶着することになる。
死に触れて、死に揺れる、少年少女たちを描いた短編集です。
「人間を返せ」、どこからともなく現れた奇妙な男の着けたゼッケンに書かれた言葉の意味とは何か。
あなたは在宅起訴されましたと告げられる。
「美を追い続けると死に至る」. 美に取り憑かれた画家. 美学の憂鬱. 《選ばれて在ることの恍惚と不安 二つ我に有り》(ボードレール). 私の絵は壁に掛けられることを拒絶する。
ついに神様はキレた。年々、増加の一途を辿る自殺者数。なぜ、愛し子は死ぬのか。そう考えた神様はとある策を打ち出した。
それは“生まれる前に人生設計を行う”という前世ポイント制。人生のポイントによって人生を設計し、自殺者を減らすことを目的に作られた策はたった25年で破綻する。人生設計を生まれる前に行っても神の愛し子達は人生の荒波に耐えきれずに死んでしまう。悩みに悩んだ神様はこう考える。
“なら、直接人生を助けてくれるオプションをつけたらい
いんじゃない?”
本当に神様がそう思ったか定かではないが前世ポイント制に引き続き、とある策が講じられた。
その作戦こそ……
“人生応援オプション”
人生を生きるために必要ではないけれどあったら助かるかもしれない。死にたくなった貴方に届く応援オプション
辛くて、どうしようもなくなった貴方を励ます声が聞こえてきたらそれが人生を応援してくれるオプションです折りたたむ>>続きをよむ
女優であり小説家である女、嘉代子。
その恋人の女、セイラ。
二人にはある約束があった。
【お互いに触れてはいけない。】
キスもハグも出来ない関係に、嘉代子は葛藤を覚えていた。
そんな中、嘉代子に一人の男が近づいてくる。
これをきっかけに、二人の歯車は狂い始める。そしてこのルールの真実を知ることになる。
触れ合うことの出来ない恋人同士に、愛は存在するのか。
※ この物語はフィクションです。実在の人物、団体などとは一切関係ありま
せん。折りたたむ>>続きをよむ
80sの虚像に思いを馳せて セックスファンタジー/t e l e p a t h テレバシー能力者
表向きは治療魔術師、裏は拷問官。
そんな男はある日『およめさん』を買った。
実の母親に幼少期に捨てられ、香苗おばさんに育てられた由紀。
そんな彼女が人生を懸け、本当の『愛情』を求めた先には...
恋人への些細な衝動は愛から来るのだろうか。だとしたら、愛は押し付けがましいものだ。
彼の優しさを素直に受け入れられない主人公と、ただ真っ直ぐに彼女を愛する彼氏。愛、故に揺らぐ大人の恋愛小説。